2012年12月27日木曜日

2013年もSHIVで駆ける!

本日でスペシャライズド・コンセプトストアでの2012年内の勤務が終了しました。
BG FIT、ペダリング&心拍講座など各種イベントでのご利用ありがとうございました!

明日の打合せで年内のお仕事終了です。

来年も張り切って仕事します!



写真はIRONMANコナ、海からの風が強かったクィーンKでのライドシーン、
バイクが振られないように、前乗りからやや重心を後、中心付近に戻して、
安定性の高い姿勢で突き進んでいます。

52x15~16Tくらいで概ね90rpmでしたので、
37~39km/hでの走行となります。

TTバイクでのエアロバイクはワンポジションと言われますが、
サドルの座る位置とエアロバーの持つ位置を微妙に変えることで、体の前後位置や、
角度を変えて、横風、追い風、向かい風、荒れた路面、綺麗な路面、登りに下り、
緩いコーナー、など様々な状況に合わせることも出来ます。

ぎりぎり維持できる限界に近い前傾よりも、少しだけ余裕を持ったほうが
その状況対応がしやすくなります。


そんなアドバイスも含めての、トライアスロンバイクSHIV試乗会が
新年早々開催されます!


スペシャライズド・ジャパンの地元厚木で、周回のしやすいルートで
トライアスロンショップなど一部の限られた方のみ機会ですが、
せっかくならばということで、こちらでも告知させてもらいました。

自分は2013年前半に、宮古島、IRONMANケアンズに出場しますが、
ロングを考えるならば、機材で得られるメリットを享受しつつ、
トレーニングに励めば、成果が得やすいでしょう。

長時間、同じ姿勢をとり続けることになるので、身体と気持ち、操作の僅かな余裕が
負担を大きく減らしてくれます。

2013年キックオフのタイミングでぜひ一度、SHIVを体験してみてくださいね~




2012年12月26日水曜日

久しぶりのジムトレーニング

今日は早朝から、トライアスロンLUMINAの連載「トレーニング探訪」にて、
トライアスロンの老舗、チーム・ケンズの一般アスリート向けスイムに参加してきました。

詳しくは誌面に譲るとして、今年一年、トライアスロンのためのスイムを
トレーニングしてきて、初年ということで伸びてきましたが、
来年にも向上していくために
末端より中心を、小より大をと、基本に立ち返るとても良い機会でした!



夕方からは、こちらも基礎が大事と、ゴールドジムへトレーニングへ赴きました。


現役時代は頻繁に通っていまして、基礎筋力とそのバランス、
自転車との動きと負荷のかかり方を考慮して、メニューに取り組んできました。

来年、バイクでもパフォーマンスを発揮するためにも、とその当時のメニューを
やってみましたが、全然無理でした。。。

まあ当然なのですが結構ショックです、が、
それはそれ、出来ないことを認めて、出来るようになっていくことが、
スポーツの楽しみです。

バイクでのトルク強化のための股関節の進展と、ランでの怪我防止、
スイムでの肩甲骨の稼働の確認、を考慮しながら、取り組むメニューを決めてきました。

1~2月は、週2回は負荷をかけに行けるように、トレーニングと生活全般を
見なおしてみたいと思います。

トレーニング後にプロテインを飲むと、生きているな~なんて思ってしまうところが、マニアか。


ジムの目立つところには、こんなディスプレイも。


おお、スペシャライズドのロードバイク!
近くで試乗会が開催されるそうです。


ジムで鍛えた能力をせっかくだから活かしていくための提案でしょうか。

今日のように風が強く寒いと、ジムの中は楽園でしたが、
やはり外での活動が最高ですからね~









2012年12月25日火曜日

山を楽しむ!

週末はMTBライドで山を楽しんできました!


視界を遮る樹の葉が落ちたことで得られる冬の360度のパノラマの絶景!
人気のない凍える山の中、霜を踏みしめて登っていけばこその楽しみです。


人里からバイクでアプローチできるのがいいところで、
かなりダイナミックなルートで山を満喫できます。

とりつくには、ヒルクライムも当然あります。
久しぶりに長いクライミングをしたのですが、
股関節伸展筋群が相当低下していて、トルクがすっかりと細くなっていて、

愕然としました、こりゃ本格的に筋肉もつけるようにしないと。。。


ピークではジェットボイルでお湯を沸かして、カップラーメンで暖を取り休憩。
最高の場所で食べれば、最高に美味しくなります。



下りも安全に注意しながらゆっくりと走りましたが、
気をつけていても落枝が、リアホイールに絡まり、
チェーンがとられ、リアエンド破損の憂き目に。

先日スペアエンドを使ってしまったので、今回は持参していない時に。。。

仕方なく、携帯工具でリアメカを外して、チェーンを切り詰め直結して、
ペダルを回して進めるように応急処置をしました。

そんな不安な中でも、一緒に走る仲間がいるので安心です。

シングルスピードになってしまったので、ダンシングやスピードを殺さないような
スムーズな走りをしても、それdめお押しと担ぎが増えてしまいますが、
それでも下りは楽しく、ウハウハでした。

山は良いです。

しかし、山を楽しむには、体力もそうですが、知識、経験、装備、そして仲間、
この5要素を揃えられるかどうかにかかっています。

ちなみに、帰りの舗装路は 38x25T でのシングルスピードなので、
ロードで言えば、インナーxローのみで30km巡航しました。

ケイデンスで言えば、ずっと120~150rpmで走るようなもの、
とても大変でしたが、アクシデントもまた楽し。



その時は、HTでしたが、トレイルといえば、スタンプジャンパーFSR!
29とは思えない、軽いハンドリングとコントロール性でライドがより楽しめること、
うけあいですね。

テストバイクをガンガンと乗ってみて、以後、紹介していきますね~

2012年12月22日土曜日

来年の挑戦!

ついに来年のトライアスロン宮古島のエントリーが決まりました!

今年は、トライアスロン初挑戦の年として、最大目標のコナ、
IRONMANワールドチャンピオンシップのフィニッシュも果たし、
最高の達成が出来ました。


未経験、つまりゼロから、フィニッシュ、1にしたということで、
小さな一歩ですが、とても大きな一歩でした。

来年はもう初挑戦ではありませんので、フィニッシュ、ではなく、
過程と結果に対しての挑戦になります。

そうなると、自分の場合はやはり、バイク!
サイクリストとしての自負もありますから、バイクパートをより速く走りたい、
という欲求がふつふつと湧いてきます。



もちろん、スイム、バイク、ラン、すべてのトータルパフォーマンスこそ、トライアスロンであり、
スイム、ラン、での伸びしろが、自分にはまだまだ存分にあるのも分かります。

ですから、そこは今年にプラスアルファを加えていくことで、その伸びしろを引き出せると
考えています。

ですが、バイクは今までの貯金で走っていたのも事実。

仕事で乗ることがあるから、ということで、忙しかったこともあり時間をあまり割けませんでした。
しかし、それでは、バイクの向上はありません!

よりバイクを速くなるために、現役時代同様に、しっかりとしたトレーニングを積んでみたいと
思います。

まずは、時間の捻出からはじめないと。。。

初挑戦でフィニッシュを目指す段階では、ある時間で出来るだけ、というトレーニングで、
レースは時間よりも完走、が目標となりましたが、
来年は、出来る限り時間を作って、濃いメニューを積み上げるトレーニングで、
タイムの向上を目標に頑張ります!

「有言実行」

公言してしまえば、もう後戻りは出来ません。

宮古島では天候などのコンディションによりますが、3時間台でバイクを走りきれるように、
38km平均で150kmを走りきれるようになりたいですね。

IRONMAN70.3シンガポールでは、90kmを40km平均、
IRONMANコナでは、180kmを36km平均で走っています。

簡単ではないですが、やれば出来る目標設定だと思います。

バイクで速く走るには、少しでもスイムを速く上がり、マイペースで走りやすい条件を
作り出さなければなりません。

また、せっかくバイクが速いのならば、ランも速く走り、フィニッシュも速くしなければ
勿体無いです。

となると、やはり、トータルパフォーマンスアップ。

自分はバイクを速くなることで、トライアスロンのパフォーマンスアップを実現したいです。

バイクが速くなったら、バイクイベントにも積極的にも出たいですね、
スケジュールが許せばヒルクライムにもまた出たいですし、
登れるトライアスリート、泳いで走れるサイクリスト、よろしく、
枠を越えたマルチエンデュランスを広めていけたらいいなと思っています。

もちろん、オンロードも、MTBでのオフロードも!

来年のトレーニングプランを考えているとワクワクしてきました~




2012年12月19日水曜日

あと2ヶ月で速く走りたい!

先週末はお台場EKIDENは5kmを走ります。

短いから”楽”、なんてことはなく、
短い分、速く走らなければなりません。

短距離の速度を上げることは、とてもむずかしいです、
それは自転車も同じですね。

長距離を走るときは、持久力と、経済性が必要になりますが、
距離が短くなればなるほど、神経系、動きの速さ、が大事になってきます。



こちらはお台場EKIDENのレースデータです。
雨が振って路面がすべりやすく、アンカーのためたくさんの前走者を
コーナーやクランク状のセクションが多数のコースで抜いていきますが、
速い人はやはり速いタイムで走っていましたので、
まあ、誤差の範囲としてもいいでしょう。

1kmあたりの最速は 平均171pm 3’45”ペース 95rpm 140cm となります。




こちらはそれに先立ち、1週間前に1kmINTVL5本を行ったデータです。

この時の最速は 1kmあたり 159pm 3’34” 141cm




さらに前日に1kmINTVLを4本したデータです。

最速は 1kmあたり 3’34” 169bpm 98rpm 142cm

ストライドは速度と比例して結果的に大きくなっていくと思いますが、
ピッチが3分台で走ろうと思うと、95rpmは保たなければならないようです。



そして、これが今年2月の三郷ハーフマラソンのデータです。

やはり、後半に向けてピッチが落ちています。

序盤は95~97rpmなので、2ヶ月後のこの大会でパーソナルベストを更新するためには、
このピッチを高く保てるように練習をしておくことが必要になります。

速く動かすのは、まさに神経系の開発になります。

速く動かすためには、当然速く動かさなければなりません。
力を抜いて、スムーズな動きを身につけられるように。

かなり苦手な分野ですが、出来ていないことは、やっていないから、出来ない!

張り切って取り組んでみます~





2012年12月17日月曜日

お台場ラン、ラン

土曜日は「お台場EKIDENフェスティバル2012」にゲスト参加してきました。
東京オリンピック招致の一環としての意義もあるこのイベントには、
多くのオリンピアンが一緒に走り、スポーツの魅力を伝えていました。


キッズレースには高橋尚子さん、Qちゃんが楽しそうに走っていました。

このころは雨も何とか持ちこたえて、寒いながらも気持ちよさそうでした。



そして、いよいよEKIDENスタート時刻が迫ると雨は本降りに。。。

しかし、オリンピアンは皆さんこの笑顔です♪


EKIDENは5kmx5人でタスキをつないでゴールを目指します。

冷たい雨の中、ランシャツランパンで激走のシリアスランナーチームから、
お祭りムードの仮装ランナーまで百花繚乱でした。

やはり女性ランナーが多いですね、バイクとは比率が圧倒的に違います。


そんなかな、”女性”ウルトラエンデュランスなアスリートと思しき方も
マスクマン?!ランナーとして楽しんでいました。

これ意外と寒さ対策で、有効だったかもw

自分はアンカーで、自分なりにベストを尽くして走ってみました。
身体が固くこわばり怪我に気をつけながらも、
普段やりつけない速いペースはきっつ~い、と脳内でリフレインするほど
最後は追い込んでゴール。




ガチガチ震えながらテントに戻りました。
MC白戸タロウさん、そしてオリンピアンのトライアスリートである
田山選手、細田選手はもう綺麗サッパリ暖かい格好になっている上、
余裕も余裕で談笑していました。

記念撮影でも自分は涙目状態、なほどキツかったです。

普段やりつけないペースですから当然なんですが、もっと速く走りたい、
なんて思ったりもしました。



イベント終了後、チームでの打ち上げを楽しんだ夜には雨が上がり、
レインボーブリッジの綺麗も夜景が楽しめました。



そして、いつのまにか走ったアスリートの皆さんとの飲みの席に
紛れ込んで、遅くまで大笑いして大盛り上がり。

5km,20分足らずのランに対して、合計6時間くらいの宴だったでしょうか、
皆さん、脚も内蔵もタフですね。。。

でも、多くのランナーの方が、アフターで飲んでいて、女性も多く、
いまの都市型スポーツの楽しみ方の一つなんだと感じました。


翌日曜日は、快晴の最高のスポーツ日和のお台場に舞い戻り、
早朝ランを楽しみました。

初ハーフマラソンを目指す方のトレーニングのサポートも兼ねて
最初は16kmを目標に走りだし、途中で今日は行ける!と、
21kmを2時間をで走り切る目標に上方修正し、見事達成!

はじめてとは思えないほどにペースを安定して保ち、
最後はペースアップして最高の流れでのフィニッシュでした。

チャレンジして、そしてそれを達成する瞬間というのは
自分自身でも、そして一緒に仲間が達成しても等しく嬉しく感慨深いものです。

そして、ランのあとにはブランチして、高層のスパからベイエリアの眺望を楽しみました。

東京ベイアエリアでスポーツで楽しむスタイル、これがもっと盛んに
もっと誰でもやりやすく、そしてバイクももっと楽しめるように、
東京オリンピックがきっかけに、スポーツシティTOKYOになったら最高なのになぁ、
と感じた週末でした~




2012年12月12日水曜日

10年一昔、2002年はこんな感じ

今日は年に一度のお勤め健康診断、バリウムも飲んできました。
そのおかげでお腹が持たれて体調悪し。。。

先日は、三郷市主催のスポーツフォーラムで講演をして、
何か観覧の市民の方に活動の功績が分かりやすい記念になるものを
持参くださいとのこと。


世界チャンピオンベルトや、オリンピックの金メダルなど数々の
賞が並んでいます!

自分は2002年に開催のアジア釜山大会の金メダルを選びました。


しばらくぶりに引っ張りだして手にとってみましたが、
輝きも重みもあって、感慨深く、その当時が思い出されます。

メダルに五輪マークがある通り、アジア大会はアジアのオリンピックということで、
スポーツ選手にとって、結構なビッグタイトルだったりします。

お陰で公的な期間から表彰されたりもしました。


当時はプロ選手バリバリで、アテネオリンピック目指して鼻息荒く、
ライバルと火花を散らして、バリバリ、バトルをしていた頃です。

そんな当時を懐かしく振り返られる動画が先日アップされていて、
グッドタイミングなので、こちらでもシェアします。




2002年、MTBジャパンシリーズ仙台大会の模様です。

自分が優勝していますが、フルサスペンションバイクを当時からバリバリ乗っています。
当時からスペシャライズドの最先端バイクを乗っていたので、他選手にかなりアドバンテージがありました。

2000年のサラリーマンながら全日本チャンピオンになったときは軽量チューブレスを
国内先行プロトで使ったり、ドライブトレインは2x9にしたりとして、9.7kgでした。
当時で考えれば超軽量です。

ちなみに、2002年のフルサスも10kgチョットと超軽量でした。

このレースの2位は、今や松本市の”BIKE RUNCH”の敏腕経営者と言ったほうがいいでしょう、
鈴木雷太氏です。

当時はお互い、目も合わさず、反目し合い、アイツにだけは負けない、と
激しくやりあったものですが、今やよい戦友であり、自転車仲間です。
真剣にやりあっただけに、思いも通じるのか、いまや良き理解者でもあります。

他にも、自転車ショップを経営されたり、バイクメーカーで偉くなっている方も、
あるいは現役で走っている方も見られたりもします。

競技成績だけを真摯に追求して、試行錯誤、結果を検証して、次へ活かす。
その繰り返しで時間を過ごしていました。

使い古された言葉ですが、自分にとっては古き良き時代ですね。

今はバリウム飲んで、ヒーヒー言って日々忙しくしていますが、
10年前の自分に負けないくらい、あの日の気概を思い起こして、
来年も熱くいきたいですね~






2012年12月11日火曜日

シューズ、サドルの換え時はこの時期

試履が出来ます!


前足部のシェイプが変更になってビッタリフィット感が高まっています。
試履には愛用のバイク用ソックスを履いて、是非お試し下さい。

入荷待ち、予約となるカラーとサイズもありますが、在庫と合わせて年末から
順次入荷予定となっていますので、お早めにどうぞ。


またこの時期にシューズ交換とあわせて、考えられるのはサドルの交換でしょう。


こちらは先日、BG FITをお受けして頂いた方の自然な前傾姿勢です。

サドルには座っていないですが、立位でバイクのフォームを擬似的に
再現してもらったエアフォームです。


そしてこちらが、フィッティングに際して、サドル交換させてもらった後です。

交換前のサドルでは腰が安定せず、片方に偏り、落ち込んでしまっていました。
そのため、ペダリングが左右でアンバランスになり、痛みや疲労の偏り、
違和感もありました。

しかし、テストサドルで、いくつかのモデルとサイズを提案、
試してみて頂いたところ、コレだ!と、とても収まりが良く安定する、
このかたに合ったサドルが見つかりました。

ペダリングしていると前にずれてしまうという問題も解消して、
痛み、ストレスもなくペダリングしやすくなったそうです。



このふたつの写真を重ねてみますと、骨盤の角度は同じです。

サドルの着座の圧迫などストレス無く骨盤を自然に傾けられていることが分かります。

骨盤を”寝かせす”倒しすぎれば座骨が浮き上がり、左右にブレやすく不安定になるとともに、
前部の圧迫がストレスになります。
過度に前傾させるとアップストロークがしずらくもなり、ケイデンスが上がりません。

骨盤を”立てる”起しすぎると前部圧迫が減りますが、接触面減少によりグリップが減り
安定性が減ると共に、腰部と背部に過度のストレスが掛かり、腰痛の原因ともなります。
アップストロークはしやすくなりますが、臀筋、ハムの動員が減ることにも繋がります。

自分にあったサドルであれば、自分にあった自然な腰の角度でフォームをとることが出来ます。


来シーズンのためのシューズとサドル交換には、BG FITを合わせてご利用下さい。
体の特性に合わせた自然なフォームを、目的に応じた前傾度で乗れるように、
バイクを体に合わせます。

年内は予約でいっぱいですが、年明け、1~2月はコンセプトストアのBG FITは
余裕がありますので、ご希望の日程でお受け出来るでしょう。

また、自分の予約枠も空きが出ているようなので、この1~2月にフィットをして、
オフトレーニングに乗り込み、最適なフォームで必要な筋力を養成して、
パフォーマンスアップして来シーズンを迎えて下さい!

今がチャンスですよ~













2012年12月10日月曜日

ゆっくり走ると遅くなる?

ランニング・トレーニングに時間をかけている今日この頃。


先日は、POLARのRC3GPSRCX5+ストライドセンサーの距離&速度を
比較し校正しようと2つを着けて走ってみました。
30km走って、その誤差は0,01kmだったので無しといっていいレベルですね。

11月はランのLSDを取り入れていましたが思うところがあります、後述します。



さて、女性サイクリストでランニングも導入された方からの質問メッセージを頂きました。


「心拍計を利用したマラソン練習について、お伺いしたいのですが。

目的によって、トレーニング方法も変わると思うのです。
ハーフマラソン初体験のランニング初心者は、どんな走行練習を学んだら良いのでしょうか。

もともと運動神経0(特に走り系)、ランニングは大の苦手。
2ヶ月後の大会のために何が効率的な練習やら、自己流で不安だらけです。

フィットネステストは、エリート優秀>36に対して47でした。

ランニングに関する本によると…
ダイエット目的でランニングをする場合、最大心拍数の75%(ゾーン3の真ん中あたり)前後が脂肪燃焼率の効率が良い。
マラソンレースが目的であれば、持久力をつけるために、
最大心拍数の80%~90%の負荷を保つ。
と、あります。

私の今までの走り方は…
まず…1年前から…
仕事前の早朝、時間的に走れるなら、
「脂肪燃焼」を目的に、最大心拍数の75%=126を保つように走っていました。(始めたばかりは4キロ弱しか走れませんでした(-_-;))

現在は…
目的が大会参加になったので、上記プラスアルファで、とりあえず、仕事が休みの日に…
1時間or11キロ走り続けることに「楽しく、馴れる」を、目的として走っています。

自転車に乗る様になって、心拍機能が鍛えられたためなのか?自分のペースで良いのなら、11キロを楽しく走れるようになりました。(それ以上は未知の世界)

でもレースには、制限時間がつきもの!果たして、2:30内に20キロを完走するための練習になっているのか?不安です。

王滝に向けて、自転車で練習するだけでは不安で、1年程前からたまに自己流でユルユル走り始めたのが、ランニングのきっかけでしたが、昔ほどランニングが苦痛でない自分を発見!
今は2ヶ月後、新たな「試練」に挑戦できることが素直に楽しみです。

できたらMTB +ランニングなどの大会に参加してみたいですね。」



ロードバイクに加えて、MTBも乗り込み、そして、さらにランニングをクロストレーニングとして
取り組まれているのは、とても良いことだと思います。

この寒い時期、ましてイベントとレースも一段落して、モチベーションの低下とともに、
運動も減ると、せっかくシーズン中に獲得した能力、体力も低下してしまいます。

2ヶ月後のハーフラマソン挑戦と、モチベーション高く、こうしてよりよい取り組みに
興味をもってトレーニングをする姿勢こそが、たゆまぬ向上を引き出します。


トレーニングですが、現状を整理します。
・以前は「脂肪燃焼」を目的に、最大心拍数の75%=126を保ち、4キロ弱しか走れなかった
・1時間 または 11kmを連続して走れるようになっている
・目標は、2:30内に20キロを完走

ということから、走ることに徐々に体も、脚の腱、筋肉など適応できているようですね。
目標達成に向けてやるべきメニューはザックリ以下のような取り組みが考えられます。

STEP1)1ヶ月前までに21km,あるいは2時間30分をゆっくりでいいから走ること
心拍ゾーン2で抑えて、歩かず走り続けられるように、11km以降の距離を
体験しておくことで、本番に自信をもって臨むことが出来ます。
1キロあたり7分のペースでいいのですから、余裕が持てるはずです。
持久力はバイクで獲得できているので、体に負担をかけないフォームと走動作を

心がければ必ず走りきれるはずです。


STEP2)ゾーン3ペース走
心拍ゾーン3でのペースを意識したトレーニングをメイン練習にすます。
1)が出来たら、ゆっくり長くの走りこみから、ステップアップします。
21kmを時間内で走り切れても、2時間30分で21km走りきれなくても、
いずれにせよレースまでに狙うはペースアップです。
ゾーン3を保ち、その時のペースを確認します。
1キロ6分であればゾーン3を保てるのであれば、
それがまずは現状のレースペースになります。
そのペースでの走りを持続できるようになりましょう。
アップ5分+ゾーン3ペース50分+ダウン5分と走ってみましょう。
週に2回行います。

STEP3)ゾーン3+4ビルドアップ
ゾーン3ペースが50分間キープできるようになったら、徐々にペースを上げていく
ビルドアップを行いましょう。
25分キロ6分+15分5分50秒+10分キロ5分50秒、
というように後半に向けてペースを上げていきます。
このとき後半はゾーン4に入ってもいいです。
頭打ちになり、持続が困難なペースと心拍数もこの時に確認しておきましょう。
週に1回をペース走から切り替え行います。

これを一ヶ月半行えば、十分時間内に完走できます。

自身を持って取り組んで下さい。


そして、せっかくこの冬はランニング出来るようになるのですから、
来年はMTB+ランのイベントに出たい、というのも凄くいいですね!

XTERRAのデュアスロンはトレラン+MTB+トレランと、本格的なコースで
最高に楽しいイベントです、ぜひオススメします。

SDA王滝の翌日のランもオススメですね、自分も来年は時間を作って、
100kmとランを走って見たいと思います。




また、自分は今週末にお台場EKIDENフェスティバルに出場することになったので
ペースを意識した練習をしてみました。
走り込を少し継続していましたが、その成果は、となると、長い時間の耐性は
ついたのかもしれませんが、ペースに対してキツく感じたり、そもそも速いペースで走れません。。。


パフォーマンスが落ちているので、ポラールの機能フィットネステストにて
体力指標を確認しましたところ、”68”と順調に高い値を保っています。

現役時代は”75”前後でした。引退後は順調に?下がっていて、
70を超えることはありませんが、概ね63~68を推移しています。

持久力の数値は下がっていませんが、筋力の低下、主観強度の体感の変化、
そしてゆっくり軽い運動を繰り返すことで、速いペース、動きの効率性が
低下しているようです。

上記にて回答した、レースペース走、ビルドアップ走、そして1kmインターバルを
やったほうが自分は速くなれそうです。

持久力はもともと獲得していますし、バイクの3~4時間のエンデュランスライド、
テンポライドで十分に、LSDで獲得すべき体力要素はカバーできます。

そして、自分に必要なランニング動作の向上は、ゆっくり走るとピッチが狭く、
バネを使わない走りになっているのでしょう。
たしかに伸びやかにはしっておらず、狭く小さく足を運んでいますので、
筋肉と腱への刺激も小さく、強化されるためには負荷が小さいようです。

以後、ランはベアフットシューズによるペース走と、
レースシューズによるビルドアップ、インターバルを行なっていき、
速いペースの動きの向上と、筋と腱への負荷をかけていき、
バイクで持久力を高めつつ、筋腱の回復を待つ、という流れに
再構成していきます。


バイクでもそうですが、オフでもガツンとやるトレーニングはやらないと!ですね~







2012年12月9日日曜日

スペシャライズド・トライアスロンナイト大阪盛り上がりました!



先週末は大阪でトライアスロンナイトに行って来ました。

SHIVやNEWホイール、ヘルメット、シューズなど
スペシャライズドでは多彩なアイテムでトライアスリートを応援しています。




トークセッションに先立ち、淀川河川敷では大試乗会。
盛り上げて下さったシルベストサイクルの皆さんも、
トライアスロンはもとより、トレイルランニングもこなしていたりと、
クロストレーニングの効果を理解して、取り入れられていました!

バイクに伸び悩んでいる方は、違う刺激、補強効果、モチベーションアップ、
気分転換にと、ランやトレラン、あるいはジムワークを入れるのもこの時期に
とてもいい事ですよ。




夜は舞台を移して、スペシャライズド・コンセプトストアであるラビットストリート江坂店にて、
自分の経験談を、KONAへの道という流れでお話をさせてもらいました。
将来的にいつかはKONAへ!という方の、参考になればと実践的な内容と、
そこに向かうイメージ、という要素で話をまとめました。

そして、トライアスロン雑誌LUMINA編集長との対談では、宮古島攻略!
ということで、自分自身が来年の宮古島に挑戦する立場として、
過去大会からの客観的視点でのアドバイスをもらうというスタイルで、
話が盛り上がり、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。




その後は、トレーニングの話などもトークで出ていたこともあり、
お店に在庫してもらっています、バイシクルトレーニングブック
バイシクルライディングブックを多くの方にお求め頂き、
即興でサイン会とあいなりました。

この冬の取り組みの参考、改善につながれば幸いです。




その後には、嬉しいサプライズが!
シングルモルト好きである自分のために、
KONA完走のお祝いとして、マッカラン18年という高級スコッチを
戴きました、これはとても嬉しい!



ラビットストリートのチームの皆さん、ありがとうございました!

またライドイベントで一緒に走りましょう。
その日まで朝ライドを皆さんで頑張って、盛り上がっておいてくださいね。


バイクで広がる輪、トライアスロンで広がる輪、∞でとても良い感じです~~











2012年12月7日金曜日

いろいろとありますが乗る!

最近、なんだか時間がなくて慌ただしく、ブログの更新もままならないです。

世間でも色々とありまして、中央高速のトンネル事故はとてもショッキングでした。
亡くなられた方には、お悔やみ申し上げます。

現役選手時代も今も頻繁に通っている笹子トンネルでの事故ですから、
自分が遭っていたかもしれない、と考えたり、
あるいはその後車を運転していても、この高架が崩れてくるかも、
と、考えると、いつ何が起こってもおかしくないのだな、と怖くなると共に
安全運転も心がけたりもします。


今日も、三陸沖で強い地震があったりもして、幸いにも
大事には至らずにホットしました。

いつ何があってもいいように一生懸命にやれるときにやりきっておかないと、
と常々思っていますが、また思い直しました。



12月に入りライドイベントは一段落しましたが、忘年会とか、
いろいろととあり、ドタバタ過ごしていますが、
それでもバイクライドは欠かせない!


最近、ランニングの2~3時間走ったりもしていますが、やはり個人的には
体に負担の少ないバイクは、素直に楽しい!

ランはランでスキルの発見や向上の楽しみが満載で楽しいのですが、
ダイナミックな移動を満喫できるバイクは長時間乗るには、最高ですね。





陽射しがいい感じだったので、仕事を午前中切りのいいとこまで済ませてVENGEでGO!
ただ長く乗るだけでなく、来シーズンのトライスロン、特に宮古島でバイクをガンガン行くために
トレーニングとしての目的も持たせて、メニューも交えて乗ります。

心拍数のターゲットゾーン2、LT下で安定したペースで乗ります。
そのなかでケイデンス100rpmでアップストローク向上,60rpmでトルク向上、
それぞれ20~30分キープをしてから、予備疲労をさせて、100kmをしっかり
ペダリングをスムーズに出来るように意識します。

陽射しや空気感、道やスピード、景色を楽しんでいたらちょっと遠くに行きすぎて
予定の100kmを越えて120km弱に。

補給も足りなく、復路は向かい風と、帰りは暮れる夕日と追いかけっこでヘロヘロになりましたが
楽しく走りきりました。

やっぱり、ロングはランではなく、バイクが性に合っているかなあ~

プロ時代に走っていた坂も通過してきましたが体感的に明らかに
パワーが落ちて、弱っている。。。

当たり前といえば当たり前なのですが、ちと悔しいので、
この冬は、現役時代並みにトレーニングに励んでみたいですね!