2009年11月29日日曜日
2009年11月28日土曜日
2009年11月27日金曜日
2009年11月25日水曜日
メソッド
2009年11月24日火曜日
ソフトで変わる
2009年11月23日月曜日
XCバイク?DHバイク?
2009年11月22日日曜日
グーグルアース
サイクルモードへの道
トレイルクルー
2009年11月21日土曜日
読者ツーリング
2009年11月20日金曜日
BGフィットが増えていく
サイクルスポーツ 12月号
ムダなしペダリングを手に入れろ!
SBCU 4〜5日目
ただいま朝ラン後のストレッチ中です
昨日のBGフィットの実技は22時過ぎまで朝から14時間という、
ものすごいハードなものでした!
みなさん、知識を、技術を身につけるべく、
神懸かり的集中でした!
今日は最終日、お互いにBGフィットをすませたバイクで、テストライドに繰り出し、その後まとめの話をしていきます。
ただ今、TK BGフィットは4月まで予約がとれない状況になっていまして、お待ちの皆様にとても心苦しいところです。。。
今回の各地のディーラーでも、BGフィットが受けられるようになってきていますので、地元のディーラーに問い合わせてみて下さいね。
また、11月、12月のサイクルモードにてBGフィットのプレゼンテーション、そしてサービス提供ディーラーの紹介等も、行えると思いますので、スペシャライズド ブースにお越し下さいね。
全国のディーラーの皆さん!全てのライダーズハッピーのために、
サービス網の拡充に、お力を貸して下さいね!!
2009年11月19日木曜日
フラッシュ!
POLARサイクリングアカデミー
2009年11月17日火曜日
SBCU 2日目
2009年11月16日月曜日
トレイルが呼んでいる
2009年11月15日日曜日
2009年11月13日金曜日
伊豆大島へ!
ツールドおきなわレポート後半
沖縄レポート、後半スタートです!
先頭で逃げていた外国人パックに4分弱のタイム差をあけて、それ以外の大集団が再スタートを切ります。ヤレヤレな展開な走り出しかと思いきや、いえいえ、しっかりと皆レースモードにすぐに突入!
クライミングまでに、しっかりと位置争い、が行われます。もともと脚の差で出来た、メインとそれ以外の選手が同時に再スタートしても、それはそれ、やはり上りに入れば、その差は同じく生まれます。なので、後方にいては、ペースが合いませんので実力者は前に、前に行きます。
海岸線から左折して、普久川ダムまでのクライミングに入りました。一本目と違い、追い上げではないので、余裕がありました。休憩効果もありますし。そこで、どんどん前に上がり、各選手の様子をうかがいます。ここで、やはり今日の勝負に絡むであろう有力どころは、このペースでも余裕を感じます、完全にコントロール出来ている感があります。
そこから白石さん含む3名がスルスルと抜け出していきます。そのまま差は開いていきます。自分もと思い、そこへと向かいますが、なかなかどうしてペースが思ったように上がりません。その”思った”、というのはプロ時代の感覚がまだ残っていて、このパワーならもっと楽に出せるはず、という思いに反して、ターゲットトレーニングとは離れている今の自分では思うようなパワーが出せるはずも無く、追い込んでいは行けますが、ペースが上がらないのです。
しっかりと、目的におうじた、想定負荷をターゲットとしたトレーニングを行う重要性を身をもって再確認しました。が、今の自分で出来る事をやるということ、沖縄の本気の走りを見る事、それが今回の参戦の目的なので、追い込み続けます。
まわりは結構重いギアをごりごり踏んでいるけど、このスピードだったら、もう少し軽いギアで回した方が、後々の負担が少ないのに、などと半分冷静にクルクルと回していくと、
白石さんをキャッチして、もう少しというところで、下りに入ります。
そこでの下りは、一本目は普段の習慣からどうしてもキープレフトな走りで、左車線によってしまいましたが、2本目は、しっかりと反対車線も使って、ラインを一杯にとりハイペースを維持します。集団フロントで、補給所を通過し、しっかりとボトルを受け取り、かけ水も行い、脚、体を冷却します。
右折、そしてさらに下ります。はーキツいけどこのままのペースでいってくれれば、と思い前を回していきます。
そして、安波の上りに入りました。ここからはアップダウンの連続です。その入り口で雌雄が決しました。トップ選手達はするするとペースが上り、あっという間に縦に伸びていきます。うーうーとうなっても、自分の体を持ち上げるパワーはそれ以上はでませんでした、みるみる遅れていきます。まあ、まだ前の方だし、大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせて、走りますが、その最初の程長い上りを終えたら、集団は崩壊して、選手が転々としてしまいました。
そこからのアップダウンで、一人、二人と合流して固まり、集団となって追います。遅れてしまったので、まずは先頭手段への復帰を、と、意志ある人たち、シルベスト、オーベスト、イナーメとイケてるメンバーで回していき、レースだけど、気持ちのよい感じがします。さすがに意識の高いアマチュアトップレベルですから、みなさん。
しかし、追えども、追えども、追いつきません。高江を過ぎ、いくつかの前走者を抜きますが、国際女子だったり、高校生だったり、と見えては追い越し、がっかり、を繰り返します。
どんだけはなれたんだよ〜と嘆きたくなってきた頃、見慣れたジャージを含む集団がの上りかえしを先行しています。おお!みえた、あれだ、どのぼりでどんどんペースを上げて、差を詰めていきます。自分のいた集団から抜け出すような形で先行して集団を追います、追います、そして追いつきました!ふー
すこし後方で休んでいると、ほどなく後方集団が合流、それなりの規模での集団が形成されました。話を聞くと、これが先頭追走集団で、前には強力なメンバーがいて決まりつつあるとの事。しかし、そのタイム差は1分前後、この人数で追えば追いつくはずと、思いを同じくする数名が引きます!
が、その先には源河への上りが待ち構えています。臆しているのか、備えているのか、脚をためているのか、海岸線等でのローテーションは上手く働きませんでした。ペースが上手く上がらないまま、源河の3段坂に突入です。事前のコーストレーニングで知っていましたが、疲弊した体にはやはりキツい。一人、また一人、と遅れていきます。
自分もキツい、キツい、でも、あーして、こーして、登りきれば、あとは下りと平坦と、先を見て、ここで、頑張っておかなければ、と踏ん張ります。
最初の上りを登りきると、やや平坦、また登り、やや下りでヤレヤレかと思わせて、もう一回登ります!まさしく、ぽろぽろと集団は小さくなっていきます。自分もウンウンうなっていましたが、その平坦と下りの区間で、上手くスピードにのせて、ケイデンスを高く保つ事で、なんとか集団内で登りきりました。しかし、先頭との差は1分10秒、とさらに開いてしまったのです。
そこからの下りはものすごく速度が乗り、あっという間に70km/hをこえ、80km/hに迫ります(後日、ポラールのデータを見たら、最高速77km/hでした)。ウヒョー!というような直線でビュンビュン下るとあっという間に海岸線です。
皆、疲労が濃く、やれやれ一服のような空気が流れます。もう先頭を追う感じではありませんでした。それぞれのゴールを目指す感じです。橋の登り、都市部に入る前の丘、そこでもキツそうな選手が減っていきます。高校生も集団に合流して、彼らなりのレースがあるのでそうが、集団内が不安定で動きもこわく、ちょっとナーバスになります。
このままゴールスプリントなんてちょっと、と思い、名護の直線でアタックのように飛び出した外国選手を追います!が、ほどなく失速。。。もう伸びが全くありません、が、集団に入って、もう一度がんばります。皆一丸となって、左コーナーを抜け、最後の直線へ!
900m、800mと道路脇の残り距離がどんどん縮まります、500mならば一気に行けるはず!と右にラインをふって、最後の力を振り絞り、ロングスパート!グングン加速する、イメージですが、もう思ったようなスピードには乗る事はありませんでした。アーともウーともいえぬ声が出てしまうほど、遠い、遠い、ゴールラインが、200m、が100mが。
200kmを走り、最後のゴールライン、最後は集団に追い越されての通過、でも悔いは無く、
やれるだけやった、という達成が大きかったです。
正直、引退してまだパフォーマンスが高いうちに優勝してやろう、なんて当初は考えていましたが、8月以降、ライフスタイルが激変して、沖縄にむけたプランされたトレーニングは全く出来ずに、やれば伸びる、やらねば落ちる、というトレーニングの原則通りに、トップパフォーマンスは落ち、長年の下地、エンデュランスベースのみで走れた、という感じでしたので、お粗末ではありましたが、それでも、ここを走りきった、ということは満足です。
それには、ロケーションの良さ、コースのタフさ、そして一緒に競い合える高いモチベーションを持った全国の同じ意志を持つ者、この最高の組み合わせが、毎年多くの人を魅きつけ、年間を通して、この日のための努力に繫がっているのだと感じました。
優勝者の努力は称えられてしかるべきです、2位の人も、3位の人も変わらぬ能力を持っていたでしょう。そして、レースに挑み、自分に挑んだ人全ても、能力を高める努力をし、その日その時できうる最大努力を払った人は皆勝者である、と。
レースに勝つ、自分に勝つ、そのためのツールドおきなわ市民200km。
最高でした、来年も行きます、そのときの出来うる努力を払って。
2009年11月12日木曜日
今日もモリモリ
2009年11月11日水曜日
メモリアル
2009年11月9日月曜日
お詫び
ツールドおきなわレポート前半
イベント名: ツール・ド・おきなわ 2009
場所: 沖縄県名護市および周辺一般道
WEB:http://www.tour-de-okinawa.jp/
開催日:2009/11/08
天候:晴
動員人数:3500人超
使用機材:
バイク SPECIALIZED 2010 S-works Tarmac Sl3 SL(BG Fitted)
アイウエアー SPECIALIZED Helix with ADAPTALITE PHOTOCHROMIC NXT
シューズ SPECIALIZED 2010 BG S-Works Road Shoes
HRM POLAR RS800CX
サプリメントレーススタート30分前 GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
レース中エナジー摂取 パワージェル 9個
パワーバー 2本
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm イエロー3,シャモアクリーム
結果 19位
内容
念願が叶い、初めてツールドおきなわに参加してきました。
このイベントは国内、最大、最高のロードバイクの祭典といっても過言では無いでしょう。自分がサラリーマンレーサーだった1996年頃からいつかは沖縄へ、という思いを持って、雑誌を眺めてきて、プロを引退した今年、そのチャンスに恵まれました。
はたして、実際に走ってみると、まさしく、その思いは現実のモノとなり、過去最高の満足感を得られたロードバイクイベントでした。
特徴はなんといっても、沖縄であること。
自然豊か南国の景色、常夏の天候、そして島人とのゆるやかなふれあい、最高のローケーションでした。
そこ行われるイベントも、充実したプログラムです。
土、日と、様々なライディングイベントが盛りだくさんで、UCI公認の国際ロードレースから、同女子、ジュニア、市民では200km、130km、85km、50kmと様々なレベル、距離が選べるようになっています。
さらに、競争一辺倒ではなく、2日間をかけて沖縄本島を巡る330kmロングライドや、
ビーチリゾートのシーサイドを隣町の恩納村まで気持ちよく往復出来るツーリング、はたまた高級リゾードのステイを中心に、ライト&プレミアムなツールドおきなわを楽しめるハイソなコースも用意される等、盛りだくさんです。
土曜日の開会式に先立って行われる、地元保育園、幼稚園対抗の三輪車チームリレーは、アメリカンなDJの軽妙なトークと相まって、最高に盛り上がっていたことが、このイベントビッギパワーを象徴しているな、と感じました。
その後の、国際ロード参加選手のタイムトライアルが商店街の目抜き通りで行われ、街と、人と、イベントが、融合しているのも、本場さながらでした。
さて、自分が参加したレースは市民200km、これぞロードレース!という醍醐味しか残らない程に、それはそれは、コースも、難易度も、そしてそこで競う全国から集う強豪達も、素晴らしいものでした。
それぞれの仕事をこなす傍ら、一生懸命にハードトレーニングを重ねてきたアマチュア最高峰のカテゴリーであり、そのなかには、親しくさせてもらっている鶴見辰吾さん(俳優の、と紹介するよりもLEGON主催の本気サイクリスト、と紹介した方がもはや通りが良いかもしれませんね)、こちらも元F1レーサーというよりは、登山家であり、南極単独横断などの冒険家でもあるシリアスサイクリストの片山右京さん、など、も、マジ参戦です。
過去の歴代チャンピオン達も一同に介し、まずはこの場にこれて、同じスタートを切れることが、嬉しさで一杯でした。
朝7時スタートのため、4時30分に起床して朝食をとり、宿泊していた恩納村を5時に出発して、大きな参加選手用駐車場まで車で移動しました。その道中も、こまめに即効性のあるパワーバーのようなエネルギーをとり続けます。ゴールは12時30分頃と長丁場であり、消費カロリーも5000kcalを越えるため、ハンガーノック防止のためです。自分の体内のグリコーゲン、2000kcal+パワージェル等で補給する1500kcal、という糖質由来のエネルギーが主なエネルギー源になります。体脂肪由来のエネルギーも、運動強度によってはある程度期待出来ますが、このレースでは、集団の巡航ペースの高さ、コースのクライミングの多さから、5時間といえども、かなりの高強度を持続して走らなければならないのは明白であり、そのために、朝もいつもより多めにとり続けるように配慮しました。
レースをきちんと走るエネルギーと、ただ走りきるだけのエネルギーでは、捉え方が違います。コレだけあればで走れる、と考えているエネルギー量では、不足しまい、ペースダウンを余儀なくされている選手も多い事を、理解しておいて下さい。
駐車場に着いたらバイクをおろし(全ての準備は前日に済ませておきます、センサーやゼッケン、補給食、ボトル等です)会場に行き、まずはトイレの渋滞をクリアします。これはどこのイベントでもそうなのですが、タイミングずらす、場所を離れているところで済ます等、各自の工夫が必要でしょう、スタート前の貴重な時間を並んでいたら、もったいないです。その間、ストレッチをしたりしながら、待つのも良いですね。
さて、招集場所では、共に走る選手と談笑しながら、スタートを待ちます。もちろん目指す歯優勝のみ、というガチンコファイターは談笑どころではない程のテンションなのはわかります。幸い?自分の周りは、自分も含めベストを尽くす!を合い言葉に走る方だったので和やかな雰囲気でした。自分は、プロ引退後、さまざまなイベントでのライドの機会には恵まれてますが、特定のゴールを設定して、そこに向けてプランニングされたとレーンングをこなすという、自分のスタイルであり、トレーニングの王道である、手法は全く出来ていないので、「優勝候補と目されています、頑張って!」といわれても、「はは、ベストを尽くします(苦笑」としか応えられない状況でした。でも、ベストを尽くす、は自分のモットーであり、
すべての参加者の目指すゴールだと思っています。
いよいよスタートラインに移動して、7時ジャストの号砲により、レースはスタートしました。200kmの長い道程です、最初はゆっくりなのかなと思いきや、グングンスピードは増し、あっというまに50km/hに届きそうな勢いで、ハイペースで巡航していきます。400名という巨大な集団の中では、後方にいては落車等トラブルのもとだし、上位を狙う選手達には、出遅れを意味してしまうので、前方への位置取りが、序盤は重要なのでしょう。
最初の半島ループの間にも実際にひやっとする場面がありました。5分前スタートの中学生を追い抜いていくたびに集団は不安定な状態になり、接触もありました。また、工事区間など道路サイドの安全のために設置されてパイロン、表示などにも接触の可能性もありました。なるほど、スタート直後の位置取りが重要な事がすぐにわかりました。
なかには、この序盤で、落車に巻き込まれ、怪我を負いながら、自力で追い上げてきて、レースの完走を果たした仲間もいて、ネバーギブアップは、なにより強い、と改めて認識しました。
海岸線沿いにでて、淡々と進行している様を見て、思わず、前にでて、ちょっと仕掛けてみようかしら、と分不相応なことも考えつつ、チョコーンといってみましたが、同調は得られず、ま、いくら何でも時期尚早だよね、と落ち着きました。
その後、アクシデントが起きました。トイレ休憩をしようと、コースサイドによったら、たまたま側溝に出くわし、前輪がスリップ、転倒してしまいました。。。巻き込みが無かったのが、幸いでした。ほっとして、バイクを見渡したら、ハンドルがステムから曲がって、右ブラケットが内湾し、レバーもガタがでてました、あちゃー、やってもうた、と頭を抱えたけど、まずは用足しして落ち着きを取り戻します。
ほどなく、シマノニュートラルカー、機材メカニックの車が着たので、呼び止め、工具を借り、バイクを直します。変則は、がちゃがちゃする程度だな、とおもい、そのままハンドル、ブラケットだけ直して、再スタート。
集団はどこ?長い海岸線、まるで見えません。。。絶対追いつくと信じて、漕ぎ始めます、が、なんと、リアの変速がトップ3段にまるで入りません!エンドが内側に曲がってしまっていて、トップ側にいかないのです。頑張れど、スピードは出ません、向かい風も吹いてきました、多勢に無勢、泣きそうになりました、正直な話。
このまま足切りになっちゃうのかな?初の沖縄はこれで終わり?など頭をよぎりましたが、上りでかならず追いつけるだろうと、そこまで頑張ろう、と決め、クルクル漕ぎ続けました。
しばらくいくと、車が数台見えます!あれだ、と。その先には、いました、集団が!
嬉しい、が、追いつくまで気が抜けません。さらに脚に力を込め、必至に追いかけます。
沿道のおじいちゃん、おばあちゃんも必至に応援してくれます、もうちょっとだよ、と。
そのもうちょっと、が、遠いのがロードレース。が、がんばって追います、そのかいあり、車が近づき、車列を追い越し、ようやく集団復帰!ふー、やれやれ。
なんとか、体を回復させねば、ということ、バイクのリア変速をどうするか、今度はそれについて考えながら、集団の後方でしばし休みました。ほどなく、130kmのスタート地点を通過するときに、減速、減速、止まりそうな程の減速、よしチャンス!と思い、脇に止まりリアメカを握りしめ、エイッ!とエンド修正!?かなりの荒技だが、逆に力を入れすぎておらないように注意して、取りあえず、トップ側までカバー出来るようしました。。そこから、飛び乗り、スタート待ちの130kmエントラントの列に笑顔で手を振り、応援?に応えます。
トップには入るようになったが、中間がチャラついて、デリケートなペダリングが要求されます。クライミングは大丈夫か?ままよ、と与那の上りに突入!後方からクルクルと回してまわして、追い上げていきます。しかし、登り始めは、みな脚を温存しているからか、後方でも速い!ぬけどもぬけども、トップは見えないまま。
ムームーと思いながら、必死で追い上げます。微妙に左脚の出血部に違和感を感じます。が、これしき、MTBでのレースではシングルトラックで転んだら、ままある事、と割り切って、漕ぎ続けます。プロは引退したけど、結局レースは好きなのね、と妙に痛みを我慢出来る自分に納得がいきました。
さてさて、木曜日のコーストレーニングで登った道なので、この先の状況を知っているので、緩斜面になったら、すかさずアウターに入れて加速度をつけて、追い越し、前に出て、その速度の貯金をつけて、良いペースを維持します。そして、体感的には頂上を過ぎて少し下り始めたっぽいところにある山岳ポイントを通過すると、周りの選手は、お、速そう、と思えるメンバーになってきました。これは、希望が持てる、なんて感じました。
下り始めると、フロントブレーキレバーにもガタがあるので、ちょっとこわい、がすぐにその感じにも慣れ、ビュンビュン下ります。70kmくらいでてますね、転んだら痛そうだな、と、超軽量ホイールの前輪に少し、遠慮をしながら、程よく下ります。本当はターマックSL3の剛性にあった、もっと高い剛性のホイール、もう少しエアロなホイールがベストです。
でも、SL3SLの全くの完成車仕様は、乗鞍でも、沖縄、でもそのままの仕様で走れているので、ある意味お得な完成度かなと思ったりもします。
下りきると、エイドステーション、補給所です。水と、スポーツドリンクがありますが、水は体にかけて火照りをとる、冷却水として使用しました。スポーツドリンクは、持参のボトルも飲みきり、また2本貰いました。前述のエネルギーの補給とともに水分の補給も、パフォーマンスに影響します。長丁場のレースうえ、その発汗量は相当なものなので、かなりの摂取量でカバーしなければなりません。血液の粘性が高まり、酸素供給、エネルギー代謝が低下してしまいますので、疲労の増大、エネルギーの枯渇、筋肉の痙攣など、さまざまなデメリットがあります。酷暑、長丁場では、積極的の飲んでも飲み足りないくらいだと覚えておいて下さい。
そこからはコーストレーニングで走っていない未知の区間です。辺戸岬までのアップダウンは、おもったよりもキツい!ドカーンと下ったかと思うとドカーンと登り返す、これを繰り返します。下りきったところでできた小集団で前を追います。先頭はどこ?追いつき、確認、追いつき、確認、を繰り返しますが、まーだだよ、の連続でした。もう確認も面倒くさく、とにかく前へ、前へ。
あの人も抜こう!と気合いを入れて抜いたら、あら、シマノの白石さんではありませんか!
生協の白石さんではありません、シマノの市民レーサーでおなじみで、過去の優勝経験をもっているんですよね、ということは、トップ集団に復帰!嬉しかったです、正直。満足感的にはここでピークを迎えて、自分のレースはすでに終わっていたかもしれません。
その後、話を聞くと、前に外人含む数人が逃げている模様で、追うか!ということになったけど、まあ、同調もいず、下りの速度の乗りはハンパ無いので抜け出して追えるはずも無くおとなしく集団に収まります。しかし、ここまでかなりの疲労です、正直完走ヤバい、と本気で思いました。
脚をまわしてまわして、パワージェルを飲み飲み、回復に努めます。パワージェルはフラスコに入れて携行することで、いちいち飲み口をきったり、ゴミを気にする必要がなくなるので、このフラスコ利用がおすすめです!それにドロッと濃いと暑いときには飲みづらいので、水等で好みの粘度に希釈することができるのも、ポイントです。ちなみに自分はアクエリアスで薄めます、ちょっと酸味?というかフレーバーテイストがマイルドになって、かなり飲みやすいです。また、今回ボトルの中身もアクエリアスで、安上がり?な感じです。オフィシャルのスポーツドリンクもアクエリアスとのことでした、こちらは超薄味で水とあまり変わりませんでしたが。
程よく回復も感じられて、あれ、今日は調子良い?というかトレーニングしてないから調子がいいも悪いも無いけど、とにかく、練習していないから、体の蓄積疲労が無いから、疲れる事すら気持ちがいい状態で、もりもり漕げる感が復活してきました。今日はイケル!などという強気はさらさら起きませんでしたが、完走は問題無し、あとはどんだけ頑張れるか!みたいなやる気満々でした。
辺戸岬に辿り着いた時、異変は起きました。オフィシャルが何かいって、コースを塞いでいます。が、こちらには全く事情が伝わらず、危険な減速の中、岬を通過してしまいます。その際にコース脇(わりと道路の中頃にありましたが)のパイロンんびひっかかり、あやうくまた落車の危険がありました、MTBの経験からかとっさにリカバリー出来たので事無きを得ましたが。横では、オーベスとの西谷さんが「大丈夫?」と微笑んでいました。
何がおこったかわからないまま、集団は前に進みます。その後ろをオフィシャルカー&バイクが猛スピードで追ってきて、レッドフラッグを振り、静止にかかるのでした。
???
全員何がおこったか理解不能のまま、完全に停止する事態になりました。そこから、道路脇の港の空き地に追い込まれ、さながらスピード違反で捕まった、みたいな感じです。なんでとまるのか?どんな措置がとられるのか?全くの説明が無いまま、混乱が広まり、しかし、時間は過ぎていきます。結局30分間停止し続け、困った事に、峠で実力に応じて分断していた200kmクラスの走者が全員また一塊に戻り、完全に振り出しに戻ったのでした。
ここまで頑張ってメイン集団を維持してきた選手の努力と疲労はどこにいってしまうのでしょうか?集中力を切らしてしまった、有力選手もいた事でしょう。後続選手にはこりゃラッキー、などと思う方もいたでしょう、たしかにラッキーです。でも、自分の実力は、自分で
わかっているはずですよね。
起きてしまったアクシデントはしょうがないと思います。しかし、そこでキチンとした説明が選手にされてしかるべきだったと思います。様々な憶測や不平不満をよび、きちんとしたスポーツとして、けして後味の良いものではなかったでしょう。
実際事の顛末を終了後に聞いてみると、前にスタートしているチャンピオンクラスの集団の進行が計算以上に遅く、市民のトップの逃げが追いついてしまいそうだったから、混走になるとUCI公認レースの規則がおかされてしまう、という点から時間調整がなされたそうです。そして、その余波は他のクラスにも広がり、85kmクラスではシビアな足切り、完走者の少なさ、ということや、逆に200kmクラスでは完走者には救済的な運営になってしまいました。
警察の道路許可の得られている時間という制限と、メインレースであるチャンピオンクラスのルール厳守という、板挟みのなかでのぎりぎりの選択による苦渋の決断だったと思います。だれも、オーガナイズをせめたり、代わりが務まることはないことは理解しています。
これだけの素晴らしい市民レース、”おきなわ”という祭典、失われるのも、色褪せるのも誰も望みません、しかし、即時的な説明は欲しかったです、それは悔やまれます。
30分という時間は、場の空気を完全に冷やすには十分なものでした。が、それでも、勝利を狙った一握りの方達は、けして自分を見失わずに集中を続けていたのでしょう。
レースの2幕は、そんな勝利を目指す選手達のために再開されました。
つづく
ツールドおきなわから帰還
2009年11月8日日曜日
2009年11月7日土曜日
2009年11月6日金曜日
2009年11月5日木曜日
ツールドおきなわにいってきます!
ただいま、羽田空港ラウンジからアップしています。
そういえば、空港のラウンジにてお茶するのって久々な気がします。
もちろんPC仕事してますが(汗
今日の日中はコンセプトストアで有名週刊誌”フラッシュ”の取材、
そしてバイクパッキングをすませてきました。
フラッシュは再来週の金曜日発売号です、お楽しみに!
国内の飛行機輪行は、かなりの久々でかってを忘れてますね〜
輪行バックも買い直して、気分一新♪
さてさて、初の沖縄、到着が楽しみです!
2009年11月4日水曜日
ツールドおきなわを走りきるために
ツール・ド・おきなわへ
2009年11月3日火曜日
回していこうぜ!
またまたやります『ペダリング講座』!実践形式で行った前回は非常に好評でしたので今回もローラー台を使って走っていただきます!ペダルをスムーズに効率よく回す方法はもちろん、理論的にペダリングを理解し、そして体感できます。ペダリングに悩んでいる方、ペダリングってそんなに重要なの?と思っている方はぜひご参加お待ちしております!これから寒くなります。きっと室内トレーニングも多くなると思います。そんな時にペダリングの練習が出来てより効果的なトレーニングが出来ると思います。
ローラー台の台数の関係で8名様限定になります。ご予約はお早めに! *ローラー台・・・大丈夫です!3本ローラーではなく固定式なので気軽にこいでいただけます。ご安心を!
≪ペダリング実践講座≫
日時:11月12日(木)PM 18:30~PM20:00
場所:コンセプトストア 2F テックセンター内
参加費用:1500円(税込)
ご予約:8名までの予約制で実施しております。
お電話かご来店にてご予約をお願いいたします。
予約先:スペシャライズド コンセプトストア 03-5411-7545