2010年10月17日日曜日

初開催!埼玉サイクリングフェスティバル

昨日は、初開催の地元埼玉県主催の
埼玉サイクリングフェスティバルにゲスト参加してきました。

生まれは北千住ですが、育ちは埼玉な自分としては、こういったイベントが身近に差開催されるのは嬉しい、の一言。

東京近郊の周辺、ベッドタウンでこのようなイベントが開催されるのは道路交通の面から、大変な苦労があったと思いますが、東北や信州など、遠く離れた場所だけでなく、多くの人の生活地のなか行われるということが大きなポイントです。人に知られてこそ、こういった自転車=スポーツという認識、それも参加型で楽しんでもらえてこそ、その理解が広がっていくと思います。


今回そのイベントに仕事を兼ねて視察にこられたサイクリストな方からイベントレポートを頂きましたので、引用させてもらいます。

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 いつも選手として参加しているサイクイベントに今日はオーガナーザー的主観で「視察」を行うことにした。最近、自分は自転車の楽しみをどう伝えるか?そんなことを考えながら自転車ライフを送っている。

さて、対象者は?レベルは?形式的に物事を考えようとすればするほど答えが導けないでいた。
そんな中、熊谷市で「埼玉サイクリングフェスティバル」が開催されるという情報を得て、勉強させて頂こうと、訪ねてみた。

 会場に入ると間もなく。大きなバルーンが目に入った。これは…立派なゴールエリアだ。テンションが一気に揚がる。そして参加者が次々とゴールしてくる。本格的なロードレーサーはもちろん、MTB、クロスバイク、小径車、そしてママチャリまで。様々な装いであるが皆ヘルメットとグローブを身につけ、安全対策には余念がない。参加者もレーサーからお子様まで老若男女、年齢も様々である。

共通して言えるのは。みんなが、満面の笑みを浮かべている。表情を見れば、楽しさと充実感は聞くまでもないだろう。


ステージ上では、MTBトライアルショーに観客の視線は釘づけ。大いに盛り上がっている。

ジテツウ・サミットin埼玉というコーナーでは自転車のスポーツとしての「正しい」乗り方のレクチャーや、道路事情の検証、安全のためにどうするべきかといった真面目な内容に立ち見も出るほど多くの人々が耳を傾けており、関心の高さを感じさせられた。


 ウィーラースクール(子ども自転車教室)も、自転車を安全に楽しく乗るためにというテーマが分かりやすく、子どものみならず、親たちも真剣に聞き入っているのが印象的だった。幼少期の教育の必要性を強く感じた。


 そして、食品や物産品のブースにも多くの人だかりができており、自転車乗り以外の来場者にも訴求し、自転車イベントに誘客しつつ楽しめる演出がされている。


 本イベントは愛好家や一般市民に向けて自転車の楽しみ方や安全性について、一番大切なことを幅広く呼び掛け啓蒙することと、自転車の地位向上のために一般社会に向けたアピールを行うという意味でとても有意義なイベントであるという印象を受けた。

まず、体験させることで楽しさを共有し、さらにパネルディスカッションで理論を深める。それも分かりやすい内容で!


こういうイベントが各地で行われるようになれば、日本の自転車ライフは本当の意味で成熟し、一般市民にもっと浸透し、理解が深まり、安全で楽しいものになるに違いない。

 ちょうど11月初旬に自分の関わる自転車イベントがある。

自分もできることからやっていこう、そんな気持ちにさせられる素晴らしいイベントだった。


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ジテツウ・サミットin埼玉にてステージ上でおはなしを展開した皆さんと。

疋田さんの話はいつ聞いても興味深いし、通勤で60kg!も減量成功された方、職場でジテツウとスポールバイクを楽しんでいるバス会社の皆さん、と話を意見を交わすこちらも大変有意義でした。

そして、自分的にMVPだったのは、埼玉県知事です、なんと初体験ながら50kmの最長ルートに挑んでいかれましたからね。

ぜひ、こういった認知、理解の機会を増やして、真の意味での草の根レベルを普及もはかる機会も大事にしたいですね。

乗らなくても、乗れなくても、いいんです知ってくれて、理解してくれて、認めてくれれば!

日曜日の朝に街中でレースをする、というのは普通のこと、となるように、広がりを期待していきたいですね~