2010年11月3日水曜日

基本能力と特別能力

昨日はとある会合で飲みながらライトなムードのなかで、仕事観や人生観などの個人個人が違いながらも、相通じるような、そんな話しをしていました。

そのなかで、仕事と生活のバランス、生活コストとやりたいことのバランス、など自分がサラリーマン時代に結構、悩んだり、考えていたことを思い出してみたり、夢という目標を、実現させるために必要な能力、といったことにも話しが及び、その中で、基本応力と特別能力、という説明になりました。

そのひと固有の夢の実現のためには、多くの人が有する当たり前の能力だけでは足りず、その人が持ちえる強い特別な能力が必要となる。
しかし、その特殊能力を、現実という社会の中で発揮するためには、当たり前に出来ると思われる基本的な能力を持ち合わせていなければ、それを活かせる機会が得られない、ということを話しました。

仮に、その特別能力が、世界でひとつだけのもの、であるならば、状況も変わるでしょうが、そうでなければ、自分の特別能力を発揮できる場所=ポジションを確保しなければ、その能力は活かされません。そのためにはまずはそのレベルに応じた基本的能力を持ち合わせた上で、現実的なポジションを確保した上で、特別能力を活かした特別なことに取り組んでいけるようにならなければ、夢の実現もままなりません。

基本応力を有しても、その現実的なポジションを確保しただけで満足してしまっては、特別能力は活かされず、夢の実現は果たされることなく、現実的な生活で終わってしまうでしょう。

こういった、行動の根っこあるのは、やはり、情熱、想い。気持ちです。
それが、基本能力と特別能力を身につけることにつながり、実現へと繫がっていくのです。

やりたいという強い想い、それをやれる特別能力を身につける、それを基本能力をもって現実生活のなかでやれるポジションを確保する、そのプロセスを辿れるように、それを繰り返していけるように。

願えば叶う ではなくて、

願えば、行動し、能力を身につけ、そして叶う ですね。

願っただけで叶わない場合は、
実際に行動しましたか?
必要な能力を身につけましたか?
と、自問自答しましょう。

いろいろな年代の人と話しをすることは、自分のためにもなりました。

上記のことを書いていると、スポーツのパフォーマンスをあげるトレーニングの考え方とまったく一緒ですね。

”夢の舞台 オリンピック”

自分が所定のパフォーマンスを上げられたのは、この根底の思考がそれは実現したのですね。

人生のパフォーマンスもあげられるように、自分自身、願い、行動し、能力を身につけ、そして叶えたいと思います。