ランニングシューズを来たるレースに向けて新調しました。
シューズはかなり履き込み愛用している同じモデルの色違いです。
実は変化を求めて、違うメーカーノモデルも、また同じメーカーの違うモデルも買いましたが、このモデルが一番自分に合っています。
フィット感は履いた瞬間に大事ですし、軽さは履いた時の足運びに違いを感じられますし、クッション性も自分の走行ペースに適した吸収性が好ましいです。
デザインは少々何ですが。。。走っているときは、足元を見て走っていませんから、優先順位としては少し後回しです。
走ることに対する機能を求めて、シューズを選びました。
なかでも自分にとって一番の機能はアーチサポートです。
このように、ソールにもアーチを支える機能が配されていて、足裏をしっかりと支えてくれて脚の軌道やフォームを安定させてくれます。
疲労感も違いますし、安定していることから安心して走ることができます。
動作の土台、基部は胴体、身体の中心側であり、手足は末端となり、発生させた力の伝達部として作用していきます。
中心が崩れると末端まで崩れてしまいますし、逆もまたありえて、末端から中心が崩されることもあります。
足がその動作で必要以上にたわんだり、ねじれてしまっては、力の発生や伝達に支障をきたします。
足以外には基本的に地面に身体の重さを伝え支えるという作用はしないのですから、アーチのサポートはすべてにおいて有効です。
立つ、歩くということにも当然アーチサポートは、有効です。
というもののそのアーチサポートは、柔らかめのフッドベッドがまるで砂浜を歩いているかのように自然と沈み込んだ感じになり、足裏全体をしっかりサポートしてくれるという秀逸さなんです。
アッパーは緩い感じなのですが、しっかりと歩くことができます。裸足で砂浜の上を歩いている感じは極上ですよ~
こちらのド定番の
JUNGLE MOCは、これまで何足も履き潰してきては新調してを10年来繰り返しています。
こちらもスポーツのアフターシューズとしても、普段履きにも重宝していて、このアーチサポートもかなり秀逸です。
機能のトライアルのためです。
確かに安定感はありますし、歩き易くもあります。
ただ、上記のアーチを適切に支えてくれるシューズでも同じような機能と感触を得られていました。
アーチを支えるといっても、しなやかな素材で自然な範囲で保たれていますので、アーチのバネは当然生かされていますから。
この足のアーチというのは、足の構造に起因していて、細かく多くの骨をの集合体であり、それらを筋肉、筋膜、腱がつなぎまとめて形作られています。
それらの筋力や発達の度合い、あるいは疲労具合に応じて足は変形してしまいますが、そうすると地面に力を伝えたり、逆に身体の重さを支えるのに、アンバランスが生じてしまいます。
踵やアーチの崩れは、脛骨、大腿の向き、アライメントに影響して、それらを支える筋肉の負担に繋がります。
足を支える機能というのは、脚全体の負担を減らしてくれるのです。
有名所では、
ビルケンシュトックが踵のサポート、アーチサポートも縦と横のアーチをうたっていて、とても多くの、とくに医療系の方に広まっていることと思います。
自分も、室内履きにも愛用しています。
アーチサポートの具合がはっきりと分かりますね(汚くてスミマセン。。。)。
そしてバイクシューズも当然にアーチサポートが、強く有効です。
ペダリングの特有の必要性から立つ、歩く、走る、よりも必要度が高いとも言えます。歩く、走るでは、アーチは適度にしなることでバネの働きをして進む力を生み出します。
しかし、ペダリングでは、ペダルと結合した硬いソールの上で、踏込の力を受けたときにたわんでしまう状態になり、骨盤周りや大腿で生み出された力を吸収してしまい、ロスとなります。
また力を伝達する脛骨や大腿の向き、軌道を崩すキッカケともなってしまいます。
アーチをしっかりと保持しておくことが、力の伝達をあげ、脚の筋肉の負担を和らげ、スムーズで力強いペダリングを実現してくれるのです。
フットベッドをアーチに合わせるのはそういった意味で、バイクではとても重要です。同様に、シューズのアウトソールでも、しっかりとアーチを支えてあげる必要があります。
アーチを支える役割をアッパーのストラップなどで代用しているシューズが多いですが、そうすると力強い踏込をするライダーほどストラップやバックルを締め込まなければならず、痛みやしびれ、ひいては足の変形すら助長しかねません。
アーチを支える役目はフットベッドとソールの機能です。
上手に機能を選んで、自分のもつパフォーマンスを存分に発揮したいですね~
(と、自分の散財を必要化するブログでした。。。)