2012年11月26日月曜日

ナチュラルランニング、ナチュラルライディング

先週末は久々にイベントでの遠出がなく、自宅でのんびり。

でもこれはチャンス、とばかりに Triathlon_LUMINA 主催のナチュラルランニングセミナー
に参加してきました!


講師のマイク・トリーズさんは自分が、1990年代前半にトライアスロン・ジャパンという雑誌を
読み始めた時には、すでに一線で大活躍をされていて、漠然と凄いなぁと眺めていた方です。

そして、50歳となった今、5000mランのエイジ世界記録を打ち立てるべく、科学的、先進的な
アプローチをご自身で取り組みながら、そのランニング走法としてのナチュラルランニング、
これを広め、教えてくれているのです。

ナチュラルランニングは、ベアフットランニング、フォアフットランニング、ミニマル、これらに
全て共通する、裸足のように人間本来の自然な走り方でランニングしよう、というもの。

裸足では自然と前足部で着地することで、衝撃を吸収しつつ、そのエネルギーを
脚の筋腱というバネで反発させて、推進力、進むエネルギーにしています。

これを分厚いランニングシューズにたよって踵着地して阻害してしまわないで、
本来の自然な走り方で利用して、速く走ろう、というアプローチです。

自分は、そこそこランニングを走れるようになってきましたが、まだまだスピードが足りず、
速い選手と比べると、あるいはほぼすべての指導者に、ヒザ下の動きの違いを指摘されます。

まさに、この働きの違いなのです。

詳しくは、次号、トライアスロンLUMINA連載、トレーニング探訪に感想を述べたいと思います。

今日は、バイクでもナチュラルな動きって、どんなだろう?と考えながらべダリングしてきました。
ペダリングで何も考えずに、股関節がバネのように、自動的に屈曲進展を繰り返し、
軽いギアでの高いケイデンス90~100rpmではカラダが勝手にペダリングをします。

股関節の伸張―短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle: SSC)運動なのでしょう。

ヒザ下は、ランニングとは全く異なった機能をしています。
サイクリングは、人間の体だけで行うランニングのような本来の自然な運動ではない、
バイクという機械を得た不自然な運動と言えます。

ペダリングは機械に力を伝える運動ですから、カラダが力を出すことは同じでも、
その伝達の働きは全く違います。
(そのため自分は、それに特化してきていたので、ランの自然は働きができないのでしょう。)

伝達の頸部、足部はすでに半機械的な伝達機能を持たなければならいのです。
ですから、ペダリングのためには専用のシューズが必要となります。
シューズが機械と人間の結合部といえるわけです。

そう考えながら、あらためてSワークスシューズ、Bg FITテクノロジーは、その機能、
人間の生体的働きを、機械的にペダリングと融合をさせてくれて
素晴らしいなと思った次第です。

しかし、自分の場合は兎にも角にもランニングの機能を獲得しなければ!

練習と改善により、適応あるのみですね~