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登りきれて良かった、1時間を切れて良かった、
思った以上に良いタイムでよかった、
頑張って良かった!
というのが今の感想です。
なぜかといえば、ずばり直前ブログでのとおり、
乗鞍、ヒルクライムに向けたトレーニングをしていなかったからです。
仕事柄、イベントでのライドは多く、周2、3回程度はコンスタントに乗れています。
ですが、たとえば、ヒルクライム相当の負荷を維持するようなターゲットトレーニングは
していません。
ですから、あの難易度の高いコース、国内最高峰のヒルクライマーのなかで
送れることは必至、なんとかマイペースでも走りきって、タイムは昨年よりも
落ちてもしょうがないが、それなりに抑えたいとの思いでした。
果たしてスタートすると、やはりそのペースは速い!
なんといっても、プロロードレーサー以上の登半性能を持つチャンピオンがコースレコードを
狙いに行くのですから全員がそれを意識して、当然、最初からペースが速い。
どうしよう、などと考えることもなく集団に着く。序盤のなだらかな区間は上手く走れば、
速度は乗るし、脚を止められる瞬間も生まれる。
しかし、ペースの速さは400W とCS600に表示されるし、脚にはくるし、まいったな、
と思うほど。とりあえず、オールアウトになる前まで、行けるところまで、とコントロールしながら、
アッという間に三本滝を通過。
ここで、わずかにペースが落ちる感じで落ち着いた、かと思った瞬間、するすると先頭が変わり
ペースは元通りに。。。
これ以上はキツイ、とマイペースに。
ここからの勾配のきついカーブがつづくので、ドラフティング効果は少なくなるし、
オールアウトの危険は避けたかった。
果たして、先頭から遅れていくが、後方にもほとんど人がいない。
前との差を目指できる範囲で進行していく。
楽ではないけど、マイペースなので、ゴールまで持つように冷静にペースを保つ。
常に前が見えるが、徐々に先頭数人との距離は開き、そこに追従していた選手が、
ポロポロ、下がってくる。
途中でマイペースを選んだグループとの差はほぼ、イーブンか。
下がってきた選手の中には、優勝対抗馬の選手も。しばらくランデブーの後、
そこから良いペースを取り戻し、どんどんと上がっていく。
もちろん自分はついていけない、マイペースを貫くのみ。
それでも位ヶ原山荘を過ぎ、標高の高くなると、自分的にはイッパイイッパイに。
前に見えるマイペース集団も徐々に遠ざかり、トップは遥か彼方に確認できる。
速い!と、感嘆しきり。
自分は自分の精一杯を。
ギアを選び、ケイデンスを保ち、フォームを、ボディポジションをコントロールし
できるだけ速度を乗せるように。
途中に順位の変動があったが、抜きつ抜かれる、
というよりはただひたすらマイペースを保ったので、
その選手たちのペースの上り、下がり、があったということ。
順位は気にせず、1時間切りを目指して、ひたすら集中、集中。
去年はきつくてボロボロペースだった後半区間も、比較的スイスイ登っていく。
そうこうして、距離表示も、3km、2km、1km、と刻まれていく。
すぐ前に2人がいるんだが、その最後のスパートに全く反応することもできず、
最後のラインまで出せるぎりぎりのマイペースを貫いた。
終わったあとにも、晴れやかでした。
最近は、SPECIALIZEDコンセプトストアでのBGフィットやイベントを通じて、
多くの皆さんと知り合いになって、こうした機会に再会できるのは
とても楽しい、嬉しいです。
そして、その皆さんの成果も気になってしょうがないですね。
ちなみに向かって右の DJも頑張っていましたよ!
タイムはそれなり??でも、プッシュハードを楽しんでいました。
前日は二人で1日中、SPECIALIZEDブースでニューバイクやシューズの説明に追われていました。
走りのためのバイクとアクセサリーの開発、技術が多くの皆さんにどんどん認められて
嬉しい限りです。速く走るために自らチョイスしてもらえるように。
ちなみ、チャンピオンクラストップテンには、3人がSワークスBGシューズを履いていました。
トップ20になるとそのシェアはさらに高くなっています。
さあ、次に向けてまた頑張っていきましょう!