まずは走行データグラフ、後半はCS600をオフにしてしまい(アラームがなったので、メモリー残量がなくなったと思ってしまい・・・)、RS800で取ったデータを合わせてみたので、標高がずれていますし、パワーが取れていません。
レポート、まずは普久川一回目の遅れるところまで~
やってきました、今年もツール・ド・おきなわ!
今回はコースが延長になり、なんと210km、総登坂は2300mに達するかというハードなもの!
加えて、参加者もプロレーサーをも凌ぐ実力を有する全国のトップアマチュアが一同に会して競い合う、名実ともに参加型ロードレースでの国内最高峰です!
自分の結果は、完走しました、というだけのものでしたが、走って良かった、というのが感想で、いろいろとレース中に起こったことも、すべて終わったことです。ではレポートなど。。。
レース前日には激しい雨、風、まさに南国台風のような気象条件での開催か、という悪条件も考えられたが、当日には幸いにも前線は僅かに移動してくれたおかげで、雨は止み、風の影響は考慮されるなかでのスタートとなった。
名護市の商店街メインストリートにスタート&ゴールを移した街中からのパレード走行を経て先導車が外れると、ペースはグングン上がって行きました。そんななか知り合いを見つけては挨拶をして過ごしていたが、半島の周回に入るとなにやら、周りが落ち着かなく。ここは良いペースで走っている有力選手の前の方のですよね?と言う場所でも、脇からドンドンと混入してくる感じで乱れてきて、危なげな感じ。路面も濡れているし、工事箇所もあるし、ということで前に出てたほうが安全だな、と思い、集団最前に上がり、十字路のコーナーを抜けると、あれ、後ろが離れた、足を止めて調整し後ろを見ていたら、数人が抜けだしてきた。ならば、とその数名で先行をすることに。2人が3人、4人となり、ローテーションも上手く回りペースを刻む。安心、安全でいい感じ。ウォーミングアップと今日の体調を見るに調度良い感じで進むと、前方にはさらに先に逃げた3人が見えた。後続との差も30秒と開き始めて、前には徐々に追いついていく。取材バイクにもつかれていい感じ。合流して7人になれば、かなり先行できそう、と淡い思いをもったが、逆に追いついたら、その安心感からかペースが上がらない。。。ペースメイクを躊躇していると、バイクからは10秒後ろ、と告げられ後ろを見れば、あらら、もうそこまで来たのね、と程よく吸収される。しかし、集団は安定している感じでいい感じで休もう、と思った矢先の集落の中の右コーナーに入ったところでアクシデントが!
アールに対して進入速度が結構高いな、と思ったところ、数人前から挙動が外に流れて、目の前で落車発生!
あ、と思った瞬間、しかし、そこを凝視せずに、とっさに目に入ったコーナー外側の郵便局の敷地内にコースアウトするようにして転倒を回避、玄関前のバリアフリーのスロープにランディング成功!
しかし、復帰にするにもそこは落車の影響で混沌とした状況となっていて、後続も続々と流れてくる。速度の低下した頃合いを見計らって、集団に復帰するも後ろは後ろでとても大変。。。みなさん、フラフラするし、先発の50kmクラスの方もコースの端っこによらないで走っている方もいて、まさに走る障害物的になってしまっていて、お互いに危ない。
こういったイベントに出るからには、お互いに安全に走り、競う、という大前提を最低限守れるようになってほしい。「エントリーフィーを払った自分はお客さんだから、好きに走ってよい」ではなく、参加者全員が安全にレースを進行させる義務、そしてイベントを楽しめる権利得ている、という認識を持ってほしい。レースの成立、イベントの成功は一人ひとり全ての力で達成されるのだから。と、参加者の増大と同時に、レベルの底上げも図っていかないとと、富士チャレ200に続いて考えさせられた。
海岸線に出て北上して序盤50kmを過ぎて、昨年の用足し停車時に落車した箇所を通過して、集団内で安定して走っていると右に見知った顔の面々がコース脇に停まって用足し中。停車しその列に加わり用足しをして、集団を追っかけ、追いつく。この際にシフトチェンジをしていると何かおかしい、シフトチェンジは出来るのだかチャラつきが大きい。まあ、大丈夫、とたかをくくってそのまま進む。
いよいよトンネルを抜けて普久川への登りに突入する。先頭で入りペースを作る。個人的には良いペースなのだが、周りは余裕がありそう。むー、と思った先、堰を切ったように、周りの選手達が飛び出していく。あ、あ、と見送るしかなく、出来る限りのマイペースで登り続ける。いよいよ勾配がきつくなり、ギアをインナーローに入れる。と、カチャン、カチャンとホイール、スポークに何かが当たっている。ホイールマグネットか?と思って覗き込むがきちんとスピードは出ている。そうだ、変速がおかしかったからリアメカか、エンドか。落車を回避したときに郵便局のスロープ横の壁、塀、手すり等に接触していたのだろうことは後に分かったが、ローギアは使わない方がいいかと、重めのギアで走ったりして誤魔化すが脚がきつい。ドンドン抜かれていき、メインから遅れてやっとピークへ。この時に3分差と聞き、今日の走りの大局を理解できた。。。
つづく