大阪マラソンを走ってきました。
ランニングが根っから好きなわけではありませんが、運動全般は好きですし、初開催ということで申し込んでみました。
3万人の参加者に対して申し込みは17万人あったそうです。
受付も大規模で、ボランティアの数がめちゃ多い。
併設のラン二ングエキスポもすれ違いもままならないほどに大盛況で、大手スポーツメーカーのブース内イベントも盛り上がっていました。
受付のパケットの中身はこんな感じです。
前日の晩御飯は、カーボローディングとして大阪といえば粉物、モダン焼きを食しました。
当日は、自転車レース同様に、スタート3時間前に朝ごはんとしてPowerBarを食べて、脚の安定感を増すためにかかとと、そしてランニングの負担低減のために膝にも、ニューハレを張りました。
そして、臀部打撲によるハムの負担増大にも対処して、ここにも極太ニューハレテープでサポートをしておきます。
スタートは大阪城公園、お堀の向こうに大阪城が見えます。
しかし整列した位置からはスタート地点がまるで見えません。A~Nのグループ整列で、Kグループだったので、物凄い後方です。。。
結局スタートの号砲から、スタートライン通過まで約13分かかっています!
そして厳しい展開の中、安堵のゴール!
怪我をして出走をやめることも考えましたが、リハビリの具合から3:30~4:00でゴールできそうかな、と思い参加しました。
概ねタイムはその通りの3:41でしたが、内容が想像以上に厳しく、過酷な展開でした。
人の多さに困惑したのと、故障の箇所が弱体化していて、十分なトレーニングが出来なかったことから体が負担に耐えられなかったのです。
区間タイムの推移を見ても分かる通り、前半は遅い前走者の分厚い壁をすり抜け続けて、インターバル的走行でなんとかペースを保っていき、半分くらいまでは良い感じで走れたのですが、折り返してから、徐々に故障箇所である左臀部の負担が大きくなり、そこに力が入らない感じで不安定になり、そこを庇うようにしてペースの低下を最小限に留めるようにしました。
パワージェルを携行してエネルギー切れは防ぎ、シューズの痛みと足裏の痛みも出なかったのですが、35kmになるとアンバランスな走り方が負担となり、右脚の大腿直筋と左脚の外側広筋がカチカチとなり痛みが伴うようになりました。
そこからはもう地獄。。。地面と喧嘩をしているようで一歩一歩が、まるで殴られているかのような苦痛となり、もはやペースを上げることが出来ませんでした。泣きたいほどでしたが、せめて歩くまいと、賢明に歩を進めていきます。
アイアンマンでは、どんなにトレーニングを積んで、どんなにコンディションを整えても、後半は必ず我慢の走りを強いられる、とそれに対する気持ちのトレーニングとしてでも、身になるようにと、気持ちは切らさずに、なんとかゴールできました。
最後の5km,そして2kmのなんと遠かったことか。。。
ゴールして、完走メダルや、飲食のフィードをもらい、落ち着いた所で着替えて、メイン会場にいいくと、そこには人!人!!人!!!
ランナーだけではなく、その家族や、海上でのイベントを楽しみに来場された方でごった返していました、ランナーで3万人、その応援などでざっと3倍くらいは動員したのではないでしょうか。
昼ごはんに楽しみにしていて、大阪の味が楽しめるエリアも、もう長蛇の列で無理!
と、会場を急いで後にしました。
電車を途中で降りて食事をとろうとコース沿いにでてみると、雨がふりだした中でも、まだまだとても多くのランナーがゴールを目指して奮闘していました。
自分も辛い終盤の区間だったので、エールを送りました。
昼食には、ゴールのご褒美にと、昼間から、たこ焼き&ビールで乾杯!
さらにねぎ焼き、お好みと粉物をとことん堪能しました。
その後は、その足で、ラビットストリート本店におじゃましました。
人生の先輩たるお店のオーナー夫妻に様々なお話を伺って、今後の自分の活動を考える良い機会を頂きました。
長々ありがとうございました!
そして、痛みをひきづる今日は、まず朝一からスポーツマッサージに行き、入念にケアをしてもらいます。
かなり腕の良い方で、かなり緊張をとってもらえてかなり普通に歩けるようになりました。ビッコを引いて歩いているようでは、もっっと状態が悪化してしまいますので、とても助かりました。
そのあとの帰途の途中、大阪駅前のシルベストサイクル梅田店にもおじゃましました。
こちらのブログでも、そして日本随一のBG FITテクニシャンでもある溝端さんと、ちょうどBG FITが終わったタイミングということもあり、フィッティング話や、トライアスロン話で盛り上がり、そしてイベントもやりたいですね~とこの冬の再会を約束して、帰路につきました。
プライベートでもマラソン参加でしたが、正直、自転車イベントのほうが自分には合っている、と思いました。
しかし、多くの方と自転車の楽しみを共感、伝えることが出来ても、わからないこと、できないこと、初めての緊張と興奮、そして不安を共感することは、自分にとっては自転車イベントでは出来ません。
だから、こうして、自分のできないこと、やっていないことに価値が凄くあるな~と感じた、そして、不安や緊張を楽しめた大阪マラソンでした。
そして、この疲れが癒えたら、いよいよアイアンマンへの道、トレーニングをプランして、開始します!