今日は気の合う仲間とのトレイルライド。
未明の山麗に集合して、夜明けと共に準備、出発します。
ロードバイクで言う激坂を越えた斜度の坂に岩や木の根が張り巡らされたルートをインナーローで前後上下のアクションをしながら、ときには押して、担いで山頂を目指します。
その運動強度はものすごく高く、
上りはレース強度まで追い込まなければとてもバイクには乗車し続けられません。
その強度でバイクを安定させて、高いペダリングパワーを発生させ、それを路面に伝えるトラクションコントロールをしながら、さらに重心補正をしつつ、目の前に立ち塞がる岩や木の根を前輪、後輪ごとに体を上に抜重して乗り越えていく、というマルチタスクをこなしていくのです。
そして辿り着くは、このような頂きの絶景!
まさに頑張ったご褒美なのです!!
バイクは本当に良き相棒となりますし、一緒に登山パーティーを組む仲間の存在も心強いです。
ランチは、2500mの山の頂きでの昼食。
キャメルバックに背負ってきたジェットボイルは、冷寒な高地でも瞬時にお湯が沸かせます。
ここで食べるカップラーメンは格別な味です!
ポカポカな陽だまりで珈琲も飲んで、このひとときを味わいます。
そして、山頂からの豪快なダウンヒル!
ハイカーの人優先、安全重視で、下って行きます、スピードジャンキーではないので、落ち葉を踏みしめるその感触を、手応えを楽しんでいきます。
どはいえ下りも上り同様に、上るためのペダリングこそ必要無いですがバイクを安定させるためのペダリングはしつつ、より大きなアクションを瞬時に大きく要求されます。
そのため下りとは言え、強度は常に高い状態です。
途中に休憩を挟んで、ここでもしっかりとオヤツタイム、レースではないので、効率優先ではなく好み優先でロールケーキ(クリームは少なめ)。
走行距離は、40km弱ですが、消費カロリーは4,462キロカロリーです!!
活動時間は休憩込みで7時間30分にもなります。
このようなトレイルライドは正直にいいまして、誰でも出来るものでも、オススメするものでもありません。
技術、体力、経験、そして仲間、が必要となりますので、とても敷居が高い嗜みなのです。
しかし、その体験はプライスレス!
すこしづつオフロードライディング、MTBなどを楽しんで上手くなり、経験を積んでいった先に、いつか辿りつけるかもしれない極上の世界なのです。
その一端が垣間見れるMTBなどのイベントは、技術に応じて、体力に応じて、参加することができますので、そちらはとてもオススメです。
来年のチャレンジにぜひ検討してみてくださいね~