2013年2月6日水曜日

水曜日はコンセプトストアにいます!

2月限定ですが、水曜日はスペシャライズドコンセプトストアにて皆様の
バイクやアクセサリー選び、BG FIT、トレーニングのお悩みなど、相談に乗らせて頂きます!

SPECIALIZEDコンセプトストア ブログ


例として、ターマックのサイズについて質問です。

「49と52のどちらかの選択に迷っています。二車ともトップチューブの長さは違いますが、リーチが同じ長さの様です。私的にはどちらのサイズも乗れるとは思っていますが、乗り味等違いはあるのでしょうか?」

 ターマックのサイズ、49と52のどちらかの選択ということですね。
二車ともトップチューブの長さは違いますが、リーチが同じ長さ、確かにその通りです。

これは、リーチはBB中心からの垂直線上を基点としているので、
シート角度、ヘッド角度の違いから同一となっています。

ターマックディメンション表





写真は解説用のメモ書きです。

このとおり、52と比べて49はシート角立ち気味、ヘッド角寝気味となります。
ヘッド角はクランク3時の時のシューズ前端とホイールとのクリアランス確保を考慮、
シート角は大腿骨の長さによるサドル後退量の適正化、が狙いです。

今回の場合、バイクのフィッティングの基礎となるサドルポジションが
様々な影響を与えます。

まず、シート角の違いはサドルの前後位置に影響します。
ざっくりですが、シート高が700mmだとすると約18mm、49の場合より後退することになります。
大腿骨が長い場合、普通のピラーでは適正な位置が出ない場合があります。

また、これによりホイールベースが同一でも、前輪後輪の荷重が若干後ろ荷重になります。
前述、寝気味のヘッド角と合せてハンドリングがやや鈍くなる可能性があります。

クイックなハンドリングがお好みでしたら、52を選ぶのがいいでしょう。

そして49のほうがドロップ、22mmハンドルポジションを低く出来ますので、
サドルとの落差をどれくらい確保するのかも、考慮しなければなりません。

ピラーの出代が30mm変わるのでルックスにも影響しますが、それは二の次ということで(苦笑

以上、身長、股下、ハンドル落差を考慮してサイズを決定してみてください。


このような質問も一緒に調べて相談して解決できますので、
ぜひ水曜日はコンセプトストアにお越しくださいね~