来週に迫ったトライアスロン宮古島大会に向けて、SHIVも最終セッティングを決めていきます。
今回はホイールのチョイスを考えてみました。
ZIPPのディスクにレイノルズの軽くて92mm!という強烈なリムハイトのホイールの
組み合わせはスパルタンな雰囲気がかっこいいのですが、
少々フロントホイールが硬く、また横風にトラれやすく、その立て直しなど
ハンドング、乗り心地の前後バランスが自分には難しく却下。
後輪はディスクで、前輪にバトンホイールのゼンティスを合わせました。
これも上記と同じ感じになり、却下。
ZIPP SUB9 DISK と 808の組み合わせはこれぞ王道!
横風にも挙動がわかりやすく、素直で乗りやすいです。
加速性も悪くなく、軽いペダリング感と振動減衰性が心地良いです。
XENTIS MARK1 TT は縦にも横にも硬く、横風に少し敏感なところはありますが、
昨年のIRONMANセントジョージとコナ、70.3シンガポールでも使っていて、
その特性を十分に掴んでいるので、とても乗りやすく感じています。
と、いうことで、ZIPP前後、XENTIS前後を装着し、POLAR KEO POWERを使っての
実走テストを行なってみました。
ペダル型パワーメーターであるKEO POWERだとホイールの交換、組み合わせが
簡単自由自在に出来るのは大変助かります。
ほぼ一定の横風が吹いている往復コース、心拍数はロングのトライスロンでの
レースで許容出来る145~155bpm前後、その時出せるパワーは概ね280~300w、
として全力走ではなく、あくまでロングのレースシミュレーションとして走りました。
その結果は次の通りです。
直線番長的なきらいがありますが、縦剛性とねじれに強くトルクを掛けていく走りには
とても向いています。
低速では重く感じますが、回り始めるとトルクをトントンかける感じでコォォォォっと
速度が上がっていきます。
ありますが、エイヤッと体重で傾けていけばグワッと曲がる感じで、好きです。
横風には時折の強い風にフロントを持っていかれる時もありますが、コナの強風でも
十分乗れていたので、自分には問題ないと思っています。
慣れて乗りこなせる、とても大事な要素です。
こちらの結果は、平均出力300wで39.56km/hを得ました。
少ない出力で、高いスピードを得ていますが、これはホイールの空力性能ではなく、
加速、脚の休ませ、リズム、トルク、スピード感、それら自分との”相性”による差だと
感じます。
この結果、どちらも素晴らしいホイールであることは間違いありませんから、
宮古島でどちらを使うか悩みましたが、
Xentis で行くことにしました!
乗り慣れているからというのが一番のポイントですが、誰でも乗りこなしやすいSHIVに
ガンガン行くぜ!というピリリと戦闘的なスパイスを演出してくれるので、
レースでの高揚ととてもマッチするからです。
気持ちも大事です、人間がやることですから。
バイクも最高、ホイールバッチリなので宮古島が楽しみになって来ました、
あ、今朝のスイムはウエットでの感触がイマイチだったんですけどね。。。(涙