2011年2月6日日曜日

ハーフマラソンフィニッシュ

無事に完走しました、みさとシティハーフマラソン!


結果はご覧の通り、大会公式で1時間30分19秒でした。

目標とタイムとしていた 1時間35分をクリアして、裏目標だった1時間30分切りは僅かに達成できませんでしたが、満足いく内容でした。



当初はトレーニングデータから、キロ 4’20” でのペースをキープしようかと思っていましたが、
本番効果を期待して、4’15” を目標ペースにすることにしました。
練習不足と後半の失速は、気合でカバーです!

寒くもなく、風もない絶好のコンディションでスタート。ラインは、とりあえず初心者なので控えめに、1時間30~40分のグループの後ろのほうにならびましたが、これが、失敗だったようです。
スタート直後から、えええ?これで、1時間30分でゴール出来るのですか?!と思うようなペースで、走る方が続出で、最初はウォーミングアップとばかりに追従していましたが、これじゃまずいと、右へ左へ、抜きにかかって前に出て行きます。

今回は、POLAR RS800CX with S3ストライドセンサーの機能である”オートラップ”を使って、1kmごとに自動的にとってくれるラップデータを参考にペースメイクをして走りました。

このスタートからの1キロLap1は 4’32”ではいっています。

その後はLap2からLap12までず~~~~っと 4’15前後でキープ、微妙な追い風、向かい風はあれど、手元のRS800を表示されるペースを保ちながら、オートラップで、1キロ、また1キロとこなしていくこと、残りの距離が分かることを励みに頑張りました。

途中、青の速度のストンとした落ち込みが2箇所あるのは、給水所での減速です。ここで速度を落としたり、前に詰まったりとしましたが、速い方はうまい位置で受け取り、スーッとこなしてしまうのですね。紙コップもやわらかいですし、バイクと勝手が違って少々戸惑いました。

半分を過ぎたところで、よしここからだ!とペースアップ。Lap13~14

今回、バイク仲間も参加していたので、そのうちの一人とチェイスをしていたので、目前の彼に追いつくべく、ペースを上げます。しかし、一人で追うのと、集団で走る彼との差はなかなか縮まりません。この速度でも、姿勢が起きて前面投影面積が大きいので、空気抵抗が確かに感じます。

2キロを上げたところで、今度は微妙に脚の筋肉にハリを感じ始めました。大腿直筋と外側広筋の股関節に近い部分の動きが固くなりつつ、脚の上がりが悪く、ストライドが僅かに狭まってきて、ペースが上がりません。疲れも感じ始めました。 Lap15~16

そこで、背中のジャージから取り出したパワージェルで補給をしました。これが、頭脳のエネルギーになるので、疲労感を和らげ集中力を取り戻すきっかけになります。 

ピッチを保ちつつ、力みを取り、スムーズな足運びを意識します。途中、えいっと腕を振って、地面を蹴って無理やりペースを上げようともしてみましたが、その瞬間は速度が上がるものの、すぐに動きが悪くなり、ペースは落ちてしまいます。そこで、大腿のスイング、膝下のコンパクトな前振りを意識して、とにかくスムーズに、前足に臀部が乗せるようなイメージで、体を前に進めていきました。Lap 17

いよいよ、残り3キロ少々のときに、前を行くバイク仲間のペースが落ち込んでいて見る見る背中が近づいてきました。みんな辛いのは一緒、ここでもう一頑張りだ!Lap18

がっちり背中を捉えて、一気に前に出ます。そうすると、前方にバイクの集団が歩道から声援を送ってくれています!
すぐに分かりました、スペシャライズドコンセプトストアのグループライドの面々です!大きな声で声援を送ってくれます。この声に応えて背中を押されるように、さらにペースアップしました。 Lap19~20

いよいよ残り1キロ!
なんとここには国道をまたぐ歩道橋があり、そのスロープのアップダウンがとてもキツイ!登りは体を前に傾け、バイクの登りと同じような感じでクリア、下りはそのまま転がり落ちるように加速して、速度を戻していき、そのままラストスパートへ!Lap21

最後の300mはこのレースの最高速度をマーク、3’36”でゴールまで走りきりました。

こんなにダッシュ、追い込んだのは、バイクでは現役時代はしょっちゅうでしたが、ランでしたのは、いつ振りなのか思い出せないほどのものでした。

一心不乱にゴールをきりました。

結果、あと19秒短縮できれば、1時間30分切り出来たのですが、まあ、スタートのロスもあるし、誤差みたいなものだと自分に言い聞かせて、達成感を感じています。


何であろうと、一生懸命だしきると満足だけが残りますね。
次に向けて、また明日から、練習も、仕事も頑張ろう!という気になり、生活にハリが出ます。



このデータと、ペースメイクを助けてくれた、POLAR RS800CX with S3ストライドセンサーに大感謝です!

次は何を走ろうか?
バイクのシーズンに入っていくので、しばらく先になりますが、フルマラソンを目指そうかな~