状況を知れたりと便利な世の中です。
このようにプロカメラマンの写真を拝見して、臨場感をもってその模様を
うかがい知ることも出来ました。
https://picasaweb.google.com/snp1017/2011717MTB
さて、今朝はなでしこジャパン、女子サッカーワールドカップでの世界一で
盛り上がっていました。勢い昨日開催の全日本選手権、MTBとオーバーラップして
考えざるをえません。
自分も昔サッカーをやっていましたが、その時の日本の偉業といえばメキシコ五輪の
時の3位、釜本邦茂さんが全盛期の話でした。
当時は、その釜本さんも引退、奥寺さんがブンデスリーガで頑張っておられたりという
時代背景、そのなかで日本における女子サッカーも立ち上がったのでした。
それから四半世紀が過ぎ、女子とは言え、いえマイナーな女子だからこそ、
世界一になる日が来ることを誰が予見できたでしょうか。
MTBも、とてもマイナーなスポーツです。
そのなかでもMTBクロスカントリーが、オリンピック種目になったのが1996年、
そこを起算として、15年がたち、先程の四半世紀で世界一、という過程のおいて
残り10年で、同じくマイナースポーツであるMTBで世界一になれるのか。
女子サッカーでは10年前まではぱっとせず、その数年後、アテネオリンピックでの活躍により、
なでしこジャパンと親しまれ広がっていきました。
分母であるサッカー人口という大きくメジャーな母体の中に存在する女子サッカー、
自転車競技、スポーツバイシクルというまだまだマイナーーな母体の中に存在するMTB、
母体の大きさの違いは否めませんが、その伸び率には見習うべきことがおおく、
まだMTBにも可能性、期待をできるのではないかと。
今の選手の活躍は、必ずその数年後の選手の活躍、レベルアップに貢献していくはずです。
全ての人にはそれぞれのゴールがあり、それはしかし全ての大きな流れの通過点として
存在しています。
選手の終わり、は終わりではなく、次の選手へと何かを残すこと。
連綿と続く頂点への道を、バトンリレーをしながら辿っていくこと。
母体のであるサッカーのリーダーシップはもとより、各選手の頑張り、
引退後の指導者への転身、各地での普及活動、そのための仕組みづくりと持続するための
努力など、多くのことが女子サッカーにおいては存在していたのだと思います
。
今の勝利は今の選手だけの勝利ではなく、四半世紀という長い時間の中で関わり続けてきた
全ての人の勝利だと思います。
MTBにおいても、今の選手の活躍をいかに次につなげるか、
そして継続的に関わり続けていける仕組みづくりをするか。
世界一 遠く高い山ですが、日本を世界一に、そこに誰かを上らせたい、
誰かが登れれば良いのだ、この思いを共有し、全ての人がそれぞれの立場で考え、
行動していけたら、女子サッカーの奇跡を再現出来るはずです。
金のトロフィーを見た感動を胸に頑張っていきましょう!