2011年7月18日月曜日

MTB全日本となでしこジャパン

昨日のMTB全日本選手権に会場にいけず残念至極、しかしTwitterで
状況を知れたりと便利な世の中です。

このようにプロカメラマンの写真を拝見して、臨場感をもってその模様を
うかがい知ることも出来ました。

https://picasaweb.google.com/snp1017/2011717MTB



さて、今朝はなでしこジャパン、女子サッカーワールドカップでの世界一で
盛り上がっていました。勢い昨日開催の全日本選手権、MTBとオーバーラップして
考えざるをえません。

自分も昔サッカーをやっていましたが、その時の日本の偉業といえばメキシコ五輪の
時の3位、釜本邦茂さんが全盛期の話でした。
当時は、その釜本さんも引退、奥寺さんがブンデスリーガで頑張っておられたりという
時代背景、そのなかで日本における女子サッカーも立ち上がったのでした。

それから四半世紀が過ぎ、女子とは言え、いえマイナーな女子だからこそ、
世界一になる日が来ることを誰が予見できたでしょうか。


MTBも、とてもマイナーなスポーツです。
そのなかでもMTBクロスカントリーが、オリンピック種目になったのが1996年、
そこを起算として、15年がたち、先程の四半世紀で世界一、という過程のおいて
残り10年で、同じくマイナースポーツであるMTBで世界一になれるのか。

女子サッカーでは10年前まではぱっとせず、その数年後、アテネオリンピックでの活躍により、
なでしこジャパンと親しまれ広がっていきました。


分母であるサッカー人口という大きくメジャーな母体の中に存在する女子サッカー、
自転車競技、スポーツバイシクルというまだまだマイナーーな母体の中に存在するMTB、
母体の大きさの違いは否めませんが、その伸び率には見習うべきことがおおく、
まだMTBにも可能性、期待をできるのではないかと。

今の選手の活躍は、必ずその数年後の選手の活躍、レベルアップに貢献していくはずです。



全ての人にはそれぞれのゴールがあり、それはしかし全ての大きな流れの通過点として
存在しています。
選手の終わり、は終わりではなく、次の選手へと何かを残すこと。
連綿と続く頂点への道を、バトンリレーをしながら辿っていくこと。

母体のであるサッカーのリーダーシップはもとより、各選手の頑張り、
引退後の指導者への転身、各地での普及活動、そのための仕組みづくりと持続するための
努力など、多くのことが女子サッカーにおいては存在していたのだと思います

今の勝利は今の選手だけの勝利ではなく、四半世紀という長い時間の中で関わり続けてきた
全ての人の勝利だと思います。


MTBにおいても、今の選手の活躍をいかに次につなげるか、
そして継続的に関わり続けていける仕組みづくりをするか。

世界一 遠く高い山ですが、日本を世界一に、そこに誰かを上らせたい、
誰かが登れれば良いのだ、この思いを共有し、全ての人がそれぞれの立場で考え、
行動していけたら、女子サッカーの奇跡を再現出来るはずです。


金のトロフィーを見た感動を胸に頑張っていきましょう!