まずは、富士ヒルクライムお疲れ様でした!
まずは、評価としては5分短縮は評価して良いです、数値的には5~6%の向上ですよ!
約半年での成果ですから、あともう少し早く始めていたら、1:30分きりに足りない、あと2分もクリア出来ることでしょう。
全体的に見ると時間の推移は、コンスタントにトレーニングを継続してきています。4~5月の間隔があいていることが気になります。
本番1ヶ月前というスピードを鍛える、強度を上げておくタイミングで十分にそのためのトレーニングが行えていなかった可能性があります。
レース前までの総合計の割合でも、ミドル+ハード、というヒルクライムでのパフォーマンスゾーンの割合が思ったよりも増大していないのではないでしょうか?
この1ヶ月前をうまくすごせたら、2分も短縮できたことでしょう。
そしてレース本番ですが、明らかにラップ1、5分くらい~25分までがオーバーペースです。
ウォーミングアップが不十分であがった、というよりも、計測地点、料金所から、斜度が急なところにもかかわらず、高い速度、高いケイデンスにあります。
その後、徐々に低下しながら、そのオーバーペース、過度な負荷の負債を処理しながら走り続けているために、そのときの出力が上がらずに、1時間はただ耐えるだけという走りになっている可能性があります。
ケイデンスも、ダンシングのときは50rpmくらいまで低下して、速度を維持して休むダンシングというよりも、ケイデンスがあがらず、トルクもかからず、立ちあがってみた、とう状態になっているかもしれません。
しかし、そういった状況下でも、1:20’から盛り返しているのはさすが、気合の勝利といったところでしょうか。負債の処理、代謝も少し進んで、最後に少し動けたのかもしれません。
オーバーペースでなければ、2分の短縮も可能だったでしょう。
心拍数的にいえば、最初の20分間を180bpmまでに抑えていくペースでも、徐々にその負債が残り、その処理により、心拍数は徐々に増大して180~185bpmなっていき、それを最後までキープしていく、といく状態が望ましいです。
それが、パワーを一定的に走れている状態だと類推します。
ケイデンスは80rpm以上で登っていますので良しとしまして、脚にかかるトルク感から、最適なギア比の選択を出来るようにすることも、効果的です。
以上を踏まえて、次に向けて、また向上していきましょう!