2013年6月28日金曜日

イベントの成功となる”核”

先週末のグレートアース富良野ライドの余韻に浸っていたら、あっというまの金曜日!


ライドの先頭グループで一緒に走った皆さんのこの笑顔を見ていると、
イベントが成功だったことを物語っていますね。

地元食材のエイドステーションでの食を味わい、
ロケーションの良いルートを繋いだコースを走り、
その場に同じ目的、同じ思いで集まった一期一会の仲間と
共に、ライドを楽しみ尽くす、とても良い感じですね。

今回自分は富良野ライド初参加でしたが、どうせ参加するならば
ただ走るだけでなく、より楽しみの付加をしたいと思いました。

これだけ多くのサイクリストが集まれば、ゆっくりのんびり走るのが好きな人もいれば、
チャレンジングな刺激が好きな方も、レースではないとはいえ、
少なからずいるものですから、そういった方にも”グレート”な思い出をということで、
上りを中心にペースをピリリとスパイスを効かせたペースで共に走ってみました。

詳しくはこちらの参加者の方のブログのレポートが秀逸なのでご参照下さい。

上りは少し速いペースでバラバラになろうとも各自のペースで頑張り、
下りや平地は安全に注意しつつ流して走り、また合流して、エイドで飲食と語らいをして
そしてルートを辿るを繰り返してのゴールで、一人では出来ない、
皆で一緒に頑張るという”楽しみ”を提供できたのではないかと思っています。


イベントに関わる人々は、それぞれの立場から、何のために、誰のために、という
目的をもって参加しているはずです。



例えば、富良野の皆さんは、地元の良さを伝えたい、地元を活気づけたい、と
いう地元の立場ですが、”参加者のため”に地元の良さを活かして、
地元の人の働きかけで”いかに楽しんでもらえるか”ということを目的にして
参画されていました。

一方的に自分達のために、ではなく相手を楽しませてこそ、
自分達にも楽しさが返ってくる、という作用反作用を心がけたいものです。

相手を不愉快にして、自分自身が楽しさを得ることなんて出来やしませんから。

イベント終了後の熱気あふれる反省会の議論でも、来年のイベントも
より良い運営、内容にして、参加者により楽しんでもらいたいとそれぞれの立場から、
様々な意見が大いに交換されていました。

これで良いや、ではなく、もっとどうすれば良いか、に取り組み続けることも大事ですね。




その前のIRONMANケアンズは、プレスの仕事も兼ねての参戦でした。
写真は、UK、香港のトライスロン雑誌のエディターとアフターパーティで飲んで
楽しく大いに盛り上がっているところです。

現地の方々からは、ケアンズの良さ、それも多種多様なスタイルがある良さを活かして
翌年はさらに楽しんで欲しいという熱心な思いを聞いてきたので、それをより多くの人に
伝えたいと参加者側から見たレポートとしてまとめました。

この時のレポートは、次号、トライアスロンLUMINAに掲載されます。


参加者、主催者、地元、ボランティア、協賛、プレス、様々な立場で、いかに”楽しみ”を
創りだし、味わい、共有するか、それがイベントの成功に向けた”核”となることを、
ケアンズ、富良野で学びました。





2013年6月22日土曜日

Have a nice weekend, all !!!



ただいまグレートアース富良野ライドウエルカムパーティとその後のスタッフ総出の明日に向けた最終ミーティング完了!
明日は、ロード全日本、トライアスロン長崎五島バラモンキング、などなどガチのレース、そしてここのようなファンライドなど多くのイベントが開催されます。
その全てのスタッフ、関係者の願いは、誰も怪我することなく無事にフィニッシュして欲しい、に尽きると思います。
その上で、各々のベストを尽くせること、多くの楽しみと満足を持ち帰ってもらうことでしょう。
準備はしてもし尽くすことは無いといえますが、ベストの準備を明日のスタート前に備えているはずです。
レース、イベントのスタートと同時に、その成否は、参加者全員の意思と行動にも掛かっています。
例えば各々の参加料、1万円だとしても、それは大事あお金であり決して安くはありませんし、週末という時間を過ごすにあたり、それもまた貴重ですが、その1万円、2日間ではイベントは成立しません。参加者、そしてスタッフと関係者の全て延べのコスト、延べの時間を費やしてこそ成立しています。
故に、明日のイベントの成功はスタッフと関係者の力だけでなく、参加者であるサイクリスト、アスリート一人一人の善意ある意志と行動、お互いを思いやる想像力をもってして、全ての人が満足できるフィニッシュを迎えることが出来ます。
イベントを創るのはスタッフと関係者だけではありません、参加者一人一人が形作っているのです。
自分の意思で参加したイベント、皆さん全ての力を結集させて成功させましょう!

Have a nice weekend, all !!!

2013年6月18日火曜日

IRONMANケアンズ レースレポート

IRONMANケアンズ レースレポート



52
Kenji TAKEYA (888)
09:49:35
40-44  (5)
Male  (48)
01:12:25
00:06:12
04:53:28
00:02:31
03:34:58

今回のレースの目標は、パーソナルベスト更新であり、コナスロットの獲得。スロットの獲得は、相手あってのこと、またスロット数の配分という、自分ではどうにもならない要素もあるので、まずは自分のベストを尽くすことに集中することが大切だ。

オールアウトで頑張った宮古島から7週間だったが、動きにキレが戻ってきていたので、目標はPBはもちろんのことサブテン、スロットのためにもエイジ上位に入るために昨年3位に記録、9時間40分に設定。

内訳はスイム1:1520、バイク4:5059、ラン3:2030という構成で、T1がスイムアップ後3分くらい埠頭を走らなければならいのでもう少し時間がかかるかもしれないが、想定の下限でも9時間50分、としていた。

結果として40分には届かなかったものの、直前に見舞われたアクシデントによる打撲の影響が合っても、現状ベストをつくせたし9時間50分は僅かに切り、自己評価としてはとても満足している。


スイムは穏やかな湾内の1.9kmコースを2周回、早めに入水して、集団前方イン側でフローティングスタート。

波と流れはわずかと感じる程度で泳ぎやすく、バトルも第一ブイまでの間にあったものの、手が頭に当たったり、ゴーグルが微妙にずれたり、キックで蹴られた程度で、大事には至らずに、むしろ流れに乗れている恩恵のほうがあった感じ。
ブイも比較的多く配されていたので都度都度ヘッドアップして、大体6ストロークに1回くらい、前方確認して余り流れさずにも済んだ。ブイは微妙に直線的ではなかったので、第二ブイで折り返しては埠頭の大きな観光船を目印に泳いだ。
以前ならばスイムで抜くことなんてありえなかったのだが、今回はここから何人も抜いていけて、冬のトレーニングの成果が実感できた。
1周めのラップを押して確認すると、40分を切っていたので、後から確認すると35分29秒、よしよしとそのままペースを維持する。
2周めも前方確認による流れ防止と、集団でのトラブルに気をつけて、後ろについては前に出たりを繰り返していく。2周目は一度回っているからか短く感じたが、後からタイムを確認したら、スイムアップまで36分47秒、フローティングスタートの位置から桟橋の上陸までの部分もあるからその差の分か。
公式記録では、1時間12分25秒と、去年よりも大幅な向上が確認できてとても嬉しかったし、来年以降のスロット獲得のための向上にはまだまだ改善の余地があるが、それでも現状では大満足!

埠頭でスイムアップしてからT1はまでは3分間程度の長いランで繋ぐ。ウエットを脱ぎ、ヘルメットをかぶりバイクに向かい乗り出すまでに、記録では6分12秒かかっている。自分と同等以上の選手は1~2分速いので、この辺りももっと改善の余地がある。




バイクに飛び乗り、トライヴェントを乗りながら履いて漕ぎ出す。ここではもたつかずにかなり速くスピードに乗せていけた。市街メインストリートでもガンガン抜いていき、ハイウェイに滑りこむ。 バイクコースは長く長く続く直線、時折現れるロータリーでのコーナリング、アウターギアではダンシングでギリギリ超えられる急坂のアップダウンなど、多少の変化はあるものの基本的にはアップダウンは少ない部類で、直線基調。
しかし風が強く、追い風区間では楽に平均40km/h、向かい風区間では頑張っても35km/hを下回るほどで、コナウインドを連想させた。それでも、横風になることはほとんどなく、昨年のコナ、今年の宮古島に比べれば全く問題ない範囲だった。
コースの印象は直線基調でアップダウンと風もあることで、コナのイメージに近く、その難易度を低くした感じか。



今回のバイクのテーマは余力を十分に残してランに移る、というもので、いつでも、フーっと一呼吸をくことを意識。
さらに今回は、遠征のドタバタもあり、KEOパワーのバッテリー低下でパワーが低く出てしまい、心拍数を参考に、自分のパワー”脚”センサーで概ね一定を保って走ることに。遠征前、レース前もドタバタしていて、確認と準備が足りていなかったと猛省。心拍数は150~160bpmの範囲で余裕を持った推移を心がけ、体感的には200~300wの範囲内で漕いだ感じで平均は250wを維持できたと思われる。




レース直前に導入したシテロも問題ないどころか、股下の擦れなどによる皮膚ストレス、腰や背中の負担を減らしてくれて、アップダウンも向かい風の低い姿勢も楽にこなせた。ダンシングで腰が干渉せず漕ぎやすく、コーナリングでも後に腰を移動させやすくオールラウンドに良い感じだ。
補給はエアロボトルにパワージェル12個、PowerBar6個、一口羊羹2個をフルに摂り、エネルギー切れも感じることはなかった。水分はボトル換算で4本弱ぐらいの摂取だった。




ランはバイクレグで負担を抑え、補給を十分に摂っても、やはり中盤以降きついものはキツイ!
入りは4’30”で10kmまではキロ4分台だったのだけど、それから徐々に5分台へと低下してしまった。直前に痛めた臀部の負担を感じ、着地のたびに鈍痛が伝わってくる。しかし、明確な痛みではないので、そのまま何とかペースを保ち続けた。




しかし、20km近くになると、下腿も痛みだし、
ペースは5’30”まで落ち込むことがあったが、日本人アスリート二人に抜かれ、なんとか食らいつきたい、と僅かにピッチを上げてペースを5分くらいまでに回復させる。




ケアンズ市内の応援が凄まじく、ラン後半はそこを周回するとてもナイスなレイアウトで、ランのキツい後半に応援が多く得られるとてもいいコースだった。そして、公園内を走るレイアウトだったので、そこに公衆トイレに駆け込んだりも出来たので良かった。
ラン後半にはシャワーも降り、暑さが和らぎ走りやすいコンディションになったのも救いだった。コナのスロットのためにも、失速は最小限に留めたい、とすれ違う日本人アスリートの刺激、応援をバックに、ラスト2kmはペースを上げてフィニッシュすることが出来た。




結果的にエイジ5位でロールダウンを待たずにコナのスロットを獲得することが出来た。6位までの差は3分弱、そして4位までには2分差、と前後とも僅差で繋がっている。
どれかスイム、バイク、ラン、どれかが僅かに遅れていても、あるいは速ければ、順位が入れ替わる。





スイムはまだ今の取り組みでも、タイムアップは可能だと考えられるが、今後の課題はランのペースアップが急務だ。スイムの差をバイクで取り返す展開で、ラン勝負になった時には、今の走力では歯がたたない。そして、トランジッションもまだまだ短縮の余地がある。今回であれば、T1T2でのスピードアップで4位になれたかもしれない。スロットが4つだったならば、致命傷だったことを考えると、これも改善課題だろう。

次回、IRONMANジャパン、そして6週間後のIRONMANコナと続く、後半ピリオドに向けてランのスピードアップにトレーニングを再構築していこうと思う。
ちなみに宮古島→ケアンズは7週間で、回復とパフォーマンスは間に合ったので、次回も慎重を期す必要はあるが、しっかりと7月~8月中旬までトレーニングをこなしたいと思う。
いろいろと仕事が詰まっているので、バイクはイベントで補填して、スイムは積極的に朝スイムを継続、ランは涼しい早朝か夜間に、少しまとまった距離の走りこみで、ペースの低下を防げるように計画、実行していこう。









FURANO Days

IRONMANケアンズの余韻に浸るまもなく、北海道富良野に来て
アクティブに過ごしています!



グレートアース トライルランニングを走ったり、
地元アスリートと合同トレーニングしたりもしています。



しかし、疲労感がまだまだ強く、特に今回は筋肉系の負担を強く感じています。

ランのダメージが結構残って、身体のバネとキレは全くありません(汗

気持ちはなんでも楽しんでいるんですけどね~



今日は富良野ライドのコース確認と、来年に企画されているヒルクライムの
コースを実走してきました。

最近、トライアスロンでのエアロフォームに馴染みすぎていて、ロードとMTBの
ライディングフォームに違和感がとてもあります。

こうして写真で見るといたって普通なんですけどね(苦笑



十勝岳温泉までの山頂ゴールでは、まだまだ残雪がたくさん!

なんでも先週、山開きをしたばかりとのことで、今年は雪がかなり残っているそうです。

笑っていますが、実際はヒルクライムは後半14%、それがガンガン続いたりで、
インナーローでダンシングで登ったりと、弱った身体には抑えたペースでもキツかったです。

そのうえ寒くて、大分消耗した感があったのですが、雲海を見下ろす温泉の露天風呂で
ホッコリして生き返りました。

富良野ライドのコース確認もして、とてもいいルートでさまざまな景色を堪能出来ます。
こちらは金曜日に実走チェックしてきたいと思います。

明日は、4時起きで、IRONMAN洞爺湖のバイクコースをチェックしに行く予定です。

毎日、満喫しています~



2013年6月14日金曜日

SHIV!SHIV!SHIV! カスタムシヴコレクション

IRONMANケアンズではSPECIALIZEDがスポンサーになっていました。



最近では、世界のロードやMTBなどのバイクシーンはもとより、
世界中のトライアスロンシーンを盛り上げる多大な存在感を発揮していますね~



トップアスリートのクリス”マッカ”マコーマック選手も、地元だけに
神のような存在感で、オーラを放っていました。

レースでは SHIV TTを乗っていて、さらなる剛性を求めているのかなと、
体調不良からのカムバックに際して、いろいろと試行錯誤をしている様子でした。


そしてSPECIALIZEDブースではこのような応援ボードを用意して、
多くの方にメッセージを記入してもらって、レース本番では
とても多くが掲げられ、会場を彩り、そして声援とともに視覚的に
アスリートに大きなパワーを与えていました。


そして、バイクではSHIVか圧倒的な存在感を放っていました!
トランジッションエリアでのバイク返却時にその一部を撮影して来ました。

無作為に選んで有りますので、様々なレベルのアスリートのシヴになります。
それぞれが実戦で使った仕様であり、カスタマイズされていますので、
本番に向けてかなり参考になると思います。



こちらはSHIV EXPERTです。

サドルもニューモデルのシテロに色を合わせて装着、
シートバックにダブルボトルのステーを付けるために、
チタンレールモデルを選んでいますね。

練習ホイールからレース決戦ホイールに変えると、カタログ写真と迫力が全く違ってきますね~




こちらは、SHIV!、SHIV!、一台挟んで、またSHIV!さらにSHIV!です。
S-WorksもIRONMAN出場レベルのアスリートとなるとかなりポピュラーになっています。




どちらもいかにも速そうなムードがプンプンですね!
シートバックはワンボトルが多いのも、フレーム内蔵ハイドレーションシステムの
シヴならではでしょうか。

SーWorksフレームモジュールから自分にあった仕様でアッセンブルしているのも、
速いアスリートの特徴でしょうか。


こちらはSHIV COMP RIVAL、とてもエントリーモデルには見えない、存在感です!
ホイールは自分の走力と好みに合わせたレースホイールをチョイスすることが、
最初のレースカスタマイズになりますね。


SHIV PRO UI2も多く見られます。
カスタムといえば、このモデルは、フレームデカール、ロゴカラーを自分で好きな色を
選ぶことができますので、個性を演出しやすくなっています。


こちらは、付属デカールは使わずに、オリジナルカッティングシートで
まったくのオリジナルバイクか、と見間違うほどの仕上りでした。

性能を買った上で、自分へのパーソナライズを図る、トライアスリートならではの
自由なアレンジが効きそうなのもSHIVならではですね!


そして、レース仕様といえば気なるのが、補給の積み方ですね。



こちらは、空力をあるていど無視して、完走目指したフルコンボ!
的な、仕様になっています。

4ボトル、BENTOボックス、さらにアスリートソルトをストックするロッドまでと、
てんこ盛りです!

サドルも柔らかいタイプ、バー&パッドも高めなので、体を起こして
ゆっくりでもとにかくフィニッシュを意図していることがポジションからも
うかがい知ることができます。



こちらは、同じモデルのSHIVでも全く雰囲気も、仕様も違っています。

シートバックにワンボトル、内蔵フーエルサージを使いつつ、
エアロバーにもうワンボトルです。

シートバックはエイドで受けとるボトルを一時仮置きして、
フーエルサージを飲みきったら、そこに補充して、
バーのボトルは、パワージェルなどをいれこんだエネルギーボトルなのでしょう。



バーに載せるボトルケージも、市販のものだったり、タイラップなどでの自作だったり、
様々で個性的でした。

こちらは、サイドエントリータイプを使用しているので、横から取りやすく、
ボトル脱着のストレス、余計な動きを減らす良いアイディアです。



バー上に補給食を言えれる、BENTOボックスを装着するのもポピュラーです。

使い込んだハンドル周りに風格を感じますね~



フーエルサージのホースにも様々な工夫がされていました。

このホース途中に設置した、ダブルマグネットホルダーは、
早速真似したい秀逸なものです!

自分も次回やってみます。



こちらは、ホースに巻き癖をつけて収まりを良くしています。

ほんと、よく考えますね~



これも同様なのですが、BENTOボックスを避ける巧みなレイアウトです。
吸口も好みのものに交換してあります。



こちらはホースの取り回し、そして自立式にしたカスタマイズに注目です!

いろいろなアイディアが山ほどあり、SHIV博覧会の様相です。




シートピラー前にタイヤのパンク補修材をテープ止めで積んであります。

ここは、SHIVの積載ポイントになります。


そうそう、このバイクもそうですが、シテロ普及率の速さはオーストラリアでも異常ですね!

日本でも大人気なのですが、世界中で待たれてたサドルの登場だったのでしょう。



ここからは、自分のレース仕様です。

サドルはもちろんシテロ、シートバックはワンボトル仕様で、軽量性もイメージ。
輪行で、ボトルケージが折れてしまったのでビニールテープで補強してあります(汗



ここに、パワーバーを半分に切って、食べやすくして、引越しで使う養生テープで
貼り付けてあります。

上から順にはがせるようになっていて、味は入れ替えていて、
次々に違った味を楽しめるようにしてあります。

パッケージはウエア内に入れておき、エイドで捨てるようにします。

その前部にはパンク修理剤を、マジックテープどめしてあります。
チューブやパンク修理剤などをフレーム、ステム、シートバックに付けるのは
MTBレースではとてもポピュラーだったので、その経験も応用しています。



全体ではこのようになっています。

レース後なので、ボトルなど残っていませんが、
フーエルサージをメインの給水に使い、シートバックはスペア、
エアロボトルには、パワージェルを12個入れて飲みきりました。

IRONMANジャパンでは、上りの長いコース設定ということで、
ホイールなどを中心に上りを意識した仕様を再検討してみたいと思います。


SHIVは日本でも、世界でも、大人気で、それをカスタマイズするのが、IRONMANです!

皆さんも、SHIVをパーソナル仕様に仕上げて、レースに臨んでくださいね~


コナスロット獲得して帰国しています!

FacebookとTwitterでは、日々アップデートをしていましたが、
IRONMANケアンズにてコナスロットをバッチリと獲得して来ました!


これで、6回目のトライアスロンフィニッシュ、
4回目のロングディスタンスフィニッシュ、
3回目の「You are an IRONMAN」となりました。


タイムもパーソナルベストを更新、
サブテンとなる、9時間49分でフィニッシュ、エイジ5位となり、
ロールダウン(キャンセルによる繰越し)を待たずにコナスロットを獲得しました。

この40-44は1600名の参加の内、300人弱で争われていたので
スロット数が5枠ありましたが、あと3分遅れていたら、6位となり
あやうく逃しているところでした。

流石、オーストラリアでは年間4戦もIRONMANがある本場だけあって、
レベルが高いです!



今回も S-Works SHIV が良い働き、良い走りをもたらしてくれました。
バイクレグは、4時間53分、平均時速は37㎞/h超でした!

シテロも交換間もない実戦投入ですが、腰背中の負担を減らしてれて、

ランに余力を持ってトランジットすることが出来ました。

来週になりますが、詳しくは別途レースレポートを書きたいと思います。


さて、帰国後、昨日はストアでの SHIVのBGFITアフターフォローや、
ポラールを使った皆生トライスロンリレーのバイクパートに挑む方へのトレーニング相談、
そしてペダリング実践STEP3では、全てトライスリーとの方!
と、行き着く暇もなく、公私共にトライアスロン三昧になりつつありますが、
もちろん、ロードも、MTBも、サイクリングはもとより、
そしてトレランも、マルチでエンデュランススポーツに取り組んでいきますよ~

今日からは、北海道富良野に飛びまして、週末はトレランイベント
IRONMANの疲労も残る中、走りきれるのか?!?!
ゆっくりにはなるかと思いますが、這ってでもフィニッシュする気概で、
30km猛者コースに挑みたいと思います。


そして来週は、グレートアース北海道富良野ライド です!
オフィシャルWEBはこちらです。

梅雨から逃れ信号が殆ど無い115kmを走破するなんて、超楽しみです。
なにやら美味しい食にもありつけまくれそうなw

そして、北海道ということで、8月開催のIRONMANジャパン 洞爺湖のコース試走にも
行って見ようと思います。

いやはや、忙しい日々が続きますが、
チャレンジの日々は本当に楽しいです!






2013年6月1日土曜日

バイクトレーニングもようやく快調レベルに上がってきました!

ケアンズ前に今週末がトレーニング最終局面、調整しつつ、レースペースの確認作業とも言えます。

今月号のトライアスロンLUMINAの巻頭特集にて、バイクトレーニングを解説させて頂きました中で、IRONMANなどロングで上位を目指すためのメニュー、レースペースを越えた”オーバーペース”で走るトレーニングを実際に行いました。



パワーと心拍数を見ながら、レース以上の負荷をかけて走っています。後半はレースペースまで落として一定走行をしています。


トレーニング終了後は、久々にじっくりパソコンに向かって執筆作業をしています。
POLARのKEOパワーを使ったトレーニングアドバイスの記事になります。
以下にその一部分を抜粋して紹介します。

===========================================================
”度数分布”という表示形式にしたものです。先ほどの平均値に対して、レース中のパワー、ケイデンス、心拍数が、実際にどのあたりでどのくらいの時間維持されたのか、という内訳が分かります。

2011乗鞍ヒルクライムでの分布を見て行きましょう。



パワー
300~350w 47.7% 28:12
250~300w 22.2% 13:12
350~400w 18.1% 11:18
ケイデンス
80~85rpm 29.0% 16:47
85~90rpm 28.7% 16:34
75~80rpm 14.3% 8:17
90~95rpm 14.1% 8:08
心拍数
175~180bpm 66.5% 39:20
170~175bpm 14.9% 8:50

こうして抜き出してみると、レース中にどのくらいのパワー、ケイデンス、心拍数で走っているのかが一目瞭然。一番割合の高い領域をターゲットの中心として捉えて向上させていくことが、レース目標達成のためには効果的になります。


2013トライアスロン宮古島での分布も見ると、それぞれの違いがより明らかになります。



パワー
250~300w 31.8% 79:07
200~250w 25.9% 64:31
300~350w 17.5% 43:28
ケイデンス
80~85rpm 32.0% 78:58
75~80rpm 30.1% 74:18
85~90rpm 15.5% 38:16
心拍数
155~160bpm 33.7% 84:02
160~165bpm 25.0% 62:20
150~155bpm 20.8% 51:49

このように実際のレースの走行データを解析することで、レース中に何が起こっているのかが分かり、それに備えるためのトレーニングでするべきことが浮かび上がってきます。
============================================================

前後を含め詳しくは本文が掲載されます、POLARメールマガジンをお楽しみにしていて下さい。
こちらに登録いただければメールで届きますので、この機会に是非どうぞ!
http://www.polar.com/ja/support/polar_mail_magazine



ちなみに今日のバイクトレーニング度数分布はこちらになります。




パワー
300~350w 31.2% 35:29
250~300w 29.6% 33:37
300~350w 11.4% 13:01
200~250w 10.0% 11:22

ケイデンス
80~85rpm 40.4% 43:12
85~90rpm 36.3% 38:50

心拍数
150~155bpm 30.8% 35:04
155~160bpm 20.2% 22:57
145~155bpm 13.7% 15:37


しっかりとレースおよびオーバーペースでのパワーでのトレーニングが出来たことが確認できます。

レースで必要とされるパワー、ケイデンス、心拍数の領域よりも低いトレーニングでは、レースのためのトレーニングとはいえません、いくら距離、時間を多く乗ったとしても、レースで必要なことを鍛えていないわけですから。レースを”ゆっくり”走るのであればそれで十分なのですが。レースを”速く”走るための負荷をかけていなければ、レースで”速く”走ってしまった場合には必ずペースダウンを余儀なくされることでしょう。

特にレースで順位、上位を目指す皆さんには、自分のレースの内訳を考え、トレーニングとズレがないかを確認することをオススメします。


ともあれ、今日の感触を明日も再確認するためのライドを持って、IRONMANケアンズに向けたバイクトレーニングは終了です。あとは疲れをとっていくだけですね~