2013年9月27日金曜日

ハードル越えから、上死点越えへ

異業種交流というわけではありませんが、陸上のハードルといえば言わずと知れた、為末大さんと自転車でご一緒する機会がありました。



為末さんと自分は、ツールド東北にアンバサダーとして参加、当日は実際に160kmコースを走ります!

ツールド東北オフィシャルサイト


そのための準備として、スペシャライズド東京にお越しになりました。


実は以前、ランチを一緒にしたこともあり、スポーツ全般の話で盛り上がり、とても話が合う方でしたので、この機会もとても嬉しく思います。

Twitterでもフォローしていますが、文面ですと、冷たく高飛車な人っぽく感じる時もありますが、実際は温厚でいつも笑顔で回りに配慮を欠かさない人柄で、やはりトップのオーラを感じます。
沈着冷静、客観的判断、多角的視野、感情をコントロール出来る、という特性がテキストに表れているのでしょう。

ご本人に触れてから読むと、まるで違った印象になるから不思議です。





さて、為末さんはいままでなんとなくバイクを乗っていたそうで、肩や首が凝ることがあり、長距離は快適ではなかったそうです。
トップアスリートでありながら、そうなるのは体の問題ではなく、バイクがあっていなかったからというのは容易に想像できます。

今回はフレームサイズを大きくして、ステムも延長、肩と首の窮屈さを解消しました。また、大腿が長く足も大きかったので、身長に対してサドルは高く後退する結果となりました。


世界トップクラスの陸上の話の中で、100mは走るだけなのでナチュラルな動き、自然なものであれば生まれ持った素養を超えられない、だがハードルならば走りの中に人為的に置かれたハードルを飛び越えていく機械的な動き、作業になるから、習得過程を上手く積み重ねて改善していくという、後付けの能力でカバーできる、と言っていました。

これを聞いて、聞いてピーンと来たのは、自転車はまさしく機械的な動き、いえ機械そのものに動力を与える作業です!

故に、自分は、成人してから取り組み、オリンピックにいきましたし、多くの選手が他のスポーツから転向しても成功している実績があり、また、一般の方もドンドン取り組め、上達していけるスポーツなのだと。

もちろん世界レベルになるには天性の物が必要ですが、シューズとペダルで体と自転車、人間と機械が融合するスポーツは稀有なので、習得過程を上手く積み重ねて改善し続けたものが、より高いレベルに居続けられるといってもいいでしょう。

機械に動力を与える構造を理解し、可能な限り人間の自然な動きで無理なく適切に生成し、伝達することです。


そういった意味では、ハードルという機械的な動きを極めた為末さんならば、自転車を極めるのもあっという間な気がします。
乗り方のスタイルとしてはトップアスリートのフィジカルをもちろんお持ちですが、、誰かと競い合うコンペティション、バリバリのレースではなく、生活の中のアクティビティとして、またロングライドをマイペースで楽しみたいとのことでした。
ただし、多忙なので乗る時間が余り取れないのが難点とは仰っていましたが、ぜひ一緒に乗る機会を設けて、自転車への融合をお手伝いしたいですね~







2013年9月24日火曜日

動きの閾値を考える

 ここ最近、スイムもランも、徐々にですが、ペースが上がってきています。

それは、運動強度を上げる=頑張ることで上がるペースではなく、楽に持続できるペースで行った時に出ているスピードが上がっている状態です。

同じ強度で、より高いスピードを得ているということになります。

これは、体力的な向上というよりも、「進むために抵抗となる動きが減り無駄な力をかけなくなった」という動きの向上によるものです。


これはスイムトレーニングの心拍数データです。

前半は100m1’50”サークルx6本です。
以前は、このサークルはややキツい感じでこなしていて、1’43”~45”で戻ってきていましたが、
この時は1’40”で余裕を持ってこなせています。
心拍数も一定に揃っていて強度も、スピードも一定に、イコールでこなせせていたことが分かります。


後半の100mは1’40”サークルx6本です。

こちらは、一本目から心拍数は高くなっていて、2,3本と上がり、4,5,6本はLTを越えかなり追い込んだ状態まで高まっています。

ペースは、1’35”から入り、1’38”まで落ちるも最後は1’35”で戻れました。

体感的にも、1’40”より速く泳ごうとすると、リカバリー、入水、キャッチに余計に力がはいってしまい、より速く、より強く、してしまいます。

それが無駄な力となってエネルギーを消費、酸素を必要として呼吸が苦しくなり、息継ぎがラフになり、伸びて進む瞬間を削ってしまう、という悪循環となり、キツい割にはスピードが上がらない、
グーンと心拍数が高い状態になってしますのです。



頑張っているから、キツいからOK、ではないのです。

楽に出せるスピードを上げないと、追い込んだ時のスピードは速くはなりません。

楽になった分でセーブ出来たエネルギーを、より効果的にパワー変換できてこそ、追い込んだら分だけスピードが上がる、高効率な状態になります。

頑張っても、力んで、無駄な力を掛け、抵抗を増やしている状態は、非効率な状態なのです。



ランで見てみますと、前半4’45”~5’00だと楽に走れていることは心拍数からも読み取れます。
LT以下で、体感的にも楽に上手く走れていました。

後半は、キロ4’30”~45”にペースを上げました。
すると心拍数もみるみる上昇し、LTを越えてるところまで高まっています。


しかし、動きのコントロールも効いていて大崩はしていない状態なので、これはスピードと連動した心拍上昇だといえます。
(この時、気温と発汗が高まったのに比例して心拍数が上がったこともあります)

ただし、4’30”になると動きが付いていかずに、重心が後ろ足に残ってしまう感じがあります。


このように、あるペース、スピードまでは、動きが正確にコントロールできて、それ以上だと乱れ始めてしまう、という変化の時点を、自分では、動きの閾値と言っています。

この動きの閾値をいかに高めるか、が効率的な持久運動、バイク、スイム、ランを行う鍵になります。

自分では、スイムは上記、100m1’38”あたり、ランはキロ4’30”あたり、バイクでは300wあたりにこの動きの閾値があります。

この前後で”動きをコントロールして行う”トレーニングが、動きの閾値を高め効率的な動きを身につける効果手的な手段だと考えています。




2013年9月16日月曜日

SDA王滝120㎞ レポート

秋のSDA王滝、120㎞を愉しんできました!

台風直撃コースの地獄の王滝を覚悟していましたが、なんと奇跡のように尻上がりの好天となり、曇り時々雨、後真夏のような晴天となりました!

さて、今回の王滝のテーマは、大人のクルージング、余裕を持って愉しむ、でした。




前日のパーティでのステージトークでもお話しましたが、今回は2週間前のアイアンマン・ジャパンの疲労が完全に抜けておらず、また4週間後には世界選手権でもある、IRONMANハワイが控えていますので、無事故で怪我なくフィニッシュしたいという思いがあり、バイクもそれに合わせてチョイスしました。



今回の相棒は2014モデルの S-WORKS STUMPJUMPER FSR 29 です!

130mmストロークと29ホイールの性能を活かしたトレイルを楽しみ尽くすためのバイクになり、S-Worksならばフルカーボンフレーム&ホイールで最高の軽快な走行性と、抜群のコントロール性を実現させています。

ひたすら漕いで上って漕いで、荒れた路面を下って、ハードブレーキングに高速コーナーの王滝には十二分なスペックです。

今回の余裕を持って愉しむ大人のクルージング、というテーマにはまさにドンピシャ!


そして、王滝にフィットした装備もアッセンブルされています。


これはヘッドキャップに、チェーンツールが内蔵されている、新型のオールインワンコンセプト”SWAT”の一端です。


このように取り外すと、チェーン切りになり、合わせて内臓のコネクトリンクで繋いで、チェーントラブルから復帰できるようになっています。

チェーントラブルの起こりえるトレイル、王滝には、これは超実戦的な装備です!!!


このように、ボトルケージ下部には、各種アーレンキーセットも装備されています。

これにお任せして、今回は別途ツールの持参はしませんでした。


このようにセットされています。

スペアチューブx2+パッチ、Co2ボンベx2を持ちつつ、ポンプも念の為にセットしました。


ステムは交換して、長く低くしましたが、上りを激しく漕ぎ上がるには不十分でして、深く伏せると少し腰が詰まり負担がましたので、バイクの進むリズムに合わせての一定ペースでの上っていきました。

レースバイクだと、加速して高速にして巡航しますが、穏やかなペースを一定に保つ感じです。


グリップはロングに最適なエルゴタイプに交換、これは手のひらを乗せる感じで安定するので、握力を必要とせず、上腕の疲労、ウデアガリ防止に効果的です。

ただし、向きをキチンと微調整しないと、下りのハンドリング、上りのフォームにも影響しますので注意が必要です。


タイヤはシングルトラックやバフバフのドライ路面、トレイルのオールラウンドに向いた純正タイヤからXCレース向けのレネゲードに換装、走りの軽さを狙いました。

”Control”というグレードにして、究極の軽さではなく、サイドの厚さを活かして、耐サイドカットに備えました。 

結果的にはノーパンクで最高でした!

ただし、FSRのサスペンション性能に任せてガンガン下りを攻めると、ウエット路面では岩の表面でブレーキとコーナーがハイスピードで滑ることがあり、大雨の時間は少し自重しました(苦笑


ドライブトレインはフロントシングルの1x11です。

フロント32Tですが、今回のペースでしたら120kmのラストループの上りで重く感じる以外は全く問題なくこなせます。100kmならば全然大丈夫でしょう。

上りペースがもっと下がる場合は、30,28であればかなり多くの人にもこなせる様になると思います。


リアは10Tでも回り切る事がありますが、その際は足を休めるタイミングと捉えればいいです。

ロー42Tはごく一部の区間でしか使いませんが、やはり軽いギアレシオがあると安心できます。


EPIC WC のフロント34Tでは今回のコンディションでは厳しそうでしたので、良いギア構成だったと思います。


カシマコートの滑らかリアサスユニットは、オートサグという簡単セッティングが装備されていますので、前日に受け取ったバイクでもサクサクとセッティングが決まりました。

ブレインフェードは、ウエットということもあり、ややストロークをするようにしました。
ダンシングでの加速よりも、安定したグリップと挙動を優先しています。


フロントサスペンションは、上り、下り、その中間と、状況に合わせて走りながらレバーを操作していました。

ブレインフェードだったらさらに嬉しいのですが、下り性能は滑らかすぎて、岩とかありましたっけ?と思うほどに、路面をスムーズに感じさせてくれました。


サドルもトレイルモデルで、立っても座っても前後左右に動きやすいです。
腰もしっかり安定するのでペダリングも悪くはなかったのですが、レースペースで漕ぐには、サドルポジションの煮詰めが甘く、中小臀筋に張りを感じてしまいましたので、無理なくペダリングのリズムだけをキープするように走りました。

そして、合わせるシートピラーは コマンドポスト です。

内装ケーブルで見た目もスッキリ、脚に干渉せず動きやすさも抜群です!


王滝でサドルポジションを下げる必要はあるの?と、よく聞かれましたが、その効果は絶大でしたよ!

大有りです!

これが今回のポジションです。


3段階のうち、サドルを中間に下げたポジションがこちら。

荒れた路面、斜度のある漕がない下りは、全てこのサドルポジションにワンプッシュで下げて走りました。

低重心になる安定性は直線で有利ですし、腕足腰に余裕が増えることにより、バイクのコントロール性が格段に上がります!

大きな岩で弾かれても、コーナーで膨らんでも、ブレーキで滑りだしても、挙動が出てから瞬時に大きな動きでリカバリー出来ます。

また、直線で下げていると、体中の関節が緩み緊張がとれるのは、王滝ならではメリットで、これは誰にとっても大きなメリットとなるはずです!

動きも、気持ちも、体にも、余裕を与えてくれるコマンドポストは本当にオススメですよ!


一番低くするとこのようになりますが、これは本当に激坂落ちのようなDHで腹ばいや、バイクを投げ出すようなドロップで使うことになりますので、今回は使いませんでした。

大型サドルバッグを付けますから干渉することもありますしね。



バイクの合わせとしてはこんな感じで、まあ、やはり、レースポジションにはなっていない余裕アリアリで、激しくペダリングでプッシュする状態でなかったです。


こちらのレースデータを見ても、現役バリバリのレーサーがペースを作っていく展開には加わる余地はなく、体に無理ないマイペースに徹しました。
中盤過ぎまでのペースはIRONMANのバイクペースで抑えて走って、後半は夏の日差しが照りつけ熱くなってきたこともあり、ランパートの心拍ペースを保つ感じで、ハワイに向けたトレーニング的に走りました。


レースのフル装備状態はこのようになっています。


前述の装備品をサドルバッグに入れ、ペッドボトルフェンダーでバイクパンツのパッドに降り注ぐ泥水を最小限にしています。

パッドじゃりじゃりだと気持ち悪いし、擦れて痛くなることもありますので、その対策です。


前方は、フレームにマッドガード、フォークには前後にフェンダーを装備して、顔にかかる泥水を防止して、視界の確保を狙っています。

これにより、路面をしっかりみることが出来ます。


ウエアはC3Fitでサポート、さらにニューハレも必須です。

王滝では振動を受ける負担、疲労が半端ではないので、その対策です。


 

アンダーは通気性とサポートのよい新製品です。適度な締め付けと動きやすさの両立がいい感じ。

このメッシュの見た目も、忍者気分で好みです(笑


足と腰にはそれぞれニューハレでサポートを追加しています。

振動はコンプレッションで抑えつつ、大きな衝撃に備えるには、やはりニューハレですね。



装備は、重いものはバイクに据え付け、体には補給関係を身につけました。

バイクボトルには、パワージェルx10を装備。

TNFのトレイルラン用の動きやすく、ホールド性の高く、尚且つ腰の負担にならない装着位置となるこのバッグはとてもオススメです!
これにドリンクを2リットル、カフェイン入りパワージェルx4をフラスコに、トップスピードを4個持って走りました。

カフェイン入りは後半に摂取しています。

トップスピードは、スタートラインで直前に摂り、その後は、集中力回復を狙うタイミングでバチッと効きを体感しています。

オリゴノールも持っていましたが、レース中は飲まずに、スタート前と、フィニッシュ後に摂っています。


レース中は吸収の最大効率を計った方が結果的に体の負担が少ないので、サプリで繋ぎますが、直前の朝食はこの民宿で朝早くから用意してくれたオムスビがたまらなく効きます!w


スタートからの展開は、全くなく、ただ淡々とマイペースで走り続け、上りはキツいな~とか、雲海が眼下に広がるとお~すげーとか、ひとりごとを大声で上げつつ、下りではひゃっほーーーーと奇声を上げて、120km,6時間25分を満喫していました。


フィニッシュしたバイクはこのように、細かい砂で覆われています。
パンクも、駆動系もトラブルなく、ずっとマイペースで走り続けられました。

ストロークは130mmも無くても走れますが、プラス30mmの余裕が、体の負担を大幅に低減してくれます。

もし体が辛くてペースダウンをしてしまう場合には、こういった余裕のあるバイクのチョイスもアリですね。


余裕を持って、120km走った後にももう20km走れるくらいのペース、追い込み具合でコースを、コーナーを、石の一個一個まで愉しみます、と前述ステージトークで話していましたが、概ねそんな感じで、流石に120kmの20kmループは避けたいですが、緩斜面ならばまだまだ走れますね。


これで、エピック26、スタンプジャンパーFSR26、アルミHT29、カーボンHT29、そしてスタンプジャンパーFSR29と様々なバイクで王滝を走ってきました。

ギリギリまでプッシュしてタイムを狙うならばやはりカーボンHT29、その対極にあるのはストロークを活かしての余裕のクルージングでハードコースを愉しむ29フルサスとなるでしょう。

どのバイクがベスト、最強なのか、ではなく、どのように王滝に臨むのか、楽しみたいのか、によりそれにマッチしたバイクは人それぞれ、ということです。

オールドスクールの前後フルリジットで愉しむのも、もちろん大アリですよ!

そして、パワースポーツ御大との話の中で、来年はシクロクロスバイクで競うカテゴリーも新設したらメチャ愉しそう、なんて意気投合したりして、自分も率先して出ることになるかも(苦笑

でも、来年は王道であるS-Works EPIC で自己ベストに挑んでみたいなとも思っています~


2013年9月10日火曜日

TOKYO 2020 OLYMPIC 決定!

2020年オリンピックの開催地は東京に決定しました!

奇しくも、先日ブログにアップしましたスペシャライズド・コンセプトストアの移転の紹介、そのストアの名前がグローバルの流れで決まりスペシャライズド・トーキョーとなりましたが
折しも”トーキョー”というのが一致する幸先の良いスタートとなりました。


7年後のスペシャライズド・トーキョーにも多くの外国の方が訪れ、賑わうことでしょう。


さて、その東京でのオリンピック開催が決まりましたが、賛否両論あり、また自分も賛否両論を併せ持っていましたが、決まったことですから、どうすればより良くなるのか、自分に出来る事は何なのか、を前向きに捉え、考え、行動に結びつけていきたいと思います。



自分が行ったアテネオリンピックは、2004年でした。遡ること9年前のことで、10年一昔、とは良く言ったものです。

しかし、今の時の流れは、1.5倍~2倍にも感じます。この先の7年もアッという間に、そして今からは想像出来なほど変化していることでしょう。


写真も、デジカメに収めていて、CDメディアに記録していましたが、今は何処にあるのか不明です。
一部がクラウドにアップロードしてあったので、そこからこれらの写真は持ってきました。

また当時は、SNSもMixi以外は普及しておらず、ブログも使っていたのかどうかさえ定かではありません。選手村内での発信も同時は規制されていて、今とは隔たりがすごくあります。

会場の様子、コース状況、選手村の食事などの情報も、組織からのトップダウンで回るものが一番精度が高く、それに頼る状況でした。

自分の種目であるMTBではコースとなる山にて、山火事が起こったというニュースをメディアを通じて渡航直前に知り、どうなっているのか確かめる術もなくやきもきしたことを思い出しました。

今では海外の情報もあっと言う間に事細かに知り得ることが出来ます。



逆に7年後は、日本の全てももっと事細かに、海外の人がより知りうることでしょう。

これは何を意味するか、何もかも包み隠さず、真により良くなる必要がある、ということです、日本が。

遅々として進まない東北の復興、原発問題といった国際的に非常に大きな課題にこれから7年どう取り組むのか、今回の決定がその勢いを加速するキッカケになって欲しいと願います。

また、国内の様々な問題、景気、雇用、いろいろとありますが、自分はそれに語るには至らないのですが、オリンピック=スポーツを通して社会に貢献できるとは何があるのか、と考えてはいます。

スポーツは生活の質を高め、健康体の維持向上に役立ちます。

それは7年後には顕在化してより具体的な問題となっているであろう、高齢化社会を良くすることに繋がるのではないかと考えています。

自分も7年後には、50歳です。
今のままとは言いませんが50歳になっても、今と同様に元気に生きて、少なくとも健康保険という保証による、薬漬けの国家予算の浪費状態は避け得ますし、エネルギッシュに行動出来れば、幾ばくかの税金も納めていけるはずです。

元気ハツラツな高齢者が増えれば、いえ増えなければ、破綻する道を歩むのが現状かもしれないのですから、このオリンピックを転機に、高齢化社会のためにも、スポーツの整備、インフラであり、共通理解であり、施策であり、様々なことが変化し、進んでいくようになれば良いなと考えますし、それに必要な行動も、出来うることをしていこうかと思っています。


こう言うと、すでにポストオリンピックなことを考えているかのようですが、オリンピックはスポーツそのものにとって、これ以上はない千載一遇のビッグチャンスです。

環境、インフラ、注目、様々なものが流れ込んできます。


とはいえ、これで全てうまく回り始めるわけではなく、とりわけそれを受け止める関連組織の問題を整えないと、せっかくの千載一遇のチャンスがザルに水を注ぐかのように、効果が大きく見込めない危惧もあります。

選手、指導者、組織、これを機に若返り、そして将来のビジョンを持った体制に、変革が促されることを期待したいし、出来る事に加わっていければと思っています。

選手は、今の10代、20代前半の選手、そして指導者は今の30代の若手が主役になるはずです。その一助となるサポートとして介在できたら、という思いもあります。

変わりゆく流れの中で、何を変えなければならないのか、そのために何をしなければいけないのか、今後もいろいろと考えて行きたいと思います。



2013年9月6日金曜日

スペシャライズド・トーキョー発進!

昨日木曜日が、新装開店のスペシャライズド東京にて、初業務を行ってきました!



スペシャライズド東京
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-16-2 新宿グランドウィング 1F
電話:03.5332.5900
FAX :03.5330.6650
不定休
営業時間 11:00 - 20:00
最寄り駅 東京メトロ丸の内線(「西新宿駅」1番出口より徒歩5分)


新宿からもあるける距離で、様々な駅からアクセスできますし、自転車でしたら、青梅街道、山の手通り、明治通りから来やすい場所にあります。
新宿至近ですが、お店の周りは緑も多くゴミゴミしていないで、バイクで訪れるには雰囲気バツグンですよ!

大好評頂いております”ペダリング実践講座”は引き続きこちらで開催しますし、他にもトレーニング講座、走行会など、様々なイベントも行っていく予定です。

こちらのブログに随時情報をアップしますので、こまめにチェックしてみて下さい。

スペシャライズド東京 ブログ



ことのはじまり

はじまりは、自転車への愛でした。


創業者、マイク シンヤードの言葉です。

「最先端の技術でパフォーマンス向上をもたらす製品」
を求めるライダーのニーズに焦点を絞る。

正に自分にピッタリ、このポリシーに100%同意でして、ゆえにアドバイザー業務を通してその魅力を多くのサイクリストとアスリートに発信し、パフォーマンス向上に役立ちたい、という思いがあります。



店内は広い空間を活かした見やすい演出になっています。


モデル毎にバシッと整列して、グレード、カラーなど、カタログのように見比べることが出来ます。



MTBも都内屈指の品揃えでオールジャンル在庫しています。



これから始めたい方には、初心者ガイドツアーなどを通じて走って感じて、楽しみのスタイルに合ったモデルをおすすめしています。



シューズ、ヘルメットなどサイズが重要なアイテムも豊富に在庫していますので、サイジング、サイズ確かめにも是非お越しください。


ウエアも同様に、多種多様なラインナップを取り揃えていきますので、お楽しみにどうぞ。



例えば今なら、開店記念のスペシャライズド東京限定アイテムが用意されています!

メインドイン東京の着心地バツグンのこだわりTシャツ、オリジナルカラーとグラフィックのボトルと、スペシャライズドを愛用しているサイクリスト、アスリートには嬉しいアイテムたちですので、この機会にぜひゲットしてみて下さい。



そしてショピングの合間には、こちらのカフェスペースで、セルフサービスになりますが、エスプレッソで一息つくことも出来ます。

彼氏の付き合いできたら、ここでゆっくり雑誌や外の景色を眺めて過ごす、などどなたにも満足いただける空間になっています。

ライドの途中で、休憩、なんてのもいいですね。


そして、大人気サービスの”BG FIT”も、もちろんこちらで提供していきます!


初回はBG FITのリピーターであり、ちょうど自分と同じく先週末のアイアンマン・ジャパンをフィニッシュされた美人アスリートの方でした。



女性サイクリスト、アスリートの方がお受け頂く機会も増えてきまして、新店舗ではこのように、スタジオ形式のフィッティングルームが常設されました!

これで、ゆっくり落ち着いてフィッティングをお受け頂けます。



なにやら新兵器もスタンバイしていますね。。。
もうすぐ自分もサービスを始めますので、今後のアナウンスにご期待ください。


清潔なスペースで、汚さないように気をつけていかなきゃならいのは少々プレッシャーです(苦笑

また、まだまだ勝手が掴めないこともあるかと思いますが、すぐに慣れると思います。

より良いサービス、より高い満足を提供できるように頑張ります!



夜の静寂の中に浮かぶバイクたちもなかなか見応えがあります。

新宿周辺でのお勤め帰りに、自分を取り戻す空間として、お立ち寄り頂くのもオススメです。


多くのサイクリスト、アスリート共に、ここでどんなドラマが始まるのか、とても楽しみでワクワクしています!

スペシャライズド・トーキョー発進!

皆様のお越しをお待ちしております~~