2020年オリンピックの開催地は東京に決定しました!
奇しくも、先日ブログにアップしましたスペシャライズド・コンセプトストアの移転の紹介、そのストアの名前がグローバルの流れで決まりスペシャライズド・トーキョーとなりましたが
折しも”トーキョー”というのが一致する幸先の良いスタートとなりました。
7年後のスペシャライズド・トーキョーにも多くの外国の方が訪れ、賑わうことでしょう。
さて、その東京でのオリンピック開催が決まりましたが、賛否両論あり、また自分も賛否両論を併せ持っていましたが、決まったことですから、どうすればより良くなるのか、自分に出来る事は何なのか、を前向きに捉え、考え、行動に結びつけていきたいと思います。
自分が行ったアテネオリンピックは、2004年でした。遡ること9年前のことで、10年一昔、とは良く言ったものです。
しかし、今の時の流れは、1.5倍~2倍にも感じます。この先の7年もアッという間に、そして今からは想像出来なほど変化していることでしょう。
写真も、デジカメに収めていて、CDメディアに記録していましたが、今は何処にあるのか不明です。
一部がクラウドにアップロードしてあったので、そこからこれらの写真は持ってきました。
また当時は、SNSもMixi以外は普及しておらず、ブログも使っていたのかどうかさえ定かではありません。選手村内での発信も同時は規制されていて、今とは隔たりがすごくあります。
会場の様子、コース状況、選手村の食事などの情報も、組織からのトップダウンで回るものが一番精度が高く、それに頼る状況でした。
自分の種目であるMTBではコースとなる山にて、山火事が起こったというニュースをメディアを通じて渡航直前に知り、どうなっているのか確かめる術もなくやきもきしたことを思い出しました。
今では海外の情報もあっと言う間に事細かに知り得ることが出来ます。
逆に7年後は、日本の全てももっと事細かに、海外の人がより知りうることでしょう。
これは何を意味するか、何もかも包み隠さず、真により良くなる必要がある、ということです、日本が。
遅々として進まない東北の復興、原発問題といった国際的に非常に大きな課題にこれから7年どう取り組むのか、今回の決定がその勢いを加速するキッカケになって欲しいと願います。
また、国内の様々な問題、景気、雇用、いろいろとありますが、自分はそれに語るには至らないのですが、オリンピック=スポーツを通して社会に貢献できるとは何があるのか、と考えてはいます。
スポーツは生活の質を高め、健康体の維持向上に役立ちます。
それは7年後には顕在化してより具体的な問題となっているであろう、高齢化社会を良くすることに繋がるのではないかと考えています。
自分も7年後には、50歳です。
今のままとは言いませんが50歳になっても、今と同様に元気に生きて、少なくとも健康保険という保証による、薬漬けの国家予算の浪費状態は避け得ますし、エネルギッシュに行動出来れば、幾ばくかの税金も納めていけるはずです。
元気ハツラツな高齢者が増えれば、いえ増えなければ、破綻する道を歩むのが現状かもしれないのですから、このオリンピックを転機に、高齢化社会のためにも、スポーツの整備、インフラであり、共通理解であり、施策であり、様々なことが変化し、進んでいくようになれば良いなと考えますし、それに必要な行動も、出来うることをしていこうかと思っています。
こう言うと、すでにポストオリンピックなことを考えているかのようですが、オリンピックはスポーツそのものにとって、これ以上はない千載一遇のビッグチャンスです。
環境、インフラ、注目、様々なものが流れ込んできます。
とはいえ、これで全てうまく回り始めるわけではなく、とりわけそれを受け止める関連組織の問題を整えないと、せっかくの千載一遇のチャンスがザルに水を注ぐかのように、効果が大きく見込めない危惧もあります。
選手、指導者、組織、これを機に若返り、 そして将来のビジョンを持った体制に、 変革が促されることを期待したいし、出来る事に加わっていければと思っています。
選手は、今の10代、20代前半の選手、そして指導者は今の30代の若手が主役になるはずです。その一助となるサポートとして介在できたら、という思いもあります。
変わりゆく流れの中で、何を変えなければならないのか、そのために何をしなければいけないのか、今後もいろいろと考えて行きたいと思います。