2010年6月29日火曜日

SPECIALIZED 2011 Global Press Launch Day4

今日は、公式な発表や説明などの時間はなく、
MTB,ロードバイクともに、ガッツリ乗ってください!
というための一日でした。

ニューモデルを徹底的に乗って記事にしてもらう、という 
Ride first的な感じがプンプンして、とてもいい感じでした!

プレスの皆さんもどなたも十分に走れる方々ばかりですが、
さらにかなり走れる方たちばかりが参加されるロングライドがBig Ride !

これに合わせて、乗ったバイクは、2011ニューS-WorksルーベSL3です!
結果から言うと、その走りはスムーズな路面ではターマックSL3と一緒と間違えるかの如きかっちりとした、寸分のロスのない走行を得られるています。
そして、荒れた路面、こちらでは路面に穴が空いていたり割れたりしている部分も大きなスケールです、に突っ込んだりしても、あれ!?と思うほど挙動の変化が限りなく少なく、何もなかったのごとく進んでくれます。
波打っている路面でも同様で、失速することなく速度を維持してくれるので、まるで路面抵抗が少なくなっているかのようにスムーズに走り、その滑らかさたるや、なんとも伝えきれません。
高級乗用車の要件でもあるフラットな乗り心地をこのロードバイク、ルーベSL3は実現していました!

結果的に快適ではありますが、剛性を高めて、かつ吸収をも高めることで、全く違うステージのバイクになった感があります。

快適志向というよりも、上級志向の乗り味を追求したようですね。
全てのライダーが乗ってみてイイ!と思える上質感をとても強く感じました。

これが、ルーベSL3で走った、Big Ride !のGPSデータです。


コロラドの走りやすいルートを繋いだコースで、実際に走りやすく、ええっ!というようなクライミングとかはありませんでしたが、とにかくスケールが大きい!

ルートの途中にはMTBとしては馴染み深い、ヴェイルやレッドビルも通ったりと、ちょっとした観光気分でもあります。

が、ポラールの心拍データは次のとおりでした。



4つある登りのうち、一つめはウォーミングアップで軽く流して、
2〜4つ目は、まさにヒルクライムレース!

それも標高は3000m超ですよ!!!
(あれ、画像データは標高数値が飛んでいるので、日本に帰ったら再度アップします)

もう、息も絶え絶え、頭くらくら、視界はチカチカ、脚はビリビリと、
富士山に迫る高地で追い込むものではないですよ…

でも、一緒に走っているのは世界のプレス、そしてスペシャライズドのスタッフたち!
ドイツ、フランス、USAなどプレスの皆さんもめちゃ頑張って走りましたし、
社長のマイクシンヤードさんも全てクリア、全ルートを走破しています!

加えて、トップの順位を一緒にあらそったのはロードバイク部門の責任者でした、
みずからもストイックに高いレベルの走りを追求しているからこそ、
バイクに対してもシビアな要求を満たす性能に高め続けていけるのですね。

実際、1は集団で、2と3はトップ通過でしたが、4のクライムは向い風を
一人引きしていた影響もありますが、最後さされました… 
とてもレベル高いですよ、本当に!

さらに、BGフィットの生みの親、アンディー・プルーイットさんも一緒に走りました!
ご本人は右足が義足なのですが、乗車中はそれとは感じさせない走りをしていまして、
ご本人自体の脚長差、構造上の問題も解決して、良いフォームで乗られていたことが
印象的でしたし、最後の平地でローテーションにも加わり、パワフルな走りも
披露されていました。

他にも、いろいろなことを吸収してきましたので(楽しんできたとも言える)、
今後の活動の中にエッセンスとして加えていきたいですね。

最高に楽しいコロラドのバイクライドの日々でした!



あ、プレス発表会でもあったんですよね(汗
新製品については折を見て随時アップしていきますが、
あれこもこれもどれもとてもいいものが出ますよ。

とくにサドルの改良は著しくて、個人的にとても気に入ったモデルもありましたので、
入荷が待ち遠しいです。

他にもさらに人気を加速させるであろうBGシューズのラインナップ強化や、
185gのニューヘルメットなどもあります。

明日は、05:30という早朝にバイク天国を発ちまして梅雨の待つ日本へ帰ります〜