[名・形動] 1 心身の活動の源となる力。「―が出る」「―横溢(おういつ)」 2 体の調子がよく、健康であること。また、そのさま。「―な子供」「お―ですか」 3 天地の間にあって、万物生成の根本となる精気。 大辞泉(JapanKnowledge)より |
大変な震災の真っ只中である今、多くの皆さんが心を痛めて、
また不安を抱えて過ごしているかと思います。
しかし、ふさぎ込んでいても、事態は一向に回復なりませんし、
むしろ、多方面への影響により副次的に深刻さを増していきます。
現実はいまだ予断を許しません。
こちらのブログで、その様子が綴られています。
自転車イベントでお会いしている方々ですが、普段の生活でも元気溢れる皆さんです。
その即断即実行のバイタリティには頭が下がります。
こういった実際の活動、行動が事態の回復の、そして救いの一手になっていることは間違いありません。
頭の中で考えるそれはたしかに重要ですが、
理想や、理論、だけで何かが変わるわけではありません。
実際の活動、行動が、現実を変えていきます。
こうすればいい、と考えても、行動が伴わなければ、絵空事、空想でしかありません。
行動はなんでも、いいと思います。
現実から目を背けず、それを受け止め、渦中の人々に思いを馳せる、
その思いから取られる行動であれば、どんな小さなことでも行動すべきです。
壮大な理想だけでは何も変わりません、確実な一歩が必要です。
自分の力で何かが出来る方は行動されています。
パワースポーツ代表も、パワーバーを持参して、被災地に緊急食として、配布して回ったそうです。
支援の活動に加わるというのも誰もができることの一つかも知れません。
Cyclist Pray for Japan
自分は、自転車に関わる人々との活動の輪に加わりました。
何ができるかではありません、何をやるか、行動こそ大事です。
節電は関東の自分たちの電気をやりくりしているだけですので、自分のためです。
コンビ二の横のレジにたとえ僅かでも募金をする、これも思いを馳せてくれるので、同じ一歩です。
なにもしない人は、せめてそれら活動の邪魔をしない、ということも大事でしょう。
今は出来ないという方も、それでもいいと思います。しかし、この行動の必要期間は
ものすごく長期に渡ると思います、持久走です。
全ての行動の元、源は上記、 元気 です。
元気がなければ、何も出来ません。
今は何も出来なくても、この元気を養い、力を蓄えることを止めないでください。
自分を健やかに保つことにも気を配ってください。
そのためにも人として必要な運動行動、スポーツを継続してください。
スポーツはただの時間やエネルギーを消費するためだけの娯楽ではなく、
心身の向上を狙った鍛錬でもあるのです。
スポーツをもって高めた元気で、先々の活動のための英気を養っていきましょう。
きっと出来ることがあるはずです。
いま前線で頑張ってくれている方も、いつまでも先頭を引っ張るわけではありません、
先頭交代、ローテーションをして、次の誰かが頑張ればいいのです。
そのためにも脚を貯めておきましょう、元気を貯めておきましょう、脚を回していきましょう!