結果的には200mm以上の豪雨を記録した王滝ですが、無事に完走、終了しました!
といっても、残念ながら多少の怪我は、雨でも、そして好天でも起こりえてしまいます。参加者全員が各自のオウンリスクを理解して、鍛錬して備える、技量に応じた行動を心がけることが、最重要です。
これは特別なことではなく、日常生活でも社会行動でも必要なことですね。
さて、自分の技量に応じて、ということで、今回の目標はズバリ無事完走です。
速く走るという命題は、同時参加のSPECIALIZEDの現役チームライダーにお任せです。
と、いうことで、完全装備です。
ゴアテックスのレインウエアを上下完全着用しました。
(WEBをみたら、モデルチェンジしてより改良されていますね。。。)
これを着用したおかげで寒さ知らずで、体調を気にすることなく安心して100km,6時間弱を走破出来ました。
スタート直後の登りは、雨も小康状態で、体温の上昇をあり、ペースをコントロールして落としながらオーバーヒートにならないようにしましたが、それ以外は雨が本降りになり、標高の高いところになり気温も下がり自分のペースで頑張ってこいでも、全く暑さも、寒さも気にならないベストな感じでした。
ただし、ペダリングに関わるパンツは、やはりサイクリング用がいいですね。濡れてたくれて、ペダリングに少し干渉する感じがしました。
使用するバイクはRockhopper SL Comp 29 です!本体価格は14万円と普及帯のモデルでその基本性能を身を持ってテストするのに、このシビアコンディションの王滝は正にうってつけ。
詳しくは明日インプレを書きますが、まずは完全防備での安全マージンをとったマイペース走行、かつ、受け取り後、僅かな調整で総合12位で問題なく走り切れたことはその性能を十二分に発揮したと言っていいでしょう。
ブレーキやドライブトレイン、ポジションに関わるパーツは好みで変更してありますが、フレームフォークなどメイン、基本部分はそのままです。とはいえ、調整したときに、シートクイックが締め付けが弱かったのかサドルが走行中に下がってしまったり、コーナーでバイクの挙動が乱れてバランスを取り直すよう漕ぎを入れようとしてチェーンが外れていてスカっとなりスリップダウンしたりと、マイナートラブルは少々ありましたが。。。まあ、これはバイク性能とは関係ないところですね。
トラブルといえばスローパンクも一度ありました。豪雨で川のように水が流れ路面が見えないほどの区間が続いたので、まあ、これは避けえないですね、今回はチューブ仕様でしたから。シーラントを入れたチューブレス仕様でしたら防げたことでしょう。
しかし、バイクそのものにはとても満足して走りきれました。
走り切るための細かな装備としては、体の準備がなおのこと重要です。
スタート前には、ちょこちょことエネルギーを身体に貯めこむように摂取をしていました。
PowerBarの新製品、GEL BLASTSというグミのなかにPowerGELがはいった食べやすく、美味しいものが今の自分のツボです。ロングライドやトレーニング中も食べます、好きなんです。
そして、VESPAスポーツサプリもこういったシビアなときには摂ります。
そして、クライミングでペダリングに大きなパワーを掛ける場合や、オフロードで不安定な走行を強いられる場合は必ず使用している、ニューハレのXテープです。
早朝3:30に起床していの一番に貼ります。その後に、ウォームアップオイルやクリームを塗ります。
また、遠征前に寝違えた首が痛く横を見ることもままならなかったのですが、その部位、首を保護するようにテーピングしてもらい事なきを得ました。
実際の走行データはこのような感じです。
前半は体温を上げすぎないように、そして中盤以降は下りも積極的に漕いで体温が下がらないように、ペースを一定に保とうとしましたが、結果的に疲労で後半は少し強度が落ち込んでいます。それでも、寒くならなかったのは装備が功を奏しているのでしょう。
人里離れた大自然の中での自分試し、セルフディスカバリーアドベンチャー。
また秋にも、自分を試しにいってきます。