2014年2月25日火曜日

走りを変えて、速さを得る!

自分は3年前から色々なランニングシューズを試してきました。

ランニングショップのオススメの定番モデル、大手メーカーの人気モデル、新しく日本展開が始まったメーカーの推してるモデルなどなど、それこそマイレース毎に買い替えていました。

どれか、なにか、速く走れるシューズがないかという淡い思いです(苦笑
バイクのタイヤを買うことを思うと、レースで新品タイヤを下ろすくらいの気分でついついと、、、

しかし、自分の走力以上のタイムが出ることは当たり前ながらありませんでした。

自分の筋力エネルギーの代謝という体力、姿勢と足運びという走り方を変えなければ、スピードが変わる、持続力が変わることはありませんから。


そのなかで、レースで2度ほど使った唯一のシューズがこのニュートンシューズです。
フォアフット、前足部の突起、ラグが減っていてかかとの減りが少ないのがわかると思います。
2012IRONMANセントジョージ、2013IRONMANケアンズ、レースをメインでペース走、とレース前調整で走っていますので、くたびれてもいますね。

5本ラグの接地感、軽量性と相まって、足運びがとても気に入ってましたが、ソール幅が狭いことと、ほぼゼロくらいなアッパーのホールドなので、疲れて自分の走りがブレてきた時に安定性が自分には足りないかも、と思いました。



こちらはニュートン次世代ニューモデルのエナジーです。
トレーニングでガンガン使って20km走、30km走と距離を走りこんでいます。
ハーフマラソンでは自己ベストである、1時間21分、キロ3’40”~50”ペースで走れました。

最軽量モデルではないので、レーシ ング限定でもないのですが、自然で適切な走りがしやすいことでペースが上がりました。


 新世代ソールを採用し高い安定性が得られて、以前から履いてきていたニュートンのモデルよりも、高い安定性が得られています。

その特徴は、圧倒的な安定性です!

前述のモデルで感じた、ソールの幅の細さによる横方向の安定性はこの次世代モデルは前足とアーチ部をフラットに、ワイドにすることで横方向のブレが起こりづらくなっています。
その上のアッパーも当然、幅広くなりますので、日本大手モデルだと、26.5cmワイドモデルを使っていた自分でも楽に負担なく履けます。

写真のエナジーが真新しいのは、トレーニングで履きこんだモデルの代替の際に、26.5cm→26cmとワンサイズ小さくしてもらったからです。


走りの中では、着地から足が離れるまでの一連の流れの中でも、5本ラグによる接地により、足運びも滑らかに出来ます。
横、斜めに足が逃げないで、縦に、前に綺麗に素早く転がってくれる感じです。

イメージとしては突起を足裏に感じて、そこを上手く地面に前から後ろに引っ掛けて、その反作用で足を前に進ませて、そのエネルギーで速く走るように意識すると、とても良い感じです。

実際の動きとしましては、先ず、着地の瞬間、脚が後ろに流れ過ぎないように、骨盤も後ろに送られる脚に引っ張られないようにしっかりと位置を保ちつつ、すぐさま股関節から脚を前に振り出すようにします。
股関節から振り出し脚の先端にある足はリラックスしたまま、一旦、体の中心を越えて前に伸びます。
この振り出しが前に進むエネルギーになります。決して地面を蹴って体を前に押し出す感じではありません。
前に伸びきったところで、股関節から振り戻しが起こり、体の中心線に戻ったところで着地し、体の中心が着地点を追い越し、あるいは、振り戻しの反動で、体の中心の僅かに後ろに着くくらいの感じで、力感が無いままにタッタッタッと前に転がるように進んでいきます。

この時、着地は、前から後ろに戻る過程で地面に接すれば、カカトでも前足でも、あるいは足裏全体でも、ブレーキになることはありません。
前に降りだした足が、後ろから前に向かうタイミングで体中心より前で着地になるからブレーキとなり、よろしく無いのです。
なので、足裏のどこで着地するかは問題ではなく、体の中心との相対的な位置とどのタイミングで着地するかこそが、考慮すべき重要なポイントなんだと考えて、実践しています。
自分の場合は足首角度の影響か、前足での着地になりますが、あまり前過ぎると蹴りだしとか、下腿の負担に繋がりやすく、ニュートンのラグ全体を活かせるような感じが、ラグ後端で接するくらいがいいのかなと感じています。

このように走りを変えて、速さを得る、それがニュートンシューズだと誰にも分かりやすく、身につけやすいと考えています。


さて、そのような意識と動きのポイントで走っている自分が、コレだ!と思えるシューズがこちらの最新モデルです!
ニュートン次世代モデルのなかで、レース、およびそれに近いスピードトレーニングに適した位置づけのグラビタスです。

早速、キロ4分x10kmを走ってみましたが、それはもう最高でした!

ここ数年で、10数足購入してきて感じた率直な感想です。
今はニュートンのアンバサダーとして、世界先行入手をしての使用開始は嬉しい、このような機会に恵まれて幸せです。



3足を比べてみましたが、次世代モデルは全体に幅がワイドになっていて、横方向とねじれ方向の安定性が高い設計になっていることが、容易に見て分かります。

アーチ部もしっかりとサポートされていることも効果的なポイントなのだと思います。


加えて前に進みやすさも増しています!


次世代モデルは、ミッドソールの素材が変わったのか、曲がると時に粘るようにエネルギーを貯めて、一気に解放するようにスパーっと戻ります!

これは反発のある路面を走っているかのようで、軽く足が前に出る感覚が強く明確になります。
それに自分の動きが遅れないように、着地から振り出しをより速くする感じで、姿勢保持と動作の切返しを保てば、勝手にスピードが上がってしまう感じです。



この指先の動きに沿った曲がりやすさも、脚の自然な動きを引き出すポイントです!

足裏は感覚が発達しているので、それを活かして走りを磨き変えていけるのですが、末端、指先に力が入って、足裏が力んで硬直していると、動きが硬く感覚も鈍くなるので、走りが悪くなります。


この指の動きやすさ、曲がりやすさは、良い足運びができているかを確かめやすい、とても大事なポイントです。

ラグからこの指先まで、真っ直ぐ前に出やすいのも次世代型の特徴でしょうか。
速く、前に出る、このシューズの流れに自分が遅れないようにする、そんな感じ走っています。




 それでも疲れくると姿勢が崩れ、左右差が出やすくなり、結果的に脚がぶれやすくなり、着地も不安定になりがちです。

ワイドソールにワイドに設置された5本ラグはそのブレも最小限に抑えてくれる感じです。

斜めについたり、斜めに蹴りだしだりしないように、サポートしてくれます。


 

前述、カカトで着地しない、前足着地は狙いではなく、適した動作の結果で起こりますので、ペースや個人差によってはカカト着地にもなります。

このモデルですと、カカトにもグリップラバーが備わっていますので安心、かつシューズの寿命を延ばし実用的です。

自分もペースが落ちてくると、カカトが当たりやすくなりますので、レース後半や、距離を走るトレーニングでの使用に、これは助かりますね。



もちろんソールだけでなく、アッパーも最新、最高レベルに仕上がっています。

最新素材で軽く仕上がっているとともに、通気性も確保しながら、ホールド性も高まっています。

シューレースでのベロのフィットも良好です。



 

ワイドタイプの自分でもジャストサイズでばっちりと履けます。
幅の広めのラウンド形状が功を奏していますね。

指先の負担もなさそうで、水をかぶっても、擦れ、豆なども不安は少ないです。



さらにこれよりも軽いレースモデルもありますし、ガンガン履いて走るのが楽しみです。

自分も、どんどん走り方を変えて良くなって、それに伴いペースも速くなっています。
それでもたまに崩れて自分の足運びが遅れると、地面を蹴って下腿の負担が残る時があります。
脚の張りを感じながら、それが残らないように走り方を変えていくのも、負担のない走り方にたどり着く方法ですね。

ニュートンのいろいろなシューズをスピード、距離、レースでいろいろ自分に適したと使い分けて、今後も様々な情報を発信していきます!

ニュートンで、走りを変えて、速さを得る!皆さんも是非お試しください~