”スペシャライズド東京”で毎月2回木曜日夜に開催しています、ペダリング実践講座を大阪のスペシャライズド・コンセプトストアであります、”ラビットストリート江坂店”で初開催しました!
インドアで固定ローラー台を用いて、姿勢、動き、伝達、応用と進んでいきました。
”東京”ではSTEP1→2→3と日を開けて、段階的に進んでいきますが、今回は一日で午前午後の2回、2時間ずつ計4時間でモリモリと一気に行います。
漕ぎ始めはこのように、腕で体を支えたり、力んだり縮こまったりしている様子が4時間後には、、、
このように伸びやかな姿勢とスムーズな動きでしっかりとペダルに力を伝えることが出来るようになりました。
段階的に一つ一つ、積み上げるように実践していきますので、理解度が高いのが特徴です。
これはバイクを使わないエアフォームからのペダル荷重の意識を、体で覚えてもらいます。
サドル、ハンドルがあるから、そこに余計な力を加えてしまいがちになってしまうのは、多くの方の特徴ですね。
シッティングからスタンディング、荷重点を確認して繰り返し繰り返し漕いでいき、体で感じで、動きを変えて、体の角度向き、位置、を変えて、よりペダルに力を伝えるように、自分自身を積極的に変えていくのです。
結果的に、腕でつっぱり押すようにして力がハンドルとサドルに逃げて分散していた状態から、肘がゆるみ、ペダルの上に体を上蓋のようにして力をペダルに伝え、股関節進展筋群を予備伸長させることで、十分に筋力発揮も引き出すのです。
良い感じに、つかめて変わってきていることが写真でも分かりますね!
肘の緩み、背中の緊張の抜け、頭の位置、などなど、バイクのポジションは一切弄っておりませんが、スキルでこれだけ変わるのです。
ロードレースにヒルクライムに出る方、ロングライドを愛する方、そして経験豊富なトライアスリートと老若男女、千差万別な方々にお集まりいただきましたが、レベルを問わずに、一様にポイントを掴んで実践、身につけられるのが、固定でインドアで出来る効果的な所ですね。
これはスタンディングで、前に乗りすぎるとハンドルに荷重がかかり体重をペダルに掛けるどころか、腕で体重を支えるという負担になってしまう状態を再現しています。
腕の負担は、体の位置がズレていることを示しています。
腕の負担は、体の位置がズレていることを示しています。
他にも背中の負担、腰の負担、ひざ下の負担、それら全てがズレのインジケーターになります。
スタンディングでは、バイクを積極的に振れない固定ローラーだから出来る事、出来ないことがありますが、ペダルに体を載せ変えるという動き自体は変わらず行うことができます。
逆に止まった状態でできないことは動いていたら、なお出来るわけがありません。
むしろハンドルをこじったり、バイクを余計に降ったり、そもそも荷重点が真逆になってしまい、そのつじつまの合わせな”ダンシング”になってしまうことが多いでしょう。
立ってきちんと漕げれば座ってちゃんと漕げますし、座ってちゃんと焦げているならば、立ってもまたちゃんと漕げるはずです。
ペダリングは立とうが座ろうが、力を伝えるペダルという相手、バイクの機構が同一である以上、なんら変わることはありません。
体の重みを下向きに利用できますが、むしろサドルの支えを失うことで、体を支えられない、適切な位置を保てない、股関節が動かない、ペダルに乗り切ってしまう、などなど重さに、力に振り回されてコントロールを失ってしまいがちです。
ひとつ一つ丁寧に身に着けていくしかありません。
これでOK!だれでもOK的な、近道はないのです。
個々人の進捗状況に応じてすこし課題を加えさせてもらったりもしました。
これは、激坂再現したバイクの向きでのスタンディングです。
バイクの向きが変わっても、ペダルに対して一定の良い位置に体を置けています。
その位置関係を崩さぬようにサドルに腰をかけます。
どっかりとサドルに座りきって、バイクと一緒に後ろに傾かないようにすることを、うまく対応できていますね。
激坂もサドルの支持が減りますので、スタンディング同様の姿勢の支えと位置を保つ能力が必要になります。
激坂もサドルの支持が減りますので、スタンディング同様の姿勢の支えと位置を保つ能力が必要になります。
激坂が苦手な人は、スタンディングでのペダリングを練習すると効果的です。
10名x2日間の限定的な人数での開催になってしまうのは、物理的に、内容的に致し方ないところですね。。。
予約も早々に埋まってしまいますので、今後のやり方を、より参加しやすく出来るように検討するのは自分の努めですね。
でも、終わった後のこの充実した笑顔!!!
4時間みっちり体を動かして漕いでもらっていますので、多少疲れが見える方も(苦笑
今後の機会にも、”東京”で、そして”大阪江坂”でも、より良い機会を提供できるように、プランしていきますので、向上のための変化の機会として、ペダリング実践にご参加くださいね~~