2013年8月2日金曜日

8月はMTBとアイアンマン、トレーニングに励みます

いよいよアイアンマンジャパン、北海道洞爺湖のコースが発表になりました!


バイクは羊蹄山を拝むダイナミックなワンウエイのビッグループで、獲得標高も1800m越えと走り応え十分です。

バイクはトレーニングと、セッティングで対策を図っていきます。


特に、8月はMTBレースに出ることで、上り、強度の上げ下げ、のトレーニング効果を狙います。

明日からは汗汗フェスタでの3時間エンデューロ、17~18日は東北MTBフェスでの4時間エンデューロ+XCレースにてたっぷり走ります!


ランもただいま良い感触を掴んでいるので問題ないのですが、目下の悩みはスイムです。。。

アイアンマンケアンズの時のよく泳げていた感覚、すいーっと進む感覚が再現できないのです。

ボディポジション、キャッチ、プル、いずれもまだまだうまくないのですが、今はどれかが、あるいはどれもが大崩れしているのかもしれません。


これは3月からの週単位のトレーニング時間の推移になります。
宮古島まではしっかり時間を積み、その後はケアンズまでうまくトレーニングとテーパーが出来ていました。

ケアンズ後は、疲労を抜きつつ、仕事で出張していることが多く、トレーニングが少なめになっていますが、その中でもバイクとランはイベントなどもあり、継続的に走れていました。

問題はスイムです。



これはスイムだけの時間です。
宮古島、ケアンズと良い推移だったことがスイム時間からもうかがえます。
コンスタントに泳いでいて、それが良い感覚、良い動きを身につける機会を与えてくれていたといっていいでしょう。

ケアンズ以降は、まったくゼロの週が、2週間連続、さらにもう1週あります。
必死に取り戻そうと、今は泳ぐ機会をなるべく増やそうともがいています。

苦手な種目は、うまい動きが身についていないので、間が空けば体が忘れてしまったり、ちょっとしたきっかけで崩れてしまうものです。

自分の場合は今して思えば、ケアンズ後に、風邪から気管支が腫れて泳いでいて、呼吸が苦しく必死で泳いでいた時に、どうやらたくさん空気を吸いたいので余計に頭を上げたり、間延びしたりで、ボディポジションが崩れ、タイミングもずれてしまっていたようです。

ちょっとでも調子悪いと、ヤル気が出づらいものですが、もがいてもがいて、悩んで考えて、試して確かめて、それでももがいていると、いつかコレは!というタイミングがやってくるものです。

ダメもとで泳いで感覚を取り戻さなきゃと踏ん張って、あーじゃない、こーじゃない、とドリルの中で意識の置所、修正箇所を探したり、位置、タイミング、試行錯誤を繰り返していると、

進みがよく安定する時があって、あ!これかも!と思い、それをスイムのなかで再現するように心がけると、ニューっと進む感じが戻ってきました。

進みが良くなると動きの中でもタメやコントロールの余裕が出てきて、呼吸も苦しくなくなり、ローリングも少しずつ良くなる感じになってきました。

継続は力なり、を実感しています。

このまま、スイムも、ランもバイクもしっかり継続して月末のアイアンマンに臨みたいと思います~



2013年7月27日土曜日

人気サドル"シテロ"のオススメの着座の仕方

スペシャライズドの最新TT&トライアスロンサドル”シテロ”は、発売直後からの大人気が続いています。


コンセプトストアでも人気で、とても多くの方にチェック、そして気に入って購入して頂いております。

前傾を深く取りたいが股間の痛みがある、サドル前部の圧迫でしびれる、中にはライド後に血尿がという方もいまして、皆さん悩まれているようです。

そして、圧力分散のためサドルのパッドが柔らかすぎたり、逃がすように点で支持するようになると、返って変形や不安定になりすぎて、圧迫箇所が集中してしまい、合わずに逆効果のサドルもあるようです。

シテロは、そういった両方の悩みを改善できるような構造になっています。

パッドは腰があって、どちらかと言えば硬目で、形状はフラットで収まりのいい場所を自分自身で選んで座れるようになっていますので、対応範囲が広く、どこに座っても腰を安定させてくれます。

ただし、着座の仕方が従来のサドルと激的に変わるので、サドルポジションとフォームの取り方に若干の注意が必要になります。

アシスタントの骨格君に手伝ってもらい解説していきましょう。


ロードバイクに装着したり、TTバイク、トライアスロンバイクでベースバーを持つ時は、通常のサドルのように座骨を中心に着座する場合は、概ねこの辺りの着座位置になります。

当たり、着座の圧力の中心はサドル中央部になります。
お尻で乗っているような感覚です。

フラットな座面で腰の移動をしやすく、下りでの重心移動やコーナリングもとてもしやすいです。

ノーマルサドルのノーズな切り取られたようなサイジングになっていますので、サドルが前に位置していても、ダンシングの時に腰適切な位置にもってこれるのも、とても素晴らしい!

骨盤角は座骨が浮かない程度の前傾にとどめていますが、それでも深い姿勢での圧迫が少ないです。


前から見るとこんな感じに、座骨周辺がしっかりとサドルに乗っていてキッチリ高い安定をさせてくれます。
中央部の溝はしっかりとプレッシャーを逃がしてくれているのです。




こちらは同じアングルにて、DHバーをもったエアロフォームの状態です。
骨盤を大きく倒しこんで着座しています。

サドルの先端に恥骨結合部が接するように骨盤を倒していますが、股間の圧迫は前方の溝が逃がしてくれます。
また、先端ギリギリ前に骨盤が乗るので、局所はサドルのその前の空間に逃れるようになり、
”空中に位置”しているかごとく当たりが全く気にならなくなります。

そしてしっかりと骨盤をキッチリ捉え続けてくれているので、深い姿勢、高いパワーでのペダリングでも驚くほどの腰の安定をさせてくれるのです。


横からみるとこのようになります。

当たり、着座の圧力の中心はサドル前方部に移り、股間でしか乗っていて、お尻はサドルに触れいていない感覚になります。

骨盤を前方に倒すことで、背骨も当然深く傾くので、深いエアロフォームが可能になります。
それでも今までのサドルのように痛みや圧迫無く、そして高いパワー、かつ、少ない空気抵抗により、長く速く走れるようになるのです。

ただし、股関節の屈曲角度がきつくなるので、上死点の通過がスムーズに出来ないようだと、骨盤が倒れすぎです。やや起こすように修正しましょう。

エアロフォームではサドルの前方での着座になりますので、しっかりとポジション全体が体に合っていることも大事なポイントになります。


こちらのトライアスリートはサドルの痛み、腰と臀部の疲れ、肩、首の負担、悩みでしたが、BG FITに合わせてシテロに替えることで、体の痛みと負担なくリラックスして、より楽に深いエアロフォームが可能になりました。ペダリング時の腰と上体のブレも減少し、安定が高まっています。

痛みがないことで、柔軟性、上死点通過の限界範囲を守りつつも、前傾が深くなったので、ハンドル全体が2.5cm下げて合わせました。エアロ効果も大いに期待出来ます。

とはいえ、パッドロバーに寄りかかって、姿勢を崩してしまってはもともこもありませんので、姿勢をしっかりと維持することは忘れてはなりません。

取付角度は水平をおすすめしています。
前下りにして圧迫や痛みを逃がす必要がないですし、前にずり下がって腰が移動してしまい座り直さなければならない、ということを防ぐ意味合いもあります。

自分が座る限りでは水平が一番安定してペダリング出来ました。

使い始めはその”全く新しい着座感”に違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れ、メリットを大いに得ることが出来るようになるでしょう。

以上に気をつけて、シテロとエアロフォームを堪能してみてください。







2013年7月23日火曜日

SHIVでヒルクライム三昧

展示会後の週末は、IRONMANハワイ常連の強豪エイジアスリートの集まる合宿に参加させてもらいました。


山中湖滞在で湖畔一周ランや、富士山一周、新五合目ヒルクライム、そしてスバルラインの富士ヒルクライムなどガッチリ上りました。


バイクはシヴで!

IRONMANジャパンでのアップダウン対策練習として、2日間合計 4200m を登りました。
250~350wを出力している時間も200分に達していて、結構いいペースでの練習になりました。



1日目の新五合目は雲の中、霧がかかりとても寒かったです。。。


下りもバスの後ろで、霧で視界の悪い中、ブレーキを握りっぱなしという状況でした。

かなりのシビアコンディションでのライドで、SHIVの乗りこなしも、上りがあろうと、下りがあろうと、問題なく乗りこなせるようになりました。





2日目は富士吉田から五合目までスバルラインで。

斜度の変化が多く、とりわけ緩斜面が多いので、エアロフォームでスピードの乗せる場面もありました。


実際には北海道洞爺湖のコースはこんな上りは無いのですが、この両日の練習のおかげで、アップダウンが点在していても、どんな斜度変化でも余裕を持って乗れますね。

なだらかな上り、20km以上の局面でしたら、エアロフォームで上れますし、バイクパートはまず問題ないでしょう。



今回の合宿では、SHIVの割合が圧倒的に高かったです。


皆それぞれ個性的にカスタムをしていて、印象はだいぶ違いました。


横一で比較するとこんなかんじです。

見た目は違えど、誰もが乗りやすいさを評価していて、特に今回はかなり上りにも強いトライアスロンバイクということが分かりました。


エアロ形状ですが、BB周りとバックの剛性は高く、高いパワーでも反応性がよく、上りでもそのお陰でスイスイと進んでいきます。
ハンドル周り、ホイールを軽量化すればヒルクライムにも使えるかも、なんて。


サドルポジションとベースバーの位置によりロードと同じフォームで上るのは難しいですが、シテロのおかげでダンシングは良い腰の位置で出来るし、上りの前傾姿勢を維持しても圧迫や不快感がなかったのは素晴らしいです。



8月末に北海道でも美味しいソフトクリームを食べられるように、6週間準備、トレーニングに励みます~

2013年7月22日月曜日

スペシャライズド 2014モデル発進!

先週は月~金曜日とスペシャライズド・ジャパンの本拠地、厚木市に滞在していました。


市内目貫通りには、このような"S"フラッグが町を飾り、さながらヨーロッパでの自転車イベントのような雰囲気になっていました。



パーティやプレゼンの会場となるホテルにもドーンとバナーがディスプレイされています。

冷静な製品技術の話も、情熱的なバイク談義も、いろいろなディーラーさん達と大いに盛り上がりました!



百聞は一見にしかず

情報を知るだけでなく、性能を体感してこそ、ニューモデルの魅力を理解することが出来ます。

S-Worksモデルを筆頭に、20車種、100台に及ぶか、という壮観なバイクの眺めです!



自分も、色々なバイクをテストライドしました。

個人的な興味も含めてのセレクトだったりしますが(苦笑

まずは、S-Works VENGEです。
現行からの継続になりますが、今乗っているヴェンジプロは56サイズで、SHIVのエアロフォームに慣れてしまった体には少々ハンドル位置が高く感じてしまうようになりました。



そこで、54サイズでのハンドル位置、今の自分にあったフォームが取りやすいかを確認するためだったりもしますが、いや~ S-Works、いいですね!

結構な急坂や荒れたヘアピンの下りなどがテストコースに含まれましたが、その登坂も下りも自分には申し分ないです。

上りも軽快に登って行けますし、下りをガンガンに攻めていくにはターマックのヘッドとフォークの剛性が安心感に繋がってくるのですが、マイペースで走る自分には、十分すぎる性能でした。

そして、アップダウンのある高速巡航区間では、それはもう、どなたもが絶賛するように、高速維持が極めて楽でスピーディ、上りも速度を稼いでアッという間の数漕ぎで登り切ってしまえます。

この上りの軽さ、下りのコントロール性、高速区間の走行性能には、2014から大々的にスペックインされたROVAL CLXカーボンホイールの性能が大いに貢献しています。

ヴェンジには60mmハイトのモデルが装着されていますが、これはSHIVにも採用されています。



この2014SHIVも細部までブラッシュアップされていますが、ホイールはかなり性能アップに繋がりそうです。

軽く、乗り心地がよく、コントロール性も良く、ブレーキも信頼感がありますので、多くの人が扱いやすいホイールに仕上がっています。

60mmハイトは上りのあるアップダウンコースにも使え、風の影響も少ないので、日本のトライアスロンではかなり使いでのあるホイールになるかと思います。

自分も実際に乗ってみて、これはイイ!と実感しましたので、今乗っているSHIVに装着し、IRONMANジャパンを走りたいと思っています!



そして、MTBレーサーならば非常に気になる存在であろう S-Works EPICです!

フルモデルチェンジしたこのモデルは、先代の良いところを徹底的に伸ばすために、細部まで徹底的に修正箇所を洗いだし、改良をしています。


今回用意されたモデルは、その中でも WC=ワ-ルドカップ というモデルになっていて、フロントギアは完全シングルギア限定仕様になっています!

ギアを割り切ることで、リアバックを専用設計にし、より短く、より太くして強くもなっています。
サスも95mmと短くすることで、ヘッドも立ち、ホイールベースも短くなり、反応速度とハンドリングが"速く"なっています。

スピード、パワー、テクニックを兼ね備えたリアルレーサーが乗った時の性能を追求していて、ピーキーなかなり尖ったモデルになっていました。


そのハンドリングは、26モデルと比較してもキレがあり、安定性は自分で確保してね、と言わんばかりのハンドリングで、レースコースでのタイトコーナー、S字、スイッチバック、思う存分、バイクを倒しこんで曲がって行けます。

29のハイスピード巡航とグリップ性能と高いレベルで融合していて、まさに"ヤバイ"と思える走りが出来ます。

自分には、動体視力が追いつかない感じがしましたが、現役レーサーならば、上手くなったと錯覚できるほどの、キレキレに乗れてる感覚を得られることでしょう。

アドレナリン出まくりなので、自分もこのバイクに乗ったら、またレースに出たくなってしまうほどです!



WC ではない EPIC もラインナップしています。
こちらは、2枚ギアで、ストロークも100mmでホイールベースなどディメンションは現行と同様のモデルになっています。

Lサイズでのテストだったこともあり、WCに比べると安心感が高まり、非常に乗りこなしやすくなっています。

王滝などのエンデュランスにはこちらのモデルが適していて、XCレースと完全にジャンル分けを図っています。
先代モデルでも十分な性能だとも言えますが、、細分化することで、それぞれに最適な性能バランスを追求することが出来るようになったと言えます。

もちろん、このモデルでも基本的には、WCモデルと同様の性能を有しているわけで、王滝とJシリーズ両方出るライダーにはオススメです。

長時間のライドでは、安心感と安定性から得られる余裕は、最終的な速度の落ち込みを防いでくれますから。
実際に、自分が今選べ、といわれたらコチラになるかもしれません。



そして、さらにキレキレのモデルがあって、今の自分では乗りこなせいリアルレーシングバイク、
それがS-WorksスタンプジャンパーHTです。

詳しくは、他サイトのレビューに譲るとして、この極薄のトップチューブとシートステーで得られる乗り心地の良さは裏腹に、スルーアクスルを採用した前後足回りにより、下回りは剛性を極めたといってもいいほどの、反応をみせてくれます。

ターンマックよりも硬く、速く進むといってもよいかもしれません。

その分、跳ねたり、滑ったり、の挙動も速いので、俊敏なバイクコントロールが乗り手に要求されます。

まさにこれこそ、選ばれしトップレーサーのバイク、WCの真髄を味わえることでしょう。


ロードも、あるいはトライアスロンもそうですが、ニーズの細分化とそれに合わせた専用かつ最適設計をすることで、固有のフィールドで発揮するモデルをドンドンとリリースしてきているのが、最近のスペシャライズドの傾向だと言えるでしょう。



そして、もう一つの傾向がトップモデルの高性能をどなたでも入手可能な普及帯までドンドンとフィードバックしていること、
その性能が価格を越えたレベルで実現していることです。

ターマックは全て SL4 にバージョンアップされましたし、このアルミモデルの アレーレース も S-Works Allez と同じくE5素材とスマートウエルドという最新の作りのアルミバイクになっています。

その走りも、試乗にある普及アルミバイクの中で、一番レーシーだと多くのディーラースタッフが断言されていました。


このように荒れた急坂下りや上りの急峻な本格コースでの試乗で、多くの方が体感されていたので、間違いないでしょう。

アルミの僅かな跳ねの強さは残りますが、その分、この価格帯でのバイクの反応とは思えないほどの、敏速な加速とハンドリング、スピードの乗りの速さは、これからレースをガンガンやりたい若手の格好の相棒になることでしょう。

ちなみに、試乗コースでは安全にも十分注意をしていて、ロードとMTBともにコース整備を地元の協力を得て、事前にしっかり行い、また事前チェックも重ねることで、注意喚起の看板と路面マーキングも追加していました。

より安全に、より楽しく、より速く、製品も、スタッフの願いも、伝えていけたイベントだったと感じています。



自分も2014モデルを乗ることになりますので、またさらにその魅力を多くのサイクリスト、トライアスリートに伝えられるように、頑張って走りたいですね~



2013年7月12日金曜日

IRONMANジャパン 洞爺湖のバイクコースに向けたバイクセッティング

アイアンマンジャパンのHPにてバイクコースは獲得標高1800m超と発表になりました。



最高標高447m 獲得標高1892m




北海道の丘、まっすぐ直線な穏やかなアップダウンのコースだと思っていましたが、それなりにガッチリ上る感じですね。

世界各地のIRONMANのバイクコースでもニースに続いて、ランザローテを抑えての厳しさようです、獲得標高では。

ニースはツール・ド・フランスの山岳コースが一部含まれているとのことで、洞爺湖ではそこまでのヒルクライムのようなパートはあまりないはずですが、それでも繰り返し繰り返し、小刻みなアップダウンで上り基調と下り基調を走らなければなりません。

初アイアンマンはセントジョージというユタ州の山岳コースでしたが、同じくらいの厳しさなのかもしれません。
宮古島、コナ、ケアンズはそれに比べればフラットですから、少し心配になります。

洞爺湖のコースはベースラインが90mくらいでなので上りパートは350m位を27kmくらいかけて登っていく感じです。

全体的なプロファイルは穏やかな上りになりますので、要所に急坂が含まれているはずですが、ヒルクライムのようにはならないはず。

それでも速度は20㎞/hを下回る場所、平均30km/h程度に落ち込む区間もありそうです。

全体的には平均33km/h、5時間25分くらいかかるかもしれません。



そこで、今のバイクセティングで上れるのか、下りも問題ないのか、実走して検証してみました。

結果から言うと、この仕様でも細かなことを言わなければ何とかこなせる、という感じ。
その後のブリックランも負担が僅かにます感じでしたが走れます。



このシミュレーションでは、霧降高原のヒルクライムがかなり厳しい上りで
しょっちゅう8~10%の勾配が現れる感じで、正直これだとロードバイクに決まりですが、
湯西川に向かうゆるやかな上りではシヴでもいいかなという感じです。

このコース全体的にはエアロロードのヴェンジにエアロバーを着けて走りたいところです。
狭い道幅、ブレーキ多用のダウンヒル、ヘアピン含むタイトコーナー、ダンシングで抜けたい登り返しなど、ブラケットとドロップを持つ時間が多いからです。


しかし、それよりも洞爺湖のコースはゆるやか、下りもタイトコーナーは少ないと考えていますので、自分の決戦バイクはシヴに決まりです!


シヴのブレーキとハンドリングは申し分ないです。
ただし、ホイールの癖が強く、下り最中の横風は恐怖感がありますし、路面からの振動や突き上げはその形状から強いです。



24cのタイヤをつけていたから、そのネガティブを打ち消してくれてはいました。
転がりの良さがあるのに、コーナーでの安心なグリップと確かな挙動、荒れた路面でも弾かれない追従性、とタイヤはこれにキマリです!

多くの方に選んで欲しいタイヤです。まあ、一般ツーリングには勿体無いタイヤですので、レース用としてはとてもお勧めですね。
とくに、バイクに自信のない人は、上手くなった感触で安心して乗れることができますよ。


ホイールは癖があり、そして高速巡航のメリットが希薄なので、もう少し軽くて、それでももちろんエアロ効果のある50~70mm程度のいやすいオールラウンド的なディープリムのホイールがいいです。

ホイールは変更の余地があります。


そして平地でのエアロ追求した今のポジションから、ゆるやかな上りでしたら少しでも出来るだけエアロバーを保持して、上れるように対策はしたほうが良さそうです。



登り基調になると、上死点がキツく股関節が詰まった感じで、なめらかな脚の動きが阻害されてしまいます。

ベースバーを持った時もリーチがタイトで、肩と腕が窮屈で疲れてしまいました。

そこで、ローラー台でも斜度を3~4%つけてバイクを置いて、仮想上り基調でペダリングと肩腕の負担を確認しました。



このように前輪を上げて置いた状態で煮詰めて行きました。


前輪が上がり、ペダルの上死点通過の時に、もっと股関節角度に余裕が欲しくなりましたので、エアロバー&パッドを1cm上げました。


そしてサドルも1cm後退させています。
そして高さは1~2mmの微調整です。




その合わせた状態がこちらです。
エアロ効果が多少犠牲になっても、上りでのペダリングのしやすさ=パワー確保と、長時間の肩腕の負担低減という快適性を重視しました。

これで、平地、アップダウンを練習走行してみて、支障が無いか、他の負担がかからないかをチェックします。


自分はこのようにシヴの洞爺湖アレンジで出場しますが、皆さんもいろいろと再考してしてみるといいでしょう。

・TTバイクのシフトが電動ではなく、ブラケットで変速が出来ない
・TTバイクのブレーキが脆弱で、下りのコントロール性も良くない
・ホイールが重い

これらがネガティブな要素です。もし6時間以上タップリかかることが予想される場合は、エアロ効果よりも上りやすさを重視しても良いかもしれません。

言い換えると、どれだけエアロバーを保持している時間が取れるかどうかが、TTバイクとロードバイクを使い分ける見極めのポイントになります。

あと7週間で本番です、準備をしっかりしてベストなレースをしたいですね~









2013年7月10日水曜日

IRONMANジャパン洞爺湖の最適解バイク?!

昨日はSHIVで1800mアップの山岳コースをライドしてきました。

その結果導き出された、最適解はコチラ?!



シヴにドロップバー装着の強烈なエクスとロームエアロロードです!!


これはコンセプトモデルですが、エアロバーを保持できない、
アップダウン、そしてコーナーの多いコースにはかなりよいチョイスになりそうです。

これにエアロバーを付ければ完璧!

などど昨日の走行後に妄想していましたが、あながちありえない話でも無さそう??



こちらバイクジャーナルにも春のイベント会場でのインパクトが伝えられていましたね~

http://bikejournal.jp/main/?p=3636


現実的な対策をブログにまとめていましたが、つい脱線してしまいました(苦笑

詳しくは近日中にまとめておきます~

2013年7月8日月曜日

運動強度とペダリングの意識

トレーニングの時に運動強度を心拍数とパワー、ケイデンス、ギア比など客観的な要素に気をつけて行なっていると思います。

主観的な要素としては、踏み込みの強さと、どれくらいキツイか、などとなっていることでしょう。

しかし、それだけでは十分な意識とはいえず、時間を掛けても、効果は片手落ちとなる可能性があります。

運動強度とパワーを高めるには、ケイデンスとギア比を変えて踏み込みの力とその時のケイデンスを高めています。

どのようにペダルに力が掛かっているか?

その力をどのような動きで発揮しているのか?

どこをどのよう意識すると力が高まり、動きが速まるのか?

などのように、自分のカラダへの意識を働かせ、今の動きを感じ取り、
より良い動きの改善を図るようにしていくことが大切です。

強度と時間により代謝能力向上、体力は上がっても、無理と無駄が多いペダリングをしていれば、体の負担を少なく速いスピードを出すことが出来ませんし、関節などの故障を誘発したり、カラダのアンバランスを引き起こしてしまいます。

そこで、強度の違いで、ペダリング(およびフォーム)に対する意識をいろいろと置き換えていくことをオススメします。

次に徒然なるままに書きだしたことは、Triathlon Lumina 先月号特集の補足にもなっていますので、そちらも参考にしてみて下さい。



・ゾーン2でのトレーニングのペダリングのポイント。

ギアは軽めで、踏み込みの力はほぼ脚の重さで事足りるので、踏むこむことは全く必要とせず、むしろその脚を上死点までスムーズに戻すアップストロークに注力。

ペダルが下死点の時に大腿を下の位置で止めた反動で脱力した脚が上がるようにすること。
反動は股関節、大腿の付け根に感じて、スナップを利かせて上死点まで脚を浮かし上がる力を瞬間的にクっといれること。高い位置までの長くゆっくりとした筋出力を行わないようにする。

下死点のペダルを足裏に力とその反発を感じること無く、ヒザ下を脱力すれば丸く回る。
ペダルに力が掛かっていたら、それはブレーキとなる無駄な力。

大腿の稼働範囲、上下の位置関係を体に覚え込ませるように。上死点と下死点ともに、下方向すぎる場合が多いので、高い位置をトレースできるように。
イメージとしては、クランクの長さ、170mm程度高い位置でペダルを回しているような感覚で。



・ゾーン3でのトレーニングでのペダリングのポイント

事前に、上記の動きを無意識に出来るようにカラダに覚えこませておくことが最重要!

強度を上げるために踏み込みの力を加えていく”ダウンストローク”、意識は上から下に。
上記の動きを変質させないように保存したままに踏み込みを付け加えていく。

上死点まで浮かび上がってきた大腿を下に押し返すように、力を瞬間的にグッと発揮する。
概ね力がペダルに伝わり始めるのは1時付近からで、4時付近で最大に達するので、それ以降は脱力して”アップストローク”の動きにスムーズに繋げる。

ヒザ下の力は1~4時までは緊張させて、ペダルに力を伝えるためにしっかりと固めるように。
それ以降はヒザ下の力を抜き、ふくらはぎと足首は柔らかく緩んだ状態に出来たらとても良い。

踏み出しで1時の力が掛かった反動で逆脚の上がってくる大腿を迎えるようにして、すぐに上死点のペダルに乗るように左右の切り返し、タイミングを意識。



ペダリングがレース必要な強度で、必要な時間維持できるようになることがトレーニングの”狙い”なのです。

ゆっくりで上手く出来ない動きは、速くては絶対に上手く出来てません。

軽い力で上手く出来ない動きは、強い力では絶対に上手く出来ていません。

動きを維持するのが体力、まずはキチンと脚を動かせるようになりましょう!





2013年7月2日火曜日

「スピードこそすべて」マーク・カヴェンディッシュ

開幕して、日々盛り上がりを見せているツール・ド・フランス、
このタイミングで活躍が大いに期待される、マーク・カヴェンディッシュ選手を
大々的にリスペクトしているSPECIALIZEDではカヴの”スピード狂”がよく分かる
ムービーを作成しました!


そして彼の100回勝記念の限定モデルをもリリースしました。

詳しくはこちらを参照下さい。



日本国内では12台しか流通しないそうですので、
カヴェンディッシュ、スピード、スプリント、エアロというキーワードに惹かれるサイクリスト、
またチームカラーやイメージカラーがグルーンな方には、
是非この機会に乗って欲しいモデルです。



こちらには、アッセンブルされたレースバイクの状態での解説ムービーもあります。
世界的にも注目されているので、完売必至でしょうか。


このフレームは写真やムービーでは分かりづらいのですが、
ブラック調の部分は実はメタリックグリーンのラメ、フレーク塗装になっていて、
それにブラックのグラデーションがかかっている手の込んだ物で、
細部のディティールもさることながら、実物に光を当ててみるとため息が出るくらい
美しく、また凄みのあるバイクとなっています。



 限定S-WORKS ヴェンジ カヴェンディッシュの国内販売店は下記のとおりですので、
お近くの方は、店頭に展示している間にぜひご覧になって下さい!


サイズ49入荷の店舗:
Bicycle Store RIDE WORKS:〒659-0068 兵庫県芦屋市業平町6-11グロット芦屋101
SBC:〒243-0003 神奈川県厚木市寿町3-4-5 米山ビル1F
Nakajima Cycle:〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本3-30-1
カミハギ FIT&RIDE STORE:〒480-0202 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字伊勢山188番地の1
取り扱いサイズ52の店舗:
カミハギ FIT&RIDE STORE:〒480-0202 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字伊勢山188番地の1
ナカニシサイクル:〒770-0854 徳島県徳島市徳島本町1-6
取り扱いサイズ54の店舗:
シルベストサイクル 梅田店:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-5-2 新サンケイビル1F
スペシャライズド・コンセプトストア:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-5-10 青山アートワークスビル1F 2F
ラビットストリート江坂店:〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-9-7 ベーンビル1F

取り扱いサイズ56の店舗:
SBC:〒243-0003 神奈川県厚木市寿町3-4-5 米山ビル1F


マットブラック基調の渋いフレームカラーももちろんかっこ良く人気なのですが、
この渋派さが好みドンピシャな方が絶対に12人以上いるかと思いますよ~





2013年7月1日月曜日

ロードバイクへのエアロバー装着

先日は、トライアスロンのロング、宮古島に出場されたり、8月のIRONMANジャパンにも出場される
サイクリスト兼(トレイル)ランナーの BG FIT を行いました。


写真は共にアフターの状態で、左がブラケットポジション、右がエアロバーポジションです。

ロードバイクでエアロバーを付ける場合は、まずは大きく方向性を決める必要があります。

1,ロードバイクポジションを優先して、補完的にエアロバーを使う

2,TTバイクのようにエアロフォームを優先して、ブラケットとドロップはある程度犠牲にする

この方向性により、ポジション決定の仕方が変わってきます。


1、の場合でしたらまずはロードポジションを決定
→そのサドル位置、ハンドル位置を変更しないで、股関節がつまらず大腿が”無理なく上死点通過をスムーズに出来る”範囲の前傾角度を確保する
→肩が開き過ぎない位置にバーパッドをセットする。多くの場合は遠くなりがちなので、上記、股関節のつまらない前傾角度を優先させ、出来る限り後ろにセットすることになる。この時、ドロップハンドルをもったり、コーナリング、ダンシングで邪魔にならないことを確認すること。特に干渉して転倒しないように注意したい。
→バー&パッドが高くなりがちなので、上体をそこに預けるような極端な前乗りにはならないように注意すること。肩、腕に荷重がかかり負担になるので、サドルにも荷重を残すように心がける。
→着座位置を余り前にし過ぎないこと。1~2cm程度ならばOK。ペダルとの距離が短縮してサドルが低い擬似状態になるし、荷重が集中して痛みと痺れにつながりやすい。
→エアロフォームではドロップハンドルを持つよりもわずかに低い程度を”楽に保ちやすくなった”かどうかを確認。この時、背中が伸びすぎたり丸まり過ぎたりしていないか、前方が見やすいかも合わせて確認して決定。


2、の場合は、ハンドルトップにパッドが位置する構造上、どうしてもパッドが高くなりがちなので、極端に欲張ったエアロフォームを目指さないこと。また、前輪荷重過多になることでの、バイクコントロールにも十分注意して、操作に無理のない範囲で調整することです。

ヘッドの長さ、ブラケットポジションの持てる限界があるので、TTバイク、トライアスロン専用車よりも、バー&パッドの位置の自由度が低いので、どこかに妥協点を決めて、サドル位置もそれにあわせていくことになります。

多くの場合TT&専用車ほどには、バー&パッドが下がらないので、”程々の”前傾角度とサドルの前方移動量となるでしょう。


写真の方は普段はエアロバーを外して集団走行を行うため、1、の方向性でまとめました。

ロングディスタンスではトライアスロン専用車を使うことがベストですが、エアロバー&パッドをロードバイクでもうまくセット出来れば、直線で低い姿勢を保つのが、ブラケットやドロップを持って伏せているよりもはるかに楽になります。パッドに肘を置くことで、腕と肩周りの筋肉、腹筋、背筋などの動員を減らし、負担を分散させてくれるので、長時間同じ姿勢が維持しやすくなるのです。


あくまでも、安全に、無理なく、というのが前提ですが、空気抵抗を大幅に減らせますので”速く””楽に”走れますので、上手く活用してみて下さい。








2013年6月28日金曜日

イベントの成功となる”核”

先週末のグレートアース富良野ライドの余韻に浸っていたら、あっというまの金曜日!


ライドの先頭グループで一緒に走った皆さんのこの笑顔を見ていると、
イベントが成功だったことを物語っていますね。

地元食材のエイドステーションでの食を味わい、
ロケーションの良いルートを繋いだコースを走り、
その場に同じ目的、同じ思いで集まった一期一会の仲間と
共に、ライドを楽しみ尽くす、とても良い感じですね。

今回自分は富良野ライド初参加でしたが、どうせ参加するならば
ただ走るだけでなく、より楽しみの付加をしたいと思いました。

これだけ多くのサイクリストが集まれば、ゆっくりのんびり走るのが好きな人もいれば、
チャレンジングな刺激が好きな方も、レースではないとはいえ、
少なからずいるものですから、そういった方にも”グレート”な思い出をということで、
上りを中心にペースをピリリとスパイスを効かせたペースで共に走ってみました。

詳しくはこちらの参加者の方のブログのレポートが秀逸なのでご参照下さい。

上りは少し速いペースでバラバラになろうとも各自のペースで頑張り、
下りや平地は安全に注意しつつ流して走り、また合流して、エイドで飲食と語らいをして
そしてルートを辿るを繰り返してのゴールで、一人では出来ない、
皆で一緒に頑張るという”楽しみ”を提供できたのではないかと思っています。


イベントに関わる人々は、それぞれの立場から、何のために、誰のために、という
目的をもって参加しているはずです。



例えば、富良野の皆さんは、地元の良さを伝えたい、地元を活気づけたい、と
いう地元の立場ですが、”参加者のため”に地元の良さを活かして、
地元の人の働きかけで”いかに楽しんでもらえるか”ということを目的にして
参画されていました。

一方的に自分達のために、ではなく相手を楽しませてこそ、
自分達にも楽しさが返ってくる、という作用反作用を心がけたいものです。

相手を不愉快にして、自分自身が楽しさを得ることなんて出来やしませんから。

イベント終了後の熱気あふれる反省会の議論でも、来年のイベントも
より良い運営、内容にして、参加者により楽しんでもらいたいとそれぞれの立場から、
様々な意見が大いに交換されていました。

これで良いや、ではなく、もっとどうすれば良いか、に取り組み続けることも大事ですね。




その前のIRONMANケアンズは、プレスの仕事も兼ねての参戦でした。
写真は、UK、香港のトライスロン雑誌のエディターとアフターパーティで飲んで
楽しく大いに盛り上がっているところです。

現地の方々からは、ケアンズの良さ、それも多種多様なスタイルがある良さを活かして
翌年はさらに楽しんで欲しいという熱心な思いを聞いてきたので、それをより多くの人に
伝えたいと参加者側から見たレポートとしてまとめました。

この時のレポートは、次号、トライアスロンLUMINAに掲載されます。


参加者、主催者、地元、ボランティア、協賛、プレス、様々な立場で、いかに”楽しみ”を
創りだし、味わい、共有するか、それがイベントの成功に向けた”核”となることを、
ケアンズ、富良野で学びました。





2013年6月22日土曜日

Have a nice weekend, all !!!



ただいまグレートアース富良野ライドウエルカムパーティとその後のスタッフ総出の明日に向けた最終ミーティング完了!
明日は、ロード全日本、トライアスロン長崎五島バラモンキング、などなどガチのレース、そしてここのようなファンライドなど多くのイベントが開催されます。
その全てのスタッフ、関係者の願いは、誰も怪我することなく無事にフィニッシュして欲しい、に尽きると思います。
その上で、各々のベストを尽くせること、多くの楽しみと満足を持ち帰ってもらうことでしょう。
準備はしてもし尽くすことは無いといえますが、ベストの準備を明日のスタート前に備えているはずです。
レース、イベントのスタートと同時に、その成否は、参加者全員の意思と行動にも掛かっています。
例えば各々の参加料、1万円だとしても、それは大事あお金であり決して安くはありませんし、週末という時間を過ごすにあたり、それもまた貴重ですが、その1万円、2日間ではイベントは成立しません。参加者、そしてスタッフと関係者の全て延べのコスト、延べの時間を費やしてこそ成立しています。
故に、明日のイベントの成功はスタッフと関係者の力だけでなく、参加者であるサイクリスト、アスリート一人一人の善意ある意志と行動、お互いを思いやる想像力をもってして、全ての人が満足できるフィニッシュを迎えることが出来ます。
イベントを創るのはスタッフと関係者だけではありません、参加者一人一人が形作っているのです。
自分の意思で参加したイベント、皆さん全ての力を結集させて成功させましょう!

Have a nice weekend, all !!!

2013年6月18日火曜日

IRONMANケアンズ レースレポート

IRONMANケアンズ レースレポート



52
Kenji TAKEYA (888)
09:49:35
40-44  (5)
Male  (48)
01:12:25
00:06:12
04:53:28
00:02:31
03:34:58

今回のレースの目標は、パーソナルベスト更新であり、コナスロットの獲得。スロットの獲得は、相手あってのこと、またスロット数の配分という、自分ではどうにもならない要素もあるので、まずは自分のベストを尽くすことに集中することが大切だ。

オールアウトで頑張った宮古島から7週間だったが、動きにキレが戻ってきていたので、目標はPBはもちろんのことサブテン、スロットのためにもエイジ上位に入るために昨年3位に記録、9時間40分に設定。

内訳はスイム1:1520、バイク4:5059、ラン3:2030という構成で、T1がスイムアップ後3分くらい埠頭を走らなければならいのでもう少し時間がかかるかもしれないが、想定の下限でも9時間50分、としていた。

結果として40分には届かなかったものの、直前に見舞われたアクシデントによる打撲の影響が合っても、現状ベストをつくせたし9時間50分は僅かに切り、自己評価としてはとても満足している。


スイムは穏やかな湾内の1.9kmコースを2周回、早めに入水して、集団前方イン側でフローティングスタート。

波と流れはわずかと感じる程度で泳ぎやすく、バトルも第一ブイまでの間にあったものの、手が頭に当たったり、ゴーグルが微妙にずれたり、キックで蹴られた程度で、大事には至らずに、むしろ流れに乗れている恩恵のほうがあった感じ。
ブイも比較的多く配されていたので都度都度ヘッドアップして、大体6ストロークに1回くらい、前方確認して余り流れさずにも済んだ。ブイは微妙に直線的ではなかったので、第二ブイで折り返しては埠頭の大きな観光船を目印に泳いだ。
以前ならばスイムで抜くことなんてありえなかったのだが、今回はここから何人も抜いていけて、冬のトレーニングの成果が実感できた。
1周めのラップを押して確認すると、40分を切っていたので、後から確認すると35分29秒、よしよしとそのままペースを維持する。
2周めも前方確認による流れ防止と、集団でのトラブルに気をつけて、後ろについては前に出たりを繰り返していく。2周目は一度回っているからか短く感じたが、後からタイムを確認したら、スイムアップまで36分47秒、フローティングスタートの位置から桟橋の上陸までの部分もあるからその差の分か。
公式記録では、1時間12分25秒と、去年よりも大幅な向上が確認できてとても嬉しかったし、来年以降のスロット獲得のための向上にはまだまだ改善の余地があるが、それでも現状では大満足!

埠頭でスイムアップしてからT1はまでは3分間程度の長いランで繋ぐ。ウエットを脱ぎ、ヘルメットをかぶりバイクに向かい乗り出すまでに、記録では6分12秒かかっている。自分と同等以上の選手は1~2分速いので、この辺りももっと改善の余地がある。




バイクに飛び乗り、トライヴェントを乗りながら履いて漕ぎ出す。ここではもたつかずにかなり速くスピードに乗せていけた。市街メインストリートでもガンガン抜いていき、ハイウェイに滑りこむ。 バイクコースは長く長く続く直線、時折現れるロータリーでのコーナリング、アウターギアではダンシングでギリギリ超えられる急坂のアップダウンなど、多少の変化はあるものの基本的にはアップダウンは少ない部類で、直線基調。
しかし風が強く、追い風区間では楽に平均40km/h、向かい風区間では頑張っても35km/hを下回るほどで、コナウインドを連想させた。それでも、横風になることはほとんどなく、昨年のコナ、今年の宮古島に比べれば全く問題ない範囲だった。
コースの印象は直線基調でアップダウンと風もあることで、コナのイメージに近く、その難易度を低くした感じか。



今回のバイクのテーマは余力を十分に残してランに移る、というもので、いつでも、フーっと一呼吸をくことを意識。
さらに今回は、遠征のドタバタもあり、KEOパワーのバッテリー低下でパワーが低く出てしまい、心拍数を参考に、自分のパワー”脚”センサーで概ね一定を保って走ることに。遠征前、レース前もドタバタしていて、確認と準備が足りていなかったと猛省。心拍数は150~160bpmの範囲で余裕を持った推移を心がけ、体感的には200~300wの範囲内で漕いだ感じで平均は250wを維持できたと思われる。




レース直前に導入したシテロも問題ないどころか、股下の擦れなどによる皮膚ストレス、腰や背中の負担を減らしてくれて、アップダウンも向かい風の低い姿勢も楽にこなせた。ダンシングで腰が干渉せず漕ぎやすく、コーナリングでも後に腰を移動させやすくオールラウンドに良い感じだ。
補給はエアロボトルにパワージェル12個、PowerBar6個、一口羊羹2個をフルに摂り、エネルギー切れも感じることはなかった。水分はボトル換算で4本弱ぐらいの摂取だった。




ランはバイクレグで負担を抑え、補給を十分に摂っても、やはり中盤以降きついものはキツイ!
入りは4’30”で10kmまではキロ4分台だったのだけど、それから徐々に5分台へと低下してしまった。直前に痛めた臀部の負担を感じ、着地のたびに鈍痛が伝わってくる。しかし、明確な痛みではないので、そのまま何とかペースを保ち続けた。




しかし、20km近くになると、下腿も痛みだし、
ペースは5’30”まで落ち込むことがあったが、日本人アスリート二人に抜かれ、なんとか食らいつきたい、と僅かにピッチを上げてペースを5分くらいまでに回復させる。




ケアンズ市内の応援が凄まじく、ラン後半はそこを周回するとてもナイスなレイアウトで、ランのキツい後半に応援が多く得られるとてもいいコースだった。そして、公園内を走るレイアウトだったので、そこに公衆トイレに駆け込んだりも出来たので良かった。
ラン後半にはシャワーも降り、暑さが和らぎ走りやすいコンディションになったのも救いだった。コナのスロットのためにも、失速は最小限に留めたい、とすれ違う日本人アスリートの刺激、応援をバックに、ラスト2kmはペースを上げてフィニッシュすることが出来た。




結果的にエイジ5位でロールダウンを待たずにコナのスロットを獲得することが出来た。6位までの差は3分弱、そして4位までには2分差、と前後とも僅差で繋がっている。
どれかスイム、バイク、ラン、どれかが僅かに遅れていても、あるいは速ければ、順位が入れ替わる。





スイムはまだ今の取り組みでも、タイムアップは可能だと考えられるが、今後の課題はランのペースアップが急務だ。スイムの差をバイクで取り返す展開で、ラン勝負になった時には、今の走力では歯がたたない。そして、トランジッションもまだまだ短縮の余地がある。今回であれば、T1T2でのスピードアップで4位になれたかもしれない。スロットが4つだったならば、致命傷だったことを考えると、これも改善課題だろう。

次回、IRONMANジャパン、そして6週間後のIRONMANコナと続く、後半ピリオドに向けてランのスピードアップにトレーニングを再構築していこうと思う。
ちなみに宮古島→ケアンズは7週間で、回復とパフォーマンスは間に合ったので、次回も慎重を期す必要はあるが、しっかりと7月~8月中旬までトレーニングをこなしたいと思う。
いろいろと仕事が詰まっているので、バイクはイベントで補填して、スイムは積極的に朝スイムを継続、ランは涼しい早朝か夜間に、少しまとまった距離の走りこみで、ペースの低下を防げるように計画、実行していこう。