2013年10月7日月曜日

MTB ACTIONS! シークエンス写真&動画でお楽しみ下さい

週末のジンギスカップは大盛り上がりでした!

ジンギスカップオフィシャルブログ
http://jingisu-cup.com/?cat=4


東北一円はもとより関東からも多くのMTB好きが集まる、ロケーション、コース、スタッフ、ライダー、そしてジンギスカン、全て楽しめる要素満載の、国内屈指の本場のような草レースなのです!

中でもコースは国内最高の難易度といっても過言でないくらいの、ワールドカップのようなセクションを多数配した、とても草レースとは思えないほどの本格派で、Jシリーズエリートライダーでも手を焼くほどです。

そんなセクションのレースシーンを、シークエンス写真で、臨場感をお楽しみ下さい。
写真は、「竹谷賢二のバイシクルトレーニング」制作スタッフの面々なので、かなりレベルが高いです!
こちらアプリもリリース以来はや2年半が経ちますが、いまだ多くの方にダウンロード利用してもらっていて嬉しい限りです。

http://www.takeyakenji.com/ebook.html


さて、まずは「魔女っ子岩」というかわいいネーミングのロックセクション、名前と違い、湿っているとかなり手強いセクションです!











侵入から出口までのライン取りがポイントですが、これがわかっていてもバイクコントロールが上手くないと至難の業なんです。

ちょっとでもラインを外れるとバイクは大暴れしますし、かといってハンドルをこじっても、ブレーキをかけても、ペダリングしても滑ります。。。

自分の場合はエピックの性能を活かして、スピードに乗せて安定させ、クイッと一回で向きをかえ、そのまま直線的にクリア、出口で向きを変えてコーナリングに繋げていきました。







別アングルですと、尖った岩の絶妙な配置具合、段差の大きさなどがよく分かります。
結構な斜度、出口の急コーナーと要素が組み合わせられているのも、難しいポイントです。

これをレースペースで息が上がり苦しい時に、冷静にやるので、かなり難しくなります。

多くの方が、失敗、あるいは迂回路を選び、そして次こそはクリアする!と意気込む、名物セクションです。



動画も頂きましたので、追加致しました!


お次は「三クマドロップ」サクマドロップですねw、というこれまたネーミングとは裏腹に、デンジャーな急斜度の3連ドロップオフです。






カメラが寝かしてあるので、斜度はゆるく見えますが、木々が垂直になるまで目線を寝かすと、実際の斜度が確認できます。

侵入ではタメを作り、前輪を落とすようにし、体は後ろに残し、後輪と共に飛び降りる感じでクリア、その後ニュートラルなボディポジションに素早く戻すのがポイントです。
 腰を後ろに引いて固まらないようにするのが大切です。また、ハンドル荷重が過ぎるとあっという間に前転か、着地時に前輪がスリップして即転倒となります。。。

別アングル、下から見るとその斜度感が分かりますね。





かなりのGがかかりますのでふっ飛ばされないようにして、軽く浮きながらの三連でドンドン加速していくハイスピードセクションです。


こちらも動画を追加しました!




浮遊感といえば、ここ「TKキャニオン」です、そう巨大ジャンプ台です。

こちらのブログをみるとそのヤバさがわかるかと思います、、、



毎年飛んでいますが、クラシュする方もいるので、ランディングゾーンを見直すなど年々改良してスリルはそのままに安全度をますように配慮されています。

今年はエピックで楽しくクリアしました!




踏切で体全体伸び上がり、空中に飛び出します!
その後着地に備えて、肘、膝、体全体を柔らかく保ち、着地の衝撃をふわりと吸収します。
無理の無い速度で侵入すること、遠くを見て度胸一発決めて飛び出すこと、体がガチガチに固まらないことがポイントです。

さぁ、これを見た皆さんは、チャレンジしたくてウズウズしてたまらないでしょう!?
是非来年はジンギスカップで愉快にMTBの醍醐味を一緒に満喫しましょうね~










2013年10月2日水曜日

Memory of Honolulu Century Ride 2013

今年もホノルルセンチュリーライドに Team SKY-Aとして参加してきました。

CS番組「Gift Of Aloha  Run&Ride」にて後日放送になります。


バイクをたくさん乗ったのはもちろんのこと、来週のIRONMANハワイに備えて暑さ対策としてバッチリ、ランとスイムも空き時間を見つけて行ってきました。

帰国後は時差ボケで頭がガンガンして辛いので写真だけアップ、ハワイムードが伝わればと思います~




































2013年9月27日金曜日

ハードル越えから、上死点越えへ

異業種交流というわけではありませんが、陸上のハードルといえば言わずと知れた、為末大さんと自転車でご一緒する機会がありました。



為末さんと自分は、ツールド東北にアンバサダーとして参加、当日は実際に160kmコースを走ります!

ツールド東北オフィシャルサイト


そのための準備として、スペシャライズド東京にお越しになりました。


実は以前、ランチを一緒にしたこともあり、スポーツ全般の話で盛り上がり、とても話が合う方でしたので、この機会もとても嬉しく思います。

Twitterでもフォローしていますが、文面ですと、冷たく高飛車な人っぽく感じる時もありますが、実際は温厚でいつも笑顔で回りに配慮を欠かさない人柄で、やはりトップのオーラを感じます。
沈着冷静、客観的判断、多角的視野、感情をコントロール出来る、という特性がテキストに表れているのでしょう。

ご本人に触れてから読むと、まるで違った印象になるから不思議です。





さて、為末さんはいままでなんとなくバイクを乗っていたそうで、肩や首が凝ることがあり、長距離は快適ではなかったそうです。
トップアスリートでありながら、そうなるのは体の問題ではなく、バイクがあっていなかったからというのは容易に想像できます。

今回はフレームサイズを大きくして、ステムも延長、肩と首の窮屈さを解消しました。また、大腿が長く足も大きかったので、身長に対してサドルは高く後退する結果となりました。


世界トップクラスの陸上の話の中で、100mは走るだけなのでナチュラルな動き、自然なものであれば生まれ持った素養を超えられない、だがハードルならば走りの中に人為的に置かれたハードルを飛び越えていく機械的な動き、作業になるから、習得過程を上手く積み重ねて改善していくという、後付けの能力でカバーできる、と言っていました。

これを聞いて、聞いてピーンと来たのは、自転車はまさしく機械的な動き、いえ機械そのものに動力を与える作業です!

故に、自分は、成人してから取り組み、オリンピックにいきましたし、多くの選手が他のスポーツから転向しても成功している実績があり、また、一般の方もドンドン取り組め、上達していけるスポーツなのだと。

もちろん世界レベルになるには天性の物が必要ですが、シューズとペダルで体と自転車、人間と機械が融合するスポーツは稀有なので、習得過程を上手く積み重ねて改善し続けたものが、より高いレベルに居続けられるといってもいいでしょう。

機械に動力を与える構造を理解し、可能な限り人間の自然な動きで無理なく適切に生成し、伝達することです。


そういった意味では、ハードルという機械的な動きを極めた為末さんならば、自転車を極めるのもあっという間な気がします。
乗り方のスタイルとしてはトップアスリートのフィジカルをもちろんお持ちですが、、誰かと競い合うコンペティション、バリバリのレースではなく、生活の中のアクティビティとして、またロングライドをマイペースで楽しみたいとのことでした。
ただし、多忙なので乗る時間が余り取れないのが難点とは仰っていましたが、ぜひ一緒に乗る機会を設けて、自転車への融合をお手伝いしたいですね~







2013年9月24日火曜日

動きの閾値を考える

 ここ最近、スイムもランも、徐々にですが、ペースが上がってきています。

それは、運動強度を上げる=頑張ることで上がるペースではなく、楽に持続できるペースで行った時に出ているスピードが上がっている状態です。

同じ強度で、より高いスピードを得ているということになります。

これは、体力的な向上というよりも、「進むために抵抗となる動きが減り無駄な力をかけなくなった」という動きの向上によるものです。


これはスイムトレーニングの心拍数データです。

前半は100m1’50”サークルx6本です。
以前は、このサークルはややキツい感じでこなしていて、1’43”~45”で戻ってきていましたが、
この時は1’40”で余裕を持ってこなせています。
心拍数も一定に揃っていて強度も、スピードも一定に、イコールでこなせせていたことが分かります。


後半の100mは1’40”サークルx6本です。

こちらは、一本目から心拍数は高くなっていて、2,3本と上がり、4,5,6本はLTを越えかなり追い込んだ状態まで高まっています。

ペースは、1’35”から入り、1’38”まで落ちるも最後は1’35”で戻れました。

体感的にも、1’40”より速く泳ごうとすると、リカバリー、入水、キャッチに余計に力がはいってしまい、より速く、より強く、してしまいます。

それが無駄な力となってエネルギーを消費、酸素を必要として呼吸が苦しくなり、息継ぎがラフになり、伸びて進む瞬間を削ってしまう、という悪循環となり、キツい割にはスピードが上がらない、
グーンと心拍数が高い状態になってしますのです。



頑張っているから、キツいからOK、ではないのです。

楽に出せるスピードを上げないと、追い込んだ時のスピードは速くはなりません。

楽になった分でセーブ出来たエネルギーを、より効果的にパワー変換できてこそ、追い込んだら分だけスピードが上がる、高効率な状態になります。

頑張っても、力んで、無駄な力を掛け、抵抗を増やしている状態は、非効率な状態なのです。



ランで見てみますと、前半4’45”~5’00だと楽に走れていることは心拍数からも読み取れます。
LT以下で、体感的にも楽に上手く走れていました。

後半は、キロ4’30”~45”にペースを上げました。
すると心拍数もみるみる上昇し、LTを越えてるところまで高まっています。


しかし、動きのコントロールも効いていて大崩はしていない状態なので、これはスピードと連動した心拍上昇だといえます。
(この時、気温と発汗が高まったのに比例して心拍数が上がったこともあります)

ただし、4’30”になると動きが付いていかずに、重心が後ろ足に残ってしまう感じがあります。


このように、あるペース、スピードまでは、動きが正確にコントロールできて、それ以上だと乱れ始めてしまう、という変化の時点を、自分では、動きの閾値と言っています。

この動きの閾値をいかに高めるか、が効率的な持久運動、バイク、スイム、ランを行う鍵になります。

自分では、スイムは上記、100m1’38”あたり、ランはキロ4’30”あたり、バイクでは300wあたりにこの動きの閾値があります。

この前後で”動きをコントロールして行う”トレーニングが、動きの閾値を高め効率的な動きを身につける効果手的な手段だと考えています。