2010年12月31日金曜日

Good Rideで 良いお年を!

今日も昨日に引き続き、MTBトレイルライド!!!


Jシリーズ参戦のエリート&エキスパートライダーとともに、そして急峻な山岳ということで、強度はもうレース並み!そして時間は、6時間越え!

5000キロカロリーくらい消費しましたので、これで安心して、正月、お節にお餅を迎えられそうです~


テストバイクのキャンバーもすっかりと体の動きに馴染み、レース用のハイエンドカーボンバイクと遜色ない走りをしてくれました!


来年も多くの人と、タフで、ハードで、そして飛び切り楽しいライドをしたいですね!

今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いいたします!

良いお年を!

2010年12月30日木曜日

ディスプレイパネルを頂きました!

ありがとうございます!

2010年12月29日水曜日

ペダリング良好




先日のトレイルライドの登りです。 

ペダリングという点においては、MTBでもハンドルとのリーチとドロップが適度に確保されていないと適切なフォームが取れません。

前傾が深くなりすぎると、出力が小さいときには、ハンドルで体を支えることになり、腕や肩の負担が高まりますし、逆にあまり起き過ぎると、登りに必要な筋力発揮が出しずらいです。
また、登りや下りで地形の向きが変わったとき、姿勢の変化を鉛直方向への重心補正をする際の腕の逃がしや余裕が十分に取れないなくなってしまいます。

今回はリラックスしたライドでしたので、大きなパワーを発揮することを主眼としていないので、程よい前傾姿勢が適しています。

MTBでも、ハンドリング操作性だけでなく、体とバイクをどう相対させるかを考えたフィッティングが大事になってきます。

2010年12月28日火曜日

教えることから学ぶこと

コーチングやティーチングをする機会は、実は現役時代、それもサラリーマン選手だったときからですから、1998年から行っていました。

当時、雑誌ファンライドでの連載企画でMTBレースを女性が目指すというないようで、全くの初心者からレースで入賞!までしてもらいました。
このときから、自分の選手として目覚しく向上をしていきました。
この方に教えるために、
1)自分は何をやっているのか
2)相手は何が足りないから出来ていないのか
3)それをどうやったら伝えるのか
というシンプルな3つの要素を、
しかしながら、結果を導き出す全ての要素に当てはめ、
丁寧に教えていきました。

こうすることで、結果を引き出すことが出来ましたし、じつは、この過程が自分自身の学びになったのです。

自分がやりたいことにたいして出来る仕組み、それが出来ない仕組み、がわかれば、出来るように自分自身に分かるように教えてあげる、ということを日本チャンピオンになるまで、いえ、今も継続して行う、思考方法になったのです。



これはポラールサイクリングアカデミーでトレーニング基礎を説明するときに使っている図です。

心拍トレーニングといっても、心拍という数値を計っているから、それだけを鍛えているわけではありません。このような流れの中の、全てを鍛えていかねばならぬ中で、指標として活用してるのが心拍数なのです。

数値の持つ意味を知らぬ人が、それを教えることは出来ません。しっかりと自分は今でも、人に教えることで、より自分の理解を深くする学びの機会を得ています。

人に教えること、それは自分の出来ていること、知識、技術、成果、を見せびらかす、自慢する、誇示する、ということではありません。

俺は出来る、お前は出来ない、俺みたいになれ!というのは教えでも何でもありません。

自分が出来ることが能力なのではなく、相手が出来るようにすることが教える側の問われる能力です。
これを理解していない、先生、コーチ、先輩、監督、といった指導者のなんと多いことか。

出来ないのが悪いのではなく、出来るようにしなかった自分が悪いのです、指導者であるならば。


そのためには、何が達成を拒む要因なのか、を上記全ての要素から、見つけ出さなければなりません。そしてその答えを指導する側は持ってはいないのです。

その答えは教えの相手の中にしか存在しないのです。


この件に関しては思うことが多いので、また書きます。

2010年12月27日月曜日

キャンバー The MountainBike !

昨日のトレイルライドは、このビカビカのニューバイクの納車記念ライドでもありました。


Epic S-Works Disc です! 

シリアスなMTB レースのためのチョイスとしてはベストな選択ですが、王滝というエンデュランスライド、はたまた今日のような担ぎありのトレイルでも、軽さとペダリングでの推進性能という点においても、ワールドベストなバイクだと思います。

ブレインフェードの調整により、個人の好み、状況にバッチリあわせることが出来ます。
瞬間的な加速、反応を重視する向きには”Firm"に、コツコツとした路面からの小さな振動を抑えたい向きには ”Soft"の方向にブルーのアジャストダイアルを回してあわせます。

セッテイングの手順としては、まずブレインを全開放して、サスペンションの動きをフリーにします。
エアー調整でスプリングの強さを決める、サグ設定をします。次に、戻りのダンピング調整を赤いダイアルで行い、最後のブルーのブレインフェードの調整で完了となります。

最高の機材、上記のように簡単なステップで、最高のセッティングを出すことが出来ますよ。


さて、自分の乗っているバイクは、”キャンバーエリート”です。
EPICなどS-Worksテストバイクは大人気貸し出し中でしたし、このバイクに乗り込んでみたいと思っていたところでのチョイスです。

キャンバーには、アメリカでのグローバルプレスローンチ、ニューモデルの世界中の記者発表のときにも、コロラドのMTBパーク、トレイルで乗り込みましたが、ここ日本のトレイルでも、バッチリ楽しめます!


乗っての感想は、扱いやすく乗りやすい!のひとこと。

フルサスペンションMTBとしてはエントリーグレードでありますが、そのバイクの操作性は決してお値段なりということはありません!
車体の重量配分、前後サスペンションバランスなど、考えられており、ライダーの重心位置を中心にスムーズなストローク、バイクの動きを実現していて、ギャップに対して、あるいはコーナーに対しても、あたかも自分の手足の延長のように路面を捉え続けて、気持ちのよい走りを実現してくれます。

百聞は一見にしかずですから、こちらの動画を見てくださいね。





価格帯が17万円からのバイクとは思えない、走りが得られます。昨年のトレイルバイクのトップモデル、S-Works Stumpjumper FSR と比較しても、共通の素性の良さを体感できるモデルですよ。

フレームは構造的に強度の高い、M4アルミ、スムーズな120mmストローク前後サスをベースに、グレードに応じたコンポをセットしていまして、MTBライドをガンガンこなしていくための必要にして十分なスペックです。

自分のアクションにバイクが一体化して、オフロードの路面、岩や木の根を走破する、その楽しみがぎっしりと詰まったこのキャンバーは、MTBの王道、ど真ん中、といってもいいでしょう。


今のおススメとしては、サスペンション性能によるライディング向上を獲得するには、26インチフルサスペンションバイクを。
ハードテイルとしての俊敏性を好む方には29インチハードテイルをおススメしています。
そして、最高の性能はその二つが組み合わさった、S-Works EPIC 29er です!
ちなみに26インチハードテイルは、ワールドカップなどの限定されたサーキットレース、あるいは破損が見込まれるタフなアクションライド、などに向けて特別化されたモデル、あるいは価格的なエントリーモデルとして、がおススメできる状況です。
ですから、多くの人は、フルサスペンションバイクか、29インチハードテイルを選ばれることでしょう。

この冬はキャンバーでトレイルライドを十二分に楽しんで、来年は、MTBレースイベントには、29バイクで走る、そんな妄想を自分もしています~

2010年12月26日日曜日

楽しいライド、一日でした!

詳細はまた明日〜

2010年12月25日土曜日

メリークリスマス!

と、いっても、特別な日になるわけでもなく・・・

家にあるバイク、4台の洗車と、チェーンの洗浄脱脂をした後に、現在開発中の潤滑剤の塗布を寒空のした行い、その後は、自分へのクリスマスプレゼントを購入しに御徒町のアートスポーツ本店へ!

コチラのスタッフは知識と経験が豊富で、自分の目的、希望、要望、志向、などを伝えると、コレ、というものを提案してくれて、ランニングシューズに関してはあまり知識のない自分でも、安心して、納得して選ぶことができました。

それがこれです。

ニュートンというランニングシューズでして、開発、設計の思想が革新的です。

大手メーカーはどれもトラディショナルでして(悪く言えばデザイン以外は代わり映えしない)、これはその機能的なアプローチ、イノベートが好きな自分としては、説明を聞いて納得、試し履きしていちころで即決定でした。

ただし、サイジングはスタッフの方が慎重に対応してくれて、サイズの在庫のあるモデルを勧めてくれました。ですので、カラーはこれのみで選ぶ余地ありません(苦笑


喜び勇んで、いつものランニングルートにコースイン。動作や、筋肉の負担が変わるので、十分に慣らしをしてください、との注意がありますが、それはそれ自己責任で、レースペースでのメニューをこなしてみました。

14日と同じメニュー、2Lapsレースペース&1Lapはイージーペース x 2セットです。

14日データ

"Lap 2","00:08:10.0 sec","13.5 kph","4:26 per km"

"Lap 3","00:08:16.2 sec","13.7 kph","4:23 per km"

"Lap 4","00:09:45.6 sec","12.0 kph","5:00 per km"


"Lap 5","00:08:05.5 sec","13.4 kph","4:29 per km"

"Lap 6","00:08:24.1 sec","13.2 kph","4:32 per km"

"Lap 7","00:09:46.5 sec","11.4 kph","5:15 per km"


今日のデータ

"Lap 2","00:07:55 sec,"14.1 kph","4:14 per km"

"Lap 3","00:07:56 sec",,"14.2 kph","4:14 per km"

"Lap 4","00:08:43 sec","12.9kph","4:39 per km"


"Lap 5","00:08:07 sec","13.9 kph","4:19 per km"(6は信号待ち)

"Lap 7","00:08:02 sec","13.9 kph","4:18 per km"

"Lap 8","00:08:46 sec","12.5 kph","4:47 per km"


恐ろしく向上しています!!

ピッチはそのままで、ストライドが伸びています。

今までは、かかとが引っかかる感じがしていたのですが、スッと足が自然と前に出て、ブレずにスイングできる感じで、無理なくスムーズに、力を抜いて、と意識するだけで、速度がどんどん乗っていきました!

正直感動レベルでしたね~

これでまた走るのが楽しみになりました、2月のハーフマラソンに向けて、よい感じです。


そして明日は、久々のトレイルライド。今日整備をした、キャンバーエリートでMTBも楽しんできます~












2010年12月24日金曜日

話題の本 バイク、動作とウエイトトレーニング

ツイッターで話題になった本です。

BG FITで有名なシルベストサイクルの、超人気フィットテクニシャンの溝端さんのブログ記事から

http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-837.html

さすが、勘所、着目点が良く、その造詣の深さが BG FIT にも活かされているのですね、予約がもう来年の春まで一杯というのも頷けます、ハイ。

ちなみに写真の本はそれぞれ、

Cycling Anatomy

洋書ですが、一番のおススメです!

イラストで、バイクのどんな動作のときに、どの筋肉部位がどのおゆに筋力発揮をしているか、がまさに一目瞭然でわかるようになっています。また、ペダリング解析の記述もありますので、それも参考になるかと思います。

実際に自分の知り合いには購入をしてもらい、ウエイトトレーニング(ストレングス、レジスタンストレーニングと呼びますが一般呼称で)の際の目的の理解、部位の意識に役立てています。


Weight Training for Cyclists

こちらは実際のウエイトトレーニングのメニューを事細かに、どのような能力を鍛える、メインの筋力、パワー、スタビリティなどに分けて解説してありますが、英語の文章読解がポイントになってきますので上記のほうが誰にでもおススメできる所為です(自分も途中で投げ出して、興味のあるところだけ、つまみ読みを繰り返しています・・・)。


体の構造と動作の仕組みを知ることで、間違ったスキルの獲得を防ぐことが出来ます。また、個々人による苦手動作、筋肉、筋力の発達のバランスに応じて、バイクトレーニングをメインの食事とするならば、サプリメントの役割として、足りない部分を補うトレーニングとして、取り入れてあげると、バイクトレーニングとの相乗効果が期待できるのです。

体の構造、動作の仕組み、個々人のバランス、そしてその方のバイクのニーズ、これらにバイクを合わせることが、適切な動作、発揮のためには重要だということです。

これにアプローチしているのが、 BG FIT だということなのです。

まさにその、大人気フィットテクニシャン溝端さんおススメのこちら!

ランニング解剖学

自分もランニングを始めたので、興味深く、読み進めています。

ちなみに英語の原本はこちらです。



さらにスイム版はこちらです。



バイク、あるいはランやスイムでも、体というハードウエアをコントロールするスキルと、さまざまなテクニックを身につけることで、そのパフォーマンスは大幅に上がります。しかし、ハードウエアの、体力の向上も目指さない限りはそこのに頭打ちが必ず訪れます。

スキルが大事なのか?体力が大事なのか?それは不毛な質問ですね、両方大事です!

スキルがあって、体力がない人は体力向上の取り組みの割合を上げるべきですし、その逆であれば、スキル向上の割合を上げるべき。はたまた、両方ない人は、そう、両方を上げる取り組みをしなければなりません。

ただし、優先されるは、体力よりも、基礎スキル、適切な動作の獲得です。ケガのリスクを減らし、動作効率を上げておくことで、その後のハードワークでも効果の向上率を高めることが出来ます。


バイクにはウエイトトレーニングはいらない、というのも不毛な意見です。

動作の向上はバイクに乗ることで、また、呼吸循環器系は、バイクのほうが、もちろん向上します。代謝系でみれば、有酸素系もバイクですが、ATPーCP系、解糖系、という高いパワーを発揮するエネルギー供給系は、むしろ、筋持久力を鍛える程度のウエイトトレーニング負荷でも、はるかに刺激が出来ます。

15~20回と言う、ウエイトトレーニングとしては軽い負荷を用いますが、その持続時間は、30秒程度。

バイクトレーニングでの、30秒のメニューは何でしょうか?

そうです、30秒最大ダッシュなどのレペティショントレーニングです。かなり最高に近いパワーの発揮とそのエネルギー供給を鍛えるメニューです。

つまり、体の代謝としては同じことが起こっているので、バイクでの最大のもがきと同じ効果を、ウエイトでも得られるということです。

また、最大発揮を出来るスキルがないと、バイクでは実際に上手く発揮できていない人の場合は、やっている気になっていても、実際は十分に鍛えられていないことも有り得るのです。それをウエイトでは軽めで安定してコントロールしやすい状況で向上させることができます。

また、時期的に、レースはオフですが、うっかりと低強度だけで走っていると、レースシーズン中に鍛えた、これらの代謝系、筋力発揮が、どんどん失われてしまいます。、可逆性の原則です。

ですから、それを防ぐためにも、この時期にウエイトトレーニングを取り入れるのは、

1、足りない筋肉、筋力を補う効果、

2、メインの筋肉、筋力発揮(神経系)の更なる強化、

3、そして、レースで必要とされるハイパワー系の代謝能力の維持向上、

以上を見込めることで、積極的に取り入れていくことが、毎年毎年、右肩上がりのパフォーマンス向上にとっては重要なのです。


シーズンで鍛えて、オフで弱くなって、の毎年の繰り返しでは、成績は頭打ちのままですよ~
















2010年12月23日木曜日

バイクの動作、重心、胴体

とある、超有名トライアスロンコーチへのラブレターの返信です。
書き始めたら、長編になってしまったので、ここでも公開したいと思います~






ロードバイクとトライアスロンバイク、TTバイクも基本は同じですが、
バイクと、ラン、スイムは、全く違うと思っています。

バイクは定常、巡航において、車体が高速で前に進んでいるので、慣性が働いています。
その上に乗っているライダーにも当然同じ慣性が働いていますので、すでに重心の移動は慣性で
絶えず起こり続けているわけですから、体の重心移動、というのは錯覚であることが分かります。
バイクに動力を与えているもの、人はエンジンであり、エンジンは定位にあるほうが出力、伝達効率が高いはずです。

ランとスイムは実際に、体そのものを動かし運んでいるので、動かなければ停まってしまいます。
慣性が働く状況はもちろんありますが、基本的に、四肢を用いて地面、水面に作用、外力を与えることで、その反作用で
体が前に押し進められているはずです。

バイクはペダルに作用していますので、外力はペダル、反作用もそこから起こりますので、かけた逆方向にかかります。
パワーが発生している瞬間、股関節では、大腿を踏み込みながら、腰は起き上がるように、膝関節は、頸が押し戻されるように、
イメージとしては体を浮かすように働くように、反作用は起こっていると考えられます。
ペダルに大きな力をかけた状況では、その反作用で、脛が下がりづらく、腰が、そして胴体が持ち上げられる、それが顕著になることが分かります。

股関節、膝関節の進展筋群が力をかけて、ペダルをまわす力が最大になるのは、それに加えて、脚の重さという力が垂直に加わる、3時、90度のときに最大になりやすいのですが、そのときに反作用も最大になると考えられていますので、そこで胴体を強く浮かすように感じるのはそのためです。上死点では、ペダルは前方へ動く瞬間ですので、体は後ろに押されます。

いくら大きな力をペダルにかけたとしても、胴体、とくに腰が前後、上下、左右に動いてしまっては、ペダルには有効な力は作用させられていない、つまりは筋力発揮は大きくてもペダリングパワーは大きくならないのです。
ゆえに腰は上記エンジンのように定位に保てるように、この反作用とうまく折り合いをつけていかなければなりません。

反作用の方向と逆に、作用方向に向かう壁となる力を及ぼす必要があり、それが腰、胴体の角度、位置ということになります。
右脚が上死点で踏み込むとき、腰は後ろに押されますが、左脚を持ち上げていること、股関節の屈曲において、腰はその反作用で前に引っ張られますので、左右が対となるペダリングの特性で相殺されます。
3時の位置に向かうときには、反作用の方向が後ろから上に変化していきます。このときに壁となるべく力は何を及ぼすか?が重要です。

上方だから下方に及ぼす力を必要としますが、それをハンドルをひきつける腕や肩の力という筋力で胴体を固定するのもひとつの方法です。ですが、大きな脚の力に、腕の力で拮抗させれるのは、競輪選手などの屈強の腕と肩周りの筋肉を有する身体特性、それでも、数秒という極短時間(脚でも腕でも大きな筋力、エネルギーを使うこともあり)しか力を及ぼすことが出来ません。
1000wというような大きな出力、高回転x高トルク、には、それが必要ですが、300~400Wという相対的低トルクにおいてはそこまでの力は必要ないですし、もっと長い持続が求められるわけですから、それは現実的ではありません。

そこで、誰にでも及ぼされている上から下方に向かう力、引力であり、重力がうまく及ぶように合わせていくのです。人間という複雑な形をした物体の重さのかかる中心位置、重心はサドルを支点とした胴体直立姿勢のときには体の真下、つまりサドルにかかっています。ここから、ペダルが3時の位置に重心を持ってくるには、その位置を前進させる、つまり前傾姿勢になってより重心位置を前にしていくことで、反作用で体が持ち上げられない位置に合わせていくのです。
さらに、右脚がかけるという事は左方向に体は反作用で押されますので、僅かに重心も左に移動していきますので、今度は、左脚の3時に合わせるようになり、左右が対となるペダリングの特性がここでも生きていきます。

ですから、バイクで感じるとされる重心移動は、反作用の結果で、それを相殺される位置に合わせるだけであり、意識して体を左右に前後に動かすのではないのです(ダンシングにおいては、サドルという体を真ん中に保つ支点が失われますので、脚の動作にともない、左右、前後、上下に重心が移動してしまいますので、常にそれを真ん中に戻す、あるいは保つ負担が必要になります)。

ちなみに、肩で踏む、という感覚を覚える方は、肩の真下にあるペダルの反作用を感じて、そこの上に肩を持ってくるような前傾姿勢がとれていることで、大きな力をかけた反作用を相殺して、大きなパワーを発生させられている、ということです。

動作の面で簡単に言えば、ペダルにかけている力と、胴体の前傾角度は比例すべき、といえます。
大きな力のときは、より深く、小さなときはより浅く、ということです。
そして、それがつりあっているときは、胴体(腹筋群と背筋群で適切に保たれている場合)は、踏み込み力で前傾が支えられていると言えます。この結果、腕には、押しも引きもしないというリラックスしているはずです。ハンドルは強く握り、腕に力を入れて支えるのではなく、あくまでも体の補助的な支持点であり、バイクの操縦桿です。
深い胴体の前傾が取れないのは、そもそも胴体を適切に保つ、保持力、いわゆるコアスタビリティ、ストレングスがたりない、あるいは、踏み込みの力を作用する筋力、脚の筋力も足りないのかもしれません。

またパフォーマンスに関しての考察ですが、ペダルにより大きく力をかけるには、その反作用の克服として、脚のかけられる力よりも、より大きな力を胴体でかけられる必要であり、それは前傾角とかけられる重さに比例してくることから、質量的に大きな胴体が求められるのではないか、と考えています。この時、脂肪で重さを出してもいいのですが、断熱材として生理的な負担をかけることとがありますので不適ですし、胴体の保持力を高める必要も比例的に高まりますので、そのための筋肉増加により重さを増したほうが効果的です。太い胴体を形成する筋肉をどのような手段を用いて獲得する必要が、脚の出力発揮を高めるために重要というアプローチに取り組んでいます。

さらにいうならば、、前傾角度が深くなると骨盤と大腿骨との角度が狭くなります。これにより股関節進展群の予備伸張と動作範囲を大きくとれるようになるので、大きな筋力をペダルに作用させられます。より多くの筋肉、より大きな筋肉を、より強く収縮させることで、筋力動員を大きくなっているのです(ただし稼動範囲が大きいということは、行って帰るという動作速度が落ちますので、ケイデンスがあがりずらくなります)。

この面においても、大きな力のときは、より深く、小さなときはより浅く、ということに符合します。

さらに大きな力が作用すれば、速度が増しますので、それに比例して空気抵抗も増加していきます。これを減らすため、前面投影面積を小さくするためにも、胴体の前傾角は深いほうがいいのです。


以上を踏まえた上での、それぞれの身体特性にあわせて、バイクをフィットさせていく必要があります。
トライアスロンバイク、TTバイクにおいてもそれは全く同様です。
前傾の度合いがより大きく取り合成重心位置をさらに、相対的に狭くなるハンドルとの距離を腕ではなく肘にすることで相殺する、というアレンジを施すと考えています。


2010年12月22日水曜日

地元埼玉県



昨日は地元埼玉県にバイクの楽しみを広める人々の食事会でした。

すし屋の信太という自分の仕事に徹した、ある意味、いまどき珍しいとも言える職人さんの店で、一見さんでは無理(苦笑 とも思えるほどでした。

が、そのお味は、人生で一番といえるような味で、おお!という連続でした。

ユーザーフレンドリー、お客様は大事なのは間違いないのですが、どのように大事にするもてなすか、そしてそのためにもてなされる客側にもひとつを求める、そのようななかで、よい関係を気づいていきたいのでは、と感じ入りました。

何でも持ち上げるのではなく、お互いの領分に適しているか、というのはとても大事だな、と。

いろいろな考えが出来ますが、個性は個性、みんなが同じになるのは必要ないですし、むしろ不自然、自分を出せる、そしてそれに誇りを持ち厳しく取り組むというのは大事ですね。

自転車においても全く同じでしょう、
と、いうことを昨日の美味しく楽しいひと時を思い出しながら感じたしだいです。

そして話の内容はこんなに楽しく自転車を乗っているんだよ的な感じで、もっと広めていくのにああがいいよね、こうがいいよね、と話しが尽きることはなかったです。
埼玉地元でもっとレースを、イベントを、乗る機会を!いろいろと取り組みやっていきたいですね~



2010年12月21日火曜日

MTBに乗ろう!

ニュースを更新しました、1月にMTBレッスンを開催します。

MTBを始めたばかり、乗ってはいるけど上達しない、という方は一緒に楽しく乗るための技術を身につけましょう。

スペシャライズドテストバイクも手配したいと思いますので、ストアスタッフにご相談ください。

日程が確定出来れば2月にも開催予定ですので、日程が確定できれば、また告知しますね~


2011年1月29日(土) 竹谷賢二 presents『MTB実践レッスン ベーシックコース』

自転車に乗れる人なら誰でもすぐに走る事が出来るのがマウンテンバイクです。でもそれは舗装路でのこと。山道での走行ではMTB経験者とそうでない人の差は歴然です。乗っている事だけで一杯一杯になるのでは無く、山道を自然を思いっきり楽しみたいですよね!
今回で4回目になる『MTB実践レッスン』ではもっと楽しくもっと安全にマウンテンバイクを楽しんで頂くために、MTBの基本を伝授いたします。
講師はアテネオリンピック代表で何度も日本チャンピオンに輝いたSPECIALIZEDアドバイザー・竹谷賢二です。
たとえば大変そうに見えた急坂を登る事も下る事も、ちょっとしたコツで全然違う物に感じるでしょう!ぜひこの機会にMTBの楽しみ方を広げてみて下さい。

2010年12月20日月曜日

チームターマック?!

今日は現役レーシングドライバーでのスポーツバイクをトレーニングへの導入を熱心に働きかけている?井出有治さんをお迎えしてのトレーニングアドバイスのための心拍数テストを行いました。


ポラールでのトレーニングゾーンを設定のためにがんばってもらっています!




このとき、奥に見えるコンピュートレーナーでもペダリングをスキャンしながら、パワーや追い込みなどもウオッチしましたが、やはり一日の長があり、レーシングドライバーでは一番よいスコアをたたき出していました。

追い込んだ後は、休憩の後、江戸川~利根運河にて練習兼走行会です。
このときには、ターマックが5人中4台!集まりまして、さながらチームターマックでした!

ターマック(英語:Tarmac)とは、ラリーコース中でアスファルトで固められている路面、すなわち、舗装されているコンディションの路面を指すモータースポーツ用語。タルマック、タールマカダム(英語:Tarmacadam)とも。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

と、言う名前の由来をもつバイクですから
モータースポーツ、レーシングカードライバーにはやっぱりターマックが似合いますね~


2010年12月19日日曜日

ピッチとストライド

ブログをアップした後に、気になってネットで上記を調べてみると・・・

高橋尚子さんは1分間に210分のピッチ、

野口みずきさんは195回とのこと。


ん?これはケイデンスの倍ってことですね、自分が今日はレースペースだと92rpmだったのでここでいうピッチでは194回ということになりますね。

ピッチ走法といわれたQちゃんには遠く及びませんが、野口さんとほぼ同数。

しかし、野口さんはストライド走法と呼ばれる走り方でしたから、特徴はその幅にあります。

なんと身長の150cmを超えるらしい!

自分の身長は175cm、そして今日のストライドは124cmでしたから遠く及びません、ま、及んでたら約2時間20分でフルマラソンが走れる計算になりますからね。

ピッチをここからさらにあげるか?

ストライドを伸ばすようにしていくのか?

伸びしろとしてはストライドを大きくとる向上率のほうが高そうですね。

ピッチを180回とキープしながら、

ストライド124cmを

135cmにすると、184回x135cm=24840cm、分速248mです。

キロペースでは4分で走れる計算になります!


10cmって大きいですね、こうやって考えると。

頭で分かっても、体で、動作で改善するのは難しいのだろうな~



POLAR S3ストライドセンサー

今日は、久々のバイクトレーニング。

気持ちはのんびりなのですが、薄着で出てしまい、横風で寒く長時間は無理・・・

なので、ミドル POLARでのゾーン3をキープしての20分x2をつないでの1時間少々でした。

帰宅後、入手してあったランニング用のポラール S3ストライドセンサーをシューズに装着!

表示項目などをセットしてランニングトレーニングです。

このセンサーをシューズにつけると、バイクのケイデンスセンサー、スピードセンサーを兼ねたように、いろいろな数値が表示、ログすることができるようになります。

ピッチの数、まさにバイクとケイデンスが計れるのはとても効果的ですばらしい!

ラン初心者な自分にはいま、どれだけのケイデンスで走っているか分かることは、動作速度の改善に目安が出来てとても役に立ちます。

その数は概ね90rpmとバイクと一緒!!

なんと、という思いです。数値を見ながらコントロールをしたわけではなく、気持ちのよいピッチで足を運んでみた偶然の一致ですが、どうやらなんらかの関係性、動作の効率性などが潜んでいるかもしれませんね。

さらにストライドの長さ、一歩の幅までわかります!

今度のトレーニングで動作が改善して、ペースが上がるときに、これらケイデンスとストライドの関係がどう変化をしていくのかがとても楽しみです。

バイクでも、ケイデンスやギア比などを活用して動作の改善の指標にしていくのも良いですね。

また、KM当たり何分というランニングにとってもメジャーな指標ももちろん表示されます。これは実力がどれくらいという自分との絶対的な比較や、ほかの人との相対的な比較もできます。

利用価値的な意味では、バイクで言うところのパワー(構造的な意味ではなく)に、近い意味合いで捉えられているといってもいいでしょう。


これが今日のトレーニングデータです。

心拍数、ストライド、ケイデンス、キロペース、標高、スピード、と充実した指標が表されています。

これはモチベーションがあがりますし、今後の改善を狙った指標を活かしたトレーニングが出来ますね!









2010年12月17日金曜日

今日は 明日は

昨日は、コンセプトストアのBG FIT終了後、ペダリング講座STEP2を開催して、その後、閉店後に、カミハギサイクルからBG FIT研修に来ていた三宅さんの任期満了お疲れ様会で盛り上がりました。
そして、また午前様・・・ですが、車だったので、もちろんノーアルコール!(そのぶん今日飲みますがw)。

今日は、スペシャライズド・ジャパンとの来期に関するミーティングです。
スペシャライズドのプロモーションとともに、
ファン、ユーザー、というライダーへの還元をどうやって行っていくか、
バイクシーンを盛り上げるためには、というような建設的、発展的な活動を持続的に出来るような、
そんな企業姿勢を具現化できるように、頑張っていく事で、合意!

やる気が出ますね、やりたいことが出来ると!

さて、明日は、スポーツサイエンス・テクノロジー2010にいってきます。
アウトプットをする立場上、インプットも増やさなければ、それも仕事というか趣味というか、興味ある分野を楽しみに、いやいや、仕事の糧とするために、勉強しにいってきます!

ま、自分の資格、日本体育協会のコーチとしての更新義務講習も兼ねているので、行かなきゃ的な側面もあったりして~

2010年12月15日水曜日

もがき隊へのアドバイス!



さて、きのうの”もがき隊”というチーム活動一環として、本業のカーレースにおけるパフォーマンスアップに繋がるように、ドライビング以外でのトレーニングにおける、バイクトレーニングの有用性を説明をさせていただきました。

そのトレーニングの指針としては、心拍数を用いたハートレートトレーニング(HRT)を導入してもらいました。といっても、すでに心拍計を所有していて使用経験はおもちでしたが、きちんとトレーニングしては活用し切れていないとのこと。

カーレースにおける運動負荷は下記のように、それは過酷なものです。



ゆえに、そのためのトレーニングをPOLARスポーツゾーンを利用して分かりやすく効果的に行ってもらうようにアドバイスしました。


ZONE3,4により呼吸循環器系と全身持久力を高めてもらうこと、ZONE2により消費走エネルギーを増やして脂肪減を果たしウエイトレシオをあげたり体温調整をしやすくすること、サーキットレースやトレーニングでのアクティブリカバリーでのZONE1で軽く乗ること、といった概要です。

どんなスポーツでやっても、同じ心臓は心臓であり、呼吸筋は呼吸筋です。

そのための具体的な指針、各個人のトレーニングでのターゲットハートレートをスポーツゾーンに応じて設定をさせてもらいました。

ですが、自転車ではカーレスに必要レベルな筋力は十分に刺激することが出来ませんので、トレーナーについて行うレジスタンストレーニング、筋トレは十二分に継続してもらい、筋肉を落とさないようにバイクトレーニングは調整してくださいね、と付け加えました。

なぜなら・・・いまのはまり具合だと楽しくて、楽しくて本業に影響が出そうなくらい乗ってしまいそうで怖い(苦笑)

ま、サラリーマン時代にさんざんはまってプロ選手になり、いまの立場になった自分が言えた義理ではありませんが~

BG FIT 受付開始!

と、いってもコンセプトストアではありません、
スペシャライズドコンセプトストアーで約1ヶ月間にわたりBG FITの修業をこなしているカミハギサイクルのBG FITテクニシャン三宅さんの手によるものです!

詳細はこちらをどうぞ。

先日の公開BG FIT にて、その仕事をみさせてもらいましたが、手順もしっかりとしていて、勘所もバッチリです。この1ヶ月の成果を感じます。

中京地区の皆さんには、ぜひご予約、あるいはまずはご相談をされると良いかと思います。
お得なキャンペーンも展開されているので、この冬はチャンスかもしれませんね~

追伸
信者とかカリスマはやめてくださいね(苦笑
信じるとか信じないではなく、体の特徴からバイク動作に適した合わせを行う、ということで信じる信じないではなく、目の前のご本人に合わせる、という現実的なものですから。計算とか、プロがこういうフォームだから、という目の前にないものを信じること、このほうがまずいかと・・・



新聞掲載されました

ポラールサイクリングアカデミーに体験取材にこられていた東京スポーツ新聞に掲載された記事はこんな感じでした。




競技レベルにはもっと深いトレーニングが必要ですが、
健康のための運動不足解消、体脂肪燃焼による体重減、などのためにも、
きつすぎない運動強度、というのは大事です。

スポーツ=追い込むだけではありません。

早歩きだけでも、立派なスポーツ、そしてその方の必要な運動強度に達している場合もあります。
一部のプロのためのトレーニングだけではなく、
多くの人が健康になるトレーニングも大事ですから広まってほしいですね~

2010年12月14日火曜日

トライアスリートへの道~ランニングスピードと距離の進捗


----WORKOUT BEGINS----
"2010/12/14 17:46:43"
"","Time","Distance","Speed","Pace"
"Workout Totals","01:00:04.1 sec","12.28 km","12.3 kph","4:53 per km"
"Lap 1","00:03:30.5 sec","0.51 km","8.7 kph","6:51 per km"
"Lap 2","00:08:10.0 sec","1.84 km","13.5 kph","4:26 per km"
"Lap 3","00:08:16.2 sec","1.88 km","13.7 kph","4:23 per km"
"Lap 4","00:09:45.6 sec","1.95 km","12.0 kph","5:00 per km"
"Lap 5","00:08:05.5 sec","1.80 km","13.4 kph","4:29 per km"
"Lap 6","00:08:24.1 sec","1.85 km","13.2 kph","4:32 per km"
"Lap 7","00:09:46.5 sec","1.86 km","11.4 kph","5:15 per km"
"Lap 8","00:04:05.4 sec","0.58 km","8.6 kph","7:00 per km"
----WORKOUT ENDS----

今日は夕方からランニング、1時間の中でレースペースで走りました。
Lap2、3がレースペース想定、Lap4がイージー、
同じくLap5,6がレース、Lap7がイージーです。

こうしてみると、余裕と思って入ったキロ4’30”ペースを維持していくのはまだきついということが分かります。
まだ走り込みによる動作の改善と筋、腱の強化が必要ですが、それでも、徐々に速度と距離も伸ばせるようになっています。

ただ、このペースや距離をiPhone片手に走るのはいよいよ厳しいので、ついにランニングセンサーを導入します~



レーシングドライバーとロードバイク

本日は、昨日にスペシャライズド・コンセプトストアにて購入されたTarmac SL3 PROが納車となりまして、本日はそのシェイクダウンでした!

オーナーは写真中央の武藤英紀さん

本場インディカー・シリーズ参戦中のバリバリのエリートレーシングドライバーです!!

ターマックに一目惚れで即決で選ばれましたが、本日一緒のライドをこなした後も、最高に気持ちがいい!と絶賛でした。

ロードバイクライドを始めて最初から選ばれたのが、本場で磨かれたターマックというレースバイクというところが、カーレースと繋がる魅力があるのでしょう。

乗りこなしのほうも、いきなり綺麗なフォームを実現されていて、さすが体幹のしっかりした、というよりも格闘技とともに体幹に一番負担のかかるスポーツのプロですから、恐れ入りました。

フォーム、ペダリング動作などにいくつかのアドバイスをさせてもらうと、あっという間に理解、吸収されていることも、本当にトップレベルの方だなと感じえました、勘所が素晴らしすぎます!

あとは、スポーツバイクのマナーもお伝えさせてもらいました。ドライビングテクニックがあるので、バイクのコントロールも通じるものがありますので、それに関しては心配していないのですが、路上で自分自身の身の守り方、他の方に怪我をさせない、そのためにもルールとマナーは厳守で、と。そのへん理解ももさすがプロです。

写真のもうお一人も、レーシングドライバーの中山友貴さんです!以前、雑誌ファンライドでも紹介をされていましたよ。

http://www.yuhki-nakayama.com/blog/post_308.php

ブログで今日のことを「自転車部」の部活と称されていました~

ちなみに、部長はこの方、井出有治さん

ターマックSL2からSL3へと、走りを求めてバージョンアップを果たしたりと、そのはまり具合も音速です~

現役カーレーサー自転車部の活動ですね、わかりました、コーチとしてはスパルタで行きます、とばかりに楽しいライドの前にガツンとがんばってもらいました。

この件は明日も詳しく紹介しますね~










2010年12月13日月曜日

昨日のコンセプトストアでは、
初企画の"公開 BG FIT"が好評でした。

今回のフィットテクニシャンは現在ストアで研修中の三宅さんです。

自分はフォローに回りつつ、見学の方に、様々な解説をさせて頂き、理解を深めて頂きました。

もちろん仕上がりは良好でしたよ!

今後も、新しい企画を実践しながら、ストアイベントを拡充させていきますね。

あ、まずはリクエストのでていた、MTB教室ですね!
一月、二月の間に二回くらい開催したいですね〜

2010年12月11日土曜日

公開 BG FIT のお知らせ

明日、12日(日) スペシャライズド・コンセプトストアにて大人気サービス「BG FIT」を皆さんに公開しながら行います!

体験される方のブログはこちら。
http://s-crewblog.jp/2010/12/08/bg_fit_ga.html

コンセプトストアからの説明です。

自分も、立会い、解説にいきますので、気になっている方は、お立ち寄り、見学&質問などお気軽にどうぞ~

東スポ 13日(月)・14日(火)ご覧ください

先週開催しました、ポラールサイクリングアカデミーの模様が東京スポーツ新聞に掲載されることになりました。

下記参加された記者の方のコメントをご参照ください。

=============================================

取材させていたサイクリングにおける心拍トレーニングと
「ポラール・サイクリングアカデミー」につきまして、
来週13日(月)・14日(火)の紙面にて前・後編に分けて掲載させていただくこととなりました。
竹谷さんの講義はとても面白く、運動と体の機能の関係など深く勉強したくなりました。
自転車を使ったトレーニングもまったくついていけなかったのですが、久しぶりに体を動かして気分が爽快になりました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

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競技志向の方だけではなく、ロングライド、健康など、さまざまな方にも指標として取り入れてほしいものですね!

2010年12月10日金曜日

トライアスリートへの道~ハーフマラソンの距離を

走ってきました!



"2010/12/10 16:31:40"
"","Time","Distance","Speed","Pace"
"Workout Totals","02:01:01.6 sec","21.55 km","10.7 kph","5:37 per km"
"Lap 1","00:09:53.4 sec","1.67 km","10.2 kph","5:54 per km"
"Lap 2","00:29:12.6 sec","5.64 km","11.6 kph","5:10 per km"
"Lap 3","00:20:07.4 sec","3.62 km","10.8 kph","5:33 per km"
"Lap 4","00:01:40.4 sec","0.15 km","5.4 kph","11:09 per km"
"Lap 5","00:25:58.1 sec","4.59 km","10.6 kph","5:39 per km"
"Lap 6","00:22:02.5 sec","4.04 km","11.0 kph","5:27 per km"
"Lap 7","00:07:57.0 sec","1.40 km","10.5 kph","5:41 per km"
"Lap 8","00:04:09.8 sec","0.43 km","6.2 kph","9:39 per km"

2010年12月9日木曜日

トライアスリートへの道~バイクで疲労回復促進

今日はロードバイクに乗りました。
昨日の1時間10kmランのダメージ、というよりもランニングを始めたからずっと溜まっていた、膝下のパンパンな、下腿の筋肉の疲労から、足首や膝がガタがあるような、感じから、乗っても大丈夫かな~と思いましたが・・・

結果は、なんと、それらが解消しました!
もうすっきり、すっかりその症状、自覚もなくなり、明日も快調に走れそうです。

着地衝撃を受けることと、不要意な足首のキックなどから負担が来ていたのでしょうが、その回復のための血流が滞りがちになっていたのでしょう。
ペース配分をスローにする、あるいはマッサージや、ストレッチなども試みたのですが、一向に改善しない中で、バイクで脚を回すのは、脚は第二の心臓といわれる所為で血流量が大きく増えますので、一気に循環が良くなり、回復が促進されたのでしょう。

展示会などで立ちっぱなしで過ごした後に、バイクに乗ると一気にスキッとしますが、それと同じですね、あるいはそのときよりも劇的な改善でした。

寒い外でのランニングの後には、ぬくぬく自宅の中でローラーによるウォームダウンをやれば、翌日に疲れを残さないことが可能かもしれませんね。

あるいは一日おきとかにして、今後は、バイクとランを組み合わせていくようにします。


そして、ランニングのためのアイテムもいくつか用意しつつ、モノによるモチベーションアップも図っています。


スイムも、プールにキャップを忘れて買ったので、モノは増加中(苦笑

さらに、良い本を紹介してもらったので、こちらも即購入!

クロールが速くきれいに泳げるようになる!


速くきれいに泳げるように、明日もプールにいってきます~

2010年12月8日水曜日

トライアスリートへの道~参考書など


"Workout Totals","01:00:48.4 sec","10.48 km","10.3 kph","5:48 per km"

今日はLSD、といっても1時間で筋的に一杯一杯でしたが・・・

むしろ、もう少しペースを上げたほうが、脚の筋的には負担が少なくリズミカルに走れるような気がするのですが、どうなんでしょうねぇ。


バイクのトレーニングも、ランニングのトレーニングも基礎的な考え方は同一ですが、さじ加減、具体例がほしくて、アマゾンへ。

リディアードのランニング・バイブルを購入!

読む、そして実践するのが楽しみですね~

2010年12月7日火曜日

トライアスリートへの道~スイムスクール開始

昨日は、業界の飲み会で午前様、さすがに今日は眠かったですが、
来年のミーティングなどもこなしてきました。

その昨日は、なんと人生初!のスイミングスクールのレッスンでした!

教わるのは全くの初めてであり、いろいろと基礎から学びたかったので、
初級者コースにエントリです。

クロールを泳げるようになる、というのがこのコースの目標であります。

自分の泳力は、泳げなくはない、というかんじで、ゼーハー体力に物を言わせて、なんとか25mを行きも絶え絶えで泳ぎきるのがやっと、というレベルです・・・

ですから、最初のステップである、
浮くこと、そのときの力を抜いてリラックス、弛緩が大事ということ、
キックを脚全体、股関節から動かすこと、沈まない程度に使うこと、
ストロークは肩からしっかりと動かし、前方まで伸びきるようにすること、
プルするときは肘を直角近くまで曲げて水流が真ん中にくる感じでしっかりとすること、
水面では肘を曲げたまますばやく前方に持ってくること、
などなど、
ドリルを各種やりながら、とても参考になりました。

やはり基本の動きを分解して確認、習得することは大事ですね。

その後、フリーで、25mを何本か泳いで、習ったポイントを自分なりに咀嚼して、反復練習をしました。
うまく行ったときには、お尻から浮き、前に押し出されるように、スィーッと進む感覚が得られました!

これは、いままで溺れる様に泳いでいたときには得られない感覚でした。

その結果、わりと楽に連続50mを泳げました、
まずはその感覚を得た動作をいつでも出来るようにすることが、今しばらくの課題ですね。

向上を実感出来たのはとても嬉しかった、
苦手なスイムも、頑張ることを楽しめそうです!

こういった、始めるときの不安、緊張、そして基本を知るということの大事さ、など
自分が普段接している方の気持ちがよ~く分かりました、というよりも思い出しました。

誰でも始めは初心者です~





2010年12月6日月曜日

POLARサイクリングアカデミーは定期開催へ

昨日は、 POLARサイクリングアカデミーを東京大井で開催しました。

回を追うごとに伝えることも、微妙に変わりながら、しかしコレはと思う内容に、なってきています。


全体的な意図、流れとしましては、

まずは、心拍トレーニングは、心拍のトレーニングという誤解ではなく、
心拍数という客観的指標を用いたトレーニングだという理解をしていただきます。

トレーニング全体の理解、原理原則の理解をもって、心拍トレーニングを行ううえでのポイント、
心拍トレーニングのターゲットゾーン、目的に応じた運動強度であるスポーツゾーンを知ってもらいます。

そこから、ご自身のスポーツゾーンをPOLAR心拍計を用いて、測定して、そのゾーンを基にして、実際に、インドアトレーナーでバイクに乗ってもらい、各スポーツゾーンでのトレーニングを体験してもらいます。

中、上級編では、よりパフォーマンス指向のトレーニングとしての”メニュー”を体験をしてもらいます。



開催時期はまだ未定ですが、来年は、ある程度、定期的な開催を見込んでいます。
関東会場、関西会場と合わせて、多くの機会を提供してけると思いますので、ぜひ、多くの皆さんに、自己流ではない、原理原則に基ずいた効果的なトレーニングを実践してもらいたいと思います。

スペシャライズドコンセプトストアでの心拍トレーニング講座と合わせて、トレーニングの正しい理解、心拍計のより良い活用、そして、自己向上のための方法確立の一助になれば幸いです。

間違えた”ダイエット方法特集”、みたいなトレーニング方法をよしとしないで、
適切に頑張ってほしいですからね~


擬似転倒



土曜日の「転んでみよう~」の擬似転倒の練習風景です。


こうやって、バイクを倒していくことで、目線と姿勢の変化、バイクが横倒しになるところからの体での設置、およびその箇所の順番などを体で学習しました。

コーナーリングでの姿勢のコツも同時に、教えることが出来ますので、
今後、大人教室?でも、応用していきたいですね~


2010年12月4日土曜日

転んでみた!

今日は東京都自転車競技連盟の普及プログラム、MTBで転んでみよう! in幕張 を晴天に恵まれた幕張MTBコースにて開催、無事、大成功で終了しました!

内容はというと、転倒に対して身を守れるようにということで、
軽い説明の後に、早速実技!



写真をご覧になっても、なにをやっているの?と思われることでしょう。

前半は自転車は全く使わないで、まずは、転ぶと言えば、受身!
ということで、柔道の前回り受身や横受身を実践。



自分も、子供たちと一緒に転がってみました。

これらって、子供よりも、むしろ大人のライダーにとって大事なプログラムでは、と自分で実行してみて思いました。なにせ、普段こういった動きをしないから、とっさに出来るかどうか、が問われますから。
体で覚えておいて、反射的にそうなるようにしておかないといけないのですからね。


休憩を挟み、TKアイディアの安全な転倒実技で横への転倒を体験、先ほど身に着けた受身を取れるようにバイクの乗車姿勢から体を丸めて地面に、落車のように倒れこんでもらいました。

これは、最初怖かったかもしれませんが、遊園地のアトラクションのようで、結構楽しんでもらえたみたいですね。


転んだときのポイントは、


頭を守る!

ケガを少なく!

そのために、頭から体全体を丸めて、腕や脚など地面に対して、突っ張らないようにします。

体を滑らせ、あるいは転がせることで、摩擦にてエネルギーを拡散させ、衝撃のエネルギーをなるべく減らします。

これをしないで、いきなり手足で体を守ろうとすると、そこに多大なエネルギーが一気にかかり、大怪我に繋がります。


また、側転の場合、お尻、腰、背中、肩、腕、手、と順を追って接していくことで、自然と横受身のようになりますので、そのためにも地面に倒れるまではハンドルを放さないようにして、頭を丸めることが大事ですね。

その後、地面に投げ出されてからは、状況に応じて、バイクを放すこともスライドの方向を変えるには有効になるでしょう。

これらを知り、事前に体に覚えておくことで、もしものときの、ダメージが格段に減らせることでしょう。


その後は、転ばないために、ということで、
ブレーキ操作、コーナーリング、などを練習して、コースへイン!


みんなで練習の成果を試します。

もちろん、転ばない、という練習もしたので、このときは転倒は発揮しませんでしたが。




この子供たちから、選手が育ってくれると思って、期待しています!


また、今後もこういった機会をどんどん広げていきたいと思っています~

2010年12月1日水曜日

トライアスリートへの道~スイムスクール入会

今日は仕事の合間に、近所のスイミングスクールに入会申し込みにいってきました。

いよいよ、毎週のスイムのレッスンが始まります!

まずは、近所の通いやすいところで、一般的なレッスンと、泳ぎの頻度を上げていきたいと思います。

その後は、スイムの有名コーチなどに指南をいただきたいな、とも思っています、
それなりに泳げるようになってからでしょうから、いつのことになるやら(苦笑

出来ないことを出来るようになることを、楽しんでいきます~

頑張るスポーツの価値

昨日はとある集まりで、人生の先輩方とのお酒の同席をさせてもらいました。

スポーツを生涯、一生懸命に頑張っていらっしゃる方のお話の中で、とてもグッとくるものがありました。

どんな勝負でも、勝てば嬉しいしいし、負ければ悔しいもの、
でも、しかし、勝者を称えるのがスポーツの素晴らしいところだと、
言うことは多くの方が理解していることでしょう。

して、なぜ称えるのか?なぜ素晴らしいのか?

「自分がこんなに頑張って練習してきて、最高のレースをした、しかし2位だった。
その自分に勝った、相手はもっと速かった、ということはもっと頑張ってきたのだと。
自分の頑張りよりも、もっと頑張った人は賞賛に値する!」

と、いう話を聞き、それだ!と思いました。


頑張った自分<もっと速かった人=もっと頑張った人

頑張った自分=素晴らしい<もっと頑張った人=称えられる


とうことで、精一杯頑張れば、それ自体が素晴らしいし、相手を称えることも出来るのです。

負けて、どうせあいつは、などと言っているうちは、自身が精一杯やっていない証拠ともいえましょう。


もちろん勝負という結果だけでなく、走りの中身、レース展開によっても、
自分よりも、頑張った人、称えるべき人は認められるはずです。

頑張るスポーツは、楽しいだけではなく、自分を高め、相手も高める、
そしてお互いに称えあえる、みんながプラス、プラスで、ハッピーに進んでいける、
頑張ることを楽しもう!