2010年12月1日水曜日

頑張るスポーツの価値

昨日はとある集まりで、人生の先輩方とのお酒の同席をさせてもらいました。

スポーツを生涯、一生懸命に頑張っていらっしゃる方のお話の中で、とてもグッとくるものがありました。

どんな勝負でも、勝てば嬉しいしいし、負ければ悔しいもの、
でも、しかし、勝者を称えるのがスポーツの素晴らしいところだと、
言うことは多くの方が理解していることでしょう。

して、なぜ称えるのか?なぜ素晴らしいのか?

「自分がこんなに頑張って練習してきて、最高のレースをした、しかし2位だった。
その自分に勝った、相手はもっと速かった、ということはもっと頑張ってきたのだと。
自分の頑張りよりも、もっと頑張った人は賞賛に値する!」

と、いう話を聞き、それだ!と思いました。


頑張った自分<もっと速かった人=もっと頑張った人

頑張った自分=素晴らしい<もっと頑張った人=称えられる


とうことで、精一杯頑張れば、それ自体が素晴らしいし、相手を称えることも出来るのです。

負けて、どうせあいつは、などと言っているうちは、自身が精一杯やっていない証拠ともいえましょう。


もちろん勝負という結果だけでなく、走りの中身、レース展開によっても、
自分よりも、頑張った人、称えるべき人は認められるはずです。

頑張るスポーツは、楽しいだけではなく、自分を高め、相手も高める、
そしてお互いに称えあえる、みんながプラス、プラスで、ハッピーに進んでいける、
頑張ることを楽しもう!