2012年8月31日金曜日

ルーベSL4でアースライド

今週末は、初めてのアースライドに参加してきます!


越前加賀、130kmで山岳を通過するルートを、ルーベSL4エキスパートで走ってきます。



今回は、ホイールをROVALの軽量アルミに変えて走ってみて、走行感の違いもチェックしてみます。




タイヤはSワークスターボ23Cなのでルーベ25Cとは衝撃吸収性など違ってきますが、フレームの、とりわけゼルツの減衰の効果など良く分かるんではないか、と思っています。


SL4の走りの軽さはこのBB、そしてヘッド周りの剛性の賜物ですが、ホイールで、どう変わるか、楽しみです。


楽しみといえば、ア-スライドは、ただ走るだけでなく、周辺の見所、そしてエイドでの美味しい地の物、グルメも満載と聞いています。
歩きやすいように、ペダルとシューズはMTB用をチョイスしました。

このSワークスMTBシューズならば、ソールの硬度は、ロードSワークスワークスと同等なので、かっちりしたペダリングも両立できます。

では、輪行、パッキングして行ってきます~~

2012年8月30日木曜日

スポーティ・スマート・セーフティに乗りこなす!自転車ライディングテクニック 発刊


スポーティ・スマート・セーフティに乗りこなす!

昨今のエコ&健康ブームの影響から、通勤通学などにスポーツタイプの自転車「クロスバイク」を愛用している人が増えている。しかし、その多くは、ただ漠然と乗っているだけで、本来の性能を生かしていないのではないだろうか。本書ではアテネオリンピック出場した竹谷賢二が、基本のセッティング、スムーズなペダリング、コーナリング方法、知っておきたいルールなどを解説し、自転車の本当の魅力を紹介。さらに、自転車の楽しさを掘り下げるために、ロードバイクとマウンテンバイクまでのライディングテクニックを解説していく。


自分が監修しました、自転車ライディングテクニック が発刊されました!



クロスバイクから始めるスポーツライディング、というコンセプトで、
ただA地点からB地点への移動の足としてではなく、楽しく、安全に、

かっこよくバイクを乗りこなしてもらいたいという思いを込めています。


そしてスポーツとしてのバイクを楽しめるようになってきたら、
クロスバイクからロードバイク、MTBへとステップアップしてほしいな、
という願いもあります。

もちろん、クロスバイク、ロードバイク、MTB、すべての基礎的なテクニックを
紹介していますので、それらに乗り始めたばかりのビギナーの方にも
お役に立てる内容です。

もうロードバイクに乗っている経験者の方には、来月発刊します
「バイシクルライディングブック」
がカラダの使いこなしでライディングスキルを徹底マスター、
と言う内容なのでピッタリだと思いますが、
是非周りにいるスポーツバイクに乗り始めたばかりの方々に
オススメして欲しい一冊なのです!


基礎から乗りこなすことでより安全に、バイクをより楽しんでくださいね~




2012年8月28日火曜日

IMPRESSION by TK アップしています

XTERRAジャパンチャンピオンシップで乗車しました、
2013 S-Works Stumpjumper Carbon 29 XTR の
インプレッションをアップしました。














やっぱりSワークスは最高ですね、ギリギリまで攻めていくようなレースだと
加速、コーナー、一つ一つでは僅かな秒数、たとえ1秒でも、
その僅かな差が積もっていくとゴールには、結果は大きな差となって表れます。

SPECIALIZEDでは、今回のXTERRAのように様々なイベントを協賛、サポートしつつ、
多くの方に最新のバイクを試乗、テストライドしてもらえる機会としてブースも出しています。

機会を見つけてドンドン試乗して、その差を体感してみてくださいね~


2012年8月27日月曜日

2012XTERRAジャパンチャンピオンシップ


2012XTERRAジャパンチャンピオンシップは最高の盛り上がりの中、
幕を閉じました!


********************

フィニッシュタイム 2:46:50 エイジ2位
スイム 0:24:58  69位(通過順位) 
バイク 1:29:56   2位 
トレラン 0:51:56  2位

自分の初挑戦はこんなかんじでした。

今年は、スイム単体で20分、MTBはトランジッション大幅短縮で1時間25分、
トレランは50分、フィニッシュタイムは2時間35分!

と10分短縮が目標です。

まあ、アウトドア種目なので、天候、コースコンディションによっておおきく左右されます、
今回は晴天で暑いことが予想されますので、まああくまでも頑張るひとつの目安ですね。

********************

と、前回のブログで自分の目標値を設定、
昨年の自分自身に勝てるように頑張った結果はどうだったかというと、
リザルトはこちら!



フィニッシュタイム 2:29:16    0:17:42短縮  
スイム 0:21:48    0:03:10短縮   
バイク 1:16:04    0:13:52短縮  
トレラン 0:51:24  0:00:32短縮

と、目標設定を上回るタイムでフィニッシュを果たしています!

今回はドライコンディションだったので、主にバイクパートで短縮が大きいですが、今年はIRONMANチャレンジに比重をとっていてMTBはあまり乗れていないので、バイクの性能はものを言ったのかなと思います。

乗ったバイクはSワークス スタンプジャンパー HT29です!



最高に扱いやすく、速いバイクです。サイズをMサイズを選んだのも、29で遅くなりがちなコントロー
ル性を補ってくれました。
詳しくは、後日インプレに書きますね。




トランジションを、T1、T2ともにスピードアップしたのも効果的でした。

ノーブローブ、ノーソックスで、すぐさま走り出しています。

ゼッケンベルトをして、SMITHアイウエアをかけ、ヘルメットを被り、
パワージェルのフラスコを背中に入れたら、バイクを押してすぐに駆け出します。




T2でも、乗車中から、シューズをすぐに脱げるようにBOAを緩めてスタンバイと、
ショートのトライアスロンばりに挑んでみました。


ここでもシューズを履きかえたら、パワージェルを一ついれてすぐさまダッシュ!



トレランコースは上りがわずかに増えていて、3分くらいはかかったと思いますが、
それでもタイム短縮できていたので、実質的に走力アップが確認できます。


そして、スイム。昨年のタイムよりも3分10秒短縮するも、目標の4分には届かず。
また、今回はエイジから急遽エリートにクラス変更を受けて、水温上昇によって
エリートのみウエットは使用不可になったのですが、入賞対象外ペナルティ覚悟で
ウエットを着用、昨年の自分の記録との勝負と、昨年エイジトップの方とのバトルを
することを選びました。

来年はノーウエットで、今年のタイムを上回れるようにスイムのパフォーマンスアップにむけ
トレーニングをさらに頑張りたいと思います!


レースの展開自体は極めて順調で、スイムで多少過呼吸になった以外はいたって冷静に
バイク、ランとこなしてのフィニッシュでした。

それでも2回目ですが、このゴールをくぐるのはとても嬉しいんです!

単体種目では味わうことの出来ない達成感と、高揚感がここにあるのです。

大自然を舞台にした、湖を泳いで、テクニカルな森林をMTBに乗って、湖畔を走る、
ここでしか出来ない、大運動会なのです。

その大運動会に魅了されたブログです!


SPECIALIZEDコンセプトストアのライダースクラブの面々で、チームリレーに参戦した模様です。


自分がゴリ押しして、ズルズルと参加者を増やして、3人x4チームの12人でエントリー!
そして表彰台、1-2-3フィニッシュの完全制覇したのでした!

他にもストアスタッフやクラブからもソロでもエントリーして、かなりの大所帯で盛り上がりました。

このXTERRAは広範囲な人を対象にした誰でもどうぞ、というイベントではないですが、
アウトドアに強いショップや、結びつきの強いクラブやチームなどが集まり、結束が硬く、
XTERRAファミリーのイベントであり、ここにしかない場所と時間なのです。

一度知ったら、また足を運びたい魅力、多くの人にも知ってもらいたいし、
秘密にもしておきたい、そんな感じです(苦笑


さて、翌日はXTERRAトレイルランニング50kmに急遽エントリー!

前日のチャンピオンシップとあわせてダブルで走る人もいるので、自分も、と!
夏場は熱くて、長時間のランニングができていなかったので、
IRONMANワールドチャンピオンシップに向けた時間耐性、筋持久力のための
良いトレーニングになると踏んでいたのですが。


初の本格的トレランレースのスタート風景、UTMFやハセツネ、富士登山競走に
出ているトップクラスの方もいました。

こうして見るとニューハレ率も凄く高い!


自分も足にはXテープ、ヒザと腰にはVテープでサポートをバッチリと。
そして、さらに長時間の悪路でのサポートとして、トライアスロンでも
愛用している、C3FITのアームカバーとロングソックスも着用しました。


そして、2300mの山々を越えるべく、さっそうと走り出しました!

パワージェルとジェルブラストを摂りつつ足を進めていきます。

序盤は気持ちよかったのですが、垂直降下のような下りの連続で
怪我が怖かったことと、以前より気になっている足底筋膜炎の症状も出たので、
ペースダウンして悪化させないようにしました。

それでもあまりにもハードで、ハードすぎてエイドステーションでサポートスタッフに
ハイテンションな”笑顔”で話しかけてしまうほどでした。

足のためにリタイアも考えましたが、この先はどうなっているのか、という怖いもの見たさで
結局ゴールまで、50km、推定獲得標高2800m、8時間24分、消費カロリー5899Kcal、
という這って、足が上がらなくなるくらいのハードな道程を走り切ったのです。

POLARパーソナルトレーナー共有データ




今は身体が疲労で物凄いことになっていますが、刻まれた負荷の分だけ、楽しかったです!

来年のXTERRAも、エリートとトレイルランニング、楽しんで挑めるように一年過ごしますよ~




2012年8月22日水曜日

XTERRAに向けて その2!

さらに、XTERRAに向けての準備を進めています!


「2012 XTERRAにエントリーされた皆様

Eメールにてもお知らせいたしますが、選手案内をここに添付いたしましたので、よくお読みになりレースに臨んでください。

また、「誓約書提出用」はプリントアウトして、署名・押印の上大会受付時にご提出下さい。プリンターをお持ちでない方の為、大会受付に誓約書の予備をご用意していますので、署名・押印の後、受付をして下さい。



http://www.xterrajapan.net/information/detail/2012/0809_114.html 」

とのことなので、よく読んで忘れ物など無きように準備します。



レース前の食事は、朝食をとった後、レーススタートの12:10まで時間がありますから、
10時くらいまでにもう一度軽く捕食を摂ります。

その時はこれ!

PowerBarエナジャイズの新しい味であるマンゴパッションフルートです!

昨日の朝スイムの前にもテストで食べてみましたが、暑くても食べやすいテイストで美味しく、
また直後のスイムでも全く影響ありませんでした。

レース中は、パワージェルをゴミを出さぬようにフラスコに移し替えて、補給します。

レースタイムは概ね2:30位だと思いますので、パワージェル4個分もあればいけますね。



そして、林間部が多いので、明るく広い視界が得られるアイウエアも準備。
自然な色調でもコントラストが際立ち、まるで目が良くなったかのようなレンズをチョイス!



そして、去年の自分のタイム、ライバルのタイムなどをチェックして、
目標設定もしておきたいところですね!

去年のリザルトはこちらにあります。


フィニッシュタイム 2:46:50 エイジ2位
スイム 0:24:58  69位(通過順位) 
バイク 1:29:56   2位 
トレラン 0:51:56  2位

自分の初挑戦はこんなかんじでした。

今年は、スイム単体で20分、MTBはトランジッション大幅短縮で1時間25分、
トレランは50分、フィニッシュタイムは2時間35分!

と10分短縮が目標です。

まあ、アウトドア種目なので、天候、コースコンディションによっておおきく左右されます、
今回は晴天で暑いことが予想されますので、まああくまでも頑張るひとつの目安ですね。





去年のイメージ写真集を見て、イメージ作りとモチベーションアップもしておきます!

楽しみになってきたな~~






2012年8月21日火曜日

XTERRAに向けて!

 いよいよ今週末はXTERRAジャパンチャンピオンシップです!

現在制作中の「バイシクルライディングブック」が初校を迎えて、
進行も山場をほぼ越えた感があり、今日からやっとXTERRAに向けた準備です。

といっても、トレーニング自体は、IRONMANコナに向けた継続をしているなかで、
現状やれるだけやるしかないのですが。


XTERRAでかなり重要なのが、MTBパートです。

低速でテクニカルなシングルトラックと、押し担ぎもある湖岸歩道、
そしてペダリングのパワーが問われる林道上りということで、
昨年はスタンプジャンパーHT29で走りました。

今年はエアロフォームで過ごす時間が多かったのですが、
まあそこはそれ、なんとかなるでしょう!




そして、トレランは、ランの持ちタイムが結構上がっていますし、
トレランの奥宮さんのアドバイスもあるので、
ライン取りさえミスらなければ大丈夫でしょう。



去年を越える笑顔でゴールしたいですね!


そのためにも、できる事を余すことなく準備。

まずは、MTBは最新の2013モデルのなかでも、
最高の29HTである Sワークス スタンプジャンパー XTRを準備!!!


ターマックと間違えるかのような俊敏な走り!
強さと軽さがXTERRAのコースにベストマッチです。

サイズも操縦性を重視して、Mサイズをチョイス。

昨年来、29はガンガン乗り込んでいるので、
金曜日にチョイチョイ乗れば、乗りこなしは問題ないでしょうね。


そして、自分にとって命綱でもあるスイムのウエットスーツ。

こちらは、脱ぐ時に爪を立ててひっかき破いてしまった箇所を
ボンドで修理しておきました。大事に使わないと、ですね。


金曜日朝から現地入りですが、会場付近にはコンビニ、スーパーなどはないので、
買い出しをしっかりとしておきたいところです。

レース後の美味しいビールで、ともに走った面々と楽しく乾杯するためにも、
今のうちにしっかりと準備をしておきます~

2012年8月20日月曜日

宮古島 SHIV チャレンジ!

本日当選された方が発表になりました!


詳しくはコチラをどうぞ。
http://specialized.blueoceans.jp/challenge.html

自分の近くのアスリートの方も応募されたという声もありましたが、応募多数でその方は当たりませんでした。。。

その分、当選された方には是非準備の段階から張り切って頂き、8ヶ月後の宮古島で最高のパフォーマンスを発揮してもらいたいですね!




自分も負けじと、当面はKONAに向けて、頑張っていきます!

その後は、来年の宮古島でバイクラップを取れるように、
一冬トレーニングに励みたいな、なんて思ったりもしています。


朝練もまだまだ暑いので、もっぱら裸足にトライヴェントの機会が多いです。

その愛用しているSワークストライヴェントのインプレもアップしてありますので、ぜひご一読管会い。

http://www.takeyakenji.com/impression.html


また、今ならばこのSワークストライヴェントのモニターキャンペーンが是非エントリーしてみて下さい。

http://specialized.blueoceans.jp/try-trivent.html

こちらも人気で応募多数のようですが、申し込まなければ当たりませんよ~




2012年8月17日金曜日

森の香るBARに行って来ました

いつもバイクの事ばかりな自分ですが、たまには違う一面の仕事?もしています。


これが仕事??
って感じのシーンですが、サントリー”白州”を”森の香るBAR”で飲んで
その魅力を語るという大切なお仕事です。

アウトドアだったので、SPECIALIZEDのお気に入りのTシャツ「Share the trail」と、
モンベルのライトウエイトパーカとパンツ、そして足元はメレルで合わせました。

そのインサイドストーリーはライターの山本修二さんのブログに紹介いただいております。


バイクにせよ、シングルモルトウイスキーにせよ、
移動するだけのもの、酔うためだけのもの、ではなく、
その行為にどれだけの味わい、愉しみ、世界観を伝えて、
満足感や充足感を含ませていけるか、という
時間をより快く向上させるための嗜好品だといえます。

その思いがどのように伝わるか、
9月10日発売の BE-PAL 10月号(小学館)をどうぞお楽しみに~


PS
”森香るBAR”という実店舗も、上野駅構内にあるようです。
こちらも是非いってみたいですね!
http://yamazaki-d.blog.suntory.co.jp/003640.html


2012年8月15日水曜日

コナに向けてエアロフォームの改良を試みる

本日は朝スイムの後、バイシクルライディングブックDVD動画の修正バージョンを
チェックをし終えてからおもむろに、SHIVに向かい合いました。

この S-Works SHIV はとあるSPECIALIZEDファンの方の私蔵の逸品であり、
今回のコナに向けて是非世界の頂点レベルのレースで実戦投入してほしい
という思いもあり、まずは実際に乗ってみてテストの運びとなりました。



と、いうのはIRONMANセントジョージではMサイズのシヴに乗っていましたが、
このシヴはSサイズなのです。
ハンドル&サドルポジションが同じようにセット出来るのか、ということが気になりましたが、
それは全く問題なし、エアロバー&パッドがものすごく調整しやすく、かつその調整範囲が
とても広いので、サイズが違っても同じようにセットできました。

さらに、その調整範囲を活かして、エアロフォームを低くできないか改良を試みてみました。

ハンドル下にあった2.5cmのスペーサ分を下げて、サドル位置も2.5cmさらに前に、
そしてサドルの高さと角度を微調整しました。

本当に、シヴは名だたるTTバイクの中でも、調整のしやすやはトップです。

その結果の比較映像が上です。
確かにエアロバーが下がった分、肩の位置も下がっています。
当然、柔軟性やコアの強さにミスマッチがないので、このような前傾角の変化を
受け入れることができます。

しかし、頭の位置も下がっていますが、僅かな動きで、その差も減少してしまうことも
見て取れます。





ではと、同じハンドル&サドルポジションで、フォームのとり方を少し変化させてみて
特に目線のとり方により、頭の向きが変わったり、頭の位置を工夫することで、
突出する頭の位置を下げて前面投影面積が変わることがさらに分かります。

右は少しリラックスっしたフォームをとり、ヘルメットの頂点から横線を引いてあります。
左は頭を下げるようにフォームを工夫して、その位置に緑のラインでマーク、その後、
僅かに目線、頭の位置を変化させていますが、その影響が確認できます。


軽い実走もしてみましたが、ハンドリングが極めて良いシヴなので、Sサイズで前傾を深くした
荷重変化でも乗りこなすことが出来そうです。

走りは正直、Sワークスの走りの軽さのほうが感じられて、ポジション変化による速さは
わかりませんでした(苦笑

以後、センサーを取り付け走りこんでみて、、空気抵抗、ハンドリング、速さなどを
確認していきたいと思います~


2012年8月14日火曜日

スタジオで音入

昨日はプロ仕様設備の映像スタジオにて、”バイシクルライディングブック”に
付属するDVDの解説をレコーディングしてきました!


カメラ目線がやらせっぽいですが(笑

映像を見ながら、キュー をもらい集中して、取り組んでいたら、
何時間もアッという間に過ぎ去っていて、終わってみれば集中力が尽きて、
それはもうすごい疲労感でした。

今日は、その音入した映像をチェック、ん~良い感じ。
もちろん本の付属DVDだけにメインは本文を読んで頂き、この映像で
動きのイメージを掴んでもらう、という内容になっています。

ふ~だいぶ進んできました、後は校正をひたすら行い、仕上げていくだけです。

9月15日ベースボール・マガジン社から発売予定、
ご期待いただいている多くの皆さまにおかれましては、もう少々お待ち下さいね~







2012年8月13日月曜日

オリンピックと草レース

2012ロンドンオリンピック、その最終日にMTBクロスカントリーオリンピック(XCO)が行われました。
男女選手共に、最高の努力の積み重ねを経て、ロンドンの本番で最高のパフォーマンスを発揮、そして過去最高位を記録しています。

走りも、それは素晴らしいものでした。

その取り組み、結果には最大の賞賛を送りたいと思います。

反面、日本人ではこれ以上ないほどに高いレベルに到達した両選手を持ってしても、まだまだ世界トップとの差もあるのも事実でもあります。

もちろん両選手は、考えられるかぎり最高の努力で世界トップへの過程を辿っています。
その甲斐あり、両選手が確実に縮めてきていますが、もしこの両選手がその差を埋め切れないとなると、世界トップに到達する術はないのでしょうか。

その打開策はいくつか考えられうと思いますが、ひとつの道を、オリンピックと同じMTBの草レース、宮城県の片田舎で開催された東北MTBフェスティバルで垣間見ました。


このイベントは、今年開催のローカルなレースで、MTBを楽しむスタンスでなにか東北の支援の一助にならないかという思いから始まりました。
一回目であり、お盆休みのまっただ中であり、また関東など人口集積地から遠いこともあり、多くの参加者を見込むには厳しく、大きなイベントを目指して行うものではありませんでした。

かくして、宮城県を中心とした福島、山形という地元参加者の比率が高かったですが、中にはイベントの趣旨に共感して、東京、関東、遠くは大阪からも参加がありました。

参加者を見込むべく乱立するロードバイクのイベントと違って、MTBイベントは減少しています。
開催場所、参加者の数、予算、ノウハウ、いろいろと実施に関してクリアしなければならない課題が多いのです。
商業ベースで採算がとれなければ、経済的に参入はありませんし、有志の手弁当ではいつか気持ちが切れてしまうという限界もあります。

このイベントの実行委員は少数で、しかしながら多くの協力を得たこともありますが、ノウハウ主導で、見事切り盛りしていました。

その結果が、この写真です。


大会二日目で、すべてのコンテンツが終わったあとでの集合写真です。楽しんだ、満足そうな笑顔が多く並んでいます。
そのなかには、とても多くの子供達の笑顔、笑顔。


男子代表選手は、北海道出身で夏場に行われる草レースを幼少期から走っており、そこからロンドン、今の世界レベルへと登っています。

草レースがなかったら、幼少期からMTBに慣れ親しみ、楽しんでいなければ今日のパフォーマンスはなかったでしょう。

オリンピック選手を応援することは画面に向かって叫ぶだけではなく、オリンピック選手が世界トップに、メダルに近づくための道、それを支えてあげる事が、とても身近なところにあるのかもしれません。

この草レースもそうです。

参加者一人ひとりが、楽しんでくれることで、草レースが存在できて、そこで一緒に楽しんだ子供達がいつかオリンピック選手へとなるチャンスとなるのかもしれません。


今回のレースには下り系、テクニック系では、自分にとっても憧れの存在である、YANSさんも一緒になって草レースを盛り上げてくれていました。

自分がMTBを始めた20年前には、すでに日本のトップで世界トップクラスの走りをして、結果も残していたという、ある意味往年のMTBファンには神のような存在なのです。

その方と、子供スクールも一緒に行いました。

それぞれ2つのコースに分かれておこないましたので、横目にしか内容を拝見できませんでしたが、夜の熱い語り合いでも確認できましたが、同じような考え方、アプローチをされていてとても嬉しく、自信になりました。

どうしたら安全に、自転車の基礎を身につけられるか、大人のように理論と思考から上達過程を探るのではなく、カラダを使ってダイレクトに上手くなる動きを、感覚を身に着けてもらえるように、メニューにアイディを盛り込んでいきます。
もちろん、飽きずに楽しく取り組んでもらえるようにゲーム性を盛り込んだり、積極的にとりくむ自主性を引き出せるように工夫もしていきます。


草レースというMTBに、レースに親しめ、そして、子供の頃から、世界の、日本のトップに触れて、上達のきっかけをもってもらう、そんな環境を用意出来れば、オリンピック選手を目指す母数を増やせるのです。

母数が増えれば、そこから伸びゆく選手も増える、どんどん今の両選手に続くような選手が育って、やがて誰かが世界のトップに到達できるはず。

その母数が多いのがヨーロッパなのでしょう。

少年期、青年期、成人期、とそれぞれの過程において必要な策は、それぞれありますが、草の根レベルにおいてはこの草レースの存在が大きいのです。

自分の応援するオリンピックのスポーツに出る、イベントに参加する、そこで楽しむことが身のある応援になる、選手を生む力になるかもしれません。

子供はイベント運営の予算をまかなえませんが、子供の参加種目のあるイベント、草レースに積極的に大人が参加することで、その機会を育て守ることになるのです。

オリンピックという大舞台で花を咲かせるためには、種を巻き、根を張るように長い年月、時間をかけて大樹を育てなければなりません。

その土壌を作るのは、そのスポーツに関わる、関われるすべての人のほんの些細な、しかしながら確実なプラスの行動なのではないだろうか。

東北のMTB好きな皆さんの笑顔、行動、情熱をみてそう思うのでした。








2012年8月5日日曜日

自治体でサイクリング講座

今日は地元自治体でのサイクリング講座での講師を行ってきました。
地元埼玉県では自転車を積極的に活用していくこに力を入れていて、
サイクリングロードの整備や、スポーツ通勤の啓蒙を行なっています。

その流れを受けて、地元三郷市でも初の試みとして、サイクリング講座を
開講しました。


実用車での5km程度の通勤から、クロスバイクなどを使った10~20kmの
通勤を想定して安全な乗りこなしと、スポーツとしての乗りこなしの話しをしました。

特に安全面では、左側通行の徹底と逆走の危険性を強調しました。

スポーツ面では、クロスバイク シラス を使って、実用車にありがちな低いサドルでの
運動と、適切なサドル高さでの運動効果の違いをローラー台で詳しく説明しました。

実技も行い、広い駐車場内で実際に各人の愛用車に乗って頂きもしました。
フォーム、ペダリングなどと同時に、安全運転のための必須である 
遠くを見る 先を見る、視線を特に強く意識してもらうために、
パイロンを使ってのスラロームや、△状の鋭角なコーナリング、
そして一本橋を行いました。

遠くを見ると自転車は安定することを、皆さんに体験して頂き、
実際に乗るときにの意識付けができたことと思います。

今回は実用車の方と、ロード、クロス、MTBというスポーツバイクの方が半々くらいでした。
実用車の方にもスポーツバイクの通勤の優位性も、コストや時間、そして健康面でも
強くオススメして、興味を持っていただけたのは嬉しいですね。


こういった機会も利用して、適切な乗り方の理解を少しでも広めていきたいですね」~





2012年8月4日土曜日

女子トライアスロンの激走から

昨日のトライアスロン雑誌LUMINAの連載、トレーニング探訪にて
夜のスイム撮影で、22時までプールで過ごした後に帰宅、
5時間弱睡眠の後、朝スイムへGO!



足元は Sワークス トライヴェント できめてバイクで行き、
2200mを50分間メニューで泳ぎ、その後、トランジッションからの
シミュレーションで、バイクで1時間トレーニングしてみました。

このシューズは、トランジッション T1,T2での簡単な着脱だけでなく、
フイット感もペダリングフィールもかなりいい感じ。


足首からヒールにかけてテーピングでの、フィギュアエイトをしたかのような
フィットが得られますから、ダンシングもレースペースの走りも
バッチリです!

詳しくは後日、インプレに掲載します。



さて、今日はロンドンオリンピックの女子トライアスロンが、地上波で放送していました。
すっかりメジャーになったのか、メダル獲得の期待があったのか、その両方か。

最後は壮絶なワンツーのスプリントで、ほぼ同着、で写真判定で、金メダルが決まるという
大興奮のレースでした!

日本人選手もそれぞれBESTを尽くしたのであれば幸いです。


スゴイ!の一言で終わらせないで、人のふり見て我が振りなおせ、
オリンピック選手の最高のパフォーマンスを見て、
自分自身のトレーニングもがんばろうと思いました~









2012年8月3日金曜日

身体を使いこなす、身体に合わせる


昨日のスペシャライズド・コンセプトストアでのBG FIT、はレース志向の方でした。




バイクは自分も好きだったSL3を愛用してくださっています。

お悩みは、痛みこそないもののの、フォームが安定しない、上体が潰れる、腰が跳ねる、ペダリングの左右差、高いケイデンスで走れない、長い上りで遅れてしまう。。。
という、走りに関わる事でした。

現状を伺った上で、実際に漕いでもらうと、確かにそのポイントが見受けられます。

フィジカルアセスメントで、特に柔軟性やコアの強さをしっかりと確認しながら、
それに従いフォームの自由度を把握します。

必要にして十分な柔軟性とコアの強さをお持ちでしたら、なぜかサドルに座ると
フォームがぎこちなく、縮こまり、力んでしまいます。

姿勢の構築、サドルへの座り方もアドバイスさせてもらい、
またライディングフォームの機能的なポイントも理解してもらいました。

背中のアーチは形をつくるものでもなく、誰かの真似をするものでもなく、
ライディングにとって必要な機能、骨盤の安定と、深い呼吸、前方視界の確保、
これをしやすければ人それぞれで構わない、ということです。

その方は勘所が素晴らしく、ベッドに座って自分のセンサーを働かせ、
みるみる身体の使いこなしが良くなってきて、バイク上でのフォームも
てきめんに良くなりました。

それに合わせて、上記機能を発揮しやすいよう
フォームを維持しやすいハンドル位置を設定しました。

事前にサドル位置の適正化もしてあるので、ペダリングもスムーズに高回転まで回せるとともに、
パワーメーターに表示されるワット数が、同じ感覚で漕いでいても、明らかに高い数値を示して
いました。

フィット前と後では、10%以上の向上を果たしていました。
このパワーを維持するためには、良い動作をこのまま持続すること、
そのためにエネルギー代謝も向上させなければなりませんが、
無理矢理なペダリングでしか出せなかったワットが楽に出せるようになった、
ということは、トレーニングも行いやすいはずで、直に代謝も向上するでしょう。


今、仕上げに入っている「バイシクルライディングブック」では、このスキルを、
カラダの使いこなしによる、バイクの乗りこなしを徹底的に解説しています。

そして、カラダを使いこなしやすいように、バイクをカラダに合わせるのはBG FITです。

誇張されたフォームを思い込みで真似ること無く、
しっかりと自分自身のフォームを、動きを確立して欲しいですね~


2012年8月1日水曜日

8月はMTB!MTB!!MTB!!!

ざっと8月のスケジュールを見渡してみると、
MTB!MTB!!MTB!!!

まず、11~12日は東北MTBフェスティバル2012です。


http://www.tohokumtb.dynoco.jp/


Welcome to Tohoku MTB FES website!!!

チャリティ的な意味合いもあるこのイベント、MTBを楽しむ人が集まることで、
東北にもなにか還元できるかと思います。


地元東北のMTB好きな皆さんは、熱心にイベントを開催しあって、
お互いにそのイベントに参加しあって、ネットワークを作っています。


http://tohoku-mtb.net/


東北以外からの多くの参加していただければ、この地元東北のMTB好きな皆さんと共に
大いに盛り上がれると思います!


なんとこの大会運営はトップダウンヒラーだった内嶋亮さんがとりまとめ、
そして、 数々の伝説をもつ神のようなマウンテンバイカー、柳原康弘さん
参加されるとのことです!


運営が、コースが、ローカルレースとは思えない楽しみに満ちていそうですね、
今からまだエントリー間に合いますので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています!!


翌週17~18日は、王滝直前実践トレーニング合宿が開催されます。


http://www.powersports.co.jp/sda/12_otaki_challenge/otaki_august.htm



実際のコースを走って、練習できるのは、この機会だけ!

あの荒れた激しいコースも、みんなで練習すれば怖くない、って感じで、
楽しく、坂の一つ一つ、岩の一つ一つまで、丁寧にクリアしていき、
レースの時には自分の庭のように走れるようにしていきます。

レースの時にはできない、立ち止まり周りの景色を眺めたり、
コース脇に流れる清流で脚を冷やしてリフレッシュ、
なんて御嶽山嶺の自然を満喫できます。

直前の9月参加を決めている方はもちろんのこと、来年以降にも参加したい、
と思っている方も大歓迎です!

この機会にMTB乗りこなしの基礎を身につけつつ、真夏の王滝を楽しんじゃいましょう!!


そして、24~26日は夏の決戦!XTERRAジャパン・チャンピオンシップです!!


http://www.xterrajapan.net/index.html



このような大自然の中での、スイム、MTB、トレランでのドロ遊びwここに集まるアスリートは皆真剣です、頑張り、楽しみ、そして笑う、の3種目に!


ついでに?順位も決まりますので、こちらも真剣です。
昨年はエイジで2位、1位は旧知のMTB仲間でした。なので、今年は少しはトライアスロンも出来るようになってきたことですし、1位争いも楽しんでみようかと思っています。

ちなみに昨年の完走、イッパイイッパイだったレポートはこちらにありますので参照してみて下さい。

「2011 エクステラ レースレポート」LinkIcon準備編 LinkIconスイム編 LinkIconバイク編 LinkIconトレイルランニング~フィニッシュ


暑い真夏ですが、熱い舗装路の上を逃げ出して、山のなか、森のなかで、
MTBを楽しみたいと思います~