2013年5月27日月曜日

AACR2013 満喫しました!

先週末は、ライドイベント目白押しでしたね!


自分は、SPECIALIZED 協賛の一大イベント、
アルプスあづみのセンチュリーライド、略して AACR を
たっぷりと満喫してきました。



土、日とも天気は最高に良くて、
北アルプスを眺める景観は最高でした!

このAACRは本当に景色がいいことが、誰もが認めるポイントでして、
心地よい空気に包まれつつ、その景色に溶け込むライドは本当に気持ちがいいです。




食の楽しみもありまして、会場では山賊バーガーをはじめとして
様々なブースが出ていて会場を彩っています。

自分も美味しく頂きました~




ライド中にも、ソフトクリーム、ジェラートなどの喉の渇きと暑さを癒す味、
とびきり美味しいそばなど、エイド以外にも思い思いの立ち寄りポイントを決めて、
皆さんグループで様々な地の味楽しまれる方が多いのも、
このAACRの特徴といってもいいでしょう。

どうやって寄り道を楽しむか、を含んでのロングライドイベントはありそうであまりないですからね~




SPECIALIZEDもブース出展とともに、社員総出に近いほどの参加で
社長を筆頭に160kmなど思いっきり走っていました。

序盤は一緒に走りましたがかなり高い速度域で走れていて、正直驚きました!

ランチタイムライドの成果か、好きこそものの上手なれ、なのか定かではありませんが、

とても良い感じでした。

160kmという長丁場には持久練習が足りていなかったようですが、ゴール後は日焼けし
満足感が一杯の表情が印象的でした。



自分ももちろん走りましたよ!

最終組でスタートして、6時スタートの最初の組を追いかけました。
2週間後にIRONMANケアンズを控えているので、疲れを残さない程度に一定ペースで
ゴールまで走り切ることを念頭に置いて、レースペースよりも抑えつつ気持ちよく。



エイドもパスするところもありましたが、大町温泉郷で先発隊に追いついたので、
休憩時間におしゃべりタイムで、多くの皆さんと語らいました。


ロングといえばルーベSL4は誰もにおすすめできる優良バイクなのですが、
平地メインでアップダウンもこなすこのAACRには個人的にはヴェンジも
快適で綺麗な舗装の直線路も多いのでオススメです。

エアロバーはなくても、自分自身で擬似エアロポジション、

エアエアロフォームをとって快調に高速巡航が出来ました。

ほんと滑らかに空気を切り裂く感覚は、TTバイクに乗りなれていても

とても良い感じなんです。




白馬までの峠もなんのその、自分の場合はフロント変速はしなくても

登りきれる斜度なので、アウター固定で、ダンシングも織り交ぜて
適度に負荷もかけてトレーニング的にも走りました。






走行記録はこちらのようになります。

序盤は追いつくため、中盤は峠で負荷をかけて、後半は平坦一定で走っていることが
心拍数から見てとれますね。

ロケーションが、ルートがとても走りやすいので、頑張って走っても楽しめます。




フィニッシュして完走証をもらった後、
ランニングもしました。

おりしも照りつける太陽の日差しが厳しくなってきたので、

30分6㎞にとどめたのですが、かなり暑くなりキツかったです。

バイク後半でも、信号で止まると暑さを感じて、
途中コンビニで凍ったスポーツドリンクとアイスで冷却したりもしました。



ランを終えた後も会場でかき氷を2度も食べてしまいました。

ライド中も、多くの皆さんが、アイス、ジェラート、ソフトクリームと
はしごをされていたみたいですね。

雨で寒々しいよりも、何倍もいいですね、暑いほうが。
暑いといってもカラっとしているので、走っていれば
日焼けさえ対策していれば、もうライド天国ですからね!



最終フィニッシャーも迎えた17時、撤収を終えて、
朝を流すお風呂代わりにとスイムをしにプールへ向かうと
夕立が振り、大会の熱気をクールダウンしてくれるとともに、
綺麗な虹も現れ、イベントをきれいに締めくくってくれました。


AACRは、さまざまなグループが、さまざまな楽しみ方のスタイルで、
さまざまなペースで走っても楽しめる、許容度の極めて高いイベントです。

皆さんも、ぜひまた来年、思い思いのスタイルでAACRを楽しんでみて下さい~



2013年5月22日水曜日

SITERO = SIT + AERO

ニューサドル SITERO シテロ を装着しました!




このシテロは、こちらの解説のように骨盤を前傾して着座出来るようになっていて、
エアロの改善を図れるようになっています。




実際に自分も宮古島の写真と比較してみました!




テストライドした感じは極めて良好です!

金曜日にトレーニングライドを行いますので、詳しいインプレは後日にまたします~




2013年5月17日金曜日

宮古島を踏まえ次戦IMケアンズに向けて

宮古島では、スイムが中止でデュアスロンになってしまいまい、冬の間に練習を積んだ苦手なスイムパートの成果と課題出しができなかったのは残念ですが、それでも他の部分でも次戦IRONMANケアンズに向けて課題もいくつか見つかりました。

課題その1 補給すべきエネルギーの再考

今回はバイクパートが風が強く、向かい風区間はパワーを一定にかけ、横風に振られないように、追い風ではスピードがとてつもなく上がるので注意、と、補給しづらくはありましたが、所要量は摂るべく注意を払っていましたが、それでも結果的にはランパート折り返してからハンガーノックで失速しましたので、足りていなかったです。
レース後バイクを確認すると羊羹と、エネルギーボトルにジェルも残っていたので、全量摂り切れていなかったですし、暑くなかったのでドリンクも少なめで、その分のエネルギーもやはり少なかったようです。

ランパートになると、パワージェルx4を入れたフラスコは往路で飲みきり、復路すぐにパワージェルを一つとりましたので、500キロカロリーは足りていなかったと考えています。

持参する量と摂取を見直したいと思います。


課題その2 ランニング動作改善


写真は宮古島ラン後半のフォームと足運びです。
フォームはやや反りと胸が前に突っ込み過ぎるきらいが残るものの概ね良い感じです。
遊脚の上がりと支持脚の後ろへの流れが気になったところで、レース中、足の前への戻りが重く遅くなるように感じていました。
宮古島後、軽い朝ジョグを続ける中でいろいろと意識点と動きを変えてみたところ、どうやら支持脚の接地時間の長さに原因がありそうです。

【従来意識】
支持脚の接地した足裏を支点に遊脚を胸の切返しで脚を動かすようにしていた。

【改善意識】
支持脚の大腿骨骨頭(股関節の大腿骨接続部)を支点に遊脚の胸の切返しをしつつ、すぐさま流れで遊脚の大腿骨骨頭を腰をわずかに巻き上げるようにし、移動した胸に寄せて近づけるよう動かす。

すると、地面をぐ~っと押し込み蹴って離陸していた足が、パパッパパッと軽く地面を離れ前に伸びることで、胸、腰、膝、足と鉛直に着地の荷重を素早く受け続けられるように。
また胸を前に出しすぎるとロックした状態になり、腰が前に出づらくなるので注意。


これは良い改善ポイントのようなので、次回IMケアンズまでにしっかり体で覚えこませておけば、より楽にペースを刻めそうです。

意外と宮古島の疲労がしつこく残っていて、気持ちよく飛ばすような練習、長距離練習は出来ていませんが、ここ最近のランはこの動きの定着を狙ってコツコツ取り組んでいます。


課題その3 よりエアロになりフリースピードを得る

宮古島でのバイクパートでは世界トップクラスの外国選手に次いで3位でしたが、この時の平均パワーは想定に近く出ていて良い感じでした。
さらに早く走るには、このパワーを維持したまま、さらにエアロ効果を工夫して、フリースピード、同じパワーで得られるスピードを上げて行きたいと思います。


その中で、やはり大きな割合を占めるフォームの改善効果が高そうです。
上は宮古島でのバイクパートの写真ですが、現状BESTまで煮詰めてきたのですが、頭が突出していることは否めません。
この部分の抵抗を減らせばより速いスピードが得られることは容易に考えられます。



こちらは同じサドルで、骨盤角度を大幅に変えてフォーム、角度を変えています。
右はレースの時と同様な座り方で、座骨でしっかりと腰を安定させて前部の圧迫は少ない範囲で最大限前傾したフォームです。そうすると骨盤から伸びる背骨は自分の場合は穏やかにしか曲がらないので、結果的に頭の位置は高くなります。
快適性が高く、長時間、何キロでもこの姿勢が保てますし、ペダリングにも支障がありません。

左は、同じサドルで骨盤を前方に大きく倒して、背骨も低くなるようにすると頭の位置も下がります。それに合わせてパッドも下げています。こうすると頭がかなり下がりますので、ヘルメットとのラールを整えるようにすればかなりエアロ改善に繋がります。
しかしこれだと座骨が浮き、サドル前部でしか腰を支えていません。圧が集中して短時間、かつペダルにしっかりと力を掛けている間は、荷重が減るので耐えられますが、長時間、そしてペダルに掛ける力が減ると荷重がその部分に移りますので、圧迫が強くとても耐えられません。。。

エアロフォームを最適化するには柔軟性、筋力に応じて得られる前傾角度、ペダリングパワー(ペダルへ掛ける力の高さ)という、ライダー側の身体特性を考慮しつつ、それらに制限がなくても、サドルへの着座が物理的に干渉して圧迫が強くなってしまっては、痛くて深い姿勢はとれないのです。

またサドルのサポートが減ってしまい、腰の安定が減ってしもうことも考えられ、するとペダリングパワーも下がってしまいます。

そのジレンマを解消するために、入手したのがこのSPECIALIZEDのニューサドル、”SITERO”です!
SIT+AEROの造語で、シテロと呼びますが、しっかりと座れてエアロ効果を高めるフォームが取れるという意味のサドルなのです。


深い姿勢をとるアスリートのエアロ改善と腰の安定性、そして圧迫からの解放のために作られた形状は個性的で、一般的なサドルのノーズがなく、代わりにが恥骨周辺部分で着座しても痛くならないように広い溝が設けられつつパッドもしっかりとしています。幅も太めで安定性も高そうです。



各々の着座位置に合った位置を、その全長の中から見つけてセッティングする感じでしょうか。

上のフォームの写真から考えると、かなり腰の位置は前に来ていますので、前乗りとなる前方オフセットの大きなシートピラーを、自分の場合は使うことになりそうです。



横から見るとコンパクトでシャープな外観は新しく未来的な印象です。

実用度で言えば、ボトルケージをエアロ効果の高いサドル後部にセット出来るようになっています。
マウント台座を後付けするとかなりの重量物になってしまいますので、これは嬉しい配慮です。
サドルとマウントの状態で250gですから、ケージをつけても280gですからトラしスロン実戦装備としては超軽量といってもいいでしょう。

ピラーなど用意できたら、すぐさまSHIVにセッティングして、フォームを改善していきます。
テスト走行して煮詰めていけば、IMケアンズの強い武器になりそうです。

走行してのインプレは後日、なるべく早くにまとめたいと思います。



これらの課題の改善を粛々と進めて、IRONMANケアンズで思い通りのレース運びが出来るように残りの3週間をしっかり準備していきます!












2013年5月13日月曜日

自転車と復興と

先週末は、宮城県南三陸町歌津の田束山で開催されました
第19回たつがねMTB大会に参加して来ました。



311の記憶に残る南三陸町、会場田束山への入り口の国道沿いには
多くの皆さんの善意に感謝の意を表すメッセージとともに折り鶴がありました。


南三陸なう 歌津折り鶴プロジェクト
http://minamisanriku-now.blogspot.jp/2013/03/blog-post_7.html

震災犠牲者の鎮魂と地域の交流が続くことを願い、始まったとのこと。
様々な方々の思いが去来します。



国道から急斜面の林道を登りつめると会場である田束山山頂につきます。




当日はあいにく晴れ予報もかなわず、一日霧に包まれ冷気に体が冷やされる
寒い一日になりました、が、
MTBを乗れば暑くなるほどにエキサイティングなコースでした。

たつがねMTBは、2011年は震災で開催出来なくなりましたが、昨年2012年は
見事に復活!

大会に係る地元の皆さんのやる気、情熱、行動力には頭が下がります。
絶望的な状況のなかでも、なにか進む先を求めて日々を生きられる強さをもっていればこそ
だとも感じます。
笑顔に見え隠れする強さ、それを皆さん持ってました。

その地元の皆さんをサポートするボランティアのみなさん、歌津MTBわんぱくドリーム
東北をMTBで繋がり盛り上げる、東北MTBネットワーク、他にも各個々人が
しっかりと出来る事をできるだけ、やった甲斐あってのことでした。

自分は昨年は参加できなかったので、
今年はプライベートに個人の楽しみとして参加してきました。



最新の29バイクでレースを楽しみましたが、
このたつがねMTBは20年前から開催されています。

20年前といえば、自分がMTBレースを始めた頃と重なります。
あれからイベントを継続し続ける力、素晴らしいです。

「継続は力なり」

コツコツ小さなことでも継続していけば、やがていつかは大きな力となり、
大きなことを成し遂げる、といわれますが、
小さなことを継続するためには大きな力、強い意志、能力がなければ出来ない、
とも自分は考えています。

地元にの方々にはこの気質を持っている方が多いのではないでしょうか。



レースの方は未明まで激しく降り続いた雨、先を見通せないほどの霧に包まれた中でも、
東北はもとより関西や北陸からも集まったとても多くの参加者、マウンテンバイカーたちは、
難しい状況下でも笑顔を絶やさず思い思いの全力を尽くして走っていました。

自分も、MTBライディングを楽しめる絶好のコースを、久々のレースでしたが思いっきり
楽しく力走しました。

バイクの慣性をいかせる絶妙のアップダウン、ホイールが転がり続ける気持ちのよいアールで
描かれたコーナー、など極めて質の高いレースコースであり、速く走るには上手くないと難しいし、
初心者でもそれなりに楽しめると、イベントコースとして最高でした。


 
こちらはジンギスカップでお馴染みのオンボードカメラ映像がアップされています。

前半3~5分くらいは自分の走行シーンが映しだされていて、コースのジェットコースター的な
アップダウン、コーナー、トラクションコントロール、それに伴うボディアクションなど
ご覧いただけます。



レースは1時間12分の全力走になり、高強度インターバルの繰り返しとなる
MTBならではのキツさがありますが、コースの妙もあり
気持ちよく走り優勝、そして優勝賞金も頂きました!

寄付も考えましたが、招待選手ではなかったので、気持ちよく頂戴しました。




走り終えたバイクはこんな感じです。
上部はきれいですが、足回りはドロの付着が激しいです。


コースの大部分は水はけもよく問題なかったですが、
一部マッド区間があり、その土がディレーラー周り、フレームに堆積していました。

このバイクの泥を落とすために洗っていると、冷気の塊が吹き付けてきて
体が急速に冷やされてきました、寒い。。。

体感温度は、0度以下でした。まるで冷凍倉庫に入っているかのようでした。
ちなみに下山しても4度と道路脇の気温計が示していましたよ。

そんな冷えた体に、嬉しい振る舞いが!


南三陸名産のわかめをたっぷりと使った味噌汁です。

熱々を山盛り注いでくれます。



地のものとタップリと気持ちのこもった暖かいわかめ汁を頂き、
このおかげでとても温まりました。

イベントの方は閉会式まで多くの方が残り、楽しく盛り上がり幕を下ろしました。

来年は20回記念大会、自分もまた時間の都合をつけてぜひまた参加したいところです。




その後は、南三陸町の中心部を訪れました。

津波に飲み込まれる瞬間、その後の無残な姿を映像で何度も目にしていました。

2年たった今は多くの方々の努力により、ここまできました。

とはいえ、復興、とはまだまだ遠いと感じざるを得ませんでした。




避難放送を最期まで続けて、津波に飲み込まれてしまった悲劇の
災害庁舎はその骨組みだけが残されていました。

その痛々しい姿から、あの恐怖と苦痛を思い出されることもあるでしょう。

災害の記憶を留める、今後の教訓に遺す、
また、自分もそうですが、多くの方がここに足を運ぶことで、
記憶を共有する、あるいは、その方々のもたらす経済効果を
地元に残せる、という形で存在しているのでしょう。

負けるものか、と言う思いを発散しているようにも見えました。




実際にはまだまだ本格的な復興はまだまだ、といえるかもしれません。

しかし、それでも、前に進む強い人達の南三陸です。


さんさん商店街という名前の仮設商店街では、
あいにくの天気でしたが、地の物をおみやげに求めたり
ちょうどシーズンがはじまった海の幸、うに丼を求めて
人が集まっていました。

自分もその一人です。

あいにく、ここではうに丼は売り切れ、準備中で頂けなかったので、
キラキラ☆うに丼、という地元ブランドプロモーションのパンフレットを貰い、
魚屋さんのやっている食堂に足を運びました。



そこでは、とれたての新鮮なうにを山盛りに盛った、うに丼が迎えてくれました。

ご主人のお話では、まだシーズン始まったばかりで、
本当に美味しいのは7,8月頃だな、ということでしたが、
いえいえ、今でも十二分に美味しかったです!





海の香、ほのかな若さを感じさせる味わいは、
ミョウバンによる苦くくさみのあるうにとは天と地ほどの違いで、

うには飲み物、といえる程に濃厚かつさわやかな味わいで
ごくごくいけるほどです。

後味もよく、2杯は軽くいけそうですが、
おみやげを求めて席を立ちました。


今回頂いた賞金は、南三陸で全額使うと決めていたので、
あるいは、もらえなくても豪遊するくらいの気持ちで、いろいろと
使いたいと思っていたので、真剣にお土産選びを楽しみました。

この魚やさん帰ってから調べてみると、「株式会社ヤマウチ 山内水産」といい、
ネット販売やらブログなどでの情報発信、そして様々な活動を熱心にやっているようです。

こちらのご主人は、じつは社長さんだったようで、この方のオススメで、
お店のイチオシの、いくらと塩辛、そして宮城県限定販売のウイスキーを購入しました。

どちらも口にしましたが、とても旨い!

いくらと塩辛は混じりっけなしの新鮮な素材のもつ本物の味が楽しめます。

こちらの直販サイトから購入出来ますので、とてもオススメですよ~

山内鮮魚店
http://www.yamauchi-f.com/original4.html



ウイスキーも社長がこれは旨いぞ、と言っていてストレートで味わったところ、
コクと甘みと余韻のバランスがよくシンプルだけど、味わい深いです。

こちらの社長は笑顔で応対、いろいろと勧めてくれましたが、その瞳に隠されてた
決意と強さを感じとるのは容易でした。

偶然立ち寄った、魚屋さんでしたが、行ってよかったです。



力強く前向きに進んでいる人々が生きる町、南三陸町、
自分はMTBを楽しみに行っただけでしたが、
強い思いをいろいろな人から分けてもらった感じがします。


復興をするのは、彼の地に住む方々ですが、その方々の思いを汲み、
自分自身の好きな自転車、食などを通じて、何らかの関わりを持ち、
一助とはいえないまでも、幾ばくかの気持ちを渡し、そして
強さを分け与えてもらう、自分は今後もそんな関わりを持てたらと思っています。






2013年5月10日金曜日

位置を変えて、意識を変えて動きを改善

お陰様で大好評を頂いておりますSPECIALIZEDコンセプトストアでのBG FIT、
予約の方も7月まで一杯とご迷惑をお掛けしております。。。

また、同じく好評を頂いております、ペダリング実践レッスンも
満員御礼で、お受けできない方も多く、本当に申し訳ありません。。。


宮古島の激走の影響もあり、特にトライスリートのご予約も多く、
サイクリストと半分半分な感じです。

以後も、状況改善を検討していきますので、今しばらくご理解の程、

よろしくお願いします。


さて、昨日のBG FITでは、ふくらはぎとアキレス腱の負担があり、
痛みにつながっているという方でした。



写真は、右上がBG FIT前、左上がBG FIT後、
右下がBG FIT前、そして左下がBG FIT後にさらにスキル改善レクチャーをした状態です。

BG FIT前はサドルが低く前になっていて、着座位置の改善、サドル位置の適正化により
大幅にペダリングがスムーズになり、アンクリングと呼ばれる足首の動きが過大が原因で
ふくらはぎとアキレス腱の負担と痛みを軽減することが出来ました。

しかし、左上の状態でもまだ上死点通過時にアキレス腱が引き伸ばされていて、
かつ、踏み込み、ダウンストロークの力がかかるポイントが遅れがちでした。
そこでペダリング実践でもレクチャーする内容によりスキル改善してもらうことで
左下のようによりアキレス腱の伸ばされが減り、力を掛けるタイムラグの少なく
スムーズなペダリングを実現しています。



動画でみると動きの違いが一目瞭然ですね。

サドルポジション、ハンドルポジションを適正化しても、その上で行われる
フォームの保持とペダリングという動きのスキルの改善、あるいは向上させなければ
実際的な解決にならない場合もあります。

動きの改善は、身体的条件、柔軟性なり筋力なりも関わってくる場合もありますが、
まず認識のズレ、間違った理解、など体ではなく頭のなかで問題を引き起こしている
ケースが多いようです。

まずは頭で理解、体で感じて、バイクで繰り返し再現して、スキルを身に着けていきましょう。


このバイシクルライディングブックは、分かりやすいと多くの方に好評を頂いております。
まずはこの本を参照にして頂き、わからないことがあったら、ご質問を頂けたら幸いです。





2013年5月9日木曜日

ロングライドイベントを楽しく走るための準備

先日は、SDA王滝対策練習会で100kmダートを走りましたが、
気持ち良い気候で疲れたけど、楽しかったです。

ロングライドが気持ちよく楽しいシーズンがやって来ましたね!

ロングライドイベントもそろそろ本格的に開催されるタイミングです。

アルプスあづみのセンチュリーライドに参加するためには、今回から
事前にバイクチェックをショップで済ませてきてもらうことになっています。

今回は、自分もマイバイクをSPECIALIZEDコンセプトストに持ち込み、
この車検を受けて来ました。



ブレーキ、ホイール、変速、各部の増し締め、注油など
チェックのうえ、必要であれば整備を施してもらうことになります。

これは、イベントだからというよりも常時注意すべき事なのですが、
日頃のメンテを程々にやっている自分でも、今回チェックしてもらうと
いくつかの問題箇所が見つかりました。

チェーンは伸びていたので、変速がイマイチ決まらなかったり、
ブレーキシューのあたりの位置が微妙にずれていたり、
そして、なにより、クランクの取り付けトルクが緩んでいたりと、
事前にチェックしてもらったおかげで発見、
整備してもらい、大きなトラブルを未然に防ぐことが出来ました。

一応、問題なく乗れるレベルには日常メンテしていたのですが、
やはりじっくりとプロメカニックにチェックしてもらうのとは違いますね。

乗っている感覚から大丈夫、大丈夫と思い、甘く見過ごしていたのでしょう。



今回はイベントに備えて、ということでバイクチェック、車検を受けましたが、
これは本番でトラブルなく楽しく走りきるためにも、
イベントで義務付けられていなくても、安心安全のために、
シーズンに一度はプロのチェックを受けたほうがイイですね。

ちなみに自分のバイクは、乗り出しから1年8ヶ月くらい経っています。

まだまだ大丈夫と思っていても、本当に大丈夫とは言い切れないものですね。

実際に調整後のバイクの乗ると、全てがスムーズで、チェックだけでなく、
各部の微調整を施してくれてシャッキリとした感じが伝わってきます。

皆さんも、イベント前に、シーズン真っ盛りがはじまる今、ぜひ、バイクチェックを受けることを
オススメします!


2013年5月5日日曜日

見方を変えれば得られるもの

昨日は飲み会で誘われた筑波8耐に参加して来ました。

何回もその会場には足を運んだことがありますが、実際に参加をするのは初めてです。

人が多く、祭り気分でかなり雰囲気がイイですね。

FISCOと違って、高低差がないので、体力格差、技術格差の開きによる
危険度が少なく、わりと走りやすかったです。

反面、そのなかでもやはり不慣れな方、とりわけ少し乗れてきた感じの方が
速い集団で上手く周りに合わせられない状況が多々あったりもしました。

上位に来るようなチーム、ショップ、クラブと同じジャージを着た方々はどなたも
うまかった印象です。

やはり、しっかりと上手い人に学ぶことが、スマートに乗りこなすための
必須、または近道なのだと思いました。



記念イベントだったらしく、クロージングセレモニ-の演出も趣向を凝らしていて、
印象的でした。

気持ちの良いイベントでした。


宮古島でのバイクをみて、トライアスリートの方々はまだまだ改善点、伸びしろ豊富だな、
なんて思っていましたが、いざバイクイベントを、ホームストレートで定点でみていると、
ポジションセッティング、フォーム、ペダリング、サイクリストもまだまだ改善点がある方々が
ほんと多かったです。

反面、一緒に走る機会のあった細田雄一選手は流石の一言の走りで、
トライスロントップ選手のスピードを体感させてもらいました。

トライアスリートは、とか、サイクリストは、とか、先入観や固定観念を持って見ることは
良くないですね。

見方を狭め、曇らせてしまいます。




そして、今日は楽しみ方を狭めないように、いつものサイクリングコースを
見方を変えて、冒険ライド的に走って来ました。

竹谷賢二presents『王滝 MTB練習会』として、SPECIALIZEDコンセプトストアでの
イベントとしての開催でした。



5月、そして9月のSDA王滝に参加される方向けの
長時間のダート走行での、経験値と能力アップを狙う意図です。

パワーバーからも差し入れがあり、ジェルとジェルブラストを
実際に走行中のエネルギー補給として摂取していきました。

ブラストは美味しい、食べやすい、と大好評で、
会話のなかで、もっとフレーバーを増やしてほしいな、という
リクエストが出て、ブドウやマンゴーなどフルーツ系はもとより、
たこ焼き味や、卵かけごはん味、などしょっぱい系も
意外といけるのでは、と(笑

噛んだら中から、ソース味や卵味のジェルが出てきたら
食感的には結構いいかも。。。

見方を変えれば新たなヒット商品が生まれるかも??



さて王滝に向けた模擬練習的な走行の中では、トラブルも
本番でも頻繁に起こるタイヤのサイドカット、チェーン切れと
その対応も実践的に経験出来ました。

これをもとに装備など対策を本番には、講じていきたいところです。



走る場所は舗装路を一歩外れたダートです。

まるで、北海道の荒野を走っているかのスケール感!

延々と続く直線も退屈と見るのか、舗装路と違った刺激と見るのか、で
走って楽しい、走って発見がある、とまったく違ってきます。

見方を狭め、曇らせてしまうと、本当にもったいないものです。



いつものルートも見る位置、見方を変えれば、違う場所に来たような、
はたまた違った世界に感じます。

これは緑の波の海沿いを走っているかのようです。

空とのコントラストが最高です!



楽しみを固定しない、ジャンルを限定しない、
見方を変えれば、様々な広がりを得られます。

見方を変えれば、どこでも、どんな状況でも楽しめますね~