2014年4月25日金曜日

SPECIALIZED TOKYO TO OSAKA 3 DAYS RIDE

https://v3.apollon.nta.co.jp/SPECIALIZED3DAYSRIDE/files/3DaysRide%20.jpg
明日からの3日間はバイク、バイク、バイク、毎日200kmライドで、大阪を目指して旅立ちます!
 




"SPECIALIZED TOKYO TO OSAKA 3DAYS RIDE"
と、銘打ったこのイベントは、スペシャライズドバイクオーナー達が、バディを組んで、助け合いながら、楽しみあいながら、毎日をサドルの上で過ごしていきます。

バックアップとして、サポートカーも着きますが、先ずは自分のことは自分でという大人の愉しみライドです。

荷物はサポートカーに積んで身軽なライドで当日の宿を目指して、先へ先へと進んでいきます。



3日間X200KMで乗ります、S-WORKS VENGEに前後ライト、輪行、チューブ&ボンベx2、保冷ボトル、そしてiPhone&予備バッテリーなど入れるヴァイタルパックと装備完了!

 
このヴァイタルパックには、iPhoneとバッテリーなどと入れます。
3日間の道中、いろいろなことを発信していこうと思っています。

 
ツール缶には、スペアチューブ、ボンベ、ツール、など入ってます。
スペシャライズドの新しい保冷ボトルを使って、冷たく美味しい飲み物をば。


テールランプと、サドルには輪行バッグを。
このイベントはレースではないので、途中、悪天候やアクシデントなどの場合は、輪行でのワープも、駆使して、無理なく、安全に、大阪に向かいます。
自分は、3日間輪行ワープはしない前提で準備していますよ。


天候に応じて、3日間のウエアなど装備を準備しました。

Day1 晴れ 14~22~17℃
Day2 晴のち曇 8~20~20℃
Day3 曇のち雨 12~18~18℃

と言う天気予報と推移から、装備を固めています。
 
好天が予想されていて嬉しい限りです!
 
最終日は、野となれ山となれ、ですがw


日毎にパックして行動食もセット、ロングボトル一本装備になるので水分補給のタイミングでコンビニ休憩、あるいは美味しそうなパン屋かカフェで休憩もありな予定です。


iPhoneと予備バッテリーをジップロックに入れて携行します。
3日間、道中からもレポートします!
途中での応援、差し入れ、前引き、大歓迎です。

そして、コース概要は下記のとおりです!
 
Day1⇒ 4/26(土)東京(西新宿)~諏訪湖区間

 
 ~当日のスケジュール~ 
 AM7時~受付開始
 受付終了後、バイクの準備及び車に預ける荷物を預託下さい。
 準備完了チームより順次スタートとなります。
 最終スタートはAM10時となりますので、ご注意下さい。 
 尚、夕食は19時、ミーティングは20時から行います。
 

 ~コース紹介~
 東京(西新宿)⇒諏訪湖(コース案内)
 距離 191.2km ( 上り:64.6km / 下り:39.4km ) 
 最大標高差 928m
 平均斜度 全体:0.4% 上り:3.2% 下り:3.5%
 獲得標高 上り:2,042m 下り:1,395m

Day2⇒ 4/27(日)諏訪湖~岐阜区間

 ~当日のスケジュール~
 AM6時30分より朝食
 AM7時よりスタート(※最終スタートは午前10時までとなります)
 夕食は19時、ミーティングは20時から行います。

 ~コース紹介~
 諏訪湖~岐阜(コース案内)
 距離 205.5km ( 上り:55.3km / 下り:73.8km ) 
 最大標高差 1,039m
 平均斜度 全体:-0.4% 上り:3.7% 下り:3.7%
 獲得標高 上り:2,021m 下り:2,747m

Day3⇒ 4/28(月)岐阜~ラビットストリート江坂店(ゴール)

 ~当日のスケジュール~
 AM6時45分より朝食
 AM7時よりスタート(※最終スタートは午前10時までとなります)
 ゴール後、後泊追加プランお申込みの方のみホテルへチェックイン。
 ホテルに宿泊しないお客様はパーティーの時間に再度集合。
 アフターパーティー 20時開始~22時終了 ※希望者のみ
 アフターパーティー会場(新大阪ワシントンホテルプラザ周辺)

 ~コース紹介~
 岐阜~ラビットストリート江坂店(コース案内)
 距離 171.5km ( 上り:22.8km / 下り:23.4km ) 
 最大標高差 185m
 平均斜度 全体:0% 上り:2.7% 下り:2.6%
 獲得標高 上り:613m 下り:616m

という感じになっています。


このVENGEを見かけたら、是非声をかけてくださいね!

このハッシュタグで、フェイスブック、ツイッターで発信していますので、道中の模様もチェックしてみてください!!

それでは、いってきます~~~


2014全日本トライアスロン宮古島大会レポート

シーズン開幕を告げるビッグイベント、宮古島トライアスロンをフィニッシュしてきました!



昨年は強風でのスイム中止、デュアスロンで行われましたが、今年は快晴、暑すぎるほどの好天の中での開催となり、この宮古島ブルーの海を思い切り泳いできました。


昨年はランでのエネルギー切れを感じたので、今年は補給でのパワージェル増量により、エネルギー切れを起こさずに最後まで走り切れました。



夜も明けきらぬレース前の準備では、SHIVにしっかりとエネルギーを搭載しまして、万全を期しました。


装備は最新にアップデートしています。
ヘルメットはイヴェード、トライウエアはワンピースに、そしてランシューズはNewtonディスタンスと、最高の装備で挑みました。


そして、レースの結果はというと、

総合  8:41:37 17位 (エイジ2位) 
スイム 0:52:42 198位 
バイク 4:09:51 7位  
ラン   3:39:04 46位 

昨年デュアスロンでの総合順位、エイジ順位も全く同じでした!
自分にとって苦手なスイム込みでの同じ成績は、”良く出来ました”ですね。

総合記録 8:19:59 17位 (エイジ2位)
バイクラップ(第一ラン込)4:38:50 3位 
ランラップ 3:41:09 80位

と、バイクは伸びなかったものもの、ランは全体順位を上げています。

予想、目標タイムとの比較しますと、

 スイム 0:50
バイク 4:05
ラン 3:25
フィニッシュ 8時間20分

スイムは目標よりも3分弱、バイクはT1&T2込で5分弱、ランは14分、全体で21分ほど余計にかかってしまいました。

目標は理想的なペースで行けた時でありますから、現実とは違いが出てしまいますが、その差を産み出す要因は、今回は気温の”暑さ”と日差しの”熱さ”でした。


それでは各パートを振り返ってみます。

【スイム】


気合十分で臨んだスイムは予想タイム50〜53分、その範囲に収まるタイムで上がりました。
スタートから前半のバトルはまずまず順調にこなして、ゴーグルが外れないようにだけ注意して進みます。
中盤は追い潮な流れもあり、順調に思ったよりも早い感じで、最終ブイまでたどり着きました。
しかし、そこからの後半は流れが向かいになって、自分の位置もがなされ気味になりました。周りも流され気味で、右往左往になっていました。


事前練習でルックアップのポイントにしていたホテル位置を、ヘッドアップをして確認して真っ直ぐ泳ぐようにしましたが、人の右往左往に巻き込まれピンボールみたいに周りに弾かれまくったり、かといって左端に行って人がいないと不安になったりと、あっちこっちととっちらかりましたが、スイムアップしてみると、53分とまずまずの滑り出しではありました。


上がってからは計時ラインまでビーチランです。
陸に上がると気持ちも足取りが軽いのは、いつものことです(笑


そしてさらにT1、バッグを取って、着替えてバイクへと長い距離のランニングしての移動になります。

平均心拍数は143bpmとまずまず頑張り、追い込み過ぎずの良い感じでスイムを終えました。



【バイク】



そして得意のバイクに移りました。
S-Wトライヴェントでトランジッションからの、乗り込みもバッチリ落ち着いて行いました。
日焼け避けのアームカバーもこの時、腕に付けていて、走りが落ち着いたところで、しっかりと上げて腕をカバーしました。

島風はやや強く吹いているものの、昨年の爆風とは全く違い穏やかにすら感じます。

ここから先は日差しの熱さ、気温の暑さが、このレースでの自分が戦うべきもの、となっていったのです。


バイクパートトップを狙いガンガン追い上げていきます。
南東の風で前半池間島までは追い風です。区間平均は40㎞/hを越えています。



東平安名崎前後の中盤はアップダウン、そして向かい風になります。
この頃から日差しの熱さがかなり気になりました。

背中が、肩が、痛いほどに感じ、顔と頭も路面の照りで熱く感じます。

強烈な日差しの中で、頭がクラクラとする気配の熱中症にならないように、少し抑えて走るようにせざるを得ない状況です。


積極的に体に、頭、肩、背中、脚に水をかけて冷却しながら走るようにしました。
タイムロスは覚悟しながらも、補給所ではペースを落として、スポーツドリンク、掛水のボトルを確実に取りました。熱さの体のダメージを減らすことがレース後半、ランでの負担を減らすことに繋がると思ったからです。


酷暑の中、水分だけでなく、エネルギーも、またミネラルも確実に摂取することを心がけました。

暑いので飲水だけで走りたい感じですが、ジェルを確実に飲み切ること、SHIVのフューエルセルに積んだ固形物も、中盤から後半にかけてもしっかりと摂り切りました。
暑さでちょっとお腹が重いな、とは感じるもののランでのエネルギー切れを起こさないために、と。

いけどもいけどもトップに追いつかない状況下で、ペースは中盤から、やや落ち込みを感じました。
残念ながら、バイクラップ1位は取れそうにないので、そのまま無理せずにランに上手く繋がるようにと、ペースを安定させて走り続けました。

結果的にバイクパート平均心拍数は156bpmで、安定して良い範囲で走りきっています。


メーターを回収してデータをチェックしますと昨年はレース平均は260w、今年は実走行4:04の平均は254wでした。
日差しを受けての熱さの影響、全てエイドで掛け水を取るなどしてのパワーと速度を落としていることを考えると妥当な線で、パフォーマンスレベルは概ね昨年同等でした。


度数分布でも、自分のパワーを上手い範囲で発揮できているようです。

しかし、横風の影響もなくバイクパートが高速展開の場合、スイムアップを速くして、速いペースラインに乗らないと、更なるポジションアップは難しく感じます。

スイムアップした後トップの集団は、バイクで間を開けた走行をしていても、前方に複数人いれば、空気抵抗低減の恩恵は受けられますので、その流れの中で走るのと、単独での追い上げでは埋めきれない速度差があります。

また、後半にかけては、お互いの競り合いも生まれますので、ペースの維持は後半までしやすくなります。

同じ平均パワーでも得られるスピード、タイムが変わってきます。
そのため、スイムアップを速くして、またT1、T2でのトランジットタイム削減もより行って、少しでも速い流れの位置で走ることが必須となってくるでしょう。

昨年のように、横風の影響で地脚とテクニックの差によってバラバラになる場合ならばまだしも、トッププロ選手相手に単独は、多勢に無勢といった感じがあります。

スイムが良くなればバイクも良くなる、バイクが良くなればランも良くなる、全種目の影響を受ける、それがトライアスロンの難しいところであり、そしてまた面白いところでもあります!

自分のスイムも少しづつでも向上していますので、来年はもっと良い展開になるでしょう。


【ラン】

バイクで199位から16位まで順位を上げてランに移りました。
バイクのダメージ、筋疲労などは感じないものの、走りだしてからは日差しの熱さに加えて、気温の暑さも感じます。
速度の遅いランでは、バイク走行のように風で冷却されることが無いので、ペースを上げると頭にクラクラする感じがしました。

いかん、と思い落ち着くように、いったんトイレに寄って、頭から水をかぶってリセットしました。
バイクでの補給が上手くいきエネルギー切れはなく、ただし多くの水分を取りつづけてきたので塩を鷲掴みで追加摂取を前半のエイドで行いました。


想定していた下限ペースも下回り、やめたい、歩きたい、と葛藤がありつつも、一緒にランデブーしていたアスリートの存在が、気持ちを盛り立ててくれ、
「彼も頑張っているのだから自分だって!」
と、モチベーションを高め、自分自身のフォームを崩さずに保つことに集中し走り続けました。

辛い中、思ったよりもペースが上がらない時には、様々な思いが去来します。
自分のランの実力はこんなものではない、暑さのせいだ、悪いのは自分ではない、なんて言い訳がましい思いも頭をよぎりました。
リタイアして、直前に体調悪かったって言ってもいいかな、なんて弱い自分も顔をのぞかせます。

しかし、頑張る周りのアスリートの存在が、自分を奮い立たせてくれるのです。

この抜きつ抜かれつのランデブーは結局ランスタートから25km地点くらいまで続きました。
この方の存在が、ランのペースを刻むとても大きな力添えになってくれました。

「貴方が私を頑張らせてくれる!
私が貴方を頑張らせてあげる!」

まさに、レースの、トライアスロンの根源的な魅力である、本質的なギブアンドテイクを享受した時間でした。



そしてレースでの、もう一つの大きな力添え、エイドステーションでの応援、サポートです。

宮古島ではどのエイドでも、多くの地元の老若男女問わず、多くの方々が力の限りのサポートをしてくれます!

歩道の日陰など探して、日差しから少しでも体を守っていても、容赦のなく強い日差しが照りつけ、体を焦がします。

そんな厳しい中のエイドステーションは、まさにオアシスそのものです。
水をかけてもらい、スポンジをもらい、体を冷やしてオーバーヒートにならないようにサポートしてもらえるおかげで、体を前に進める事が出来ました。

この甲斐あり、折り返しハーフは1時間45分で折り返しました。

折り返しての後半も、体の火照りは強く、そして脚も張り始めて動きも悪くなってきました。
そこでエイドで氷をもらい、ウエアの中に詰め込んだり、キャップの中に氷を入れたりと冷却をさらにしつつ、またエアーサロンパスを首筋や張った筋肉にも吹きかけ、水でかけて冷却を強めて乗り切りました。

数人に抜かれ、数人を抜いて順位は一進一退を繰り返しつつ、もはやペースの落ち込みを最小限にするべく、自分自身に集中しました。

エイドで得られる応援と涼を楽しみにして、着実に前に進んでいきます。

35㎞を過ぎ、ゴールまで残すは数km、市街地に入っていくところで、女性チャンピオンに抜かれてしまいました。

ピッチは軽快で、TVの放送も彼女を撮り続けているので、フレームインしていてはまずい、早く千切れよう、と思いました。
しかし、彼女のリズムで走っていると心地よく、走れば走るほどペースが回復し、余裕が生まれてきました。

「貴方が私を頑張らせてくれる!
私が貴方を頑張らせてあげる!」

辛いという力みがドンドン体を萎縮させ、ペースを下げてしまっていたのでしょう。
小気味よいペースでのランデブーが、またしても自分に力を与えてくれました。

最後は、男の意地?!で、ラストスパートで先行してフィニッシュをさせてもらいました!



折り返してからの後半ハーフは1:53で凌ぎました。
ランの平均心拍数は148bpm、熱さの中でのペースとしては致し方ない感じもあります。

今回は暑さ、熱さとの戦いでした。
でもそれはみな同じこと、同じ条件の中で、どれだけ、自分自身を奮い立たせることが出来たか、それがレースです。

バイクは自分自身の出せるスピードと、実際のスピードとの葛藤であり、
ランは辛く折れそうになる思い、やめたい、止まりたい、歩きたい自分自身との葛藤です。
今回の宮古島では、それを強く感じました。

フィニッシュするということは、それを制した達成感があり、いつでも嬉しいものです!
レースは何度やっても辛いものですから、その分喜びもひとしおです。

しかし、その瞬間から、次はもっと良くしたい、と言う欲求も湧き上がります。

「貴方が私を頑張らせてくれる!
私が貴方を頑張らせてあげる!」

次のレースでは、より高いレベルで誰かを頑張らせるために、そして自分自身を頑張らせてもらうために、しばしの休息の後、またトレーニングの日々を再開したいと思います。

スイム、バイク、ラン、より高いレベルを目指して!



使用マテリアル
【スイム】
ゴーグル:アクアスフィア ケイマンエグゾ-
ウエットスーツ:メイストーム スペシャルオーダー2ピース

【T1】
補給:パワージェルx1 トップスピードx1

【バイク】
バイク:スペシャライズド S-WORKS SHIV Di2
ホイール:ロバール CLX60
タイヤ:S-WORKS ターボ 24c 前後8.0気圧
ヘルメット:S-WORKS イヴェード
シューズ:S-WORKS トライヴェント
アイウエア:Smith リアクターMAX 偏光レンズ
アームカバー:c3fit
補給:パワージェルx12 パワーバーx1 一口羊羹x2 カステラx2切れ

【T2】
補給:パワージェルx1 トップスピードx1

【ラン】
シューズ:Newton ディスタンス
アイウエア:Smith リアクターMAX 調光レンズ
補給:パワージェルx6 トップスピードx2

リストコンピュータ:POLAR V800先行試用モデル








2014年4月19日土曜日

決戦前夜! 宮古島トライアスロン、ツッコミます!!

いよいよ決戦前夜!

ここまでのトレーニング、準備の成果を全て発揮して、明日はベストの走りの追求にこだわり、全てにおいてツッコんでいきます!!

もうね、皆さんの叱咤激励、プレッシャーが凄いので、嬉しくもありつつ、これは安パイな走りは出来ない!!
と、ビシビシきました。


今朝のスイムの様子、スペシャライズド・ジャパンアスリート、そして、今冬に一緒にトレーニングをした飯田選手、共にスイムのフィニッシュパートを確認して、良いイメージで準備を終えています。

スイムを50〜53分のベストで終えて、バイクの混乱集団を抜け出せればバイクトップの勝機アリ!

風は”普通”に強いだけのようなので、さすれば3時間台も見えてくるというもの。


そして、バイクパートでは、SHIV、スペシャライズドバイクの大勢の仲間と、最高の走りを共有したいと思います!


11時間後のスイムスタート、そして約12時間後のバイクスタートに向け、ヤル気満々な今を過ごしています。

是非、明日は宮古島トライアスロン公式WEBサイトで、リアルタイムなライブレースレポートをチェック、応援をよろしくお願いしますねー!!

2014年4月13日日曜日

Race ready, S-Works Shiv !!

1週間後迫った宮古島トライスロンに向けてのバイク装備も準備万端です!!



バイクはもちろん S-Works SHIV
ヘルメットは S-W イヴェード
シューズは S-W トライヴェント
で決まりです!


ご近所プロアスリートの飯田忠司さんと、この冬はバイク&ランのトレーニングセッションを毎週積み重ねてきました。

自分は飯田さんによりランのペースを引き上げてもらう代わりに、バイクのペースを引き上がるようにしてお互いに高めてきました。

きっと飯田さんのバイクパートもかなりいい感じで進んでいくと思いますよ!

もちろん自分のバイクパートもぬかりなく、バイクラップ1位、コンディションによっては4時間ギリを目指して爆走します!!
そのためにも、スイムを早く上がらないと混乱に巻き込まれて大きなロスとなりますので、バイクのためにもスイムを50~53分であがれるかどうかで、当日のバイクの戦術が変わってきますね。


シューズはバイクで攻めていくために、S-W ロードも検討しましたが、裸足で履き慣れている、トランジッションがスムーズで確実、ロードよりもやや甘いホールドでオーバーペースで頑張り過ぎないようにと、トライヴェントに決めました。


昨年はランでハンガーノック寸前でペースダウンを余儀なくされたので、バイクでの補給は少し余裕を持って多めにしたいと思います。

このフューエルセルに、パワーバー、一口羊羹、一口に潰したカステラなどを入れてパクパクしながらバイク上で快適に過ごそうと思います。
メインエネルギーはパワージェルをボトルにたくさん詰めて、エアロバー上にセットします。

水分は内蔵ボトルから飲みます。
概ね500cc弱なので、1時間で飲みきり、3回ほどエイドでもらったスポーツドリンクを補充することになります。

何れにせよ、なるべくエアロフォームを崩してエアブレーキをかけないように、低い姿勢を保ちたいところです。


向かい風、横風にも対応できるROVAL CLX60でホイールは決まりです。

タイヤは、S-W Turbo 24Cを合わせることで、より低い転がり抵抗、エアロ効果、そして乗り心地を得ることが出来ます。

ペダルはPOLAR LOOK KEOパワーで、頑張りすぎを抑えてマネジメント、300wを超えないように抑えつつ、240wを下回らないように後半は粘るように、自分のパワーレンジに収めていく参考にしていきます。

ボディジオメトリーフィットを受けて、シテロのメリットを活かした新しいポジションでバッチリ乗り込んできて、すっかりと体に馴染んでいるこの S-W SHIV で宮古島を駆け抜けるのが楽しみです!!

もちろん、その後のランもバッチリ練習の成果を発揮して、3時間20~25分で走りきり、トータル約8時間20分、トップテンあたりを目指します!

自分の武器であるバイクを最大限に活かしますよ!!








2014年4月7日月曜日

実戦で機材と自分を思い切り使う!

世界の頂点レベルで鍛えられた機材を、自らトレーニングで磨いた心技体と合わせて、実戦で思い切り使う、これぞレースに出る醍醐味ですね!

昨日のレースバイクは、 S-Works Epic Carbon WC 29 でした。

そもそも今年、MTBレースに出たいと思ったのは、モデルチェンジしたこの EPIC WCをテストライドした時に、思いっきりレースでガンガン走ってみたい!!っと思うほどに、強烈な性能と個性があったからなのです。


自分の身長175cm体重67kgでの基本セッティングは下記の通りです。

フロント エアー 100psi リバウンド スローに15クリック ブレイン 手元コントロール 舗装路、ダンシング 全閉 レース上り、ハンドルが乱れない程度に開ける 下り、全開
リア エアー オートサグで調整 リバウンド スローに3クリック ブレイン 路面が良ければ全閉 コースの路面が荒れていてリアの挙動が暴れると、1~2クリック開ける マッドだと2~3クリック開けてトラクション優先
タイヤはレース1.6~1.8気圧 マッド1.5気圧 ちなみにトレイルだと1.8気圧


昨日のレース仕様はスリッピーな路面でのグリップとコントロール性を重視しました。

チェーンリング32T
タイヤ前後 ファストトラック 1.5気圧、
サスペンションエアーは標準値、
ブレインはフロント3/4解放、
リア2/4解放、



このセッティングでタイトコーナーの多い緑山でも、ややバイクを立てて切り込まないように大回りでこなしグリップを稼いでも、WCの旋回性能の高さによりサクサク走れました!



ステムは120→110mmと短くして正解でした。体を深く寝かしてパワーを得ても、マッドではリアが抜けて、トラクションコントロールがしづらくなりますからね。
ボトルケージも取っ払い担ぎやすくして、スタートの混乱を最後尾からいち早く抜けるのに役立ちました。
バイクコントロールを重視して伏せないならばステムは短く、30分ならばボトルはいらない、割り切り、見極めも大切です。


上下前後左右、そして凸凹、泥、水たまり、によりゼロまで減る路面グリップ、その限りなく不安定な 中でのダンシング、ペダリングはボディポジション、ペダリング、力の伝達、そしてそれらの結果出るバイクの進み方=スピードを感じて走り、そのスピードと 進む向きを、さらに体でコントロール、と、MTBはダイナミックに動き、一瞬足りとも集中を切らすことが出来ません。

この集中力が、スイムやランの練習に生きて、上達を押し上げる原動力になっていることを実感しています。



意識を集中した動きのコントロールこそが上達の鍵ですね。
何をやるかより、どうやるか、です。
MTBを全開で集中してやってみて、改めてそう強く思いました!


そしてこちらが、集中して走ったレースデータです。



初めてのスポーツクラス、1.7kmx4周回を30分という短時間高強度です。
スタートからは混雑もあり上がりきっていなく、落ち着いて抜かせるところで抜いて、間を開けて待って、アウトが広いコーナー、上りと平地で抜くを繰り返しました。
2周目に入りトップと50秒差と聞いて焦るものの、人がまばらになり自分のペースで走りやすくなり、強度もスピードも上がり、ラップタイムも9分から7分半まで一気に上がりました。
3周目でもまだ30秒位の差だったので、ここで詰めないとと更にペースアップ、この周後半で視界に捉え、最終周回に入るところで抜きました。
一気に差をつけるために、ホームストレートと最初の上り折り返しての平地までに、このレース最高強度でスパート、広がる差を確認しながら落ち着いてコーナーを駆け抜けて、最後は流し気味でゴールとなりました。




まさかまさかの元プロ対決になるとは思いませんでしたので、1周目のくらいの落ち着いたペースでも4周回でトップに立てるかなと当初は楽に考えていましたが、結果的にキチンとしたレースになりました。
もし自分がいなかったら、2位の選手独走の楽勝になっていたことでしょう。

競争相手の存在が集中力を引き出してくれますので、感謝しています。




集中して、スキルを発揮し、思いっきりスピードに乗せて走れるのがレースの醍醐味ですね!

実戦の走るの中で出来る事がスキルです。頭のなかのイメージ、知識としての理解、部分的な動き、それだけではスキルにはなりませんし、使って磨いてこそスキルが養われます。

レースは最高の”磨き”の現場なのです!!





そのレース現場では写真のように、スペシャライズド・ジャパンでは今シーズン、Jシリーズ各会場にて、”Sラウンジ”という、ユーザーであります皆さん、ライダーサポートのためのブースを展開していきます!

プロメカニックによるトラブル対応やセッティング相談、もちろん軽微なエア調整などもお気軽に出来ますし、ローラー台でのウォーミングアップ、テントでの荷物預かり、チェアーでくつろいでの談笑などリラックスも出来ます。
ここで選手同士に仲良くなったり、相互にモチベーションアップにも繋がるのも、良いメリットです。



今回嬉しかったメリットは雨宿り、そしてバイクウオッシュでしたね。
シビアコンディションになればなるほど、こういったサポートが助かるものです。

事前エントリーは必要ですが、まぁ硬いことは言わずに気軽に、”S”レースバイクで乗り付けて下さいませ。
スペシャライズドな特権をレース会場で是非堪能してださい!



レースで思いっきり走って、日々のトレーニングのモチベーションを上げる。
それを皆で真剣勝負、終わったら満足いく笑顔で帰っていく、それがアマチュアスポーツのいいところですね!

プロの時とは、かなり違いますね、喰うか喰われるかでしたから(苦笑

次のMTBレースは、7月の全日本選手権に出たいと思っています。
カテゴリーは、マスターにするか?シニアエリートにするか?

悩みどころですね~~