2012年11月30日金曜日

身体に合わせたフィッティング、BG FIT ビフォーアウター

毎週、毎週、好評頂いております BG FIT、
ここ最近にお受けいただいた方で顕著に
フィッティング前と後の違いが分かる画像です。

すべて画面向かって、右がビフォー左がアフターです。


もちろんフォームの形を見て、どうこうしているわけではありません。

この方の場合であれば、肩、首の疲れ、凝りが出やすく、
全体的にしっくりこないということでした。

アフターでは、カラダに自然で伸びやかなフォームがとれることに
よりその悩みが解消されています。

こちらの方はショートディスタンスで入賞クラスの高いレベルのアスリートです。
さらならうパフォーマンスアップをということで、お受け頂きました。

ビフォーでは腕、肩の詰まり、そしてサドルの前に身体がズルズル滑りだしてしまうとのこと。
また頭の位置も高いところ、アフターでは頭の位置が下がりエアロ効果をたかめつつ、
サドル交換により、より腰の安定を引き出しています。


 ショートディスタンスなので、ドラフティング可能なので、ドロップハンドルメインで
よりロードレース、クリテリウムのような安定したハンドリングと加減速しやすい
ハンドルポジションが必要であると同時に、スイムからバイクで出遅れた場合、
単独TTのように追いついていかなければならないので、エアローバーポジションも
重要です。

アフターでは、エアロコ効果を十分に恩恵が浮けられるほど、頭の位置が下がり
前面投影面積が狭くなっています。


こちらはロードバイクをベースに、IRONMAN70.3でも楽に長く、そして出来れば速く、
という意図で合わせています。

左はブラケットポジション、右はエアロバーポジションです。

柔軟性が高く、姿勢の保持のコアストレングス、ピラティスをやられていて体幹も強いので
どちらもより低い姿勢が実現できています。

むしろアフターでは、肩と首の凝りが激しく、背中も疲労気味だったとのこと、
やはり自然なフォームを取れるように合わせてあげることで、
体感的にはとても楽になっているのに、より低い前傾姿勢になっていることが多くあります。


オフシーズンの今はレースがなく、動きの向上、新しいフォームを実現するのに
絶好の機会です。

身体に合わせたバイクで、動きを改善することで一段高いパフォーマンスを目指しましょう!




2012年11月27日火曜日

能力バランスと機材のバランス


さた、今回、とても良い質問を頂いたので、そのやり取りを公開します。


「こんにちは。いつも楽しく、興味深くブログやフェイスブックを拝見しております。

さて、今回は私の次期MTB機材についてアドバイスいただきたくメールさせて頂きました。

私は、3年ほど前から王滝メインでMTBライドにいそしむようになり、
今年はようやく5月の100㎞で7時間切り(6時間13分)を達成し、
9月に念願の120km完走(8時間3分)を果たす事ができました。

一応40歳までに(現在38歳)120km完走を目標にがんばってきたので、
目標が達成できてそれなりに満足していたのですが、
王滝の疲れがとれるとまたふつふつと次の目標が湧き上がってきて、
今はそれに向けてどう計画を立てるかで頭がいっぱいの状態です。(笑)
(ちなみに次の目標は、40歳までに100kmもしくは120kmで、年代別表彰台か総合10位以内です。)

そんな中、先日たまたまスペシャライズドの2013年モデル試乗会にお邪魔し、
Sワークスのエピック29erに試乗して目から鱗が落ちてしまいました。

それまでは、29erは身長170cm以上の恵まれた体格の方の専用品と
勝手に思っていたのですが、165cmの私が違和感なくのれ、
また全く別の乗り物と思えるほどの安定感と推進力にすっかり魅了され、
特に単調なダブルトラックが続く王滝のコースでは29er有利と言われる所以を
体感できた瞬間でもありました。

次の機材はこれしかないと確信し、試乗会で頂いたカタログを目を皿のようにして
機種絞った結果、
エピック・カーボン・エボR29(サイズS)と
フェイト・エクスパート・カーボン29(サイズM)の
2機種にたどりつきました。(ちなみに現在は、09モデルのサファイヤFSRカーボンです。)






FATE EXPERT CARBON 29



この2機種に絞った理由は、あまり筋力に自信のないので、
フルサスで身体へのダメージを減らすか、女性用リジットフレームで
上手く諸々の衝撃を軽減できるのではないかと考えたからです。

(エピックエボのフロントシングルギアで踏み続けられるかはいささか不安ですが・・・)

経済的に余裕があれば迷う事なくSワークスのエピックなのですが、
いっぱしのサラリーマンライダーには
高嶺の花なので、せめてセカンド(もしくはサード)グレードあたりでと考えております。

次期目標を達成する為には、100㎞で5時間半、
120㎞で7時間15分あたりが目安と考えており、
機材以外にも今まであえて敬遠してきた心拍や出力管理も導入していくつもりですが、
機材選びで上記2機種が選択肢としてある場合、どちらがお薦めでしょうか?

もしくは竹谷様が今年の9月王滝に投入されたスタンプジャンパーHTで
ファットタイヤがいいのでしょうか?
(ちなみに29erは、試乗以外は全くのった事がありません。
また、私の競技歴は王滝以外はかなり昔ですが、
2000年ごろまでトライアスロンで、ショートで2時間フラット、
ロングはハワイアイアンマンを完走しています。)
以上、不躾で大変申し訳ありませんが、アドバイスをお願いいたします。」

とても良い感じで走られての今年は目標を達成とのこと、おめでとうございます!

そして次へ、より良く、より速く、モチベーションを保つこと、とても素晴らしいと思います。

なにより、トライスロンショート2時間のうえ、IRONMANハワイもフィニッシュされているとのことで、
身体能力も素晴らしいですね。


さて、こちらに対するお答えは次のようになります。

「次期目標を年代別表彰台か総合10位以内を達成する為には、
100㎞で5時間半、120㎞で7時間15あたりを目指すとのこと。

5月の100㎞で7時間切り(6時間13分)を達成し、
9月に念願の120km完走(8時間3分)、
という成績から考えると、120kmであれば少しのスピード持続性の向上、
100kmで考えると、かなりスピードアップの必要性が高いと考えられます

持久力はハワイアイアンマンを完走されていますし、現状十分かもしれませんから、
いかに巡航速度を上げて、スピードアップするか、にかかっています。

王滝ダブルトラックでのスピードアップには、自分のレベルでもパンクを防ぎ疲労を減らして、
結果的に上りの余裕度を上げるという観点から、エピックがおすすめです。

疲労負担は、フェイト・エキスパートも良い選択ポイントをついていますし、
ハードテールでもファットタイヤにすることでかなり振動吸収効果と
一定のトラクションを常に得るという効果を高めることが出来ます。

しかし、速いスピード域の持続ということになればなるほど、
エピックの効果が際立ってきます。

どちらも良いチョイスです。

狙いに応じてチョイスをも変えてもイイかもしれません。
もし、5月の100kmでの成績重視であれば、フェイト+ファットタイヤ、
9月の120kmでの成績重視であれば、エピックEVOがベストでしょう。

5月周回は上りがきつく、下りはダラダラと漕いでいく感じで、パンクリスクも少ない。
9月周回は上りダラダラ、好成績を期するならば34Tで維持することがマストですので
シングルで十分、下りは荒れた急斜面を含んだり、42kmクラスを下りで抜く必要があり、
ラインを外すことで、パンクリスクも高まること、という特性の違いから
バイクもベストは変わってきます。

ちなみに同等の体力とより高いスキルをもっていると思われる自分がもし一台選ぶならば、
エピックEVOにすることでしょう。

ですから、現状サファイアで好成績を収められてもいることから、エピックがおすすめになります!」

という感じです。

相談される方が、スキルは高いけど、体力、持続力が足りなり、のであれば、HTがいいよ、
とおすすめしていたことでしょう。

同じ目標でも、その人がどんな能力バランスをもっているかによって、
必要とされる機材のバランスも変わってきます。

高性能な機材が一番、ではなくて、自分自身のプラスを高め、マイナスを補う、
という視点で機材を選んであげるのがいいでしょう。



同じ目標でも、その人がどんな能力バランスをもっているかによって、
必要とされる”トレーニング”のバランスも変わってきます、同じ事ですね。




ご参考になれば幸いです~

2012年11月26日月曜日

ナチュラルランニング、ナチュラルライディング

先週末は久々にイベントでの遠出がなく、自宅でのんびり。

でもこれはチャンス、とばかりに Triathlon_LUMINA 主催のナチュラルランニングセミナー
に参加してきました!


講師のマイク・トリーズさんは自分が、1990年代前半にトライアスロン・ジャパンという雑誌を
読み始めた時には、すでに一線で大活躍をされていて、漠然と凄いなぁと眺めていた方です。

そして、50歳となった今、5000mランのエイジ世界記録を打ち立てるべく、科学的、先進的な
アプローチをご自身で取り組みながら、そのランニング走法としてのナチュラルランニング、
これを広め、教えてくれているのです。

ナチュラルランニングは、ベアフットランニング、フォアフットランニング、ミニマル、これらに
全て共通する、裸足のように人間本来の自然な走り方でランニングしよう、というもの。

裸足では自然と前足部で着地することで、衝撃を吸収しつつ、そのエネルギーを
脚の筋腱というバネで反発させて、推進力、進むエネルギーにしています。

これを分厚いランニングシューズにたよって踵着地して阻害してしまわないで、
本来の自然な走り方で利用して、速く走ろう、というアプローチです。

自分は、そこそこランニングを走れるようになってきましたが、まだまだスピードが足りず、
速い選手と比べると、あるいはほぼすべての指導者に、ヒザ下の動きの違いを指摘されます。

まさに、この働きの違いなのです。

詳しくは、次号、トライアスロンLUMINA連載、トレーニング探訪に感想を述べたいと思います。

今日は、バイクでもナチュラルな動きって、どんなだろう?と考えながらべダリングしてきました。
ペダリングで何も考えずに、股関節がバネのように、自動的に屈曲進展を繰り返し、
軽いギアでの高いケイデンス90~100rpmではカラダが勝手にペダリングをします。

股関節の伸張―短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle: SSC)運動なのでしょう。

ヒザ下は、ランニングとは全く異なった機能をしています。
サイクリングは、人間の体だけで行うランニングのような本来の自然な運動ではない、
バイクという機械を得た不自然な運動と言えます。

ペダリングは機械に力を伝える運動ですから、カラダが力を出すことは同じでも、
その伝達の働きは全く違います。
(そのため自分は、それに特化してきていたので、ランの自然は働きができないのでしょう。)

伝達の頸部、足部はすでに半機械的な伝達機能を持たなければならいのです。
ですから、ペダリングのためには専用のシューズが必要となります。
シューズが機械と人間の結合部といえるわけです。

そう考えながら、あらためてSワークスシューズ、Bg FITテクノロジーは、その機能、
人間の生体的働きを、機械的にペダリングと融合をさせてくれて
素晴らしいなと思った次第です。

しかし、自分の場合は兎にも角にもランニングの機能を獲得しなければ!

練習と改善により、適応あるのみですね~











2012年11月23日金曜日

SPECIALIZEDトライアスロン・デモ+ナイトin大阪 !

今年はすっかりトライアスリートとしての一年を過ごした感がありますが、
年の最後にもトライスロンイベントです!

以下、スペシャライズド公式ブログより
http://sbcjofficial.blogspot.jp/2012/11/128specializedin.html




昨年東京で開催し、ご好評を得たトライアスロンイベントがパワーアップして今年もやってきます。今回は西日本のアスリート待望の大阪にて、12月8日(土)に開催いたします。

当日は、朝10時より「デモ」(試乗会)、そして17時より「ナイト」(アスリートの集い)の2部構成で実施。来シーズンのレース完走、自己ベスト更新、はたまた入賞を目指す、すべてのアスリートのみなさまを応援するコンテンツが盛りだくさん。

特に「ナイト」は、ロング、宮古島へ向けて残り4カ月でタイム短縮を図りたい、自己ベストを尽くしたい、現状に満足していないアスリートのみなさんへヒントを持ち帰って頂けるようゲストスピーカーにお話を頂きます。
 
ぜひ、奮ってご参加ください。


「SPECIALIZEDトライアスロン・デモ+ナイトin大阪」実施要項

<1部> トライアスロン・デモ(試乗会)
日程:2012128日(土)
時間:10時~14
会場:大阪市淀川河川公園 太子橋地区 (マップ
応募方法: 当日現地へお越しください。先着順で配車いたします。
場合によってはお待ち頂くこともありますので予めご承知置きください。 
    


※画像はイメージです

試乗バイク
S-WORKS SHIV DI2 X2 RED XS

S-WORKS SHIV DI2 X2 RED M

SHIV PRO SRAM RED M2 CARB/NEON RED M

SHIV EXPERT M2 WHT M

SHIV COMP RIVAL M2 CARB S

SHIV ELITE A1 APEX M2 BLK/RED XS

S-WORKS VENGE DA X2 CARB/RED 49

S-WORKS VENGE DA X2 CARB/RED 52

S-WORKS VENGE DA X2 CARB/RED 54

VENGE PRO WHT/BLK/SLV 52

VENGE PRO WHT/BLK/SLV 54

S-WORKS AMIRA SL4 C2 44

S-WORKS AMIRA SL4 M2 PROJECT BLK 48

S-WORKS AMIRA SL4 C2 51

※試乗車は変更される可能性があります。
※天候等により開催時間は、変更する場合があります。
※試乗をご希望されるお客様は、身分証明書およびヘルメット・グローブ等をご持参ください。
※試乗は、公道を走るため、交通ルールを厳守し、お客様自身で安全を確保してください。

※実際のバイクとカラーが異なります
 








 
<2部>トライアスロン・ナイト(アスリートの集い)
日程:2012年12月8日(土)
時間:17時~20時
会場:ラビットストリート江坂店  http://rabbit-street.com/esaka/
応募方法:ここをクリックして応募フォームにご記入ください。定員50名の抽選制。
**しめきりは、12月1日(土)18:00 
**同日中にご当選者様へメールにて通知いたします。 上のリンクよりお申し込みください。

内容:
1.    SPECIALIZEDトライアスロン関連製品紹介、質疑応答
2.    竹谷賢二の「KONAへの道」~私がアイアンマンになるまで
3.    トークショー『LUMINA』編集長・村山友宏x竹谷賢二(SPECIALIZED契約アドバイザー) 「残り4カ月、宮古島タイム短縮のヒント」
   ※Shiv、Venge、Amira、アクセサリー用品の展示もございます。

『トライアスロン LUMINA』最新号

2012年11月22日木曜日

S-Works Road Shoe

昨日はインプレッションをアップしましたが、
今日は女性モデルをコンセプトストアにて、写真を撮りましたのでアップします!

ぜひストア店頭にて実物をご確認くださいね~







2012年11月19日月曜日

2012自転車王国とくしまライドin鳴門

行って来ました!
とくしまライドin鳴門!!




鳴門といえば、鳴門海峡の渦潮!前日観に行きました。
生憎の強風、と荒い波によりかき消されてしまいましたが、
ダイナミックな景観は堪能させてもらいました。

  

当日は快晴!
SPECIALIZED契約ライダーの幸平選手梨絵選手とともにゲストライダーとして参加。
イベントを盛り上げるとともに、おもいっきり楽しませてもらいました。

写真はステージで、梨絵選手のライド前のウォーミングアップヨガを皆でやっているところ。
狭いスペースで無理に動きまわらなくてもジンワリ良い感じに、温まり動きやすくなりました。

梨絵選手は今シーズンでプロ引退をして、後進の育成に関わっていきたいということでした。
以後、多方面での活躍が期待できますね。

幸平選手は、来シーズンもワールドカップが主戦場!世界の中で孤軍奮闘しています。

ぜひ応援してくださいね。

   

スタート&ゴールは運動公園が自転車お祭りひろばみたいになって、良い感じ。
ここからスタート、風光明媚な瀬戸内の景色を、思い思いのペースで楽しみながら、
このゴールまで帰ってくる65kmです。

   

快晴とはいえ、この時期ですから風が冷たく、冬用ウエアで走りました。
しっかりと防寒すれば、風をきることも心地よいものです。


イベント中、交通ルールを守って、お互いの安全に配慮して走ります。

エイドや峠の休憩スペースでは、記念撮影や、景色やバイクについて語らうなど
楽しい時間を過ごします。

写真はSPECIALIZEDのアジア地区NO.1のいわゆる”お偉いさん”なのですが、
バイクに乗れば”サイクリスト”!
皆と同じ坂で頑張り、景色に声を上げて、楽しくコミュニケーションして、
とくしまライドという素晴らしい体験を共有していました。

地元徳島のレディースチームとラインを組んで走って、とてもイイ感じ。


こんなに素晴らしい景色の中を走っていたら、アッという間にゴールです。
もっと走りたいと思うけど、それでも全体の満足感は高いですね。


イベントはこのゼッケンが示す通り、とっても気さくで軽い雰囲気で
バイクで徳島を、鳴門を楽しんでね、というノリです。

このカジュアルな感じが、気張らないで楽しめる魅力なのかもしれません。


さて、打ち上げがこれまた見事!
徳島の魅力にノックアウトされました。
徳島の南側の海の幸を豪快にいただく、海女さん料理です。


伊勢海老は活きたまま焼かれたり、


刺身として頂きます。

海女さんが海で食べていた、そのままで食します。

新鮮なものは新鮮なままに、生の魅力は生のままに、
とても美味しくいただきました。



あわびも刺身とステーキで!
貝類は正直あまり好きではありませんが、これだけは別です、
個人的には刺身よりも、海の香りが香ばしさの中に封じ込められて
噛めば噛むほど凝縮された味が口に広がるステーキが好きですね~


ホテルの部屋では朝日を眺めて瀬戸内を堪能。
どの季節に来てもさいこうなんでしょうね、きっと。


今回のコーディネートしてくれたのは、徳島市のナカニシサイクルさん。
頼れる兄貴的な存在のお店で、がっちりサイクリストのハートを鷲掴み、
自転車のある活発で行動的、愉快痛快な生活を提案してくれるので、
これからスポーツバイクを始めたい、という方にもとてもオススメのお店です。
実際に訪問していると、始めたいという女性のお客様もいらっしゃったりしてました。

徳島、いいとこ、また行きたいですね~




さて、今回はこのニューSワークスロードシューズを始めて履きました。

その感想は、まるで何も履いていないかのような、自然な履き心地!

詳しくは IMPRESSION by TK に書きますが、大好評であった
先代Sワークスからの正常進化で、その魅力が一段レベルアップした感です。

履くだけで気持ちは5rpmアップ、それくらい軽いです!







2012年11月15日木曜日

ハワイを思い出す

怒涛のハワイ3遠征は、晩秋の日本では
肌の火照りが覚めて、遠い日々のような感があります。

が、その最初のホノルル・センチュリー・ライドを思い出す番組がオンエアーされます!


Gift of Aloha「ラン&ライド」番組公式HP
http://giftofaloha.jp/rr/#


明日、11月16日金曜日21時から
CS放送の スカイ・A sports+ チャンネルでお楽しみ頂けます。


ホノルルセンチュリーライド2012 ②
「チームで楽しむ100マイル!」
●本放送
11月16日(金)21:00-22:00
●再放送
11月18日(日)17:00-18:00
以下再放送あり

何度かチャンスもあるので、録画忘れても大丈夫です。



ホノルルハーフマラソン ハパルア2012 チェイス

楽しかった模様は、こちら白戸太郎さんの
「タロウのときどき日記」でも紹介されています。

http://blogs.yahoo.co.jp/maidotaro/67236477.html


また、その前日編の放送もありましたので、
以下も是非チェックしてみてください。


ホノルルセンチュリーライド2012 ①
「HCR完走しよう!トーク」

●再放送
11月15日(木)21:00-22:00
11月17日(土)17:00-18:00


ハワイの3つ島、3つのイベントにいきましたが、どれも個性的。

オアフ島では、ホノルルの都会的リゾートは日本から来ても親しみやすく、
ホノルルセンチュリーライドは、そこから自分の力で一歩進んでいき、
自然とのバランス肌で感じられます。

ハワイ島は、広大で荒々しい自然が目前に広がり、
コナの街は小さいながらも世界中から多くのアスリートで溢れかえり、
IRONMANワールドチャンピオンシップの壮大なドラマとスケール感が
とてもマッチしています。

XTERRAチャンピオンシップのマウイ島は、3島の中でもとりわけ綺麗な
ビーチ、自然たっぷりの山々、宝石のような景色、楽園ムードのパラダイス!
エクステラという専門性の高いイベントは、出来る人だけが出来る、
楽しめる人だけが集うピュアで、最高級のビーチリゾートでのリッチな
知る人ぞ知るパーティのようなものでした。

どれもまた行きたい!

オアフ島→ハワイ島→マウイ島と、どんどん田舎になり、日本語も通じなくなってきます。
まずは、ホノルルセンチュリーライドでぜひハワイを楽しんでみるのはオススメですね。

あ、IRONMANもXTERRAも、クオリファイという難関を突破しなければならないので、
誰でも出れるわけではありませんので、あしからず。。。











2012年11月14日水曜日

ベアフットランニング始めました!

オフトレーニングの新しい取り組みを紹介します。

今のランニングの新潮流で一般的になったベアフットランニング、
自分も本格的に開始です!



MERRELLのベアフットシューズは以前から愛用していて、
主に街でのウォーキングや軽いジョグに使用していました。

また、ゴールドジムでのトレーニングの際に、トレッドミルでは走っていましたが、
本格的にランニング・トレーニング導入です。

ソールが極めて薄いので、足底や腓腹筋、ヒラメ筋にかなり負荷がかかります。

そのため短時間で効果的なトレーニングが出来ると言えますが、

身体にはその刺激に徐々に慣らしていく必要があります。





まずはキロ5分程度の抑えたペースで30分走ることから始めて、
徐々に時間と距離を伸ばしていきます。
芝地での流しもいれて、速い動きでの順応もしっかりと。


足底腱膜炎になってしまったので、徐々にバネのある足作りを図っていきます。


強いアーチは自転車のペダリングにもブレを抑える可能性があるので、
安定感を高める効果も期待しています。




今日も走りましたが、慣れればかなり快調に走れますね。

フォアフット着地、フラット着地、ヒール着地、といわれますが、
大事なことは”どこで”着地するか”部位”ではなく、”どこに”着地するか”位置”です。

頭、胸、腰、ヒザ、足、この位置関係が正しくおけることが大事であり、
それが整っていれば、末端はある程度、個人、個性、個体差によって構わないとおもいます。

末端より中心、をいかにコントロールするかですね。

なにせ、XTERRAワールドチャンピオンシップのトレランで、MERRELLのベアフットシューズを
履いたアスリート、3人くらいに抜かれました。
トレランは中心をいかに良い位置に置けるか、の最たるものでしょうから。
他にも会場では、多くのベアフットシューズを履いているのを見ました。
自分もいつか、ベアフットシューズでトレランにもチャレンジしてみたいですね。


さて、これに加えてランニングでのLSDも始めます。
臀部の筋力に、またその力感に左右差があるので、足運びにも、
そしてペダリングにもそれを感じていますが、
なかなか通常の動きの中では、そこでのバランスをとってしまっているので、
修正はできても左右差の矯正にはなりません。

そこで、ゆっくりランで足運びを楽にしながら、刺激を整えて入れれていくことで、
均等の発達をうながしたいと思っています。

そのときに、シューズには、カスタムインソールを入れて、
左右の動きの差が少なくなるようにています。




LSDランではゾーン2を保ち、キロ6分弱で一定で走り続けます。
ひたすらじっくりと、力を入れずに左右の均等性を保つようにし、
着地点は遠くに置かずに細かく着地を刻んでいくようにします。
信号で停まった時には、左脚がしっかり安定するメニューをして、
自然なリズムで無意識に均一に動けるようにも配慮します。


サポートがなく自分自身のバネを鍛えるベアフットランニングと、
カスタムインソールを使ってサポートを高めて行うLSDでは、
真逆のアプローチのように感じるかもしれませんが、
それぞれに主たる狙いの違いがあり、また真逆から攻めることでそれぞれの
効果を高めようとも考えています。

バネを鍛えつつ、左右差も減らす、そして基礎持久力も高めつつ、
ある程度のスピードも落とさないようにする、ということが
この2ヶ月のランのテーマになります。

その先にインターバルトレーニング、ペース走など取り組んでいくので、
その前までに、十分これらを鍛えておきたいとおもいます。

2012年11月12日月曜日

バイクとランニングの両立

ご質問を頂きました。
内容はバイクとランニングのトレーニングの両立、ということですね。

「いつも楽しくFBを拝見させて頂いております。
また日々 BTBバイシクルトレーニングブック とにらめっこし勉強させております。
最近は竹谷さんの影響(?)かクロストレーニングに興味が湧いてきました。

ポラールもCS400からRCX5に買い替えランニングなんかもイッチョ前に始めました。

私は毎年5月参加のロングライドイベント、ここでタイムを毎年縮めて行くのが生き甲斐になっていると同時にトレーニングの焦点をここに絞っています。

トレーニングはBTBの「トレーニングプランの組み立て例」のCさんのトレーニングプランを参考(ほとんどコピー)させて頂き実行、
そして大幅にタイム(順位)が上がっています。

ただ、そこでちょっと困った事が…来年の3月位にはフルマラソンに参加して絶対に完走を遂げたいと思っています。タイムは4時間30分切りを目標とそんなに高くは設定していません。

ここで質問ですが、私は、そのBTBのCさんの例をキッチリ仕事の合間で時間を調整してハメています。

Q1、
このプランの中にどうやってランニングのトレーニングプランを組んで行けば両立出来るのでしょうか?
Q2、
また、ポラールパーソナルトレーナーのエンデュランスプログラムを上手に生かして組めるのでしょうか?
Q3、
そして、RCX5のゾーンオプティマイザーは素晴らしい機能だと思うので是非活用したいのですが…

何か良い対策がありましたらご指導ください。大変お忙しいのは重々承知しております。お手すきの時にでもご返答頂けたら幸いです。
どうかよろしくお願い致します。」

BTBがトレーニングの参考になり、そして成果に表れているとのこと、
嬉しいコメントをありがとうございます!


さて、まずはQ1のお答えを。

自転車のトレーニングプランへのランニングをどうやって取り組んでいくかですが、
基本的にエネルギーの代謝に関していえば、バイクもランも変わりありません。

その点ではどちらを行なっても、ランでもバイクのためのトレーニングに、
バイクもランのためのトレーニングになるといえます。
なので、そこに関して置き換えは可能です。
どの強度、代謝機構をトレーニングするかを定めれば、いいでしょう。


10時間超のロングライドでタイムを更新しているのであれば、
フルマラソン4時間30分で走り切るためのエネルギー供給、全身持久力は
すでに持ちあわえせていると考えます。


では、マラソン4時間30分切りのためにはBTBで言うところの”制限要素”を

考えてみましょう。

エネルギーの供給はできても、神経系、運動器、動作系のスキル、これらは
まだ持ちあわせていません。
これらを鍛えていくことを主眼に考えます。


具体的に言うと、バイクでのLSDをランに置き換えると良いかと思います。

ただし、短時間から始める必要があります。

まずは、ゾーン2でゆっくりペースで走ること、そのなかでランニングの
適切なフォームと足運びを意識して身につけるようにしましょう。

マラソンは来年の3月ということで十分時間はあります、
怪我をしないように焦らずじっくりいきましょう。
1週間は30分程度に抑えて、その後は、10分単位程度で徐々に増やしていきます。
2ヶ月立った頃には2時間程度連続して走れるようになるかと思います。
この時もスピードは気にせずに、低強度で、適切なフォームと足運びを
持続出来るようになることが目的です。

次の1ヶ月も基本的に時間を少しづつ増やしていくようにします。
ただし、筋疲労が高いので、間隔を詰めて続けないで、バイクと併用して行きましょう。
週2~3回も走れれば十分でしょう。

そうしていれば、運動器、脚の筋肉、腱もランの衝撃というバイクにない負荷に耐えられるように
順応、発達してきているはず。

レース前1ヶ月で、徐々にスピードを上げていきます。
おおむね1時間ならば、ゾーン3でキロ6分では走れるようにしましょう。

1キロあたり6分20秒で4時間30分切りは出来ますので、
そのペースを最低限として走れるように余裕を持てるように出来るようにしましょう。

マラソン後半のエネルギーの枯渇はペース配分と補給で防げますが、
筋疲労によるストライドの低下は防ぎ辛いので、イメージとして、
前半は平均ペースよりも少し速め、中盤は平均ペース維持、
後半は平均ペースをやや下回ってもOK、という展開にしたいですね。



Q2 のご質問、ポラールパーソナルトレーナーのエンデュランスプログラムの活用です。
これは、質問に応じて、トレーニングレベルを設定することで、サイクリング、マラソンに向けた
持久トレーニングプランを提案してれる機能です。

トレーニングのプランを自分で作成出来ない方のガイドラインとしてとても、有効です。
もちろんコレ通りに100%実行できなければならないわけではく、出来る範囲で
取り組んでいけばいいでしょう。

いつのタイミングで、どれくらいの時間、どれくらいの強度で、どんなメニューを行うのか、
参考になると思います。

Q3のRCX5のゾーンオプティマイザーの活用では、こちらが参考になるでしょうか。

http://www.polar.co.jp/ja/products/maximize_performance/running_multisport/RCX5


適正な強度でのトレーニングをサポートしてくれる機能がゾーンオプティマイザーです。
「この機能は、常に適正な強度でトレーニングすることをサポートします。
どの程度ハードにトレーニングすべきかは重要な課題です。
ゾーンオプティマイザー機 能を使えば、現時点の身体の生理学的状態を考慮し
5つの心拍トレーニングゾーンを自動的に調整。
その日の体調に合ったトレーニング効果を得ることができます。」

ウォーミングアップの時に、指示に従い段階的に強度を上げていくことで、
その反応を見て、身体のコンデイションを判断し、無理のない強度調整をしてくれます。

信号や地形に左右されるバイクよりも、指示通りにアップできるランで
効果的に使いやすい機能ですから、是非お試し下さい。


バイクのオフトレーニングにランニングをすることは、マンネリを防ぎ新鮮に取り組めますし、
適切なフォームで走れば体幹を鍛えるのにとても良いと思います。

これからの季節は寒いので、ウォーミングアップを十分とり、関節の故障をしないように
注意しながら、ぜひ両立してみてくださいね!

















2012年11月11日日曜日

東北は寒くて熱い!

今週末は、晩秋の景色の東北道を一路北へ。
外気温は10~13度を示し、寒さは冬の入口でした。



山形県川西町にて、東北MTBBネットワークのシンポジウムに
ゲストパネリストとして参加してきました。

東北MTBネットワーク


東北MTBネットワークの活動をしている主催者をパネリストに、
各イベントでの参加者の皆さんにも集まっていただき、
今年の活動報告と、来年も東北のMTBシーンを盛り上げるための
意見交換を熱を入れて行いました。

せんえつながら自分からも、東北はもちろん、各所のイベントを
見聞きしている立場からの意見を述べさせてもらいました。

主催者、参加者、地域、それぞれ三位一体になって、
それぞれのためになる取り組みで、東北MTBを盛り上げようと
熱く気勢を上げました!



その後は、皆で乾杯!
楽しく、深く、飲んで深夜まで語らいました。
公民館がいい味出していました、くつろげて最高です~




土日ともトレイルライドに繰り出しましたが、土曜は小雨まじりでしたが、
日曜日は快晴!


紅葉も終盤で赤く山々が燃えていました。


里山をつないだトレイル走行で、基本的に初心者でもMTBの楽しみが満喫できる
とてもよいコースです。

なかには激坂チャレンジングな激坂もあり、皆でトライしますが、
自分も含めて誰も登れず。。。


でも、みなでワイワイやるのがいいのです。
ロードバイクのダイナミックな走行距離、スピード、止まらない魅力とは逆に、
後続を待つ間のおしゃべり、自然を味わう時間、
これらMTBにしか無い魅力です。


ガンガン走ることも、楽しみです!
腕に信頼のおける仲間とランデブーもまたMTBの醍醐味。



こんな素晴らしい里山の中を、地元ならではの道案内で走り回っていました。



下る!


下る!


下る!


実は土曜日のライド中、藪こぎをしていて、音もなく蔦がプーリーに絡まり、
リアメカを横に持っていかれてエンドが折れてしまい、
応急処置でリアメカを外して、チェーンを切り詰め、アウターxロー直結にして

シングルスピードにして、走りきりました。

日曜日は、地元ディラーのサイクルプラザ セイリンさまから
試乗車であるエピックを借りて走りました。

エピック、とても楽しくゴキゲンでした。
いいな、コレ。。。

HTはLサイズを乗っていますが、Mサイズだと29でもショートホイールベースで
取り回しが凄くよくてハンドリングがメチャメチャ楽しかったんです。





遠くには、既に冠雪した山々も見渡せました。




とてもいい眺めです!


その後は、木造校舎、既に廃校になっているんですが、
コミュニティセンターとして活用されています、
そこに訪れました。


なかでは、そば祭りが催されていました。
体育館で食します。


地粉の新そばを打ちたて、食べ放題です!
香りよく、4枚食べて、満腹でした。



バスケのゴールも木造で味わい深かったです。


MTBを始めたければ川西町へ行くしかない!

そんな魅力を満喫した2日間でした。