2010年12月4日土曜日

転んでみた!

今日は東京都自転車競技連盟の普及プログラム、MTBで転んでみよう! in幕張 を晴天に恵まれた幕張MTBコースにて開催、無事、大成功で終了しました!

内容はというと、転倒に対して身を守れるようにということで、
軽い説明の後に、早速実技!



写真をご覧になっても、なにをやっているの?と思われることでしょう。

前半は自転車は全く使わないで、まずは、転ぶと言えば、受身!
ということで、柔道の前回り受身や横受身を実践。



自分も、子供たちと一緒に転がってみました。

これらって、子供よりも、むしろ大人のライダーにとって大事なプログラムでは、と自分で実行してみて思いました。なにせ、普段こういった動きをしないから、とっさに出来るかどうか、が問われますから。
体で覚えておいて、反射的にそうなるようにしておかないといけないのですからね。


休憩を挟み、TKアイディアの安全な転倒実技で横への転倒を体験、先ほど身に着けた受身を取れるようにバイクの乗車姿勢から体を丸めて地面に、落車のように倒れこんでもらいました。

これは、最初怖かったかもしれませんが、遊園地のアトラクションのようで、結構楽しんでもらえたみたいですね。


転んだときのポイントは、


頭を守る!

ケガを少なく!

そのために、頭から体全体を丸めて、腕や脚など地面に対して、突っ張らないようにします。

体を滑らせ、あるいは転がせることで、摩擦にてエネルギーを拡散させ、衝撃のエネルギーをなるべく減らします。

これをしないで、いきなり手足で体を守ろうとすると、そこに多大なエネルギーが一気にかかり、大怪我に繋がります。


また、側転の場合、お尻、腰、背中、肩、腕、手、と順を追って接していくことで、自然と横受身のようになりますので、そのためにも地面に倒れるまではハンドルを放さないようにして、頭を丸めることが大事ですね。

その後、地面に投げ出されてからは、状況に応じて、バイクを放すこともスライドの方向を変えるには有効になるでしょう。

これらを知り、事前に体に覚えておくことで、もしものときの、ダメージが格段に減らせることでしょう。


その後は、転ばないために、ということで、
ブレーキ操作、コーナーリング、などを練習して、コースへイン!


みんなで練習の成果を試します。

もちろん、転ばない、という練習もしたので、このときは転倒は発揮しませんでしたが。




この子供たちから、選手が育ってくれると思って、期待しています!


また、今後もこういった機会をどんどん広げていきたいと思っています~