2010年12月27日月曜日

キャンバー The MountainBike !

昨日のトレイルライドは、このビカビカのニューバイクの納車記念ライドでもありました。


Epic S-Works Disc です! 

シリアスなMTB レースのためのチョイスとしてはベストな選択ですが、王滝というエンデュランスライド、はたまた今日のような担ぎありのトレイルでも、軽さとペダリングでの推進性能という点においても、ワールドベストなバイクだと思います。

ブレインフェードの調整により、個人の好み、状況にバッチリあわせることが出来ます。
瞬間的な加速、反応を重視する向きには”Firm"に、コツコツとした路面からの小さな振動を抑えたい向きには ”Soft"の方向にブルーのアジャストダイアルを回してあわせます。

セッテイングの手順としては、まずブレインを全開放して、サスペンションの動きをフリーにします。
エアー調整でスプリングの強さを決める、サグ設定をします。次に、戻りのダンピング調整を赤いダイアルで行い、最後のブルーのブレインフェードの調整で完了となります。

最高の機材、上記のように簡単なステップで、最高のセッティングを出すことが出来ますよ。


さて、自分の乗っているバイクは、”キャンバーエリート”です。
EPICなどS-Worksテストバイクは大人気貸し出し中でしたし、このバイクに乗り込んでみたいと思っていたところでのチョイスです。

キャンバーには、アメリカでのグローバルプレスローンチ、ニューモデルの世界中の記者発表のときにも、コロラドのMTBパーク、トレイルで乗り込みましたが、ここ日本のトレイルでも、バッチリ楽しめます!


乗っての感想は、扱いやすく乗りやすい!のひとこと。

フルサスペンションMTBとしてはエントリーグレードでありますが、そのバイクの操作性は決してお値段なりということはありません!
車体の重量配分、前後サスペンションバランスなど、考えられており、ライダーの重心位置を中心にスムーズなストローク、バイクの動きを実現していて、ギャップに対して、あるいはコーナーに対しても、あたかも自分の手足の延長のように路面を捉え続けて、気持ちのよい走りを実現してくれます。

百聞は一見にしかずですから、こちらの動画を見てくださいね。





価格帯が17万円からのバイクとは思えない、走りが得られます。昨年のトレイルバイクのトップモデル、S-Works Stumpjumper FSR と比較しても、共通の素性の良さを体感できるモデルですよ。

フレームは構造的に強度の高い、M4アルミ、スムーズな120mmストローク前後サスをベースに、グレードに応じたコンポをセットしていまして、MTBライドをガンガンこなしていくための必要にして十分なスペックです。

自分のアクションにバイクが一体化して、オフロードの路面、岩や木の根を走破する、その楽しみがぎっしりと詰まったこのキャンバーは、MTBの王道、ど真ん中、といってもいいでしょう。


今のおススメとしては、サスペンション性能によるライディング向上を獲得するには、26インチフルサスペンションバイクを。
ハードテイルとしての俊敏性を好む方には29インチハードテイルをおススメしています。
そして、最高の性能はその二つが組み合わさった、S-Works EPIC 29er です!
ちなみに26インチハードテイルは、ワールドカップなどの限定されたサーキットレース、あるいは破損が見込まれるタフなアクションライド、などに向けて特別化されたモデル、あるいは価格的なエントリーモデルとして、がおススメできる状況です。
ですから、多くの人は、フルサスペンションバイクか、29インチハードテイルを選ばれることでしょう。

この冬はキャンバーでトレイルライドを十二分に楽しんで、来年は、MTBレースイベントには、29バイクで走る、そんな妄想を自分もしています~