2015年5月18日月曜日

2015横浜トライスロンレースレポート

昨年に続き横浜トライスロンに参加してきました!

IRONMAN、宮古島とロングをメインに取り組んでいますので、ショートに出るのはこれが二回目となります。
ちなみにミドルも2回、ロングは通算10回、そのうち一番多く出ているのがコナで三回と、圧倒的にロング向きになっていまして、ショートのトップスピードは持ち合わせていないことを痛感しましたが、最高に良いレースが出来ました。




氷川丸を間近に見上げる位置を泳ぐスイム、
山下公園前公道の折り返しのギャラリーコーナー

をメインに据えた埠頭をクリテリウムのように駆け抜けるバイク、
そして山下公園内を途切れることなく盛大な応援を浴び続けて走れるラン、
と、ここ横浜の都市型レースの雰囲気は最高であり、エイジアスリートにとって最高の舞台であることには変わりありません。




さて結果からいきますと、総合20位 タイムは2:11:38
スイム 29:18 220位   バイク 1:05:38 2位  ラン 0:36:42 22位
と昨年タイムを目標としていたので、ほぼ目標達成!


エイジは4位と昨年3位から落ちて表彰ならずとも、総合は20位と5位上がっていますので、全体OK、なによりちょいとお疲れモードだったので、ショートのキツイペースをタレタレになることなくキープできたことに、セルフコントロールに満足しています!!

こちらはPOLARでの横浜トライアスロン走行データ、共有リンクです。
ご覧になると、横浜をレースで走った気分になれますよ!
https://flow.polar.com/training/relive/90078523

スイムはボタン押せてなく、、バイクからしか有効な記録が残っていないですが、埠頭から山下公園に向う平地で最高速 56.5㎞/hをマークしたり、ランのスパートでMAXレベルまで追い込みラスト1kmが最高ペースまで上げられていて、現状はトレーニング不足、疲労過 多と言う中で、パフォーマンスレベルは80点として、今日はその80点を100%発揮、今の実力は発揮できたと評価していいでしょう。


昨年結果と内訳を比較していきますと、、総合25位 タイムは2:11:29
スイム 27:46 138位   バイク 1:05:50 3位  ラン 0:37:53 53位
スイムで1分32秒遅れ、バイクは12秒短縮、ランは1分11秒短縮という結果に。


ちなみに今年の総合トップ3のタイムは昨年よりも2、3分遅れ、スイムは1分程度遅れているのでうねりとコース変更の影響、バイクの僅かな遅れは風の影響、ランはイーブン、なので諸条件の影響もみられることでしょう。




バイクはロングで愛用のS-WORKS SHIVではなく、S-WORKS VENGEを選択、加減速&コーナーリングが多いので軽くて反応の良いロード、エアロバーポジションよりもドロップハンドルの優位性がポイントです。


このVENGEならば、エアロ性能も高いので、エアロバーを装着すれば、トライスロンにはベストマッチでもあります。

古島、コナなど直進の高速巡航で過ごす時間がとてつもなく長い状況でしたら、SHIVが優位となりますので、エアロバーを持つ時間、持ち替えの頻度が選択基準になります。


6月末には、IRONMANニースに出場します。バイク180kmの中に、20km800mアップのヒルクライムが含まれるアップダウン区間100km+平地40kmという、過酷度満点のレースです。
ヒルクライムとアップダウン重視となりますので、ニースもこのVENGEで走ります!

ロングに必要な補給の搭載だけ検討の余地がありますので、今後煮詰めていきたいと思います。




では各パート、まずスイムは体感的には良く泳げていたと思いました。
反時計回りから時計回りに変り、左呼吸の自分には不利かと思いましたが、ヘッドアップしてのブイの位置確認はしやすく蛇行は最小限にできて、しかし、第二~第三ブイではやや氷川丸に向かって流されていくような感じがしたので、そこでロスしたのかも。。。
2周回目は5分前スタート組に追いつき、平泳ぎキックでゴーグルがズレるハプニングが合ったものの落ち着いて浮いて直したので、そのロスは最小限のはず。
まぁ、圧倒的にスイムの練習がここ最近少なかったので、その落ち分がタイムに表れたのでしょう。






バイクはトランジッションエリアでイン&アウトとも、レーンを間違えてラックの位置を見失い右往左往したものの、風の影響を感じず、しかし追い越していく一方なので声掛けをしつつラインにも注意を払って走りました。

街中をハイスピードで駆け抜け、前走者をガンガン加速して追い越していくさまは、ロングでの坦々とマイペースで走り続けるのとは違い、非常にエキサイティングであり、カーレースのゲームをやっているかのようでもありました。

山下公園前のギャラリーゾーンでも応援を沢山ももらい、安全を再優先しつつも、スムーズな追い越しをして、盛り上がりの一助になればと。


また、新しく投入したタイヤ、S-WORKS TURBOのマイナーチェンジモデルは、ケーシングのしなやかさが増して、路面状況がつかみやすく、ブレーキングとコーナーリングがものすごくスムーズに行えます。
乗り心地もよく、埠頭内の荒れた路面での安定性も高く、一発で気に入りました!!



ちなみに、前日エリートで優勝した世界チャンピオンのゴメス選手もばっちり使っていましたね。




ランに移ると、練習不足は自覚していたので、宮古島からの一ヶ月で50kmしか走っていない、追い込みすぎて走りが滅茶苦茶にならないように注意して走りだしました。

2.5周回する中、1周目は気持ち抑え目でフォームと動きのコントロールを最重視して進みます。 


2周目は暑さも気になりだしましたが、この感じならば崩れないかなという折り合いを見つけてキープしていきました。


体が前に出過ぎて、足が後ろに流れる癖(着地時間が長いこと)が、改善されつつあったのは嬉しい感じ。


それでも、速いペースの練習は全く足りていないので、頭では抑えてコントールと言い聞かせていても、心臓は飛び出してきそうだし、脚は股関節から前にスッポ抜けそうな感じがして、体中がバラバラになりそうな感じを必死で抑えこみました。


ペースがわずかに落ち始めましたが、のこり0.5周に入ったところでもう一度、動きを速く行う意識でペースアップ!
ラストスパートは相当に苦しかったものの、走りは大崩れすることなく、むしろラスト1kmが一番速かったので上出来でした。


そしてフィニッシュ!!
お疲れモードでどれだけスピード出せるか、それに耐えられるか不安ではありましたが、会場での多くの応援に後押しされて、グイグイ進むことが出来ました。
多分、これが応援のない記録会のようなものだったら、この走りはできていなかったですね、なにせ土曜日の朝は心身重く、ブルーでしたから。


追い込みきったこの苦しい?笑顔はショートならではですね!
ロングだと長い旅路を終えた安堵の表情になりますので。

会場とコース、応援とテンション、競い合いとハイスピード、それらの魅力を満喫した横浜トライスロンでした~♬