2011年3月24日木曜日

八幡浜

今年の日本国内MTB公式レースの開幕戦である八幡浜大会が
今、開催か、自粛か、検討に迫られています。

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~東北地方太平洋沖地震に関連してのご報告~
 この度の地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまに心からお見舞いを申しあげます。

 4月23日(土)・24日(日)開催予定の『マウンテンカーニバルでGO!』『J八幡浜インターナショナルXCO』につきまして、
3月28日(月)の実行委員会において開催の最終判断がなされることになりましたので、ご報告いたします。

 関係者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

大会公式ウエブサイトより
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この八幡浜には自分も思い入れが多大にあります。

YAWATAHAMA2004


この難コースで、当時は、まだ軽量リジットバイクこそが決戦バイクという時代背景の中で
亜種であったフルサスペンション、前後100ミリストローク、幅広ライザーバー、
ディスクブレーキなど今の標準的スペックをいち早く採用していました。

八幡浜からアテネへ

トレーニングやコンディション、4年間の努力、全てが狙い通りに機能した瞬間です。

こちらのFunRideムービーではレースのダイジェストが御覧頂けます。






八幡浜大会では、会場である市民スポーツパークに集まる多くの市民の皆さんの
盛り上がりをみるにつけ、日本一の市民一体型MTB大会と言っても過言ではありません。



そういった格式と想いあふれるこの大会、今このとき、被災者の方に向けての弔いとして自粛という考え方、とりわけ余震、停電の続く準被災地とも言える関東での大会は確かに自粛もやむなしという判断が適切であるかもしれませんが、
幸い無事である地域での大会に関しては、どのスポーツも、どの大会も開催が渇望されているところです。

スポーツは取り巻く全ての人々をを元気づけることが出来る文化的社会活動だと思います。
決して、不要不急の遊びだけではありません、人の、心と体に必要な行動なのです。

自粛とならないように、この大会を存続させられるように、
参加を検討している皆さんはどうかエントリーをしてください。

また、参加される方は、より多く地元の方との物心共々多くの交流をお願いします。

さらに、一歩進んで”災害復興支援”を掲げ、そのためのチャリティ等を行うのは素晴らしいことでしょう。

オブザーバー的な物言いになりますが、

・参加者からの義援金を募る
・選手から物品を持ち寄ってのチャリティオークション
・優勝、入賞賞金の全額寄付

など、スポーツ大会だからこそ出来ることを、みんなでやって行くのいかがでしょうか。

参加者の皆さんの声を、思いを、八幡浜MTB実行委員会の皆様に伝えて、
より良い大会の”開催”を目指しましょう!