2012年3月17日土曜日

明後日のレースに向けて


バイクをパッキングを解いて組立、MTBと違ってサスやタイヤなど
やはり楽々であっという間に完成。



今朝は実走チェックも兼ねて、海でのスイム公式練習に行ってきました。

 

オープンウオーター、海での泳ぎは今回が初めてです。
もちろん遊び程度には泳いだことがありますが、それとは全くの別物です。

足の届かない、波のある、長い距離、時間を泳ぎ続けなければなりません。
ちょっと泳いでプハーって休む訳にはいきません。

昨年のXTERRA丸沼でも同じ感じがしましたが、
今回はウエットスーツ着用ではないので頼れるものがないのです。


どんな経験があっても、どんな成果をあげていたとしても、
誰しも初めてのことは不安と恐怖を感じるものでしょう。

それに立ち向かうためにもトレーニングをしてきました。
今こそ、それを試す時です。

恐る恐る、海に入っていきます。
まずは、慎重に水を感じて、自分の体を感じて、浮いて、少し掻いて、
僅かに進んでみます。

足が着くところは安心感が勝り、大丈夫です。

いよいよそこから勇気を持って、沖に見えるブイに向かって泳ぎ出します。

先が見えない、波で身体が揺すられる、思ったよりも進まない、違う方向に流される、
怖い!

正直、このまま泳ぎきれるのかと思うほど怖かったです。

しっかりと呼吸をして、落ち着いて、自分の動きに集中します。
ここまで練習したことを、一挙手一投足に気を配ることで、怖いという心を鎮めます。

動きに集中して、進行方向のブイに気を向けます。
徐々に恐怖は和らぎ、そして感じなくなりました。

しかし、不安は消えません。波の影響が大きく、進んでいないような感じでスピードは出ないし、
真っ直ぐ泳げなく、右往左往してかなり時間がかかってしまいます。

安定したプールのなかでは感じないこの不安定、不規則な波の影響、
これは舗装路を走ることに対するMTBで感じるような不整地感にも似ています。

そう思えば、違いを知り対策をマスターするために、慣れていくしかありません。

で重たい一歩を踏み出したの、次のニ歩目からはすっと軽くできるはず、
繰り返しやるかやらないか、やれば出来るはず!
どんどん、毎回、 次はもっとうまくいく!

そう思った初挑戦でした。


さてその後は、百花繚乱なTTバイクを眺めつつ、


レジストレーションを行いました。
1600人、60カ国以上の参加者とのことで、
シンガポール、オーストラリア、UK、USA、についで
日本が5番目の参加上位国、99人の参加者だそうです!


さらにバイクでも軽く足慣らしを行い、スイムの緊張感も吹っ飛び、
快調に飛ばしてみたくなりクルマの流れでは49.5km/hが楽々。
やっぱり陸の人だな、自分、地に足がついていれば何とか。


明後日は海から上がって、このバイクに絶対に乗ってやる!

と、海に向かって強く誓うのでした。



明日も海で泳いで少しでも慣れておこうと思います。



そのための強力なプロ選手のお二人、
平松 弘道選手飯田 忠司選手にアドバイスを仰ぎました!
自分が通っているサニーフィッシュのコーチもされていますので、
その助言は絶大な信頼感、やれる気がしてきました。


トライアスロンといえば、カーボローディングパーティ、
いっぱい食べてレースに備えます。

いよいよ明後日。