2012年6月4日月曜日

テーピングの基本

自分が現役レーサーだった頃から縁の下の力持ち的に活躍してもらっているテーピング、
多くの方は怪我をした関節を固定して、スポーツを出来る程度にサポートする、
とうイメージを持たれているかもしれません。

しかし、実際は怪我を未然に防いだり、動作を安定させたり、筋疲労を低減したりと、
その効果は多岐にわたり、自分もそれらを期待して、
トップパフォーマンスを維持するために活用していました。

テープは物理的に関節を巻き込んでロックさせるという初期的な使用方法ではなく、現在では
筋膜を浮かすようにして貼る用法が主流になってきています。




そういったテーピングはどういった部位に効果があるのか、そして難しいと思われる貼り方、
それらが分かりやすく解説された本  テーピングの基本  が出ました!

コンパクトな大きさで、簡潔な内容にまとめられた一冊はスポーツの現場に
テープと一緒にカバンに入れてもっていけます。

読み込む、というよりも、必要に応じてリファレンスとして見ながら、
レース前、イベント前などに用いたいですね。

とくに、不安定な動作、長時間で長距離、高いパワーを持続させるシーンなどなどに効果的で、
自分はMTBレースはもとより、王滝SDA100km、富士チャレ200、ツールド沖縄など
長距離レースや、富士ヒルや乗鞍ヒルクライムなどでも使っています。

部位は足首と腰をメインに、場合によっては膝や、故障した箇所のサポートにと
臀部、股関節、大腿部にも使いました。

スムーズな動きを得られるととともに疲労を低減し、故障箇所を支えてくれるなど効果を
体感できます。





こういったカラフルなテープを皮膚に置くことで、カラーテラピーの効果も期待できます、
とくに白や肌色じゃあ味気ない、という女性には大好評のようです!


是非、皆様も本を見て手軽にテーピングの効果を得てくださいね~