2012年10月31日水曜日

XTERRA 前夜のアクシデント

XTERRA会場は様々なイベントが開催されています。


前日には、XTERRAランコースを使ったトレイルランニング。
10k、5k、そしてキッズの部もあります。

当日申込可能なので、アスリートが試走を兼ねて走ったり、
応援の家族が走ったりもしています。
地元の方々も走ってゴールがとても盛り上がってましたね。
キッズの部は参加無料で、親が一生懸命なのは東西を問わず。


スタートフィニッシュエリア様々なブースが会場に出店していて、
人の往来がすごいです。
日差しが強いので、日陰を求めてそのテント内に入るということもあります(苦笑




自分は、こちらにイン!
ヘアスタイリングの世界的なブランドである Paul Mitchell がカットスタジオを開いていて
スタイリストにカットしてもらえて、そのフィーは全額チャリティになります。

ハンディのあるアスリートのチャレンジを促すためのチャリティで、片脚の女性アスリートも
このXTERRAに参加していたりと、そのバリアフリーの考え方には自分も強く共感します。

もし、仮に、今の自分が、片脚を失ったら、生きる希望も失うも同然かもしれませんが、
またこれにチャレンジできるとしたら、逆境でもがんばろう、と思えるかもしれません。

自分にも出来る、出来ないことは何もない、とても大事なマインドだと思います。



さて、カットしてもらったのはショートだけに普段とあまり代わり映えがしない(苦笑
この時は、ブランドのワックスで毛先に表情をつけてくれたけど、
自分自身ではそんな事しないので、ちょっと嬉しかったりもしますね。


ランコースのオープンとともにコース試走をして会場を後に。

コンドに戻り、ビーチサイドのカフェでランチを。
ものすごく景色がいいので、いつでも行列のお店です。


明日のレースのためにカーボ・ローディング、その1です。
人気のパンケーキに添え物はポテトをチョイス、これがどちらもボリュームが凄くて、
挫折しかけましたが、なんとか完食。

クリームはちょいちょい横によけてしまいましたが(笑

ハワイでは、日差しが強いので、アイウエアが欠かせません。
濃い色のミラーや、ポラーレンズが大活躍です。

自分が愛用しているSMITHのポラーをかけると、レンズ越しにハワイの景色を
思い出すこと必至ですね。



お腹がこなれた夕方からは、さらにカーボ・ローディング、その2です。
カーボ・ローディング・パーティはリッツのホールで行われて、
そのメニューはいろいろと世界のイベンと参加した中で、一番美味しかったです!



メニューは、まあ、普通なのですが、日本人にも好まれるような感じで大味ではなく、
奥にあるデザートも、アメリカンな砂糖の塊ではなく、
スポンジはふわふわ、クリームも極めが細かく、
アップルパイも甘さ控えめで、シナモンとりんごの味がしっかりと楽しめました。



XTERRAに参加の日本のアスリートたちです!
チャレンジマインド旺盛な方々ばかりで、とても個性的な面々です!!


XTERRAは誰にでも世界最高峰の大会にでるチャンスのある種目でありますが、
それでも幾つかのハードルを超えてこなければなりません。

ここに集ったメンバーは身体も、メンタルもタフな連中ばかりです。
でもMTBのスキルはまだまだでしょうかね、
自分のスイムスキルも褒められたものではありませんが(苦笑

逆に言えば、多く方に出場のチャンスがある世界選手権でもあるのです。
イージーとは言いませんが、チャレンジのし甲斐がとてもありますよ!


そして、この楽しいパーティの後に、そのアスリート達のタフさを試すような
アクシデントが襲ってきたのでした。。。


なんとカナダ沖の地震により、ハワイ全域に津波警報が発せられたのです!!!


ビーチサイドでゴキゲンです、なんて言っていたコンドはもろに避難区域に。。。

津波といってもここでは数cm~2mとのことでまあ、被害はないだろうと
思いましたが、それでも日本人はあの日の教訓を生かさねば、と、
高台にあるハイウエイ沿いのモールにバイクで一時避難しました。

パトカーも出動して、騒然としてます。

が、いたって落ち着いていて、週末だったので、ハロウィンパーティの途中で
避難してきて、その駐車場で続きで盛り上がっているくらい陽気(苦笑

ゾンビがモールを歩きまわるなんて、昔の映画のワンシーンのようです(笑


さて、
到達予想時間を過ぎて何もなかったので、コンドに戻ろうとしたら、
なんと警官が交通封鎖をしていて、解除になるまで戻れません。。。

高台に位置するリッツに宿泊の方のところに一時避難して、0時に解除になったのに合わせて、
コンドにようやく戻れました。

バイクと補給の準備をして、眠りについたのは1時過ぎ、
スタートまで8時間を、起床までは5時間弱しかありませんでした。

ともあれ、なんの被害のなかったこと、レースが無事に開催されることに、
感謝したいと思います。

走れるだけで幸せです。