2013年3月22日金曜日

ロードバイク+太めのタイヤ=マルチパーパスな提案

バイク選びの質問を頂戴しました。

    message : 今年ロードバイクを購入しようと考えています。週末に60Km程度の走行の他に通勤等の日常での走行の為、舗装路だけではなく歩道の段差や未舗装路もあります。ロードタイヤの細さや耐久がが気になりシクロクロスと迷っています。御意見お願いします。


とのことで、オールラウンド、マルチパーパスな使用目的でのバイク選びということになりますね。

MTBならば29ハードーテールならば、未舗装はもちろん歩道の段差も楽々クリアですし、
巡航性も高いので舗装路もある程度軽快には走ります。

しかし、舗装路を長くとなるともっといい選択もあります。

シクロクロスバイクはその好例ですね。
ロードバイクよりも優れたバイクコントロール性と安定性を合わせ持ちますので、
MTBほど舗装路が鈍くならずに乗りこなしやすいでしょうから、
想定される使用条件にはぴったり来ます。

今後、シクロクロスレースに出たい、あるいは、日常の扱いやすさを優先する場合でしたら
シクロクロスバイクはとてもおすすめ出来ます。

ですが、カンチブレーキでなので舗装路のブレーキングがロードほどシャープでなかったりと、
全体な味付けから舗装路の軽快感にはやや欠けてしまいます。


週末の60km走行を軽快に走り、バイクのスピード感、移動距離を楽しむことを優先したい!
今後ドンドン距離を伸ばして行きたい!という先々の希望があるならばロードバイクを
やはりお勧めします。

細いタイヤや日常の耐久性をご心配されていますので、アルミフレームのバイクに
太いタイヤを履くというのは、個人的にもとてもオススメできる組み合わせです!!

例えば完成車では、セクターというモデルが有ります。
純粋なロードレースモデルの、ターマック&アレーの系統ではなく、
エンデュランスロード、長時間走行のファストランなどに適したルーベの系統の
アルミバイクになります。

セクター

こちらですと、フレームのタイヤのクリアランスに余裕があるので、
太めのタイヤを履きこなすことが出来るのです。



これがその実車の写真です。

セクターエキスパートディスク

こちらはディスクブレーキ仕様の最新フレームとスペックのバイクになります。

雨の町中などでもしっかりコントロールしやすいのがディスクブレーキのメリットです。
ホイール強度も高くなるのもメリットですね。

アップライトなハンドルポジションにセット出来ますので、初めてでも乗りこなしやすいですよ。



通常ロードバイクには、タイヤは23Cというものがついていますが、25Cという太めのもの、
そしてこちらのモデルには28Cというさらに太いサイズが装着されています。


乗り心地も良く、段差にも強く、ちょっとしたダート走行もこなせます。
ただしコーナリングにはテクニックと注意が必要になります。



フレームは渋派手なルックスで傷の目立たないサテン仕上げになっていますから、
耐久性も気にすること無くガンガン乗れることでしょう。

カーボンフォークと相まって、価格以上の高級感を醸し出していて、
個人的にも欲しいバイクなんです。


と、いうわけでイチオシはこのセクターエリートディスクになります!!!

上記のポイントを含んで、ぜひショップで相談をしてみてくださいね~



あるいは他のロードを選んでも、このようなアフターパーツである25Cのタイヤに
交換してもらえれば、段差や未舗装路に対する安心感は格段に上がります。

ロードバイク+太めのタイヤで旧道やダートなど悪路の峠を含む長距離ライドも
密かなブームにもなっていますので、決して突飛なことではないんです。

自分も、スピードを競うのではなく走破する喜びを得るようなそんなライドを
やってみたいと思っています!

近々、企画して実践したいですね~