2013年8月5日月曜日

汗汗フェスタでニューバイクを堪能

 

日本海のパノラマな絶景が楽しめる山口県長門市日置の千畳敷、
こちらで第20回を数える大人気のMTB大会、”汗汗フェスタ”に行ってきました!

参加者は600名とMTBイベントとしては、西日本、いえ、日本屈指の参加を誇りますね。
中国地方はもとより九州、関西という遠方からお足を運ばれる方、そしてリピーターの多さが人気を物語っています。

そして、初めてのエントリーの方も毎回200名くらいいるそうで、楽しみたい、始めたい、あるいはこのイベントだけは走りたい、という方も多いそうです。

そんな、大会エピソードを教えてくれたのは、自分が現役MTB選手だった頃に、若手として台頭してきた白石”しんごちゃん”で、今はここ地元のスタッフとして準備に駆け回っている中、
懐かしく話をしてました。

しんごちゃんに関して言えば、昨年2012年のツール・ド・おきなわ市民210kmの覇者、といったほうが分かる方が多いかもしれませんね。

お互いMTBのJシリーズでガチンコ勝負していたのは遠い昔の話ですから(苦笑


そんなしんごちゃんも手伝ってくれての、ライディングスクールが前日には遠方の方を含め、
盛況で開催しました。



絶景の海にダウンヒルのようなセクションで、キャンバーのハイスピードコーナーと見ていると簡単、走ると実際難しくもあります。


ライン、視線、ブレーキとリリースのタイミング、などポイントは多いのですが、コースセッターのしんごちゃんのラインをみんなでトレースして攻略しました。

芝地で基礎を練習し、コースに出ての実地練習で本番に備えました。

初めて大会に参加する、という方も、コースを攻略できたのは見ていて嬉しかったです。




そして迎えた本番、3時間エンデューロでは、自分も一生懸命走りました!

次のリンクはPOLAR RC3GPSで取った走行データです。

センサーのついていないテストバイクを乗り換えたりしても、データが取れるのは大変便利です。
複数台バイクを持つ人にもお勧めですね。


Cycling 04.08.2013 09:58
www.polarpersonaltrainer.com
Duration: 03:12:54,HR Avg: 155,HR Max: 167,Calories: 2849kcal,Distance: 62km,Speed Avg: 19.3km/h,Training Load: 451

1周4.2km弱を自分は15周回、62kmで1445mアップを走りました。

距離の割に登坂も多めで、激坂登り返し、ジープロードの上り、舗装路の上りと、シッティング、ダンシング、織り交ぜてこなしました。
下りもしっかりとスピードにのる区間が多く、大きなアールのコーナー、タイトコーナー、激坂下り、路面ギャップ、木の根、岩を利用して飛べるセクションなど楽しめると ても楽しいコースでした。


平均速度19.4km/hなのでMTBではかなりの高速コースで、そういったセクションをリズムカルにこなすためにはスピードに乗っていたほうがいいので、結局は集中してペースを維持しないと辛いだけとなりがちなので、久々のMTBながらかなりイイ感じで乗り切りました。




コースも楽しかったし、エイドも地元の小学生達が一生懸命、冷水やよく冷えたスイカなどのフルーツを振舞ってくれたので、気持よく3時間走れました。

雨の心配もありましたが結果的に振られなかったのですが、結局は汗汗、汗だくでびしょびしょでしたが(苦笑

そして楽しく走れたもう一つの大きな理由は、2014ニューモデルをガッツリ乗れたからです!


3時間エンデューロでは EPIC WC を堪能しました。

加速、伸び、倒し込み、傾き維持、タイトターンの旋回性、前後への荷重抜重、29のネガといわれる部分は全く感じず、ただただ速く走ることに集中出来ました。



むしろ後半、疲れた自分自身の反応速度が問題で、加速の踏み出しが鈍る、ブレーキのリリースが遅れる、倒しこみが甘くラインが膨らむ、という乗り手に起因してしまいましたが、
それでも久々のMTBで上手くなった気がしたのは、切れよく素早い反応とナチュラルで素直な操作性のおかげです。



前日には HT WC もコースでガッチリ乗りました。

こちらも、キレキレのバイクで、ピーキーなところもあると感じてはいましたが、コースでレース走行をするならば、むしろその特性こそが、レーサーの求めるもの、そのものであると感じました!

この2台は限りなく、性能、特性が近づいています。

ハンドリング、反応性、加速性、路面追従性、いずれも高いレベルで近いバランスにまとめっています。


”コース”にジャンプ、ドロップオフ、大きな立体的なセクションが含まれるか否か、そして、”乗り手”がリアの挙動をゴールまで確実にコントロール出来るか否か、選びどころとなるでしょう。

詳しくは後ほど、インプレをまとめますが、カリカリなレーサーのXCOレースに完全に的を絞りきったバイクになっています。
ちなみに、身長175cm、体重67kgの自分で、どちらもMサイズ、サドル位置はBBセンターから730mm、サドルは一番前にセットしピラーはマックスラインでした。
ステムは110mm、90度、スペーサーは無しというセッティングで乗りました。

大きめを選ぶとレースには向かないですが、小さめもセッティングが厳しいかもしれません。
ジャストサイズを選んでくださいね~

【追記】
IMPRESSION by TK こちらにインプレッションをまとめましたので、ぜひご一読下さい!


http://impression-tk.blogspot.jp/2013/08/2014-s-works-epic-carbon-wc-29-s-works.html