2012年3月3日土曜日

スポーツ功労賞授与式での講演

本日は、地元自治体でのスポーツ功労賞授与式でした。



といっても、功労賞を受ける方ではなく、渡すほうの立場であります体育協会からの依頼で、授与に先立ち、出席した受賞者の方々、小中高生、指導者、ご家族などに向けて講演をさせて頂きました。

題して、「オリンピックへの道」 というテーマでの講演となりました。

話す時間は30分くらいと聞いていましたが40分お願いしますということで、タイマーをもってスタートしました。

講演で伝えたいこと、話すことを事前にピックアップしていたので、時間には困りませんでした。むしろそれぞれに肉付けをする話をしていたら、アッという間に残り5分になって、ラストスパートを掛けなければならないほどに。。。

どこまで伝わったかわかりませんでしたが、今自分の立場から伝えたい事は全て話せたと思います。

講演を聞きたかったという声も頂きましたので、以下にネタを転載しておきます、ここから話をふくらませましたが、要約的にはなっているかな、と。



さて、明日は大阪のスペシャライズドコンセプトストアに朝から行きます!

シクロワイヤードでも紹介されていました
http://www.cyclowired.jp/?q=node/78542

とても楽しみですね、みなさんもぜひお立ち寄りくださいね~


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「オリンピックへの道」

・2004年 アテネオリンピック 
自転車競技のなかのマウンテンバイクオリンピッククロスカントリー(XCO)
日本代表として大きな晴れ舞台に立ちました。
世界中から選ばれた50人のトップ選手がスタートしました。
その順位は38位でした。
それでも夢に見た世界の頂点の舞台だったので、自分の力を出すべく最大の努力をした結果でした。
オリンピックには金メダリストや人気種目の報道などがある一方で、世界中のアスリートの勝利、そして汗と涙が流れる舞台でもあります。


・オリンピックに集まる多くのアスリートは、
みなさんのような小学生やあるいはもっと小さな頃から、そのスポーツに打ち込んで、向上に向上を重ねて到達する世界頂点のレベルに達しています。

1万時間の法則
このレベルに達するには、 10年1万時間が どんなことにも必要だと言われています。

どんなスポーツ、野球、サッカー、ハンドボール、柔道、空手、水泳、陸上、
あるいはピアノやバイオリン、絵画や彫刻などの芸術も、同様です。

たとえば、 その世界の頂点レベルのアスリートが 16歳前後 であろう 女子体操では、
その10年前の4,5歳、物心ついた頃から、
1万時間を練習にあてていかなければなりません。

10年1万時間は  1年あたり1000時間、 月あたり83時間、 週あたり 18.5時間
週一日やすんだとして 毎日3時間トレーニングしなければならにということです。


・自分の小学生、中学生
自分のオリンピックへの道がどうだったかというと、幼い頃から自転車競技をしていなかった

小学生の頃、自転車に乗って 隣町まで 遠出をする程度

そのころのスポーツは ソフトボールと 週刊少年ジャンプで始まったキャプテン翼 サッカー

中学生、高校生でも サッカーを続けていましたが、
みなさんのように 功労賞受賞などとは 程遠く、 東武地区大会を突破して県大会に進むのがやっとでした。

そういった意味では スポーツ エリート ではありません。が、努力をする達成感や、忍耐力、持続力はこの頃に身についていた気がします。

・サラリーマン時代
オリンピックに行った2004年、私は34歳でした。
自転車競技としてMTBに本気で取り組み始めたのは、24歳、です。

一般企業、ヤマト運輸の営業をしていました。

そしてサラリーマンをしながらも、朝、夜 週末と、トレーニングを重ねて いました

週に7~10時間でしたので、10年1万時間にはまだほど多いです。


しかし、日本一になる。  いろいろとうまくなるポイント、 ガムシャラだけではなく、
理にかなってうまくやること

トレーニング計画性
寝ないでやる  無理がたたる 疲れきる レースの時は成績が悪い
レースのゴールの良いイメージから逆算 疲れをとってスタートに立つ まえもって


・プロ時代
2000年 30歳で日本一になり、それでも シドニー オリンピックにはいけず 
2004年 オリンピックを目指してプロ選手に転向

週に30時間、最大48時間をトレーニングに当てたこともありました。

一般的な 一日8時間働くように 自転車に乗ってトレーニングをしたりしました。

このプロ時代の4年間に アマチュア時代の6年間で足りなかった トレーニング時間をたくさん積むことで、レベルも上がり、アジアのオリンピックと言われるアジア競技大会では金メダルをとったり、
世界選手権大会にも参加するようになりました。

トータルで見れば、私も 10年1万時間を 集中して取り組むことで、 24歳から34歳でオリンピックへの道を果たしたのです


様々な基礎能力を広く確実に 発展的な能力をいかに積み上げるか

継続は力なり

継続が能力になる
継続するには続けていく力が必要

目標、ヤル気、  気合と根性、 ライバルや負けず嫌い、 そしてスポーツそのものの楽しさ、好き

チームでの協調性、 さまざまな調整力 

社会で、日常生活で、 必要な 人間力を身につけられます。
・スポーツと仕事の共通性
様々な仕事も、その道のプロレベルに達するには同じく  10年10万時間 が必要なのです。

体を使う、頭を使う、 理解する、繰り返すことで向上する

仕事、大工さん、床屋さん、っデザイナー、パソコン、料理、経理、営業、人と話すことも、すべて
技術、知識、経験、

スポーツも、芸術も、仕事も、 向上するというプロセスは全て等しいのです。

・「スポーツと仕事」テーマ
そして今もスポーツに関わることを生業としていること。

スポーツに打ち込むことで得られるもの、
スポーツの能力という体力、努力と忍耐力という精神力、

そして物事を成功に導くための発想力と思考力、

これらがあれば、仕事への応用も可能になり生活の糧を
得られて、人生で自己実現をできること。

仕事の それぞれの 技術と経験は後からついてきます

まずは、 10年1万時間の取組み 同様に、持続する 持久力
継続は力なり をみにつけてください。

それが出来る、好きなこと を見つけてください。

もちろん、スポーツ以外の仕事でも全く同じです。

・今熱中できることに、がんばってくださいというエール。
今行う全ては将来に自分の力になります、 未来への何かにつながっていきます。
今日の講演は「オリンピックへの道」というテーマから自分の経験を通して、1万時間の法則、スポーツを通して得られる能力=人間力、スポーツだけでもなく日常生活で社会で、先々生きるチカラを身につけよう。今行う全ては未来の自分の力になります。