コナに向けたトレーニングが追い込みの今週、朝スイムからの、SHIVでの100kmライド、
その直後にブリックランを行なって帰ってみると、一通のメールが。
おお!東京マラソンの当選通知でした!!
数年連続で外れていて、昨年は申し込みすらしなかったのですが、
申し込まなければ当たらない、という当然の事実にダメ元でエントリー。
はずれる気満々だったので、かえって拍子抜けという感もありますが、
せっかくなので、コース状況が許せばサブスリー狙いたいところ。
まあ、混雑でマイペースで走れなかれば、ニコニコファンランもまた楽しいでしょう、きっと。
さて、TK WEBコンタクトで質問メールをもらっていたので、調度良いタイミングなので、
回答をこちらにまとめました。
「私もrunとbikeを両立したいのですが、
私はフル3時間15分を目標に現在はrunトレしかしておりませ
まずはPOLARパーソナルトレナーの画面コピーをご覧下さい。
こちらが今年4月から今日までのランニングのトレーニングの
週あたりの時間のグラフです。
ひときわ高い山は、XTERRAトレランのあった週です。
それ以外だと、2時間46分をなかなか越えないあたりで推移していることが分かるかと思います。
IRONMANのダメージからの回復や、足の怪我などの影響で全く走っていない週もあります。
ひときわ高い山は、SPECIALIZEDデイズなどでのロングライド、ディーラー試乗サポートも
利用して乗り込んだ週です。
平均は2時間46分を軽々超えて、5時間33分辺りになりそうですね。
どうったトレーニングを行なっているか、ということで、詳しいメニューは割愛させて頂きますが、
ここから見ても分かる通り、トレーニングのボリュームはバイクで稼いで、ランは少なめに
なっていることがポイントです。
これは、職業的に、バイクにイベントなどで多く乗る環境にあるということもさることながら、
ランはカラダのダメージが大きいから控えめに行なっているということがポイントです。
トライアスロン、ましてIRONMANに挑戦している身の上ですから、ランニング、なかでも
レース結果の大事な要素であるフルマラソンの能力を高めなければならないという
至上命題があるにも関わらずです。
これはなぜかといいますと、エネルギー代謝系の能力向上のためにランニングで走り込みをすると、
着地衝撃により、カラダに、とくに、足、脚の筋肉、関節の蓄積疲労からくる故障を招きやすく、
ならば、それらにダメージの少ない、バイクで長時間ライドをすることでエネルギー代謝系能力を
向上させる刺激をカラダに十二分に与えることが出来るからです。
そのかわり、ランニングに必要な脚筋力、腱の強さ、というカラダをハードとして捉えた時の
その強さを向上させるためには、実際に走って、それもある程度速いペースで、それらに
十分な刺激を与えることで、その発達を促しています。
また、そのカラダを使いこなすスキル、ランニングの走動作を磨き上げることことが
最重要だと考えています。
自分の走るべきペースでの、動きの改善を主として、姿勢、体幹からの足運び、
ロスにならない腕の処理などを、ポイントを常に意識して、短時間集中で走ることを
多頻度で取り組んでいます。
集中して取り組むこと、フレッシュな状態で良い動きをすることです。
集中できなかったり、疲労や痛みでカラダをかばっいながらの、変な動きでは
下手くそな走動作を身につけるための練習、になってしまいます。
そのため、ランニングでのLSDはほとんどやりませんが、その走動作の持続と
レース後半の疲労時での動作の修正をメインテーマに、長い時間走ることもあります。
20km走、30km走は、今年前半の冬には、経験値を得ることを主眼に、
どれだけ持続できるのか見極めるために走りました。
ランニングで、走動作改善と、必要な脚つくりをして、
エネルギー代謝系を高めるトレーニングはバイクで行うことが
カラダにとって無理な故障を防ぎ、トレーニング効果を効率良く得るために
ランナーの方々にもオススメできる使い分けです。
ぜひ、うまくバイクもトレーニングに織り交ぜて活用していって下さい!