2013年6月28日金曜日

イベントの成功となる”核”

先週末のグレートアース富良野ライドの余韻に浸っていたら、あっというまの金曜日!


ライドの先頭グループで一緒に走った皆さんのこの笑顔を見ていると、
イベントが成功だったことを物語っていますね。

地元食材のエイドステーションでの食を味わい、
ロケーションの良いルートを繋いだコースを走り、
その場に同じ目的、同じ思いで集まった一期一会の仲間と
共に、ライドを楽しみ尽くす、とても良い感じですね。

今回自分は富良野ライド初参加でしたが、どうせ参加するならば
ただ走るだけでなく、より楽しみの付加をしたいと思いました。

これだけ多くのサイクリストが集まれば、ゆっくりのんびり走るのが好きな人もいれば、
チャレンジングな刺激が好きな方も、レースではないとはいえ、
少なからずいるものですから、そういった方にも”グレート”な思い出をということで、
上りを中心にペースをピリリとスパイスを効かせたペースで共に走ってみました。

詳しくはこちらの参加者の方のブログのレポートが秀逸なのでご参照下さい。

上りは少し速いペースでバラバラになろうとも各自のペースで頑張り、
下りや平地は安全に注意しつつ流して走り、また合流して、エイドで飲食と語らいをして
そしてルートを辿るを繰り返してのゴールで、一人では出来ない、
皆で一緒に頑張るという”楽しみ”を提供できたのではないかと思っています。


イベントに関わる人々は、それぞれの立場から、何のために、誰のために、という
目的をもって参加しているはずです。



例えば、富良野の皆さんは、地元の良さを伝えたい、地元を活気づけたい、と
いう地元の立場ですが、”参加者のため”に地元の良さを活かして、
地元の人の働きかけで”いかに楽しんでもらえるか”ということを目的にして
参画されていました。

一方的に自分達のために、ではなく相手を楽しませてこそ、
自分達にも楽しさが返ってくる、という作用反作用を心がけたいものです。

相手を不愉快にして、自分自身が楽しさを得ることなんて出来やしませんから。

イベント終了後の熱気あふれる反省会の議論でも、来年のイベントも
より良い運営、内容にして、参加者により楽しんでもらいたいとそれぞれの立場から、
様々な意見が大いに交換されていました。

これで良いや、ではなく、もっとどうすれば良いか、に取り組み続けることも大事ですね。




その前のIRONMANケアンズは、プレスの仕事も兼ねての参戦でした。
写真は、UK、香港のトライスロン雑誌のエディターとアフターパーティで飲んで
楽しく大いに盛り上がっているところです。

現地の方々からは、ケアンズの良さ、それも多種多様なスタイルがある良さを活かして
翌年はさらに楽しんで欲しいという熱心な思いを聞いてきたので、それをより多くの人に
伝えたいと参加者側から見たレポートとしてまとめました。

この時のレポートは、次号、トライアスロンLUMINAに掲載されます。


参加者、主催者、地元、ボランティア、協賛、プレス、様々な立場で、いかに”楽しみ”を
創りだし、味わい、共有するか、それがイベントの成功に向けた”核”となることを、
ケアンズ、富良野で学びました。