2013年11月15日金曜日

足裏の感受性を高めよう

足(フット)は力を抜いて感じるもの、手のひらと同じ働きをすると考えています。
腕の働きのするのは脚(レッグ)、そしてその付け根は股関節であり、足先の動きをコントロールするのは股関節の動きなのです。

それはバイクでもランでも変りませんが、足先の作用の仕方は違います。

足裏を中心として今どのような力がペダルに掛かっているのかを感じるのがバイク、体と地面の関係がどのようになっているのかを感じるのがラン、と言う具合です。

自分はラントレーニングのジョグでは、MERRELLのベアフットランシューズで短時間でも足裏に刺激を入れつつ、自然でダイレクトな動きを狙っていきます。



ランでは、昨日は2時間走でしたが、ニュートンのニューモデル、エナジーを使用中。前足部のバーが着地ポイントを明確にしてくれまして、どうやって着地するかを修正しやすくしてくれます。
振り出し足で体の前にドンという後傾した踵着地を防いでくれるし、今取り組んでいる、掻き込みによる戻り足での着地をとてもわかり易くしてくれます。





例えるならば、目の前に張られたロープに前足で飛び乗り引っ掛け、そのロープの反動で前に進み、次のロープに乗って行く感じなんです。アスレチックのアトラクションにも似た感じです。そのロープの役割を感じさせてくれるのが、ソール前足部のバーなのです。

また、MERRELLとニュートンの共通項ですが、五指の真下に溝が切ってあって、指から自由に動かしやすいところです。これにより例え話のロープを掴む着地を感じやすいですし、地面との足離れもよく、足底が柔らかく作用する感じもあります。
足底、とくに前足部を中心に体全体の25%の末梢神経が集中していますので、ここの感度を高めることは、運動、姿勢のコントロールにおいて非常に重要な事なのです。




とは言え足底は末端であり、感じることと最終的な伝達が目的であり、動かすべきは股関節と姿勢の適切な保持です。股関節から膝を柔らかくして動かし、ヌンチャクを振るように、足先を降り出し、戻る足でヒットさせ力を伝達、その反作用、反動で素早く次の一歩へ。

走る動作と歩き動作は微妙に違いますが、足裏を感じると言う意味では似たものがあります。


この冬の普段履きにはMERRELLの最新シューズ、ジャングルグローブをセレクトしました。
大人気定番の「ジャングル モック」のアッパーと、ベアフットのソールを融合させた新感覚のシューズとのことで、履きやすく快適、そしてナチュラルな足裏感覚を呼び起こすとあれば、これを選ばない理由はありません。

鮮やかなカラーも冬のオシャレにピッタリですし。


こうやって、ああじゃない、こうじゃない、感じながら走ったり歩いたりすると、単純動作も非常にクリエイティブで、想像力をかき立ててくれます。

冬の間は、この感覚を磨き高めつつ、距離も走り、ハードウエアである体もスペックアップしていきたいと思います~